- 起動/デバッグ/実行のアクション・セットを提供するワークベンチ・パースペクティブ (例えば、デバッグ・パースペクティブなど) で、次のいずれかを行います。
- ワークベンチ・メニュー・バーで「実行」>「デバッグ (Debug)」を選択して、
「デバッグ (Debug)」起動構成ダイアログ・ボックスを開きます。
- ワークベンチ・ツールバーの「デバッグ (Debug)」プッシュボタンを選択して、メニューから「デバッグ (Debug)」を選びます。これにより、「起動構成 (Launch Configurations)」ダイアログ・ボックスが開きます。
- 「デバッグ
(Debug)」起動構成ダイアログ・ボックスで、以下のいずれかを行います。
- 「コンパイル済みアプリケーション」
ノードを選択し、「新規」をクリックします。
- 「コンパイル済みアプリケーション 」ノードを
右マウス・ボタンでクリックし、ポップアップ・メニューから
「新規」を選択します。
- 「コンパイル済みアプリケーション」
ノードをダブルクリックします。
- これにより、ダイアログ・ボックスの右側に、起動構成タブと入力フィールドが
表示されます。
- 「名前」フィールドに、作成する構成の選択項目の名前を入力します。
- 「メイン (Main)」タブを選択して、前景に表示します。
- 「メイン (Main)」タブの「プロジェクト」フィールドに、デバッグしたいアプリケーションのソースが含まれているプロジェクトの名前を
入力します。アプリケーション・ソースがワークベンチ・プロジェクトにない場合は、デバッグしたいアプリケーションが入っているプロジェクトの名前を入力してから、起動構成の「ソース」タブ・ページにソース検索パスを指定します。
「プロジェクト」フィールドにプロジェクト名を入力しなくても、「ブラウズ (Browse)」をクリックして、プロジェクトをブラウズすることができます。
このフィールドの指定はオプションですが、指定することをお勧めします。
- 「プログラム名 (Program name)」フィールドに、デバッグしたいプログラムの
絶対パスと名前を入力します。または、「ブラウズ (Browse)」をクリックして、
プログラムをブラウズしてもかまいません。このフィールドは必ず完了する必要があります。
- 「プログラム・パラメーター (Program parameters)」フィールドに、
デバッグするアプリケーションに必要なプログラム・パラメーターを入力します。
このステップはオプションです。
- 「初期設定のデバッグ (Debug initialization)」チェック・ボックス
を選択して、メイン・プログラム・エントリー・ポイントが呼び出される前に実行するコード
をデバッグします。これは、C++ コードをデバッグする場合で、グローバルに宣言されている C++ クラス・オブジェクト
のコンストラクターをデバッグする必要がある場合です (このようなオブジェクトは、メインに
入る前に構成されるためです)。チェックマークを外すと、プログラムはメイン・エントリー・ポイント
まで実行されます。
- ソース検索パスを設定するには、「ソース」タブを選択して、以下を行います。
ソース検索パスにあるソース・ファイル名のすべてのインスタンスを検索したい場合、
「パスにある重複ソース・ファイルを検索 (Search for duplicate source files on the path)」チェック・ボックスを選択します。
このチェック・ボックスを選択し、デバッガーがファイル名の複数のインスタンスを見つけた場合、
正しいソース・ファイルを選択するようにダイアログで指示されます。
- 「システム環境 (System Environment)」タブを選択して、前景に表示します。
「システム環境 (System Environment)」ページで、デバッグ・セッション用の環境変数を設定できます。
このページで行う設定は、デバッグ・セッションにのみ影響します。
例えば、デバッグ・セッションに必要なアプリケーションの実行可能ファイルのロケーションを指定するなど、
さまざまな要因に関する環境変数を設定する必要がある場合があります。
このページで環境変数を設定するには、以下を行ってください。
- デフォルトでデバッグ・セッション用に設定されている環境変数は以下のとおりです。
- ご使用のシステム
(Microsoft(R) Windows(R) エクスプローラなど) からワークベンチを起動した場合、システム変数がデフォルトになります。
これらは、「システム環境変数の表示」
チェック・ボックスを選択しない限り
「システム環境 (System Environment)」ページには表示されません。
- コマンド行または環境変数セットを持つバッチ・ファイルからワ
ークベンチを起動した場合、これらが、デバッグ・セッションで使用されるデフォルトの環境変数となります。
- デバッグ・セッション用の環境変数を追加するには、
「追加」ボタンをクリックし、所要の値を使用して
「環境変数の追加」ダイアログ・ボックスに入力を行います。
環境変数が、デフォルトの環境変数に追加されます。
- デバッグ・セッション用の環境変数を除去するには、
「環境変数」リストで目的の変数を選択して
「除去」ボタンを選択します。
注:
- システムからワークベンチを起動し、デバッグ・セッション用のシステム変数を除去する場合は、
「システム環境変数の表示」チェック・ボックスを選択して、除去するシステム変数を選択できるようにする必要があります。
- Microsoft(R) Windows(R) でデバッグ中の場合は、「SystemRoot」環境変数を除去しないでください。
この環境変数を除去すると、起動構成を使用してデバッグ・セッションを起動することができなくなります。
- 「共通 (Common)」タブを選択して、前景に表示します。「共通 (Common)」ページで、
以下を行うことができます。
- 起動構成をローカルに保管し、単一のユーザーに対して使用可能にしたい場合は、「ローカル (Local)」ラジオ・ボタンを選択します。起動構成をワークスペースにファイルとして保管し、チームで使用するためにリポジトリー内で共用したい場合は、「共用 (Shared)」ラジオ・ボタンを選択して、「共用構成のロケーション (Location of shared configuration)」フィールドに、起動構成を保管したいプロジェクト・ロケーションを入力します。あるいは、プロジェクトをブラウズすることもできます。
- 「起動時に切り替えるまたは開くパースペクティブ (Perspective to switch to or open when launched in)」グループで、
起動後に開くパースペクティブを選択します。
これは、「デバッグ・モード (Debug mode)」フィールド・ドロップダウン・ボックスで選択します。
- 「デバッグ (Debug)」プッシュボタンお気に入りメニューまたは「デバッグ (Debug)」メニューの「デバッグ・ヒストリー (Debug History)」リストにお気に入りのデバッグ構成として起動構成を表示したい場合は、「デバッグ (Debug)」チェック・ボックスを選択します。
- 起動構成に必須の全情報を指定した後に、
「デバッグ (Debug)」プッシュボタンと「適用」プッシュボタンが使用可能になります。「適用」をクリックすると、起動構成が保管されます。
この時点で、デバッグ・セッションを起動せずにダイアログ・ボックスを閉じるか、
「デバッグ (Debug)」をクリックして、その新しい起動構成を使用してデバッグ・セッションを起動することができます。
「デバッグ (Debug)」をクリックすると、
起動構成に対して行った変更が保管され、デバッグ・セッションが起動されます。
デバッグ起動構成を保管したら、それを編集します。デバッグ起動構成の編集の詳細については、下記の関連タスクを参照してください。
ヒント: 起動構成設定をまだ保存していなくて、それまでにした入力を除去または変更したい
場合は、「復帰 (Revert)」をクリックすると、実行されたすべての変更が除去されます。
- 起動構成に必須の情報が指定されていない場合、または指定した情報にエラーがある場合には、
ダイアログ・ボックスの上部に何が欠落しているかを示すメッセージが表示されます。
- デバッグ・セッションを起動するためにダイアログ・ボックスを使用しなかった場合は (例えば、起動構成を作成して保管する代わりに使用するなど)、作業の終了時に「クローズ (Close)」をクリックしてダイアログを終了してください。