デバッグ・エンジンの listen

デバッグする言語またはデバッグ・セッションを起動した方法によって、デバッグ・デーモンが自動的にデバッグ・エンジンを listen するか、あるいはデバッグ・デーモンにそうするように設定する必要がある場合があります。 デバッグ・デーモンがデバッグ・エンジンを listen しているかどうかを調べるには、 デーモン・プッシュボタン ( 「ポートでの listen の開始/停止 (Start/Stop listening on port)」アイコン) に 移動します。 吹き出しツールチップが「デバッグの UI デーモンは listen していません。 ポート: <ポート番号> をクリックして、listen を開始してください」ならば、 プッシュボタンをクリックして、そのデバッグ・デーモンを開始します。 吹き出しツールチップがデバッグの UI ならば、デーモンはポート <ポート番号> で listen します。 クリックして、listen を停止し、デバッグ・デーモンを停止する場合はプッシュボタンをクリックします。 セキュリティー上の理由、あるいはデーモン・ポート番号がマルチユーザー・マシン上の別のユーザーによって必要とされる場合に、デバッグ・デーモンの停止が必要になることがあります。 ただし、 コンパイル済み言語のデバッグ・セッションを開始するには、デーモンを listen する必要があります。

デーモンが listen しているポートを調べるには、デーモン・プッシュボタンに移動して、 ポート番号が含まれているツール説明を確認します。デバッグ・デーモンがデバッグ・エンジンを listen する際に使用されるデフォルト・ポートは 8001 です。 このポート番号は、以下のステップを完了して変更できます。

  1. ワークベンチ・メニュー・バーから「ウィンドウ」 > 「設定」を 選択して、「設定」ダイアログ・ボックスを開きます。
  2. このダイアログ・ボックス で、「実行/デバッグ」 > 「デバッグ・デーモン (Debug Daemon)」 を選択して、 「デバッグ・デーモン (Debug Daemon)」ページを開きます。
  3. このページで、この値を「デーモン・ポート」フィールドに入力します。
  4. OK」をクリックして、新規ポート番号を設定し、 「設定」ダイアログ・ボックスを終了します。
    注:
    • 問題が起きたか、 またはデフォルト・ポートが既に使用されているマルチユーザー・マシンで実行されている場合を除き、 デフォルト・ポートはそのままにしておくことをお勧めします。
    • 以前に設定されたデーモン・ポートが現在、ワークベンチでデバッグ・セッションに使用されている場合は、 デーモン・ポートを変更してもポートを介して作成された直前の接続には影響しません。後続のエンジン接続には、 新規ポート番号が使用されます。
    • 新しいポート番号が既に別のアプリケーションで使用されている場合は、 デーモンが新規ポートを listen しようとするときに、エラー・メッセージでプロンプトが出される。 この場合は、別のアプリケーションで使用されていないデーモン・ポート番号を選択してください。

このデーモン・ポートを 「デバッグ・デーモン (Debug Daemon)」設定ページで変更する場合は、 設定ページの「デフォルトを復元する」プッシュボタンをクリックすれば、 簡単にデフォルト値の設定に戻せます。

関連概念
ローカル・デバッグおよびリモート・デバッグ
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デバッグの準備
関連参照e
コンパイル済み言語のデバッガー・エンジン
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