式とは、プログラムや関数のスクリプトを作成する際に指定する、一連のオペランドや演算子のことを言います。

それぞれの式は、実行時に特定の型の値に解決されます。数式 は数値に解決され、ストリング式 は一連の文字に解決され、論理式 は真または偽に解決されます。また、日時式 は日付、時間間隔、時刻、またはタイム・スタンプに解決されます。

式の評価は、一連の優先順位規則に従って行われ、(ある 1 つの優先順位レベル内では) 左から右へ評価されますが、小括弧を使用することにより、強制的に別の順序にすることもできます。 ネストされた括弧付きの副次式は、それを囲んでいる括弧付きの副次式の前に評価され、すべての括弧付きの式は、その式全体が評価される前に評価されます。

ある 1 つの評価レベルでは、最初のオペランドが式 (または副次式) の型を決定します。 以下の例を考えてください。
  "A value = " + 1 + 2
第 1 オペランドは文字型であり、この式は次の値を持つテキスト式です。
  "A value = 12"
次のような別のテキスト式を考えてみます。
  "A value = " + (1 + 2)
この場合の値は、次のようになります。
  "A value = 3"

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