WPAI SDO は、異機種混合のデータ・ソース全体で固有のデータ・プログラミング・モデルを提供します。
このモデルは、サービス・データ・オブジェクト (SDO) およびメディエーターに基づいています。
SDO は、データ・ソース全体の統一性を提供するだけでなく、次のことを行うプログラミング・モデル用の仕様です。
- 共通アプリケーション・パターンに対する堅固なサポートを提供する
- アプリケーション、ツール、およびフレームワークが、より簡単にデータを照会、バインド、表示、更新、およびイントロスペクトすることを可能にする
メディエーターは、特定のデータ・ソース・タイプへのアクセスを可能にするコンポーネントです。
その構成情報、つまり
メタデータ は、次のものを提供します。
- アクセスされるソース固有のデータ成果物
- アプリケーションが通常使用するフィールドの選択
- 検索可能なデータに選択基準を適用するフィルター
- データ・ソースで実行するアクション
Siebel メディエーターは、ビジネス・コンポーネント・インスタンス (Siebel レコード) を SDO として表し、対応する SDO に加えられた変更に基づいて、ビジネス・コンポーネント・インスタンスを更新、作成、検索、および削除するのに使用されます。
同様に、SAP メディエーター・インスタンスは、BAPI および RFM 関数をコマンドとして表し、入出力パラメーターを SDO として表します。