関連要素

『リソース関連パーツ』で説明されているとおり、リソース関連パーツは関連要素で構成されています。各要素はファイル名 (プロパティー fileName) に固有であり、一連のエントリーを含んでいます。各エントリーは、以下のプロパティーを持ちます。
system および fileType プロパティーの値により、以下のリストから追加のプロパティーが選択可能です。

commit

コミットメント制御を使用可能にするかどうかを示します (iSeries™ 上の EGL で生成された Java™ プログラム用)。

次の値から 1 つを選択します。
NO (デフォルト)
sysLib.commit または sysLib.rollback の使用は影響を与えません。
YES
sysLib.commit および sysLib.rollback を使用して作業論理単位の終了を定義することができます。

conversionTable

MQSeries® メッセージ・キューのアクセス時に、生成された Java プログラムで使用される変換テーブルの名前を指定します。

追加情報については、『データ変換』を参照してください。

fileType

ターゲット・システムでファイル編成を指定します。seqws などの 明示的タイプを選択することができます。または、値 default を選択することができます。 この値はプロパティー fileType のデフォルト値です。デフォルトを使用すると、 ファイル・タイプが以下のように自動的に選択されます。
  • ターゲット・システムと EGL レコード・タイプの特定の組み合わせの場合
  • ファイル名が printer である印刷出力の場合

レコードとファイル・タイプの相互参照』では、default を 選択した場合に使用される値だけでなく、明示的 fileType 値を示します。

fileName

1 つ以上のレコードで指定される論理ファイル名を指します。この名前を 1 つ以上のターゲット・システムの物理リソースに関連付ける関連要素を作成します。(印刷出力の場合は、 値 printer を指定します。)

論理ファイル名にはグローバル置換文字としてアスタリスク (*) を使用できます。ただし、この文字は最後の文字としてのみ有効です。詳細については、『リソース関連とファイル・タイプ』を参照してください。

formFeedOnClose

印刷書式の出力が終了したときに用紙送りが発行されたかどうかを示します。(コードが print 文を発行すると、印刷書式が生成されます。)

このプロパティーは、以下のいずれかの場合で fileName 値が printer である場合にのみ使用可能です。
  • system 値が aixiSeriesj、 または linux であり、fileType 値が seqws または spool である。
  • system 値が win で、fileType 値が seqws である。
次の値から 1 つを選択します。
YES
用紙送りが行われる (デフォルト)
NO
用紙送りが行われない

replace

ファイルにレコードを追加する場合、ファイル全体が置き換えられるのか、レコードがファイルの終わりに付加されるのかを指定します。このエントリーは、以下の場合にのみ使用されます。
  • Java コードを生成している。
  • レコードがファイル・タイプ seqws である。
次の値から 1 つを選択します。
NO
ファイルへの付加 (デフォルト)
YES
ファイルの置換

system

ターゲットのプラットフォームを指定します。次の値から 1 つを選択します。
aix
AIX®
imsbmp
IMS™ BMP
imsvs
IMS/VS
iseriesj
iSeries
linux
Linux®
win
Windows® 2000/NT/XP
any
ターゲットのプラットフォームを問わない。詳細については、『リソース関連とファイル・タイプ』を参照してください。

systemName

ファイル名に関連付けられたファイルまたはデータ・セットのシステム・リソース名を指定します。値の中にスペースまたは以下の文字のいずれかが含まれる場合には、値を単一引用符または二重引用符で囲みます。
  % = , ( ) /

text

生成された Java プログラムがシリアル・レコードを介してファイルにアクセスするときに、次の処理を実行させるかどうかを指定します。
  • add 操作中に、行の終わりを示す文字を付加する。 UNIX® 以外のプラットフォームでは、付加される文字は復帰文字と改行文字です。UNIX プラットフォームでは、改行文字が唯一の付加対象文字です。
  • get または get next の操作中に、行の終わりを示す文字を除去する。
次の値から 1 つを選択します。
NO
デフォルトでは、行の終わりを示す文字の付加も除去も行いません。
YES
生成されたプログラムが、レコードが行の終わりを示す文字で終わることを前提としているプロダクトとのデータ交換を行う場合に便利であるように、デフォルトを変更します。
フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.