XML エディターとワークベンチとの統合

リソース・パースペクティブは XML 開発を容易にするように設計されており、従って XML エディターのユーザーに有利なビュー (アウトライン・ビューやプロパティー・ビューなど) を備えています。

ただし、これらのビューをデフォルトで備えていない別のパースペクティブで作業する場合は、 「ウィンドウ > ビューの表示」をクリックし、 該当するビューを選択すると、これらのビューを追加できます。

XML エディターを使用してファイルを編集するには、 ナビゲーター・ビューでそのファイルを右クリックして、そして「アプリケーションから開く > XML エディター」をクリックします。 ファイルを開くため最後に使用したエディターが、その特定のファイルのデフォルト・エディターになるため、 ユーザーが明示的に変更しない限り、その XML エディターが、デフォルト XML エディターとなります。

「アウトライン」ビュー
アウトライン・ビューは、XML ファイルのノード・レベルのアウトラインまたはロードマップを提供します。 このビューは、複雑な文書をナビゲートするうえで、特に役立ちます。これは、 アウトライン・ビューでのエレメント選択時に、 ソース・ビューおよび設計ビューの対応するノードも 「アクティブ」ノードとして識別されるためです。 さらに、アウトライン・ビューはワークベンチのプロパティー・ビューと同期しているため、 選択されたエレメントの属性およびその属性値がプロパティー・ビューに表示されます (ただしアウトライン・ビューには表示されません)。 エレメントの挿入と削除は、アウトライン・ビューを使用して行うこともできます。
「プロパティー」ビュー
プロパティー・ビューの「プロパティー (Property)」列には、 属性のリストが含まれ、「値 (Value)」列には、その属性の値が含まれています。 この値は編集することができます。選択された「アクティブ」タグに既に組み込まれている属性とその値が表示されます。 さらに、その文書に DTD またはスキーマへの参照が含まれている場合には、 そのタグに許可されている属性も表示されます。 プロパティーの値列を選択すると、編集オプションが提供されます。

プロパティー・ビューのポップアップ・メニューには、 「元に戻す (undo)」、「切り取り (cut)」、「コピー (copy)」、「貼り付け (paste)」、「削除 (delete)」、 および「すべて選択 (select all)」の各オプションが含まれています。 その時点で選択可能なオプションは、ポップアップ・メニューが表示される際のカーソル位置によって異なります。 ポップアップ・メニューのオプションを確認するには、 「プロパティー値 (Property value)」フィールドがアクティブになっている必要があります。 (プロパティーを選択し、次にその値を選択します。)

値をデフォルト設定に戻すには、「デフォルト値に戻す (Restore Default Value) 」ツールバー・ボタン 「デフォルト値に戻す (Restore default values)」ボタンのイメージを使用します。

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