ビルド記述子オプション linkEdit は、リンク・エディット・パーツを指定します。このリンク・エディット・パーツは、情報をリンク・エディット・ファイル内に保管するために使用されます。また、リンク・エディット・ファイルは、COBOL プログラムとロード・モジュールを結合する方法を指定します。
生成時、EGL は、このオプションを評価して、次のことを行います。
- オプションが値を持つ場合、EGL は、名前がこのオプションの値であるリンク・エディット・パーツを検索します。このようなパーツが検出されると、そのパーツの内容がリンク・エデ
ィット・ファイルにコピーされます。このようなパーツが検出されなかった場合は、生成エラーが出されます。
- オプションがない場合、または値を持たない場合は、次のようになります。
- 名前がプログラム・パーツ名であるリンク・エディット・パーツが検出されると、そのパーツの内容がリンク・エディット・ファイルにコピーされます。
- このようなパーツが検出されなかった場合は、生成されるプログラムのみを参照するリンク・エディット・ファイルが生成されます。
linkEdit パーツでは、『EGL 生成用の事前定義シンボリック・パラメーター』に記載されたシンボリック・パラメーターだけではなく、独自のシンボリック・パラメーターも使用できます。