メディア - Macromedia Flash Player

ユーザーが Macromedia Flash Player を使用して Flash アニメーションを再生できるようにします。

設計時のコンポーネント

メディア - Macromedia Flash Player」コンポーネントをページにドラッグ・アンド・ドロップします:
「メディア - Macromedia Flash Player」コンポーネント・ボタン

メディア - Macromedia Flash Player」コンポーネントは、 ページでこのように表示されます:
設計時の「メディア - Macromedia Flash Player」

実行時のコンポーネント

実行時の「メディア - Macromedia Flash Player」コンポーネントは、選択される Flash ファイルによって異なります。

「プロパティー」および「すべての属性」ビュー

コンポーネントの「プロパティー」ビューには、コンポーネント上で設定できる最も一般的な属性セットが表示されます。コンポーネントによっては、コントロール、アクション、または他のコンポーネントを追加するためのオプションが表示されることもあります。「プロパティー」ビューを開くには、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」をクリックします。ただし、このビューはデフォルトで開かれています。

「Macromedia Flash Player」コンポーネントのこれらの共通属性は、「プロパティー」ビューの「hx:playerFlash」タブ、「パラメーター」タブ、および「アクセシビリティ (Accessibility)」タブに表示されます。属性の詳細なリストについては、『Macromedia Flash Player の全属性』の表を参照してください。制御パラメーターを指定するその他の構成オプションは、「hx:playerFlash」 > 「パラメーター」タブにあります。

表 1. Macromedia Flash Player の構成オプション

構成オプション

説明

プレイヤーを制御するパラメーターの追加

どのパラメーターがメディア・プレイヤー・コンポーネントの制御に使用されるのかを指定します。

「すべての属性」ビューには、コンポーネント上で設定できるすべての属性のテーブルが表示されます。これには、「プロパティー」ビューからアクセスできる属性も含まれます。「すべての属性」ビューに切り替えるには、「プロパティー」ビューの右上で「すべての属性」アイコンすべての属性アイコンをクリックしてください。

表 2. Macromedia Flash Player の全属性

属性名

「プロパティー」ビューでの再表示

説明

accesskey

アクセシビリティ > アクセス・キー

単一のキーボード・キーをアクセス・キーとして指定します。指定されたアクセス・キーを実行時に押すと、このコンポーネントにフォーカスが当てられます。

align

位置合わせ

コンポーネントの位置合わせを指定します。
  • left
  • center
  • right

alt

アクセシビリティ > 代替テキスト

コンポーネントの代替テキストを指定します。これは、フォームをサポートしないブラウザーやイメージを表示しないように設定されているブラウザーなどで通常、 エレメントを実行できないときに表示されます。

archive

再表示しない

メディア・コンポーネントのレンダリングに使用されるオブジェクト HTML タグに関連付けられている属性。 これは、オブジェクトに関係のあるリソースを含むアーカイブ用の URL のスペースで区切られたリストの指定に使用されます。

autoStart

オートプレイ

autostart が true に設定されている場合は、 コンポーネントの中のマルチメディア・ファイルの再生が自動的に開始されます。これにチェックマークを付けると、実行時にコンポーネントが自動的に開始するようになります。

binding

再表示しない

通常はバッキング・ファイルの中でこのコンポーネントを表す UIComponent。

border

再表示しない

テーブルのボーダーのサイズをピクセル単位で指定します。

codebase

再表示しない

コンポーネントのその他の属性で指定された相対 URI の解決に使用される基本パスを指定します。

dir

再表示しない

実行時のコンポーネントの表示方向を指定します。指定できる値は次のいずれかです。
  • ltr - 左から右
  • rtl - 右から左

height

サイズ: 高さ

コンポーネントの高さを (行数、ピクセル数、または画面のパーセンテージで) 指定します。

hspace

再表示しない

コンポーネントの左側と右側に挿入される空白の量をピクセル数で指定します。

id

ID

名前をコンポーネントに割り当てます。JSP 内の固有名でなければなりません。

lang

再表示しない

コンポーネントの属性値およびテキスト内容の基本言語を指定します。 ISO 標準言語の省略形コード (たとえば、英語の場合は「en」、米国英語の場合は「en-US」、フランス語の場合は「fr」、ドイツ語の場合は「de」) を使用します。

loop

再表示しない

クリップの再生を無期限に継続もしくはループさせるかどうかを指定します。デフォルトは true です。

menu

再表示しない

表示されるメニュー・タイプを指定します。
  • true - 全メニューが表示され、ユーザーには再生を拡張または制御する各種オプションが示されます。
  • false - 「設定値」オプションと「フラッシュについて」オプションのみを含むメニューが表示されます。

