z/OS 用の EGL ビルド・スクリプトの変更

z/OS® 用のビルド・スクリプトは、z/OS の CICS® 用に生成された COBOL プログラムを コンパイルおよびリンク・エディットするために使用します。また、それらが SQL の入出力を実行する場合、SQL データベースにそれらをバインドするために使用します。ビルド・スクリプトは、System 390 ビルド・サーバーと一緒にインストールされます。『疑似 JCL 構文』で説明されているように、これらのビルド・スクリプトは、 疑似 JCL を使用して、JCL の形式で、いくつかの制限事項と拡張子付きで開発されます。

ビルド・サーバーは、疑似 JCL を読み取って処理し、プログラムで指定されたデータ・セットに対してビルド・プログラムを呼び出します。ビルド・スクリプトには、 DB2® プリプロセッサー、CICS 変換プログラム、COBOL コンパイラー、および z/OS リンケージ・エディターのロケーションが入っているデータ・セットを参照するため、 少なくともこれらのコード準備コンポーネントの実際のロケーションを指定するために配送済みビルド・スクリプトを変更する必要があります。

z/OS 用の EGL ビルド・スクリプトを変更するには、 以下の手順を完了します。
  1. System 390 ビルド・サーバー上で PROCLIB を開く。 (z/OS ビルド・サーバーのインストールの詳細については、 「EGL Host Planning Guide」 を参照してください。)
  2. 編集するメンバー (ビルド・スクリプト) を選択する。
  3. メンバーを編集する。 z/OS 環境用の出力をビルドする際に環境変数として常にパスされる定義済みシンボリック・パラメーターに関する情報については、 『EGL 生成用の事前定義シンボリック・パラメーター』を参照してください。 EGL ビルド・スクリプト内で定義された置換変数のリストについては、 『事前定義の疑似 JCL 置換変数』を参照してください。 必須指定のオプションに関する情報については、 『EGL ビルド・スクリプトで必要なオプション』および『EGL ビルド・スクリプトの変更の例』 を参照してください。
  4. メンバーを保管する。

関連する概念
ビルド・スクリプト
EGL とともに収録されているビルド・スクリプト

関連するタスク
EGL 出力のビルド

関連する参照項目
EGL ビルド・スクリプトの変更の例
EGL ビルド・スクリプトで必要なオプション
事前定義の疑似 JCL 置換変数
EGL 生成用の事前定義シンボリック・パラメーター
projectID
疑似 JCL 構文

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