Rational® Developer を使用して、ポータルの作成、カスタマイズ、テスト、デバッグ、およびデプロイを行います。 また、このセクションでは、Portal Designer のアクセシビリティーと制限についての情報も記載しています。
ポータルは J2EE Web アプリケーションです。 開発者が 1 つ以上のページを介して多数のポートレット・アプリケーションを関連付けるのに使用する対話式フレームワークを提供します。 ポータルという語は、アプリケーション全体のルック・アンド・フィールを指す場合にも使用されます。
ポータル開発は、現在、WebSphere® Portal Server v5.0 のみに対してサポートされています。
ポータル・プロジェクトの使用準備については、ポータル・プロジェクトの作成を参照してください。
Portal Designer は、Rational Developer のコンポーネントであり、ポータルの外観、ナビゲーション、および内容のカスタマイズを可能にします。 Portal Designer の詳細については、Portal Designer の使用を参照してください。
ポータル内の内容は、各ページに挿入するポートレットおよびポートレット・アプリケーションに応じて異なります。 ポータル・ページ内では、ポートレットはスキンによって相互に分離されます (スキンの処理を参照)。 詳しくは、ポータル・ページへのポートレットの追加を参照してください。
ワークベンチを使用してポータル・プロジェクトのテスト、デバッグ、またはプロファイル作成を行うことができます。 これらの 3 つのすべてのタスクでは、サーバー上、つまりワークベンチ内のテスト環境 (ローカル)、または別個のサーバー (リモート、またはサーバー接続) のどちらかでポータルを実行する必要があります。
このプロセスには、ハード・ディスクからサーバーへのポータル・プロジェクトの移動を詳しく説明します。デプロイ とは、サーバーにプロジェクトをインストールするプロセスをソフトウェアがガイドすることを意味します。 エクスポート とは、サーバーへの手動インストールを可能にするフォームでプロジェクトをパッケージ化するプロセスをソフトウェアがガイドすることを意味します。
サンプル素材集は、ポータル開発を分かりやすく説明するためのサンプル・ポータル・アプリケーションを提供します。 独自の開発環境でこれらのサンプル・ポータル・アプリケーション・プロジェクトを調べることができます。
ポータル・アプリケーション・サンプル・プロジェクトを作成することは、最初からポータル・アプリケーションを作成するよりはるかに簡単です。これは、ウィザードが、コンテンツを始めとする必要なすべてのリソースをインポートし、プロジェクトはワークスペースから実行する準備ができているからです。