WSDL ファイルのインポート

「Web サービス」ウィザードを使用すると、WSDL ファイルから新規 Web サービスの作成を簡単に行うことができます。 最初に WSDL ファイルを作成またはインポートしなければなりません。 WSDL ファイルは WSDL エディターで作成できます。 これについては、 『新規 WSDL ファイルの作成』で述べます。 WSDL ファイルをインポートするには、下の手順を実行します。

WSDL ファイルは、ワークベンチにインポートして、WSDL エディターで開くことができます。 これらを WSDL エディターで開くことにより、WSDL の構造を表示することができます。

前提条件: プロジェクトを作成する。 Web プロジェクトを作成することをお勧めします。 そうすれば、その他の作成物を作成する場合に WSDL を簡単に使用できるし、WSDL のデプロイも簡単にできます。

Web プロジェクトの作成について詳しくは、Web アプリケーション開発の文書を参照してください。

WSDL ファイルを Web プロジェクトにインポートするには、以下の手順を実行します。

  1. 「J2EE ナビゲーター」ペイン内でプロジェクトを選択し、 「ファイル」メニューから「インポート」を選択する。
  2. ファイル・システム」を選択し、「次へ」をクリックする。
  3. ウィザードの次のページで「参照」ボタンをクリックして、 WSDL の追加元となる各ディレクトリーを選択する。
  4. インポート選択ペインの中で、次の方法を使用して、追加するリソースを正確に選択する。
    • 左側のペインにある各階層を展開し、 選択したディレクトリー内のフォルダーを表している各チェック・ボックスを選択またはクリアする。 それから、右側のペインで、個々のファイルに該当する各チェック・ボックスを選択またはクリアする。
    • 型のフィルター」をクリックして、現在選択されているものをフィルターにかけ、 特定の型のファイルを残す。
    • すべて選択」をクリックしてひとまずディレクトリー内のリソースをすべて選択した後で、 その中から、追加しないリソースを選択解除する。
    • 選択をすべて解除」をクリックしてひとまずディレクトリー内のリソースをすべて選択解除した後で、 その中から、追加する個々のリソースを選択する。
  5. インポート先となるワークベンチ・プロジェクトまたはフォルダーを指定する。
  6. インポート・オプションの指定が終わったら「終了」をクリックする。

WSDL ファイルをワークベンチへインポートして WSDL エディターで開いたら、ファイルを編集することができます。

また、WSDL エクスプローラーを使用して WSDL ファイルをインポートすることもできます。 詳しくは、『WSDL エクスプローラーの使用』を参照してください。

WSDL をインポートする場合の既知の制限: 一部の Windows® システムでは、 「ファイル・システムへのインポート」操作で、必要な WSDL ファイルではなく、HTML ファイルが保管されることがあります。 この問題の予備手段と修正については、Microsoft® のサポート技術情報 Q281119 に記載されています。 ダイアログ・ボックスで "WSDLFileDownloader" を保管するか質問されることがありますが、 このメッセージは誤りであり、保管されるファイルの実際の名前には影響しません。 WSDL 文書の保管場所の選択時に、XML ファイル拡張子が表示されても、この誤った拡張子を無視して保管を継続します。 ファイルは WSDL 拡張子で保管されます。
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