次のリストでは、Prompt 型の変数のフィールドを定義します。これらのフィールドのうち、
必須のフィールドはありません。
- isChar
- プロンプトが表示された後、ユーザーの最初のキー・ストロークで操作が終了するかどうかを指示します。
- 型: Boolean
- 例: isChar = yes
- デフォルト: no
- 実行時の更新可能性: あり
このオプションの値は、次のとおりです。
- no (デフォルト)
- ユーザーが Enter を押すか、またはプロンプトを表示する
openUI 文の OnEvent 文節に関連するキーを押すと、操作が終了します。
プロンプトがバインドされる変数が、入力文字を受け取ります。
- yes
- ユーザーの最初のキー・ストロークで、操作が終了します。文字が印刷可能である場合、プロンプトがバインドされる
変数が文字を受け取ります。
どちらの場合でも、ON_KEY 型の
OnEvent 文節を設定することにより、特定のキー・ストロークに応答できます。
- message
- ユーザーにプロンプトを出すテキストを指定します。
- 型: String
- 例: message = "Type here: "
- デフォルト: 空ストリング
- 実行時の更新可能性: コードが openUI 文を発行する前は可能
- messageKey
- プロンプト・テキストが含まれるリソース・バンドルを検索するために使用するキーを指定します。
message と messageKey の両方を指定する場合、message が使用されます。
- 型: String
- 例: messageKey = "promptText"
- デフォルト: 空ストリング
- 実行時の更新可能性: あり
リソース・バンドルは、messageResource で説明されているように、システム変数
ConsoleLib.messageResource によって指定されます。
- responseAttr
- ユーザー入力を指定する際に使用する表示属性を指定します。
- 型: PresentationAttributes literal
- 例: responseAttr {color = green, highlight = [underline],
intensity = [bold]}
- デフォルト: no
- 実行時の更新可能性: あり
このフィールドは、「isChar」フィールドが no に設定されている場合のみ有効です。
responseAttr 値についての詳細は、『EGL consoleUI の PresentationAttributes
フィールド』を参照してください。