ワークベンチ内でポートレット・プロジェクトのテスト、デバッグ、またはプロファイル作成を行うには、
ローカル・ポータル・テスト環境サーバーをあらかじめ定義しておく必要があります。
ローカル・サーバー用の追加オプションを表示し、変更するには、「サーバー」ビューでサーバーをダブルクリックしてください。
これにより、サーバー構成エディターが開きます。
以前に定義された設定値を変更できます。さらに、「ポータル」タブには、以下にリストされている追加設定もあります。
- を選択して、テスト環境で管理ポートレットを使用する。
管理ポートレットは、ポートレットのインストールおよび構成などの管理機能を提供するために
WebSphere Portal により提供されるポートレットです。
このオプションは、必要な場合のみ使用可能にしてください。
このオプションを使用すると、テスト環境の始動に時間がかかります。
管理ポートレットを使用可能にしている場合であっても、制限があります。
管理ポートレットを使用してポートレットをインストールすることはできません。
さらに、次回テスト環境を始動すると、加えられた変更の大部分がデフォルト値にリセットされます。特定のレイアウトでポートレットをデバッグするには、テスト環境の管理ポートレットではなく、ポータル・プロジェクトのテストとデバッグ・オプションを使用してください。JSR 168 ポートレット API を使用する連携ポートレット・プロジェクトを実行する場合は、配線ツールを使用できるようにこのオプションを使用可能にする必要があります。
- を選択して、ポートレット・プロジェクトがテスト中にポータルで別々のページを使用することを可能にする。デフォルトでは、複数ページが使用可能になっています。
単一のサーバーに関連した各ポートレット・プロジェクトは、別々のページにデプロイされます。それらすべてをサーバー上の単一ページにデプロイしたい場合は、ポートレット・プロジェクトをデプロイする時に複数ページを使用不可にすることができます。
- を選択して、ログ・エントリーをコンソールにリダイレクトする。
これを選択しない場合、ログ・エントリーは <product_installation_root>/runtimes/portal_vXX/log ディレクトリーに書き込まれます。ここで、product_installation_root は、ワークベンチがインストールされているディレクトリーであり、XX は、WebSphere Portal テスト環境のバージョンです。
「コンソール・ログを使用可能にする」は、最初に使用不可になっています。
- を選択して、ログイン状態でないポートレットをテストする。
- セクションに
JAR ファイルまたはフォルダーの名前を入力して、その
JAR ファイル、またはそのフォルダー内のファイルがすべてのポートレット・アプリケーションから使用できるようにする。
さらに、同じ JAR ファイルを使用してプロジェクトをコンパイルするには、プロジェクトの Java™ のビルド・パスに JAR ファイルを追加することも必要です。
Java のビルド・パスに JAR ファイルを追加するには、次の手順を実行します。
- 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、ポートレット・プロジェクトを強調表示する。
- 右クリックし、「プロパティー」を選択する。
- と選択する。
- 必要な JAR ファイルを追加し、「OK」をクリックする。
Ctrl + S を押して、サーバー構成に加えた変更を保管する。
注: テスト
環境でポートレットを実行すると (「サーバーで実行」または「サーバーでデバッグ」)、wps という
名前の EAR プロジェクトが作成されます。
ローカル側でポートレット・プロジェクトのテストまたはデバッグ作成を計画する場合は、
wps プロジェクトが作成された後、そのプロジェクトを変更しないでください。プロジェクトを作成する場合は、そのプロジェクトに wps という名前を付けないでください。