z/OS® 上では、 z/OS ビルドまたは USS ビルドを実行するようにビルド・サーバーを構成できます。 両方のビルドが必要な場合は、2 つのサーバーを開始する必要があります。 サーバーは、それぞれのタイプに応じた固有の TCP/IP ポート上で listen します。
//jobcard //*------------------------------------------------------ //RUNPGM EXEC PGM=CCUMAIN,DYNAMNBR=30,REGION=7400K,TIME=NOLIMIT, // PARM='-p 2604 -a 2 -n 3 -q 20' //STEPLIB DD DSN=CCUBLD..LOADLIB,DISP=SHR //CCUWJCL DD DISP=SHR,DSN=CCUBLD.JCL(CCUMVS) for z/OS builds //*CCUWJCL DD DISP=SHR,DSN=CCUBLD.JCL(CCUUSS) for USS builds //STDOUT DD SYSOUT=* //STDERR DD SYSOUT=* //CCUBLOG DD SYSOUT=*USS ビルド用の JCL を変更するには、 コメント標識 (//*CCUWJCL の中の *) を、 直前の行の // の後ろに移動させます。
APF 許可ライブラリー (モード 1 および 2 では必須ですが、モード 0 では オプションです) から z/OS 上でビルド・サーバーを開始する場合は、 ビルド・スクリプトが APF 許可プログラムを実行可能ファイルとして指定できます。
ビルド・サーバーが APF 許可ライブラリーから開始していない場合は、 ビルド・スクリプトは、非 APF 許可プログラムのみを実行可能ファイルとして指定できます。
z/OS 上のビルド・サーバーは、 次の表にリストされている言語のいずれかでメッセージを戻します。 英語がデフォルトです。
言語 | コード |
---|---|
ブラジル・ポルトガル語 | ptb |
中国語 (簡体字) | chs |
中国語 (繁体字) | cht |
英語 (米国) | enu |
フランス語 | fra |
ドイツ語 | deu |
イタリア語 | ita |
日本語 | jpn |
韓国語 | kor |
スペイン語 | esp |
英語以外の言語でビルド・サーバーのメッセージが戻されるようにするには、 クライアント・マシンの 環境変数 CCU_LANG の設定を変更します。 この変数には、上記の表にリストされている言語コードのいずれかが含まれています。 たとえば、フランス語でメッセージを戻すには、CCU_LANG を fra に設定します。
installationDir\egl\eclipse\plugins \com.ibm.etools.egl.distributedbuild\executables \ccu.cat.xxx
最後に、ビルド・サーバーを USS の下で実行しており英語以外の言語でメッセージを戻したい場合も、 シェル・スクリプト ccubldw.sh のコンテンツを変更する必要があります。 USS ビルド・サーバー・コンポーネントがインストールされている場合は、 このスクリプトをカスタマイズします。
USS で複数の言語をサポートするには、 各コンポーネントが異なるポートを listen するよう設定し、 異なるバージョンのスクリプトを使用して、言語ごとに異なる USS ビルド・サーバー・コンポーネントを開始します。
export CCU_CATALOG= /installationDir/usr/lpp/EnterpriseDeveloper /BuildServer/ccu.cat.xxx
ビルド・サーバーを構成する方法の追加詳細については、 文書番号が GI10-3242 の Enterprise Developer プログラム・ディレクトリーを参照してください。
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ビルド・サーバー