この演習を始める前に、演習 2.1: 必須リソースのインポートを完了する必要があります。
どのようなデータ主導型 Web アプリケーションでも、サーバー・サイド部分とクライアント・サイド部分の両方があって完全なアプリケーションが構成されます。 クライアント・サイド部分は、クライアントのマシン (Web ページを介して実際にアプリケーションにアクセスするマシン) 上にある部分です。 サーバー・サイド部分は、サーバーのマシン上にある部分です。Faces Client コンポーネントを使用する Web アプリケーションの最も基本的な部分の 1 つは、サーバー上にある実際のデータ・ソースです。 Faces Client コンポーネントは、サーバーへの往復回数を減らしてデータをクライアント・サイドで操作することで、より即応性のある Web ページを作成し、帯域幅も削減されますが、実際のデータ・ソースはまだサーバー・サイドにあります。
プロジェクトにサーバー・サイド・データを追加するには、このページ上のデータ・ソースに使用する Java Bean を定義する必要があります。
Root
と入力します。root
と入力します。
通常は Bean にどのような名前をつけても構いませんが、このチュートリアルでは root
を使用してください。ページ・データ・ビューで、root データ構造のすべてにアクセスすることができます。
ノードを展開および縮小して、ツリー・ビューを調べてください。
データ構造内のすべての Bean およびそのすべてのプロパティーを探索してください。
データ構造の視覚化は、Bean のレイアウトの方法と完全に対応しています。
再帰的な参照があれば (例えば、User が Portfolio の集合を所有し、各 Portfolio にそれを所有している User を指すポインターがある場合など)、ツリーは無限ネスティングの関係を示します。
サーバー・サイドの JavaServer Faces コンポーネントは、これでデータをバインドする準備ができました。 作成したばかりの Bean を、サーバー・サイドのコントロールをバインドするために直接使用することができます。
これで、演習 2.3: クライアント・サイド・データの作成と構成を開始する準備ができました。