手動ヒープ・ダンプによるリーク検出データの収集

手動ヒープ・ダンプは、プロファイル実行の間の任意のタイミングで、ユーザーの決定で取得されます。アプリケーションのウォームアップの後 (この間に、必要なすべてのクラスがロードされ、初期化されます) でヒープ・ダンプが取得され、メモリーのリークと思われるトランザクションを実行した後で別のヒープ・ダンプが取得されます。

前提条件:

手動ヒープ・ダンプを使用してデータを収集するには
  1. 「プロファイル」ダイアログ・ボックスの「プロファイル」タブ (「概要」 サブタブ) で、「メモリー・リーク分析 - 手動ヒープ・ダンプ」プロファイル・セットを選択します。
  2. リーク候補を報告するためのしきい値を調整するには、以下の処理を実行します。 デフォルト値は 20 です。 しきい値を小さくすると、より多くのリーク候補を表示できます。
    1. 「編集」ボタンをクリックして、「プロファイル・セットの編集」ダイアログ・ボックスを開きます。
    2. 「リークの自動検出」プロファイル・タイプを選択します (リーク検出データの収集時、他のタイプのプロファイル・データは収集できません)。
    3. しきい値を 1 から 99 の間の値に設定します。
    4. 「終了」ボタンをクリックします。
  3. 「プロファイル」をクリックし、アプリケーションを起動します。
  4. アプリケーションのウォームアップ後に、「ヒープ・ダンプの取得」ボタン 「ヒープ・ダンプの取得」ボタン をクリックして最初のヒープ・ダンプを取得します。ヒープ・ダンプがプロファイル・モニターにプロファイル・リソースとして追加されます。
  5. アプリケーションを実行し、「ヒープ・ダンプの取得」ボタンを再度クリックして 2 番目のヒープ・ダンプを取得します。 この時点で、アプリケーションを終了するかまたは切り離すことができますが、アプリケーションを実行しながら、追加のヒープ・ダンプを取得してアプリケーションの他の部分を調査することもできます。

親トピック: メモリー・リーク分析のためのヒープ・ダンプの取得

関連タスク
リーク候補のリストの生成

関連資料
「リーク候補」ビュー
「リークの自動検出」ページ、「プロファイル・セットの編集」ダイアログ・ボックス

関連情報
スタートアップ・ガイド: J2EE アプリケーションのプロファイルの作成

使用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2004. All Rights Reserved. (C) Copyright IBM Japan 2004