EJB 開発ツールの制限

本トピックでは、EJB ツールの現在既知である制限事項および制約事項の概要を説明します。

インストール・パスに複数の連続するスペースがある場合のデプロイメント・コード生成の問題

製品をインストールするパス上のいずれかのディレクトリーに複数の連続するスペースがある場合、デプロイメント・コードの生成は失敗します。

Bean クラスを変更した場合に EJB デプロイメント・コードが削除されない

同一の Java™ クラスを使用する複数のエンタープライズ Bean をサポートするために、生成されるデプロイメント・コードは、生成されるデプロイメント・クラスの名前を固有なものにするための命名手法を使用することを要求されます。名前は既存の Bean クラス、インターフェース、およびキー・クラスの名前から派生します。

Bean に対するデプロイメント・コードを生成した後に、これらのクラスのいずれかの 名前を変更する場合、最初にデプロイメント・コードを削除する必要があります。最初にデプロイメント・コードを削除しないと、古い、生成されているクラスは削除されず、これらはコンパイル・エラーを含んでいる可能性があります。 EJB デプロイメント記述子エディターの「Bean」ページを使用して、CMP フィールド・セクションの横の「編集」ボタンを選択して主キー・フィールドのタイプを変更しても、同じ可能性があります。この場合、キー・クラスは指定された型に自動的に変更されます。主キー・フィールドが無効になった場合には、新しい複合キーが作成されます。

表およびスキーマの削除

表を削除する必要がある場合、データ・パースペクティブか、または J2EE パースペクティブの「プロジェクト・エクスプローラー」ビューを使用します。すべての従属リンクも除去されます。通常、 (リソース・パースペクティブで)「ナビゲーター」ビュー、 または「J2EE プロジェクト・ナビゲーター」ビューを使用して、J2EE リソースを削除してはいけません。 それは、依存関係が更新されないためです。

不明の主キーはサポートされません

EJB ツールでは、現在、EJB 2.0 仕様で記述されている不明の主キー定義はサポートされていません。 その次善策は、特定の主キー・クラスを定義することです。

ソース・ページおよび EJB 継承

継承階層で CMP エンティティー Bean を変更している場合、ソース・ページではなく、 EJB デプロイメント記述子エディターのウィザードとインターフェース部分を使用する必要があります。例えば、 CMP フィールドを追加または除去したい場合、または CMP Bean の主キー・フィールドを変更したい場合、 Bean を EJB 仕様に準拠させるため、すべての継承 Bean のツールを使用してこれらのフィールドが同期化されます。そのような同期化は、 ソース・ページでソースを変更した場合には行われない場合があります。

EJB アプリケーションのマイグレーション

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