ファイル・アップロード・コンポーネントを使用して、ユーザーがファイルをサーバーにアップロードする方法を作成します。このコンポーネントは、入力フィールドと関連する「参照」ボタンで構成されます。
ユーザーは、入力フィールドにファイルを手動で指定するか、「参照」をクリックしてファイルを参照することができます。Faces JSP ファイルで、ファイル・アップロード・コンポーネントを使用するには、次のようにします。
- パレットの Faces コンポーネント・ドロワーから Faces JSP ファイルにファイル・アップロード・コンポーネントをドラッグします。
- ファイル・アップロード・コンポーネント (fileupload) のプロパティー・ビューで、ファイル・アップロード・コンポーネントのバインド先の値を (「値」フィールドに) 入力します。参照ボタンをクリックして、値を検索することもできます。ファイル・アップロード・コンポーネントは、通常、データベースや JavaBean などのデータ・ストレージにバインドされます。ファイル・アップロード・コンポーネントを持つページが送信される場合、ファイルの内容は特定の場所 (データベースの列または Bean のプロパティー) に格納されます。
- プロパティー・ビューの妥当性検査パネルでは、次のようにします。
- ユーザーがファイルを指定するようにしたい場合は、「値を必須にする」にチェック・マークを付けます。
- MIME 表記で、ユーザーがアップロードできるファイルのタイプを指定します。MIME 表記を使用し、ファイル拡張子をコンマで区切ります (例: text/html, image/gif)。
- ユーザーにアップロードさせたくないファイル・タイプを指定します。ファイル拡張子をコンマで区切ります (例: xml, bat, exe)。
- クイック編集ビューの値の変更イベントで、別の検証を指定することもできます。クイック編集ビューに切り替えるには、「クリックしてカスタム検証コードを作成/編集する」の横のボタンをクリックします。