Java のインターフェース、抽象クラス、およびスーパークラス

Rational® Developer 製品を使用して、抽象テスト と呼ばれるものを作成できます。これは、インターフェースを実装するすべてのクラス、抽象クラスを拡張するすべてのクラス、またはスーパークラスから継承するすべてのクラスをテストするのに再利用できます。

Java™ のインターフェースと抽象クラスを単独で実際にテストすることはできません。なぜなら、この種のオブジェクトはインスタンス化できないからです。 これらのオブジェクトを実際にテストする唯一の方法は、そのインターフェースを実装するクラスまたは抽象クラスを拡張するクラスをテストすることです。

Rational Developer 製品は、この用途に特化したテスト・パターンを提供します。 このテスト・パターンを使用してテストを作成すると、抽象テストが作成されます。 抽象テストは、単独では実行できず、またテスト・スイートも含みません。 抽象テストを実行するためには、そのテストを具象化する必要があります。つまり、その抽象テストを、インターフェースを実装するか、抽象クラスを拡張するか、またはスーパークラスから継承される publilc クラスに適用します。 抽象テストの具象化は、使用可能な実装クラスがある場合はテストの作成時に行えます。そうでない場合は、抽象テストの作成後に「既存の抽象テストの適用」機能を使用していつでも行えます。

継承されたクラス

スーパークラス用に定義したテストはすべて、そのスーパークラスから継承されたクラスに適用可能ですが、継承されたクラスをそれぞれ個別にテストすることをお勧めします。 抽象コンポーネント・テスト・パターンを使用して、スーパークラス用の抽象テストを作成し、そのテストをスーパークラスから継承される各クラスに対して適用できます。

関連タスク
既存の抽象テストの実装
抽象 Java テストの作成
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