mimeType

タイプ

SRC がバイナリー・データに結び付けられるときのメディア Mime 型の宣言に使用されます。

playerAttributes

再表示しない

プレイヤーの追加の属性/パラメーターのリストを追加する場合は、 このリストは name=value の組のコンマで区切られたリストでなければなりません。

quality

オプション: 品質

再生品質を指定します。
  • 低度 - 再生速度を画質に優先させ、アンチエイリアシングをまったく使用しません。
  • 自動低 - 最初は速度を優先しますが、可能な場合は常に画質を改善します。再生は、アンチエイリアシングがオフにされた状態で開始します。Flash Player がプロセッサーでこれが処理できることを検出した場合は、アンチエイリアシングがオンとなります。
  • 自動高 - 最初は再生速度と画質を同じように重視しますが、必要に応じて再生速度を画質よりも優先します。再生は、アンチエイリアシングがオンにされた状態で開始します。実際のフレーム・レートが指定されたフレーム・レート以下に低下した場合は、 アンチエイリアシングがオフとなり、再生速度が改善されます。この属性設定を使用して、Flash Player の中の「ビュー > 平滑化」設定をエミュレートしてください。
  • 中程度 - 何らかのアンチエイリアシングを適用しますが、ビットマップを平滑化しません。 これにより、低度設定に比べると高く、高度設定に比べると低い品質が得られます。
  • 高度 - 画質を再生速度に優先させ、常にアンチエイリアシングを適用します。ムービーにアニメーションが含まれていない場合はビットマップが滑らかにされますが、 ムービーにアニメーションが含まれている場合はビットマップが滑らかにされることはありません。
  • 最適 - 最高の表示品質を提供しますが、再生速度は考慮しません。 出力はすべて、平滑化され、全ビットマップが滑らかにされます。

rendered

再表示しない

true または false に設定できます。
  • false - コンポーネントは実行時にブラウザーへのレンダリングが行われません。
  • true - コンポーネントのレンダリングが行われます。

salign

再表示しない

位置合わせを指定します。
  • <default> - ムービーはブラウザー・ウィンドウ内の中央に置かれ、 ブラウザー・ウィンドウがムービーよりも小さい場合は縁が切り取られます。
  • left - ムービーはブラウザー・ウィンドウの左縁に沿って位置が合わされ、その他の 3 つの辺は必要に応じて切り取られます。
  • right - ムービーはブラウザー・ウィンドウの右縁に沿って位置が合わされ、その他の 3 つの辺は必要に応じて切り取られます。
  • top - ムービーはブラウザー・ウィンドウの上端に沿って位置が合わされ、その他の 3 つの辺は必要に応じて切り取られます。
  • bottom - ムービーはブラウザー・ウィンドウの下端に沿って位置が合わされ、その他の 3 つの辺は必要に応じて切り取られます。

scale

再表示しない

スケールを指定します。
  • showall - これはデフォルト値です。指定された区域内に見えるムービーの全体をゆがみのないものとする一方で、 元の縦横比を維持します。
  • noborder - ムービーはゆがむことなく指定された区域に収まるように拡大もしくは縮小されるが、一部は切り取られることもあります。この一方では、元の縦横比が維持されます。
  • exactfit - ムービーの全体は指定された区域内に見えるようにされるが、元の縦横比を保持する試みはしません。 ゆがみが生じることもあります。

src

ファイル

再生されるメディア・ファイル。コンポーネントによって使用されるファイルを指定します。

standby

再表示しない

コンポーネントの実装およびデータのロード時にブラウザーがレンダリングすることができるメッセージを指定します。

style

スタイル: プロパティー

コンポーネントの CSS スタイル情報 (たとえば、style="font-size : 8pt ; color : red") を指定します。選択されたコンポーネントのプロパティー (フォントや色など) を定義します。これは、手動で行うことも、ボタンをクリックして希望するプロパティーをウィンドウ内で選択して行うこともできます。

styleClass

スタイル: クラス

このエレメントのレンダリング時に適用される CSS スタイル・クラスのスペースで区切られたリスト。この値は、生成されたマークアップ上の「class」属性としてパススルーする必要があります。選択されたコンポーネントのクラス (スタイル・シートなど) を定義します。これは、手動で行うことも、ボタンをクリックして希望するクラスをウィンドウ内で選択して行うこともできます。

tabindex

アクセシビリティ > タブ順序インデックス

JSP 内のタブ順序でのコンポーネントの位置を指定します。この値は 0 から 32767 までの数値でなければなりません。

title

アクセシビリティ > タイトル

実行時にツールチップとしてブラウザーに表示されるタイトル・テキストを指定します。

vspace

再表示しない

コンポーネントの上部と下部に挿入される空白の量をピクセル数で指定します。

width

サイズ: 幅

コンポーネントの初期幅を指定します。この幅の指定はピクセル数で行います。ただし、値が文字数を参照するテキスト入力コンポーネントの場合を除きます。

wmode

再表示しない

ブラウザーでのトランスペアレント、レイヤー、および位置決めのために Flash ムービーの Window Mode プロパティーを指定します。
  • window - ムービーは Web ページの独自の長方形ウィンドウ内に再生される。
  • opaque - ムービーはその背後のページ上にすべてが隠れる。
  • transparent - HTML ページの背景がムービーの透明部分に示される。このオプションにより、アニメーションの動きは緩やかになります。
関連概念
JavaServer Faces を使用したデータ・アクセス Web アプリケーションの作成
関連タスク
Faces アプリケーションの作成 - 概要
関連資料
Faces コンポーネントの参照
Faces コンポーネントの属性
メディア・プレイヤー
メディア - 汎用 A/V プレイヤー
メディア - Macromedia Shockwave Player
メディア - RealPlayer
メディア - Windows Media Player
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