SQL 項目のプロパティーは、 項目が SQLRecord 型のレコード内で使用するときに意味のある特性を指定します。ただし、 デフォルト値が用意されているため、SQL 項目のプロパティーを指定する必要はありません。
column プロパティー。項目に関連付けられているデータベース表の列の名前を示します。デフォルトは、項目の名前です。列および関連する項目は、デフォルトの SQL ステートメントに影響を与えます。詳細については、『SQL サポート』を参照してください。
column = "Column" + "01"
column = "¥"SELECT¥""
(これらの予約語をテーブル名として使用する場合も同様です。)
プロパティー isNullable は、 項目と関連付けられたテーブル列が NULL に設定できる場合に適切なように NULL 設定可能かどうかを示します。有効な値は yes (デフォルト) と no です。
プロパティー maxLen は、データベース列に書き込まれるフィールド・テキストの最大長を指定します。可能な場合、このプロパティーのデフォルト値がフィールド長になりますが、 フィールドが STRING 型である場合、デフォルト値は存在しません。
列に対して定義された長さに等しくなるように maxlen を指定して、確実にその値の全体が列から取得できるようにします。
一時プログラム変数を、データベース内の変数に対応する列を持たない SQL 行に関連付けたい場合は、persistent を no に設定します。例えば、プログラムがその行 を変更したかどうかを示す変数が必要な場合です。
暗黙の SQL ステートメントの詳細については、『SQL サポート』を参照してください。
sqlDataCode プロパティーの値。レコード項目に関連付けられている SQL データ型を示す数字。 SQL データ・コードは、宣言時、検証時、または生成したプログラムの実行時に、データベース管理システムにアクセスした際に使用されます。
プロパティー sqlDataCode は、VisualAge® Generator 互換性のための環境をセットアップした場合にのみ使用可能です。詳細については、『VisualAge Generator との互換性』を参照してください。
デフォルト値は、次の表に示すように、レコード項目のプリミティブ型と長さによって決まります。詳細については、『SQL データ・コード』を参照してください。
EGL プリミティブ型 | 長さ | SQL データ・コード |
---|---|---|
BIN | 4 | 501 |
9 | 497 | |
CHAR | <=254 | 453 |
>254 および <=4000 | 449 | |
>4000 | 457 | |
DBCHAR | <=127 | 469 |
>127 および <=2000 | 465 | |
>2000 | 473 | |
DECIMAL | any | 485 |
HEX | any | 481 |
UNICODE | <=127 | 469 |
>127 および <=2000 | 465 | |
>2000 | 473 |
プロパティー sqlVariableLen (以前の sqlVar プロパティー) の値は、EGL ランタイムがデータを SQL データベースに書き込む前に 文字フィールドの末尾ブランクと NULL が切り捨てられるかどうかを示します。このプロパティーは非文字データに影響を与えません。
対応する SQL テーブル列が varchar または vargraphic SQL データ型である場合は yes を指定します。
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