Web Site Designer の制限

このセクションでは、既知の Web Site Designer の制限と 予備手段について説明します。

Web Site Designer で Web サイト・ナビゲーションを使用する

  • 一部の文書タイプでは Web サイト・ナビゲーションを使用できません。Web サイト・ナビゲーション を追加した後に「この Web サイト・ナビゲーションは使用できません 」という エラー・メッセージを受け取った場合は、選択した Web サイト・ナビゲーションの 仕様ファイルがターゲット・ページで使用されると、無効なソースが生成されます。例えば、 ページの文書タイプが CHTML または WML の場合、ほとんどすべての Web サイト・ナビゲーションに これらのマークアップ言語で無効なタグが含まれています。
  • 関連した仕様ファイルが原因で、ナビゲーション・バーに無効なソースが 含まれる可能性があります。仕様ファイルを編集してエラーを訂正してください。オンライン・ヘルプ の「ナビゲーション仕様の編集」というトピックを参照してください。
  • ページのナビゲーション・バーに壊れた文字が含まれる可能性があります。これは、 ナビゲーション・ラベルに、ページに指定されたエンコード・ルールに従って エンコードできない文字が含まれている場合に発生します。この問題を避けるためには、 ナビゲーション・ラベルで使用される文字のタイプを、ページで使用されるエンコードに 限定するか、豊富な表現を持つエンコード・ルールを使用してください。
  • 「サイト・マップの挿入」ウィンドウにリストされたすべてのサンプル仕様ファイルは、 サイト構造のレベル 1 からレベル 5 の間のページを処理することができます。siteedit:sitemap タグ の属性ビューでレベル 5 を超える終了レベルを設定しても、 レベル 5 を超えるページへのリンクはサイト・マップには組み込まれません。

候補ウィンドウを使用して DBCS 漢字を入力する

Linux のみ。 Site Designer では、候補ウィンドウを使用して DBCS 漢字を 入力することはできません。Web Site Designer では、canna の候補ウィンドウを 使用してテキスト・フィールドを編集する場合、DBCS 漢字を入力すると失敗します。この問題を 回避するには、canna ではなく Wnn を使用してください。詳しくは、オペレーティング・システムの インストール・マニュアルを参照してください。

Motif を使用して 詳細ビューにデータを入力する

Linux のみ。Motif ウィンドウ・システムを 使用する場合、Enter キーを押してインライン編集を終了し、入力されたデータを Web Site Designer の詳細ビューからページまたは Web サイトに適用します。

GTK ウィンドウ・システムでの 色の選択機能

Linux のみ。色ビュー、属性ビュー、およびスタイル・ビューからの 色の選択は、GTK ウィンドウ・システムでは機能しません。色の選択機能を使用するには、 Motif ウィンドウ・システムを選択してください。

Faces を含むページ・テンプレートを適用する

Faces を含むページ・テンプレートを適用する
重要:
  • Faces モデルを持つページ・テンプレートを Faces ページと Faces 以外のページの両方に適用することはできません。Faces モデルのページ・テンプレートを 適用するには、まずテンプレートを Faces ページに適用してから、その後でそのテンプレートを Faces 以外のページに別々に適用してください。
  • 「Faces コンポーネントを含むテンプレート」モデルを使用するページ・テンプレートを 適用した後は、サーバーでページを実行するために、非 Faces JSP にサーブレット URL を 設定する必要があります。サーブレット URL を設定するには、メインメニューから「編集」> 「サーブレット URL」>「サーブレット URL の設定」をクリックしてください。

Web サイト・ナビゲーション・タグは JSP フラグメント・ファイルでは使用できない

Web サイト・ナビゲーション・タグは JSP フラグメント・ファイルでは使用できない
注: JSP フラグメント・ファイルの Web サイト・ナビゲーション・タグは、 新規 JSP ファイル・ウィザードで「JSP フラグメントとして作成」を指定して JSP フラグメント・ファイルを Web サイト・ナビゲーションに追加できても、 正しく機能しません。

JSP カスタム・タグ・バージョンのナビゲーション・バー・タグは Faces リンク・タグと一緒に使用できない

JSP カスタム・タグ・バージョンのナビゲーション・バー・タグは Faces リンク・タグと一緒に使用できない

WebSphere Studio version 5.1.x で作成された Web プロジェクトの インポート

注: WAR/EAR ファイルを使って、 WebSphere Studio バージョン 5.1.x を使用して作成された Web プロジェクトを インポートすることはできません。その理由は、Web サイト・ナビゲーション・ファイルが プロジェクト・フォルダーのルートの下に置かれているためです。
WebSphere Studio バージョン 5.1.2 を使って作成された Web プロジェクトをインポートするには、 「プロジェクト交換 」フォーマットを使用してください。
  1. WebSphere Studio バージョン 5.1.2 を使用して、プロジェクト交換 フォーマットを使って Web プロジェクトをエクスポートする。
  2. Rational Developer を使用して、プロジェクト交換ファイルをインポートする。
WebSphere Studio バージョン 5.1 または 5.1.1 を使用して作成された Web プロジェクトをインポートするには、 「既存プロジェクトをワークスペースへ 」を使用してください。
  1. Rational Developer を使用して、「ファイル」>「インポート」> 「既存プロジェクトをワークスペースへ」をクリックする。「インポート」ウィザードが開きます。
  2. WebSphere Studio バージョン 5.1 または 5.1.1 で作成された Web プロジェクトを含むディレクトリーを指定する。
  3. 終了」をクリックする。

Web プロジェクトをインポートした後は、 Rational Developer でそのプロジェクトを使用する前に いくつかのマイグレーション・タスクの実行が必要な場合があります。Web プロジェクト のマイグレーションについて詳しくは、ヘルプの「マイグレーション・ガイド」を 参照してください。

JSP-*.jtpl という名前のページ・テンプレートの適用後に、 エラーおよび警告が生成される

重要: JSP-*.jtpl という名前のサンプル・ページ・テンプレートの適用後または JSP ナビゲーション・バーの挿入後、「問題」ビューに以下のエラー・メッセージが 表示されます。
  • リンク切れ - http://java.sun.com/jsp/jstl/core
  • リンク切れ - http://www.ibm.com/siteedit/sitelib
  • リンク切れ - com.ibm.etools.siteedit.sitelib.core.SiteNavBean
  • JspCompile: パッケージ com.ibm.etools.siteedit.sitelib.core が存在しません
これらのエラーおよび警告を除去するにはプロジェクト・エクスプローラー・ビューで Web プロジェクトを右クリックし、「妥当性検査の実行」を選択してください。
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