ビルド

EGL または EGL Web プロジェクトで作業している場合、ビルド という用語は (通常は) コード生成を意味しません。

以下のメニュー・オプションは、独特な意味を持っています。
Build project (プロジェクトのビルド)
以下のようにして、プロジェクトのサブセットをビルドします。
  1. 最後のビルド後にプロジェクト内で変更したすべての EGL ファイルを検証します
  2. 以前の PageHandler の生成以降に変更された PageHandler を生成します
  3. 最終コンパイル後に変更されたすべての Java™ ソースをコンパイルします。

メニュー・オプション「プロジェクトのビルド」は、ワークベンチ設定の「リソース変更時にビルドを自動的に実行する」を設定していない場合にのみ使用可能です。この設定を指定した 場合は、EGL ファイルを保管するたびに前述のアクションが発生します。

すべてをビルド
「プロジェクトのビルド」と同じアクションを実行しますが、ワークスペース内のすべてのオープン・プロジェクトに対してアクションが実行される点が異なります。
Rebuild project (プロジェクトの再ビルド)
以下のように機能します。
  1. プロジェクト内のすべての EGL ファイルを検証します
  2. プロジェクト内のすべての PageHandler を生成します
  3. 最終コンパイル後に変更されたすべての Java ソースをコンパイルします。
Rebuild all (すべて再ビルド)
「プロジェクトの再ビルド」と同じアクションを実行しますが、ワークスペース内のすべてのオープン・プロジェクトに対してアクションが実行される点が異なります。
コードをプロジェクトに生成する場合 (Java 出力の場合のみ可能)、Java のコンパイルは、以下の状況ではローカルで発生します。
コードをディレクトリーへ生成する場合、EGL は、以下の詳細を含む XML ファイル、ビルド計画 をオプションで作成します。

iSeries™ 用 COBOL 生成の場合、iSeries ビルド・サーバーは、iSeries ライブラリー QEGL/QREXSRC にあるビルド・スクリプト (FDAPREP) を呼び出します。そのビルド・スクリプトは、出力の準備方法を指定し、システム管理者はそのビルド・スクリプトをカスタマイズする必要があります。詳しくは、インストール CD にある文書『iSeries 用 EGL サーバー・ガイド』を参照してください。

リモート・プラットフォームで生成済み出力を準備するには、ビルド・サーバーがそのプラットフォーム上で稼働していることが必要です。

ビルド計画を作成し、時間が経過してからその計画を呼び出すこともできます。詳細については、『生成後のビルド計画の呼び出し』を参照してください。

関連する概念
ビルド記述子パーツ
ビルド計画
ビルド・スクリプト
ビルド・サーバー
開発過程

関連するタスク
ビルド・ファイルの作成
生成後のビルド計画の呼び出し

関連する参照項目
ビルド記述子オプション
EGL とともに収録されているビルド・スクリプト
疑似 JCL 構文

ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2005.