一般的な問題やそのソリューションについて、下記の表を参考にしてください。
Rational® Developer の README ファイルを参照してください。 この README ファイルは、Rational Developer のインストール・ランチパッドで入手できます。
問題 | ソリューション |
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WebSphere® Portal テスト環境を開始できない |
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WebSphere Portal テスト環境用のサーバーを作成できない。 |
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インポート、エクスポート、またはデプロイされたポータルに対して、JSP または Java コンパイル・エラーが発生する。 | 一部のクラスに外部 JAR ファイルを利用する JSP ファイルまたは Java クラスは、次のいずれかの状態が発生する場合、コンパイルできないことがあります。
これが発生するのは、インポート、エクスポート、およびデプロイ操作が、参照される JAR ファイルに影響を与えないからです。 この問題を解決するには、ポータル・プロジェクトが外部 JAR ファイルを使用する場合、その JAR ファイルをサーバーから利用可能できるようにする必要があります。
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WebSphere Portal テスト環境の java.lang.NoClassDefFoundError | ローカル・デバッグを使用してポートレット・アプリケーションをテストまたはデバッグする際に、そのポートレット・アプリケーションがライブラリー・ファイルを使用するか、他のプロジェクトを参照する必要がある場合、それらをサーバーから使用できるようにする必要があります。 ポートレットのテスト用のローカル・サーバーの構成または他のプロジェクトの参照で共用ライブラリーに関するセクションを参照してください。 |
ポートレットの実行中またはデバッグ中に、トランスコーディング機能が正常に機能しない。 | トランスコーディング機能は、デフォルトで、WebSphere Portal テスト環境で使用不可になっています。 これを使用可能にする必要があります。トランスコーディングの使用可能化を参照してください。 |
WebSphere Portal テスト環境を使用して WML デバイス・エミュレーターを起動できない。 | WML デバイス・エミュレーターでポートレットを実行またはデバッグするには、 トランスコーディングを使用可能にする必要があります。トランスコーディングの使用可能化を参照してください。また、Web ブラウザーとデバイス・エミュレーターの構成の説明を使用してデバイス・エミュレーター・プログラムを定義することも必要です。 |
WebSphere Portal テスト環境で、パーソナライズされたポートレット・プロジェクトを実行できない。 | パーソナライズされたポートレット・プロジェクトを実行またはデバッグするには、リモート・サーバーで実行されている WebSphere Portal サーバー接続および WebSphere Portal を使用する必要があります。 |
Rational Developer の始動時に「ワークベンチを復元できませんでした」というエラーが表示される。 | Rational Developer を再始動し、ワークスペースとして新規ディレクトリーを指定してください。
事前に「このワークスペースをデフォルトで使用し、このダイアログ・ボックスを再び表示しない」を選択しており、
ワークスペース・ディレクトリーを指定するダイアログが表示されない場合は、-data パラメーターを指定してワークベンチを始動してください。
コマンド行から次のように入力します。cd workbench_installdir rationalsdp.exe -data workspace_directory cd workbench_installdir rationalsdp.sh -data workspace_directory ここで、workbench_installdir は、Rational Developer をインストールしたディレクトリーであり、workspace_directory は、使用したい新規ワークスペース・ディレクトリーです。 |
WebSphere Portal 4.2 用に開発されたポートレットが、WebSphere Portal 5.0 で正しく機能しない。 | このソリューションは、ポートレットが Portal Toolkit 5.0.2 以前で開発された場合にのみ有効です。 /WEB-INF/tld/portlet.tld ファイルを、 ポートレット・プロジェクトまたは WAR ファイルから削除してください。 WebSphere Portal バージョン 4.2 用に作成された大部分のポートレットは、WebSphere Portal バージョン 5.x で、変更なく実行されます。ポートレット API 4.2.x の一部は、「使用すべきではない」というマークが付いていますが、WebSphere Portal バージョン 5.x で引き続き使用できます。 ただし、portlet.tld ファイルは WebSphere Portal のバージョンによって異なります。 Portal Toolkit 5.0.2 以前では、このファイルはポートレット・プロジェクトに含まれていました。 |
テスト環境におけるポートレットの実行 (テスト) またはデバッグが失敗した。 「サーバーで実行」または「サーバーでデバッグ」タスクを起動した後、テスト環境は始動中 状態になったが、終了した。 ポートレットには、JSP ファイルまたは Java コードに検証エラーがなく、デプロイメント記述子は正しい。 | ワークベンチの「設定」で「自動的にビルド」が選択されていることを確認してください。 値を確認するには、 を選択してください。 |
リモート・マシン上でのポートレットのデプロイメントまたはテストが失敗した。
この失敗は、次のどのタスクでも発生する。
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サーバーが正しく構成されていることを確認してください。デプロイメント用のネットワークの構成を参照してください。 |
WebSphere Portal テスト環境サーバーでプロジェクトの実行またはデバッグを行うと、「コンソール」ビュー内のコンテンツが切り捨てられる。 | ワークベンチの「設定」で「コンソール出力の制限」が選択されていないことを確認してください。 値を確認するには、 の順に選択してください。 |
複数の JSR 168 ポートレット・プロジェクトが関連付けられている場合、 WebSphere Portal v5.1 テスト環境が開始しない。 | 複数の JSR 168 ポートレット・プロジェクトがサーバーに関連付けられ、ポートレット・デプロイメント記述子の <portlet-app> エレメントの ID 属性がない場合、WebSphere Portal v5.1 テスト環境は開始できません。 ID 属性が固有でない場合も、同じ問題が生じることがあります。 この問題を解決するには、ポートレット・デプロイメント記述子 (portlet.xml) を編集し、固有の値を持つ ID 属性を <portlet-app> エレメントに追加してください。 ポートレット・デプロイメント記述子を編集する場合、ソース・ページを使用して変更を加えてください。 |
WebSphere Portal v5.0 サーバーへの JSR 168 ポートレット・プロジェクトのデプロイが、1 回だけしか機能しない。 | WebSphere Portal Server の WebSphere Portal 管理ページを使用して、デプロイしたい JSR 168 ポートレットを除去 (アンインストール) し、ポータル・サーバーにフィックス PQ92087 を適用してから、Rational Developer を使用してポートレットを再度ポートレットをデプロイしてください。 |