ポータル・ツールの概要

IBM® Rational® Software Development Platform は、ポータル・アプリケーションとポートレット・アプリケーションの両方を作成、編集、テスト、および公開する機能を提供するものです。 これらのアプリケーションは、いったん作成されると、製品のワークベンチ内に プロジェクトとして存在するようになります。

Web パースペクティブ

ポータル・ツールには、ワークベンチで Web パースペクティブを 介してアクセスできます。Web パースペクティブは、ウィザードと編集機能を併せ持っており、ポータルおよびポートレット・アプリケーションの開発を容易にします。 このパースペクティブには、その他のポートレット固有の操作を作成する環境も用意されています。

WebSphere® Portal のための開発サポート

ポータル・プロジェクト またはポートレット・プロジェクトでの作業を開始する前に、プロジェクトの実行にどの ターゲット・サーバーを使用するかをメモしておいてください。
表 1. サポートされるターゲット WebSphere Portal Server
  ポータル開発 ポートレット開発
WebSphere Portal テスト環境
  • v5.0.2.2 & v5.0.2.3 (Windows® のみ)
  • v5.1 & v5.1.0.1(Windows および Linux®)
  • v5.0.2.2 & v5.0.2.3 (Windows のみ)
  • v5.1 & v5.1.0.1(Windows および Linux)
WebSphere Portal サーバー接続
  • v5.0.2.3 & v5.1 (Windows および Linux)
  • v5.1.0.1 (Windows、Linux、iSeries™、および zOS)**
  • v5.0.2.3 & v5.1 (Windows および Linux)
  • v5.1.0.1 (Windows、Linux、iSeries、および zOS)**
**WebSphere Portal v5.1.0.1 を使用されることを強くお勧めします。WebSphere Portal v5.1.0.1 の新しい API を使用するポートレットは、WebSphere Portal v5.1 では動作しません。

ワークベンチで 最初からプロジェクトを作成するのか、あるいは WebSphere Portal からプロジェクトをインポートするのかに応じて、プロジェクトを 作成したのと同じバージョンの WebSphere Portal サーバーへ デプロイする必要があります。

チュートリアル

チュートリアル素材集は、ポータルおよびポートレットの開発を分かりやすく説明するための詳細なチュートリアルを提供します。 素材集を開くには、「ヘルプ」 > 「チュートリアル素材集」を 選択します。 以下は、ポータル・ツールで使用可能なチュートリアルです。

サンプル・アプリケーション

サンプル素材集には、 ポータルおよびポートレット両方の開発を分かりやすく説明するためのサンプル・ポートレット・アプリケーション が用意されています。 お客様独自の開発環境でこれらのサンプル・ポートレット・アプリケーション・プロジェクトを検査してみることができます。

ポータル・アプリケーションまたはポートレット・アプリケーションのサンプル・プロジェクトを作成することは、 最初からアプリケーションを作成するよりはるかに簡単です。 これは、ウィザードが、コンテンツを始めとする必要なすべてのリソースをインポートし、プロジェクト はワークスペースから実行する準備ができているからです。

関連概念
ポートレットおよびポートレット・プロジェクトの作成
ポータル開発の概要
関連タスク
ポートレット・アプリケーション
ポートレットの開発
ポータル・ページへのポートレットの追加
ポートレットのテストおよびデバッグ
ポートレットの公開

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