リーク候補のリストの生成

2 つのヒープ・ダンプを基にして、リーク候補のリストを自動的に生成することができます。

前提条件: まず、同一プロセスに、使用可能な 2 つのヒープ・ダンプがある必要があります。メモリー・リーク分析のためのヒープ・ダンプの取得を参照してください。

リストを生成するには

  1. プロファイル・モニターで、分析に使用するヒープ・ダンプを右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニューから「リークの分析」を選択して、リーク分析を自動的に開始させるようにします。
  2. 「リーク分析オプションの選択」ダイアログ・ボックスで、分析に含まれる 2 番目のヒープ・ダンプを選択します。
  3. リーク候補を報告するしきい値を選択します。 デフォルトは 50 です。値を大きくすると、リーク検出アルゴリズムによってリーク候補の指定に設定される条件が厳しくなるため、指定される候補は少なくなります。値を小さくすると、指定される候補は多くなりますが分析に時間がかかります。
    注: この値は、プロファイル・セットに指定した値をオーバーライドします。
  4. 「OK」ボタンをクリックし、分析を開始します。 分析の進行具合は進行モニターに表示されます。分析が完了すると、しきい値を超えているリーク候補が「リーク候補」ビューに表示されます。
    注: リーク候補が表示されない場合、しきい値を低くして分析を繰り返します。
分析結果の解釈についての情報は、メモリー・リークの識別を参照してください。

親トピック: メモリー・リークの分析

関連タスク
メモリー・リーク分析のためのヒープ・ダンプの取得
メモリー・リークの識別

関連資料
「リーク候補」ビュー

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