JCA アダプターを使用するための EJB 2.1 メッセージ駆動型 Bean の構成

Enterprise Java™ Bean (EJB) 2.0 から EJB 2.1 仕様レベルにマイグレーションされて、WebSphere® Application Server バージョン 6 にデプロイされたメッセージ駆動型 Bean は、リスナー・ポートの代わりに、 Java Connector Architecture (JCA) 1.5 リソース・ア ダプターに対してデプロイされる必要があります。

次のステップでは、JCA アダプターを使用するように EJB 2.1 メッセージ駆動型 Bean のデプ ロイメント記述子を変更する方法を説明します。
  1. プロジェクト・エクスプローラーで EJB プロジェクトを開く。
  2. プロジェクト・エクスプローラーでその EJB プロジェクトの 「デプロイメント記述子 (Deployment Descriptor)」フ ァイルをダブルクリックする。 EJB デプロイメント記述子エディターが開きます。
  3. Bean」タブをクリックして 「Bean」ページを開く。
  4. EJB プロジェクト内の EJB 2.1 メッセージ駆動型 Bean ごとに、以下を実行する。
    1. 「Bean」ページの左側にある Bean のリストで、EJB 2.1 メッセージ駆動型 Bean を選択する。
    2. WebSphere バインディング」の ヘッダーの下で「JCA アダプター」ボタンを選択する。
    3. 以下のバインディング・デプロイメント・プロパティーを指定する。
      1. ActivationSpec JNDI 名

        このメッセージ駆動型 Bean をデプ ロイするのに使用される J2C 活動化仕様の JNDI 名を入力します。 この名前は、 WebSphere Application Server に対して定義する J2C 活動化仕様の名前と一致する必要があります。

      2. ActivationSpec 許可別名

        JCA リソース・アダプターへの接続を 認証するために使用される J2C 認証別名の名前です。 J2C 認証別名により、JCA リソース・アダプターへの新しい接続の作成を認証するのに使用される ユーザー ID とパスワードが指定されます。

      3. 宛先 JNDI 名

        メッセージ駆動型 Bean が JNDI 名前空間で JMS 宛先を検索するのに使用する JNDI 名を入力します。

  5. 変更を保管して、デプロイメント記述子エディターを閉じる。

親トピック: Enterprise JavaBean プロジェクト (EJB 2.0 から EJB 2.1)

関連資料
Enterprise JavaBean プロジェクト (EJB 2.0 から EJB 2.1)