Web プロジェクト (サーブレット・レベル 2.3 からサーブレット・レベル 2.4)

Web デプロイメント記述子の成果物は、 J2EE 1.3 レベル Web プロジェクトが J2EE 1.4 にマイグレーションされるときに J2EE マイグレーション・ウィザードによってマイグレーションされます。

以下の Web アプリケーション成果物がマイグレーションされます。

認証制約

J2EE 1.4 には、languagevalue という 2 つの属性を持つ Description オブジェクトが組み込まれています。 この Description オブジェクトは J2EE 1.3 にはありませんでした。 description は認証制約の属性でした。したがって、Web デプロイメント記述子の成果物が J2EE 1.4 にマイグレーションされると、Description オブジェクトの value は認証制約の description 属性から取られます。

セキュリティー制約

同様に、J2EE 1.3 では description はセキュリティー制約の属性でした。J2EE 1.4 では、 languagevalue という属性を持つ 新規 Description オブジェクトがあります。 したがって、Description オブジェクトの value は セキュリティー制約の description 属性から取られます。

Web アプリケーション

J2EE 1.3 仕様レベルの ContextParam オブジェクト の description ストリング属性は、J2EE 1.4 では ParamValueDescription オブジェクトに移動されました。

J2EE 1.3 の TagLib オブジェクトは、J2EE 1.4 では JSPConfig オブジェクトに移動されました。JSPConfig オブジェクトは、 1.3 では Web root オブジェクトに属していました。

親トピック: J2EE 1.3 から 1.4 仕様レベルへのマイグレーション

関連資料
コネクター・プロジェクト (JCA 1.0 から JCA 1.5)
Web サービス (J2EE 1.3 から J2EE 1.4)
J2EE 1.3 から 1.4 仕様レベルへのマイグレーション