EGL ソース形式の相対レコード・パーツ

EGL ファイルで relativeRecord 型の固定レコード・パーツを宣言します。これについては、『EGL ソース形式』で説明します。

相対レコード・パーツの例を次に示します。
  Record myRelativeRecordPart type relativeRecord
    {
      fileName = "myFile",
      keyItem  = "myKeyItem"
    }
    10 myKeyItem NUM(4);
    10 myContent CHAR(76);
  end
相対レコード・パーツの構文図は、次のとおりです。

相対レコード・パーツの構文図
Record recordPartName relativeRecord
パーツをタイプ relativeRecord として識別し、名前を指定します。命名の規則については、『命名規則』を参照してください。
fileName = "logicalFileName"
論理ファイル名。入力の意味については、『リソース関連 (概説)』を参照してください。命名の規則については、『命名規則』を参照してください。
keyItem = "keyField"
キー・フィールド。次のメモリー領域を指定できます。
  • 同じ固定レコード内にあるフィールド
  • プログラムに対してグローバルな変数またはフィールド、あるいは固定レコ ードにアクセスする関数に対してローカルな変数またはフィールド

キー・フィールドを指定するには、非修飾の参照を使用する必要があります。例えば、myRecord.myField ではなく myField を使用します。(ただし、関数では、他のフィールドを参照するのと同じように キー・フィールドを参照できます。) キー・フィールドは、レコードにアクセスする関数のローカルな有効範囲内で固有でなければなりません。または、ローカルな有効範囲に存在せず、かつグローバルな有効範囲内で固有でなければなりません。

キー・フィールドには、次の特性があります。
  • NUM、BIN、DECIMAL、INT、または SMALLINT のプリミティブ型を持つ
  • 小数部を含まない
  • 桁数は最大 9 桁まで

相対レコード・キー・フィールドを使用するのは get 文と add 文のみですが、ファイル・アクセスに固定レコードを使用するすべての関数が キー・フィールドを使用できる必要があります。

structureField
構造体フィールド。詳細については、『EGL ソース形式の構造体フィールド』を参照してください。

関連する概念
EGL プロジェクト、パッケージ、およびファイル
パーツの参照
パーツ
レコード・パーツ
EGL での変数の参照
Typedef

関連するタスク
EGL ステートメントおよびコマンドの構文図

関連する参照項目
配列
EGL ソース形式の DataItem パーツ
EGL ソース形式
EGL ソース形式の関数パーツ
EGL ソース形式の索引付きレコード・パーツ
EGL ソース形式の MQ レコード・パーツ
命名規則
プリミティブ型
EGL ソース形式のプログラム・パーツ
リソース関連とファイル・タイプ
EGL ソース形式のシリアル・レコード・パーツ
EGL ソース形式の SQL レコード・パーツ
EGL ソース形式の構造体フィールド

ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2005.