EJB コンバーターの新規作成

コンバーター は、単一のデータベース列と Bean クラス・フィールド間の変換に使用します。

VapAbstractConverter クラス階層にある一連の既存コンバーターが使用可能です。 また、コンバーターを独自に作成することもできます。 コンバーターを独自に作成すると、そのコンバーターは VapAbstractConverter のサブクラスになります。 コンバーター型リストに新しいコンバーターを追加するには、「新規コンバーター」ウィザードを使用します。 変更を行って文書を保管した後、マッピング・エディターを使用してコンバーターを処理することができます。

制約事項: カスタム・コンバーターを作成する際に行うべき最善策は、 往復変換が可能なデータ型を使用することです。 例えば、オブジェクト A をパラメーターとして dataFrom(...) に渡してオブジェクト B に変換する場合、オブジェクト B をパラメーターとして objectFrom(...) に渡してオブジェクト A に逆変換することが可能でなければなりません。以前のバージョンのワークベンチで作成して使用したコンバーターで問題が起こる場合は、そのコンバーターがこの要件を満たしていることを確認してください。

コンバーターを作成した後、マッピング・エディターで使用することができます。 新しいコンバーターを「アウトライン」ビューに追加するには、次のステップを実行します。

  1. J2EE パースペクティブで、「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「EJB」 > 「コンバーターまたはコンポーザー」をクリックしてから、 「次へ」をクリックする。
  2. コンバーター」ラジオ・ボタンを選択する。
  3. EJB プロジェクトを入力または選択する。
  4. 完全修飾コンバーター名を入力する。
  5. 完全修飾スーパータイプを入力または選択する。
  6. 完全修飾ターゲット型を入力または選択する。
  7. オプションとして、 「コンバーター・スタブ・クラスの生成」チェック・ボックスを選択することができます。 コンバーター・スタブ・クラスを生成する場合も、クラス自体の中で実装を定義する必要があります。
  8. 終了」をクリックする。 マッピング・エディターを開くと、定義したコンバーター名が「アウトライン」ビューに表示されます。
    注: これは UserDefinedConverter.xmi ファイルを含む EJB プロジェクトの場合のみです。 このコンバーターを他のプロジェクトで使用するには、このファイルを他の EJB プロジェクトにコピーしてください。
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2005.