データ・テーブル内のクリックされた行の値の検索

「断片」ビューの EGL ドロワー内の getClickedRowValue 断片は、 データ・テーブル内のクリックされた行でハイパーリンクされた値を検索する関数です。 この断片は、EGL PageHandler に置かなければなりません。 この断片には、次の前提条件があります。
  1. JSP ページにはデータ・テーブルがある。
  2. JSP ID の名前は、デフォルトから変更されていない。
  3. ページは、セッションではなく、faces-config.xml 内の有効範囲の要求として定義される。
この断片を挿入し構成する手順は、次のとおりです。
  1. 断片のコードを PageHandler に挿入する。 詳細については、『EGL コード断片の挿入』を参照してください。
  2. クリックされた値を受け取る文字またはストリング変数を定義する。
  3. コマンド・ハイパーリンク (パレット・ビューの Faces コンポーネント・ドロワーから) をデータ・テーブル内のフィールドに追加する。
  4. コマンド・ハイパーリンクのターゲットに、JSP ページの名前を指定する。 このハイパーリンクは、独自のページにリンクします。
  5. ハイパーリンクにパラメーターを追加し、そのパラメーターに、クリックされた値を受け取る PageHandler 内の変数と同じ名前を付ける。
  6. action プロパティー (「プロパティー」ビューの「すべて」タブにある) を getVal() 関数に設定する。
この断片によって挿入されるコードは、次のとおりです。
function getVal()
	javaLib.store((objId)"context", 
   "javax.faces.context.FacesContext",
   "getCurrentInstance");
	javaLib.store((objId)"root", 
   (objId)"context", "getViewRoot");
	javaLib.store((objId)"parm", 
   (objId)"root", 
   "findComponent",
   "form1:table1:param1");
	recVar = javaLib.invoke((objId)"parm", 
                          "getValue");
end

関連タスク
EGL および JSP ファイルへのコードの断片の挿入

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