Web Employee のサンプル詳細

このサンプルは、SQL 照会の結果に対して XSLT スタイルシートを適用する方法、および出荷される次の Java パッケージの使用方法をオプションで示します。
  • com.ibm.etools.sqltoxml - SQL 照会から XML を生成します。
  • com.ibm.etools.xmltosql - XML 文書からテーブルを更新します。
  • com.ibm.etools.xmlschema.beans - XML スキーマまたは DTD から生成される Java Bean のフレームワーク

このサンプルは、従業員テーブルへの照会を行います。 ファイル Web Content/WEB-INF/xml/Employee.xst には、JDBC コネクションを行う際に使用される実際の SQL 照会、ユーザー ID、およびパスワードが含まれています。 Employee.xst ファイルは、「SQL 照会」ウィザードから XML を使用して生成されます。

このサンプルを Web アプリケーションで実行するには、Employee.xst ファイルの選択ステートメントで、LOGINID、PASSWORD、およびスキーマ修飾子に適切な変更を加えます。 これらの項目を、以下に強調表示します。

<LOGINID>db2admin</LOGINID>
<PASSWORD>db2admin</PASSWORD>
<STATEMENT>
      SELECT * FROM CLAU.EMPLOYEE
</STATEMENT>

変更した Employee.xst ファイルを保管します。

次に、SalaryServlet.java ファイルを Java Source ディレクトリーで編集します。 引き数を、サンプル・データベースのスキーマ修飾子に対するメソッド呼び出し queryProperties.setSchema() に変更します。 変更した SalaryServlet.java ファイルを保管します。

次に index.html を選択し、「サーバーで実行」を選択して、このサンプルを実行します。

このサンプルの実行

WebEmployee サンプルを単体テスト環境で実行しテストするには、次のようにします。

  1. サンプルを入れるために作成したプロジェクトで、「Web コンテンツ」フォルダーを展開する。
  2. index.html を選択し、そのポップアップ・メニューから「サーバーで実行」をクリックする。 WebSphere テスト環境で index.html が実行されます。
  3. DB2 を上述のようにインストールし構成している場合は、「DB2 に対する照会の実行 (Run query against DB2)」チェック・ボックスを選択できる。
  4. 「RAW XML」、「イエロー・ページ (Yellow Page)」、または「昇給 (Salary Increase)」ラジオ・ボタンをクリックして、「実行依頼 (Submit)」をクリックする。
  5. 該当するスタイルシートが適用され、結果が表示される。
  6. XML および SQL の生成について詳しくは、SQL から XML の生成に関するドキュメンテーションを参照してください。