WebSphere® Application
Server v5.x テスト環境またはサーバーのトレースのサポートを
使用可能または使用不可にすることができます。トレースを使用して、アプリケーション・サーバー、
クライアント、およびその他の環境内のプロセスなど、ランタイム・コンポーネントの実行に関する
詳細情報を入手することができます。トレース・ファイルには、ランタイム・ベース・クラスが呼び出すメソッドの時間
およびシーケンスが示されます。これらのファイルを使用して、
失敗の位置を正確に示すことができます。
トレースを使用可能または使用不可するには、以下を行います。
- 「サーバー」ビューで、サーバーをダブルクリックして開く。サーバー・エディターが開きます。
- エディターの下部にある「トレース」タブをクリックする。
- 「トレースを使用可能にする (Enable trace)」
チェック・ボックスを選択する。
- 「ストリングのトレース (Trace string)」
テキスト・ボックスに、コンポーネント、パッケージ、またはトレースするグループを指定する
トレース・ストリングを入力する。トレース・ストリングは、次のフォーマットで
入力します。 component = trace_type = enabled(ここで、component は、
トレースを使用可能または使用不可にする対象のコンポーネントであり、trace_type は、
使用可能または使用不可にするトレースの型です。例えば、接続マネージャー・プールの動作内容を
確認するには、このボックスに com.ibm.ejs.cm.*=all=enabled と入力します。
- 「トレース出力ファイル」フィールドに、
ログを保管するディレクトリーを入力します。
- 保管して、サーバー・エディターを閉じる。
トレース出力の分析の詳細については、WebSphere Application Server 資料を参照してください。