フェデレーテッド・システム

フェデレーテッド・システムは、さまざまなデータベース管理システムのデータベース、スプレッドシート、 およびフラット・ファイルの集合です。

例えば、自分の組織で Sybase、 Informix®、 および Oracle などの各種データベース管理システムを使用して、 重要なデータを格納することも可能です。 フェデレーテッド・データベースは、統一されたインターフェースをさまざまなデータに提供します。 フェデレーテッド・データベースは、「ラッパー」として既知のソフトウェア・コンポーネントを介してデータにアクセスします。 新しいデータ・タイプへのアクセスは、そのソースへのラッパーを獲得または作成することによって行われます。 ラッパーが定義されると、単純なデータ定義 (DDL) ステートメントを使用して、 進行中の照会やトランザクションを停止せずにフェデレーテッド・システムにデータを動的に追加できます。

データベース接続が確立されると、 リレーショナル・データベース・ツールはこのデータベースが連合されるかどうかを判別します。 データベースにフェデレーテッド・テーブルがあれば、このデータベースも連合されます。

フェデレーテッド・データベース・テーブルのニックネーム は、別名フォルダーの下の「データ定義」ビューに表示されます。 これは、テーブル・エディターにも表示されます。 完全にサポートされるのは、基本テーブルのみです。 「データ定義」ビューからは、基本テーブルを開いたり、編集、コピー、切り取り、貼り付け、削除、 および名前変更したりすることができます。 DDL ステートメントを生成したり、基本テーブルをサーバーへエクスポートしたりすることもできます。 「データ定義」ビューでは、システム・テーブルだけをテーブル・エディターにブラウズして、 DDL ステートメントを生成することができます。

関連タスク
データベースの定義
テーブル・ニックネームの作成
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