EGL ソース形式の基本プログラム

基本プログラムの例を次に示します。
program myCalledProgram type basicProgram
  (buttonPressed int, returnMessage char(25))
	
	function main()
    returnMessage = "";
    if (buttonPressed == 1)
      returnMessage = "Message1";
    end

	  if (buttonPressed == 2)
      returnMessage = "Message2";
    end
	end
end
basicProgram タイプのプログラム・パーツの構文図は、以下のとおりです。

basicProgram タイプのプログラム・パーツの構文図
Program programPartName ... end
パーツをプログラム・パーツとして識別し、その名前およびタイプを指定します。 プログラム名の後ろに左括弧が付いている場合、 そのプログラムは呼び出し側基本プログラムです。

alias プロパティー (後述) を設定しない場合、生成されるプログラムの名前は、programPartName になります。alias プロパティー (後述) を設定しない場合、生成されるプログラムの名前は、programPartName になるか、COBOL プログラムを生成している場合は、programPartName の先頭の 8 文字になります。

その他の規則については、『命名規則』を参照してください。

mainBasicProperties
メイン基本プログラムのプロパティーには以下のオプションがあります。
  • alias
  • allowUnqualifiedItemReferences
  • handleHardIOErrors
  • includeReferencedFunctions
  • inputRecord
  • localSQLScope
  • msgTablePrefix
  • throwNrfEofExceptions

詳細については、『プログラムのプロパティー』を参照してください。

parameter
パラメーター名を指定します。これは、データ項目、レコード、または 書式、つまりレコードまたはデータ項目の動的配列です。命名の規則については、『命名規則』を参照してください。

呼び出し元の引き数が変数 (定数またはリテラルではない) の場合、パラメーターの変更により、 呼び出し元で使用可能なメモリー領域が変更されます。

各パラメーターはコンマにより区切られます。 その他の詳細については、『プログラム・パラメーター』を参照してください。

calledProperties
以下の呼び出し先のプロパティーは、オプションです。
  • alias
  • allowUnqualifiedItemReferences
  • handleHardIOErrors
  • includeReferencedFunctions
  • localSQLScope
  • msgTablePrefix
  • throwNrfEofExceptions

詳細については、『プログラムのプロパティー』を参照してください。

programData
変数および使用宣言については、『パラメーター以外のプログラム・データ』に記載されています。
mainFunctionPart
main と名付けられた必要関数です。 パラメーターは取りません。(パラメーターを取ることのできるプログラム・コードは、プログラム自体か、 main 以外の関数のみです。)

関数のコーディングの詳細については、『EGL ソース形式の関数パーツ』を参照してください。

functionPart
このプログラムに対してプライベートである埋め込み関数。関数のコーディングの詳細については、『EGL ソース形式の関数パーツ』を参照してください。

関連する概念
EGL プロジェクト、パッケージ、およびファイル
EGL プロパティーの概要
パーツ
プログラム・パーツ
構文図

関連する参照項目
EGL ソース形式
EGL ソース形式の関数パーツ
命名規則
パラメーター以外のプログラム・データ
プログラム・パラメーター
EGL ソース形式のプログラム・パーツ
プログラム・パーツ・プロパティー
使用宣言

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