タイミング制約の挿入

タイミング制約をテスト振る舞いコードに直接定義するか、またはテスト・データ・テーブル (TDT) から定義して、メソッド呼び出しまたはメソッド呼び出しシーケンスの所要時間を測定できます。

タイミング制約を追加するには、次のようにします。

  1. Java™ エディターで、テストの振る舞いのソース・コードを開く。 (ソース・コードを見つけるには、「パッケージ・エクスプローラー」ビューを開いて、そのテストを保管してあるテスト・プロジェクトを展開し、「振る舞い」フォルダーを展開してください。)
  2. コード内のタイマーを開始する位置にカーソルを置く。
  3. 右クリックして、「コンポーネント・テスト」 > 「タイマーの挿入」をクリックする。
  4. タイマーの名前を指定する。

    タイマーの開始点がテスト振る舞いコードに追加されます。 例えば、timersetrate というタイマー名にした場合は、以下のコードが追加されます。

    ComponentTest.startTimer("timersetrate");

  5. コード内のタイマーを終了する位置にカーソルを置く。
  6. 右クリックして、「コンポーネント・テスト」 > 「タイマー検証の挿入」をクリックする。

    タイマー検証がテスト振る舞いコードに追加され、テスト・データ・テーブルのタイマー検証が必要なポイントに新しい行が追加されます。 例えば、timersetrate というタイマー名にした場合は、以下のコードが追加されます。

    ComponentTest.checkTimer("timersetrate");

  7. テスト・データ・テーブルで、そのタイマー用のタイミング制約を挿入する。 例えば、時間測定の対象としているメソッドの完了までの合計時間が 2 ミリ秒より大か等しいことを検査するには、テスト・データ・テーブルの行に > = 2 ms という値を定義します。
関連概念
タイミング制約
コンポーネント・テストと Java エディター
スタブの振る舞い
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