ポートレット JSP ファイルへの個人認識の追加

個人認識サポートによって、ポートレット上で 個人リンクを目で見ながら挿入することができます。個人認識は、サポートされているポートレットのタイプに対して使用可能です。

WebSphere® Portal には個人認識 フィーチャーが組み込まれています。 これにより、個人の名前を、ユーザーが一緒に作業する可能性のある人と連絡を取るためのハイパーリンクとしてポートレットに表示できます。 ピープル・リンクが表示される場所では、 ポータルのユーザーがリンクをクリックして、リンクで指定された個人と共同作業する (連絡を取って作業をする) ためのアクションのメニューを表示できます。 ポータル・アドミニストレーターとして、ポータルとともに使用するように IBM® Lotus® Instant Messaging and Web Conferencing サーバーを構成している場合、ピープル・リンクは、 個人がアクティブ不在オフライン、または着信拒否状態かどうかを示します。

個人リンクは、「パレット」ビューおよび Page Designer で使用可能です。 個人リンクを JSP ファイルに挿入する手順は、次のとおりです。

  1. Page Designer のデザイン・ページで JSP ファイルを開く。
  2. 「パレット」ビューで「ポートレット」ドロワーを選択する。
  3. 「個人リンク」オブジェクトを「パレット」ビューからページ上にドラッグ・アンド・ドロップする。または、 メニューから、「挿入」 > 「ポートレット」 > 「個人リンク」を選択します。 挿入された個人タグは、JSP ページの「個人リンク」アイコン 「個人リンク」アイコンとして表示されます。
  4. アイコンを上書きして、次のような表示名を指定する。John Smith
  5. デザイン・ページで個人タグを選択する。 「個人リンク」ページ (pa:person) が「プロパティー」ビューに開きます。
  6. オプションとして、Value プロパティーで Sametime® に送信する名前を指定する。 これを指定しない場合、表示名が使用されます。 Value フィールドの隣にあるブラウズ・アイコンを選択すると、「ページ・データ・オブジェクトの選択」ダイアログが開きます。 複数のタイプのデータ・ソースが選択可能です。 たとえば、データベースから Sametime に送信する名前を指定できます。

JSP ファイルに個人リンクを追加すると、ワークベンチは次のような操作を行います。

ポータル・ユーザーが個人の名前または個人用のアイコンをクリックすると、その他のポータル・ユーザーにリンクするアクションを提供するメニューが表示されます。 コラボレーション・ソフトウェアがどのように構成されているか、および個人のオンライン状況に応じて、表示されるアクションが異なります。

詳しくは、WebSphere Portal Information CenterCollaborating の下にある『個人認識』セクションを参照してください。 または IBM Lotus Software Web サイトの「ダウンロード」リンクから利用可能な Lotus Instant Messaging ヘルプを参照してください。

関連タスク
ポートレット JSP ファイルの作成
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