メモリー・リーク分析のビューでは、メモリー・リークしている可能性のあるオブジェクトが識別されます。この情報により、ご使用のコードを訂正し、リークを修正することができます。
前提条件: 『リーク候補のリストの生成』
「リーク候補 (Leak Candidates)」ビューには、ユーザーが分析した 2 つのヒープ・ダンプの間に発生した最も可能性の高いリークが表示されます。これらの候補は、ヒープ内のオブジェクトです (配列、ベクトル、およびセッション・クラスなど)。それぞれの候補には、1 から 100 の間の可能性値が割り当てられます (100 は、最も可能性の高い候補に割り当てられます)。 このビューでは、ユーザーが割り当てたしきい値を超える値を持つ候補だけが表示されます。このビューでは、リークのルート (リークの可能性のあるオブジェクトへの参照を保持しているオブジェクト)、 リーク・オブジェクトのコンテナー、およびリーク・オブジェクトのタイプが識別されます。また、リークの数、リークされているバイト数、およびリークされているオブジェクト (つまり、リークしているオブジェクトによって現在保持されているオブジェクト) の数も指示されます。
メモリー・リークを識別するには、以下の手順を実行します。