allcustomers.jsp ファイルはデータベース内のすべての行をリストします。次の演習では、 データベース内の 1 行からの詳細を表示する 2 番目のページを作成します。この演習では、 ユーザーを詳細ページに送るための allcustomers.jsp ファイルにリンクを追加します。またそのリンクは、 詳細ページにどのレコードを表示するかも示します。
「URL の構成」ウィンドウが開きます。
updatecustomer.jsp
これは、 次の演習で作成する、データベースの 1 行だけを表示するページの名前です。「ラベル」 フィールドはブランクにしておいてください。ここにラベルを指定しないと、 リンクは {EGLcustomer_id} フィールド自体のテキストをリンクのテキストとして使用します。
「リンクのラベル」という名前の {EGLcustomer_id} テキスト・フィールドの横のリンクが表示されている場合は、リンクを直接 {EGLcustomer_id} テキスト・フィールドにドロップしていません。「編集」>「元に戻す」をクリックして、再試行してください。
ページは次のようになります。
次に、どのレコードを updatecustomer.jsp ページに表示するか指定します。この情報をそのページに送るには、 追加したばかりのリンクの HTTP 要求パラメーターを指定します。HTTP 要求パラメーターは、HTTP プロトコルを使用してインターネット上で送信されるプレーン・テキストの「名前 - 値」のペアです。要求パラメーターは、 アプリケーション内のプログラム間で単純データを送受信するための効率的な方法です。
次に進む前に、テキスト・フィールドではなく、リンク・アイコン 自体を選択する必要があります。リンクに陰影が付いており、選択ボックスがリンク・アイコン
とテキスト・フィールドを囲んでいると、リンクが正しく選択されています。
通常、プロパティー・ビューは、 ワークベンチの下部にあります。プロパティー・ビューが見つからない場合は、 「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「プロパティー」をクリックしてください。
「パラメーター」タブが見つからない場合は、 リンク・アイコンを直接クリックして選択したことを確認してください。
CID
「ページ・データ・オブジェクトの選択」ウィンドウは次のようになります。
これでリンクの CID パラメーターの値が 「customer_id」フィールドの値にバインドされました。 ユーザーがリンクをクリックすると、 ランタイム・コードは updatecustomer.jsp ファイルを呼び出して、関連したページ・ハンドラーの onPageLoad 関数でカスタマー ID 番号が使用できるようにします。
次の演習では、updatecustomer.jsp ファイルの Web ページを作成し、その後、パラメーターを受け取ってその ID 番号を持つカスタマーだけを表示するページ・ハンドラーをセットアップします。
これで、『演習 9: 更新ページの作成』を開始する準備ができました。