EGL ランタイムの UNIX curses ライブラリーの設定

AIX® または Linux® に EGL テキスト・プログラムをデプロイすると、EGL ランタイムは、UNIX® curses ライブラリーを使用しようとします。 環境が、UNIX curses ライブラリー用にセットアップされていない場合や、 そのライブラリーがサポートされていない場合、EGL ランタイムは、Java™ Swing テクノロジーの使用を試みます。 そのテクノロジーも使用不可の場合、プログラムは失敗します。

UNIX curses ライブラリーは、ユーザーが端末エミュレーター・ウィンドウまたは文字端末から EGL プログラムを実行する場合に必要となります。

AIX または Linux 上の UNIX curses 端末ライブラリーに EGL ランタイムがアクセスできるようにするには、UNIX シェル環境でいくつかのステップを実行する必要があります。 最初の 2 つの各ステップにおいて、installDir はランタイム・インストール・ライブラリーを指します。
  1. 共用オブジェクト libCursesCanvas6.so を組み込むために、LD_LIBRARY_PATH 環境変数を変更する。 このオブジェクトは、ランタイム・インストール・ライブラリーに提供されます。
      export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH: /installDir/bin
  2. fda6.jar および fdaj6.jar を追加するために、CLASSPATH 環境変数を変更する。
      export CLASSPATH=$CLASSPATH:
      /installDir/lib/fda6.jar: /installDir/lib/fdaj6.jar

    前述の情報は、単一行に入力する必要があります。

  3. 次の例のように、TERM 環境変数を適切な端末設定に設定する。
      export TERM=vt100

    端末に例外が発生した場合、xterm、dtterm、vt220 など、さまざまな端末設定を試してみます。

  4. 次の例のように、UNIX シェルから EGL Java プログラムを実行する。
      java myProgram

    プログラムが常駐するディレクトリーが CLASSPATH 環境変数によって識別されることを確認してください。

UNIX で Curses ライブラリーを使用する方法の追加情報については、UNIX の man ページを参照してください。

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