ポータル・アプリケーションのローカル・テスト、デバッグ、およびプロファイル作成用に、サーバーを作成し、構成します。
ポータル・プロジェクトのテスト、デバッグ、またはプロファイル作成用にローカル (テスト環境) サーバーを定義する場合は、サーバーを作成し、構成する必要があります。
ローカル・サーバーを使用するには、Rational
® Application
Developer ランチパッドから
WebSphere® Portal V5.0 テスト環境 をインストールする必要があります。
ローカル・サーバーを作成し、構成するには、以下の手順に従ってください。
- 「新規サーバー」ウィザードを開く。
その方法については、ポータルのテスト用のサーバーの定義を参照してください。
- ホスト名として localhost を選択する。
- サーバー型リストから、サーバーを選択する。
- 「次へ」を選択する。
- ページで、次の値のどちらかを選択する。
- デフォルトの HTTP ポートを使用するには、を選択し、を設定する。
- WebSphere Application
Server が使用するデフォルト番号以外のポート番号を使用するには、を選択し、を設定する。
これを設定すると、テスト環境は、指定する番号から始まる連続ポート番号を使用します。別のアプリケーションが使用していない一連のポート番号から開始するポート番号を指定する必要があります。
このオプションを選択すると、システム上で外部ポータル・サーバーまたは WebSphere Application
Server を実行することができ、テスト環境が別のポート番号を使用することを可能にします。また、下記で説明する通りにサーバー構成を編集すれば、テスト環境サーバーの HTTP ポート番号を構成することもできます。
- をクリックする。 ローカル・サーバー用の追加オプションを表示し、変更するには、「サーバー」ビューでサーバーをダブルクリックしてください。
これにより、サーバー構成エディターが開きます。
以前に定義された設定値を変更できます。さらに、「ポータル」タブには、以下にリストされている追加設定もあります。
- を選択して、テスト環境で管理ポートレットを使用する。
このオプションは、必要な場合のみ使用してください。
このオプションを使用すると、テスト環境の始動に時間がかかります。
管理ポートレットを使用可能にしている場合であっても、制限があります。
管理ポートレットを使用してポートレットをインストールすることはできません。
さらに、次回テスト環境を始動すると、加えられた変更の大部分がデフォルト値にリセットされます。特定のレイアウトでポートレットをデバッグするには、テスト環境の管理ポートレットではなく、ポータル・プロジェクトのテストとデバッグ・オプションを使用してください。
- を選択して、ポートレット・プロジェクトがテスト中にポータルで別々のページを使用することを可能にする。デフォルトでは、複数ページが使用可能になっています。
単一のサーバーに関連した各ポートレット・プロジェクトは、別々のページにデプロイされます。それらすべてをサーバー上の単一ページにデプロイしたい場合は、ポートレット・プロジェクトをデプロイする時に複数ページを使用不可にすることができます。
- を選択して、ログ・エントリーをコンソールにリダイレクトする。
これを選択しない場合、ログ・エントリーは、<product_installation_root>/runtimes/portal_vXX/log ディレクトリーに書き込まれます。ここで、XX は、WebSphere Portal テスト環境のバージョンです。
- を選択して、ログイン状態でないポートレットをテストする。
- セクションに JAR ファイルまたはフォルダーの名前を入力して、その JAR ファイル、またはそのフォルダー内のファイルがサーバーから使用できるようにする。
- Ctrl + S を押して、サーバー構成に加えた変更を保管する。
テスト環境構成が保管され、ポータル・プロジェクトがワークスペースに存在する場合、wps という名前の EAR プロジェクトが作成されます。
ローカル側でポータル・プロジェクトのテスト、デバッグ、またはプロファイル作成を計画する場合は、wps プロジェクトが作成された後、そのプロジェクトを変更しないでください。プロジェクトを作成する場合は、そのプロジェクトに wps という名前を付けないでください。