このトピックでは、既知のデータベース接続の問題および解決方法をリストします。
現行バージョンのワークベンチのマイグレーションするとき、 前のバージョンのワークベンチを使用して作成したデータベース接続を編集する必要がある場合があります。 これは特定 JDBC ドライバーおよびデータベース・ベンダーが変更したために発生した可能性があります。 この問題を修正するには、データベース接続を編集してサポートされている JDBC ドライバーの 1 つを使用してください。
データベース接続がワークベンチの外側から取り消されると (例えば、DB2 Universal Database™ で FORCE APPLICATIONS ALL コマンドを使用して取り消す)、 ワークベンチはこの接続がドロップされていることを検出できません。
本製品で実行される一部のタスクには、データベースへの接続が存続している必要があります。 データベースへのアクティブ接続を必要とするいずれのタスクも (「SQL 照会ビルダーで SQL ステートメントを実行する」など)、 接続がドロップされていると、正しく作業しません。 アクティブにすべき接続はワークベンチに表示されますが、アクティブでない場合、 まず、データベースから切断を試みて、次に再接続します。
データベース接続がアクティブにならない場合は、ワークベンチをシャットダウンしてから再開してください。
データベース・サーバーへの接続が失敗した場合、 次のようなエラー・メッセージを受け取ることがあります: IWAS0126E 接続 &1 を確立しようとしたときに問題を検出しました。 理由: '&2'。 理由コード (&2) について詳しくは、ご使用のデータベース・サーバーに付属の資料を参照してください。
データ・パースペクティブまたは J2EE パースペクティブのいずれか、または両方を開いて、 EJB JAR ファイル (サンプルまたはその他のファイル) のインポート、削除を行うと、 場合によっては、重複スキーマ・ノードが発生し、その EJB JAR ファイルのデータベースの下に表示されます。 このエントリーは問題はありませんが、パースペクティブを終了してから再始動して、 重複エントリーを除去することをお勧めします。
メタデータをデータベースからインポートしているときに、 データベース・サーバーまたは JDBC ドライバーがエラーを報告することがあります。 ロードが完了するときに、 これらのエラーは JDBC Catalog Loader エラー・メッセージに表示されます。 これらのメッセージは、ロード・プロセスに関するエラーまたは情報を示しているはずです。
デフォルトでは、データベース接続時、システム・スキーマはフィルターにより除外されます。 システム・スキーマとテーブルを確認するには、JDBC 接続フィルターを設定するときに、 「システム・スキーマの除外」チェック・ボックスをクリアする必要があります。 JDBC 接続フィルターはデータベース接続を作成するときに設定されます。 この設定は接続が完了すると変更できません。
Cloudscape™ 5.1 データベースに接続/切断を複数回行うと、 列のないテーブルが「データベース・エクスプローラー」ビューに表示されることがあります。 この問題が発生したら、ワークベンチを再開してください。
Linux™ の場合、 DB2 Universal Database™ for iSeries™ V5R1 へ AS/400® Toolbox for Java™ JDBC Driver を使用して接続するときに、ワークベンチが異常にシャットダウンされることがあります。 この問題は、誤ったパスワードを入力したり、 パスワード・フィールドをブランクのままにした時に発生します。 この問題が発生した場合は、ワークベンチを再始動し、正しいパスワードを使用して再度接続します。
NETSTAT *CNN コマンドを実行することにより、 iSeries データベース・ホスト・サーバーが実行しているかどうか検査できます。 「TCP/IP 接続状況の処理」画面が表示されたら、 「ローカル・ポート」見出しで「as-database」エントリーを探し、 このエントリーが「Listen」状況になっていることを確認します。