timeFormat

timeFormat プロパティーは、時刻の形式を識別します。

有効な値は以下のとおりです。
"pattern"
pattern の値は、『日付、時刻、およびタイム・スタンプのフォーマット指定子』に示す一連の文字から構成されます。

文字は、完全な時刻指定の先頭または末尾から除去することができますが、中央から除去することはできません。

defaultTimeFormat
Java™ 環境のデフォルト値は、Java ロケールによって設定されます。
eurTimeFormat
HH.mm.ss パターン (IBM® 欧州標準規格の時刻形式)。
isoTimeFormat
HH.mm.ss パターン (国際標準化機構 (ISO) により指定された時刻形式)。
jisTimeFormat
HH:mm:ss パターン (日本工業規格 (JIS) の時刻形式)。
usaTimeFormat
hh:mm AM パターン (IBM USA 標準規格の時刻形式)。
このプロパティーは DataItem パーツで使用可能であり、次のコンテキストで現れるフィールドにおいて意味を持ちます。
このプロパティーは入出力の両方に使用しますが、以下の場合は使用しません。

時刻の長さに関する考慮事項

書式中、フィールド長は指定された時刻マスクの長さに一致する必要があります。ページ・フィールドでは、規則は以下のとおりです。
  • 項目の長さが、指定された時刻マスクに十分な長さで、これを超えることがない
  • 数値項目の場合、区切り文字は長さの計算から除外される

時刻の入出力に関する考慮事項

変数フィールドに入力されたデータは、指定された形式で時刻が入力されたかチェックされます。ユーザーは、時間、分、および秒の先行ゼロを入力する必要はなく、(例えば) 08:15 でなく 8:15 を指定することができます。ただし、区切り文字を省略した場合は、先行ゼロをすべて入力する必要があります。

内部形式で保管された時刻は、時刻として認識されず、単にデータとして認識されます。6 文字の時刻フィールドを、例えば長さ 10 の文字項目に移動した場合、EGL では宛先フィールドにブランクが埋め込まれます。ただし、時刻フィールドを書式上に表示した場合、時刻は必要に応じて内部形式から変換されます。

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