プロパティー
selectedIndexItem は、
VGUI フィールド配列に使用され、
選択されている索引項目 を参照します。
この索引項目の VGUI フィールドの値は、実行時処理の次の 2 つの特徴を示します。
- Web ページが表示されるときにコントロール (チェック・ボックスなど) が事前選択されるかどうか
- ユーザーがコントロールを選択したかどうか
このプロパティーが参照するフィールドの型は NUM であり、小数点以下の桁があってはなりませんが、
配列とすることができます。
以下の場合を考えてください。
- VGUI レコード・フィールドが配列であり、配列ではないフィールド (選択されている索引項目)
を参照する selectedIndexItem プロパティーを持つ場合。
- uiType プロパティーが input または inputOutput である場合。
この場合、生成される Web ページには、ユーザーが値を 1 つのみ選択できるラジオ・ボタンが
含まれます。選択されている索引項目は、番号でラジオ・ボタンを識別します。
番号 1 は、最初のラジオ・ボタンを示します。
同じ場合に、選択されている索引項目が配列であると、生成される
Web ページにはチェック・ボックスのセットが含まれ、以下が真となります。
- データが表示用に準備されているとき、配列には事前選択として設定されるエントリーの
索引が含まれます。
- データが戻されるとき、この配列には、ユーザーが選択したエントリーの索引が含まれます。
例えば、ユーザーが索引 1、3、5 を持つ表示エントリーを選択した場合、
配列の最初のエレメントには 1、2 番目のエレメントには 2、3 番目には 5、残りには 0 が含まれます。
uiType プロパティーが出力である場合、生成される HTML は異なります。
- 選択されている索引項目が配列ではない場合、生成される Web ページには、
太字で表示される項目ラベルの構造と、
ユーザーが 1 つの値を選択できる HTML <SELECT> 構造 (ドロップダウン・リストとして表示されます)
の対が含まれます。例えば、選択されている索引項目に値 2 がある場合、
2 番目のエントリーは事前選択されます。
- 選択されている索引項目が配列である場合、生成される Web ページには
1 組の類似した構造体が含まれますが、ユーザーは複数値を選択することができます。選択された索引項目の
最初のエレメントの値が 1 で、エレメント 2 の値が 3 である場合、
ブラウザーにドロップダウン・リストが表示され、最初のエントリーと 3 番目のエントリーが事前選択されます。