WITH ステートメントを作成する

WITH ステートメントは、1 つ以上の共通テーブル式と SELECT ステートメントから構成されています。 共通テーブル式は、後続の SELECT ステートメントの FROM 文節内のテーブルとして指定可能な、名前付き結果テーブルを定義します。 このオプションは、ユーザーが IBM® DB2 Universal Database™ を使用している場合にのみ使用可能になります。

ユーザーは、SQL ビルダーを使ってのみ WITH ステートメントを作成できます。「SQL ステートメントの新規作成」ウィザードを使って作成することはできません。

共通テーブル式

共通テーブル式は以下の方法で使用することができます。

WITH ステートメントを作成するには以下を行います。

  1. データ・パースペクティブ内のデータ定義ビューに切り替える。
  2. データベースを含むプロジェクトまたはフォルダーを拡張し、そして 「ステートメント (Statements)」 フォルダーが見えるまでデータベース・ノードを拡張する。
  3. ステートメント (Statements)」フォルダーを右クリックして、それから 「新規 (New) > WITH ステートメント (With Statement)」をポップアップ・メニュー上でクリックする。
  4. ステートメントの名前を入力して、そして OK をクリックする。 SQL ビルダーが開きます。
  5. アウトライン・ビューで WITH ステートメントの構造を検討する。 SELECT ステートメントは WITH ステートメントに自動的に追加されます。 これは 「WITH ステートメント SELECT (WITH statement SELECT)」 として参照されます。  ユーザーは最初に共通テーブル式を定義する必要があり、 その後に共通テーブル式に定義されたテーブルを使用して WITH ステートメント SELECT を完了します。
  6. 共通テーブル式を追加するには、アウトライン・ビュー内で WITH ステートメントを右クリックして、それから ポップアップ・メニュー上で「共通テーブル式の追加 (Add Common Table Expression)」をクリックする。 共通テーブル式を完了するには、一時テーブルと、SELECT ステートメントの結果セットをベースにしたその列を定義します。 なぜならば、ユーザーが定義しているテーブルは一時的なものであるため、データ定義ビューの 「テーブル (Tables)」フォルダーには表示されません。 共通テーブル式内に一時テーブルを定義した後、それを WITH ステートメント SELECT に追加することができます。
  7. アウトライン・ビュー内で、WITH ステートメントの下にある共通テーブル式のノードをクリックする。
  8. 共通テーブル式のノードを拡張して、それから中に含まれている SELECT ステートメントをクリックする。
  9. 共通テーブル式の SELECT ステートメントを完了する。
  10. アウトライン・ビュー内で、共通テーブル式をクリックし、列名を割り当て列を追加して、それから列リストを完了するために 「追加 >> (Add>>)」をクリックする。 名前の付けられた列は、共通テーブル式の SELECT ステートメントの SELECT 文節に定義された列に対応するはずです。
  11. 必要に応じて同じ方法で共通テーブル式を追加する。
  12. アウトライン・ビューで WITH ステートメント SELECT を選択する。 それは、statementnameSELECT と名付けられていて、ここで statementname は WITH ステートメントの名前です。  これは、全体として WITH ステートメントに適用される SELECT ステートメントで、 WITH ステートメント内に定義された共通テーブル式を使用します。
  13. WITH ステートメント SELECT を完了する。
  14. 完了後は SQL ステートメントを実行するため「SQL > 実行 (Execute)」を選択する。
出力が DB 出力ビューに表示されます。
関連タスク
SQL ステートメントを編集する
SQL ステートメントを実行する
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