Crystal Reports  

レポート セクションの特性

レポートはいくつかのセクションで構成されます。レポート ヘッダー、ページ ヘッダー、グループ ヘッダー、詳細セクション、グループ フッター、ページ フッター、レポート フッターなどです。

各レポート セクションは、一連の行で構成されています。テキスト ベースのオブジェクトをセクションに配置すると、テキストがベースラインに合うように行に配置されます。行の高さは、オブジェクトが収まるようにプリンタ ドライバによって調整されます。

このように、行の高さは、その行で一番大きなフォントを持つテキスト ベースのオブジェクトによって決まります。

レポートの同じセクションでもほかのセクションでも、テキスト ベースのオブジェクトを追加すると、さまざまなフォントに対応して行の高さが調整されます。この上下の間隔(行間)はプリンタ ドライバによって決定されるので、定型フォーム用にレポートを作成してさまざまな環境で出力するのは、難しい作業になります。

次の指針に沿ってレポートをデザインすることをお勧めします。

参照

フィールド オブジェクトとテキスト オブジェクト | データの書式設定 | レポート処理モデル | レポート セクションの非表示