EGL デバッガーでは、デバッグ時に使用する文字エンコードのタイプを指定することができます。文字エンコードによって、デバッガーが文字データおよび数値データをどのように内部的に表すか、どのように文字データ を比較するか、およびリモート・プログラム、ファイル、およびデータベースへどのようにパラメーターを渡すかを制御します。これらのオプションを変更するには、『EGL デバッガーの設定の変更』を参照してください。
この設定を選択した場合、変換テーブルが指定されていないと、リモート・プログラムを呼び出したり、リモート・ファイルやデータベースにアクセスしたりした場合に、デバッガーは適切な変換テーブルを選択します。変換テーブルについての詳細は、『データ変換』を参照してください。
EBCDIC 文字エンコードを選択した場合、変換テーブルが指定されていないと、 リモート・プログラムを呼び出したり、リモート・ファイルやデータベースにアクセスしたりした場合に、 デバッガーは変換テーブルを使用しません。 プログラム名、ライブラリー名、および受け渡されるパラメーターは、EBCDIC 文字エンコードに従ってエンコードされます。
選択された文字エンコードがご使用の Java ランタイム環境でサポートされていない場合は、デバッガーの開始時に警告メッセージが表示されます。デバッグを続行すると、デバッガーはデフォルト・エンコード・タイプに戻ります。
デバッグ・セッション中に、文字エンコードを変更することはできません。 文字エンコードの変更を有効にするには、デバッガーを再始動する必要があります。
関連する概念
EGL デバッガー
関連するタスク
EGL デバッガーの設定の変更
関連する参照項目
データ変換