J2EE 要求プロファイラーをデータ収集エージェントとして指定

J2EE 要求プロファイラーは、複数のプロセスおよびホストにわたる、 分散アプリケーションからの実行データを収集するために使用されます。この収集されたデータは、 シーケンス図として表示することができます。この目的で J2EE 要求プロファイラー を使用するには、まずそれを使用可能にしてから (関連タスクを参照)、 選択したエージェントとして指定します。

  1. まだアプリケーションが実行中でない場合は、開始する。
  2. プロファイルおよびロギング・パースペクティブのメイン・ツールバーから、 「プロファイル (Profile)」ボタン  をクリックする。
  3. 接続 - Java プロセス (Attach - Java Process)」をダブルクリックし、新規プロファイル構成を作成する。
  4. 名前 (Name)」フィールドに構成の名前を指定する。
  5. 「ホスト (Host)」タブで、接続しようとしているアプリケーションのプロセスに対してワークベンチがリモートである場合は、リモート・ホストを追加する。 このページで正しいホストが選択されていることを確認します。 「適用」をクリックする。
  6. エージェント (Agents)」タブを選択する。
  7. 矢印キーを使用して、「エージェント (Agents)」リストから「J2EE 要求プロファイラー (J2EE Request Profiler)」を選択する。
  8. プロファイル (Profiling) 」タブを選択する。
  9. 実行ヒストリー 」プロファイル・セットを選択して、「編集 (Edit)」をクリックする。
  10. 「プロファイル・セットの編集 (Edit Profiling Set)」ダイアログで、「実行時間分析 (Execution Time Analysis)」を選択する。 「実行時間分析 (Execution Time Analysis)」オプションが右側のペインに表示されます。
  11. 実行フローのグラフィック詳細を表示 (Show execution flow graphical details)」を選択する。このオプションにより、 さまざまなグラフィカル・プロファイル作成ビューを使用して、収集されたデータを調べることができます。
  12. 次へ」をクリックする。
  13. プロファイル・セット・リストから「WebSphere J2EE」を選択する。
  14. 終了」をクリックする。
  15. プロファイル (Profile)」をクリックし、アプリケーションのプロファイル作成を開始する。 「プロファイル・モニター」ビューに、プロファイル・エージェントが表示されます。
  16. 「プロファイル・モニター」ビューで、プロファイル・エージェントを右マウス・ボタン・クリックし、「モニターの開始 (Start Monitoring)」を選択する。これにより、データが収集されます。

次に、アプリケーション実行に進むことができます。アプリケーションの実行が ORB の境界を越えると、J2EE 要求プロファイラーの該当する追加のインスタンスが 自動的にモニター・ビューに表示されます。

注: 1 つのモニターは複数のホストを持つことができ、 その各ホストが複数のプロセスを持つことができます。各プロセスには、1 つの J2EE 要求 プロファイラーのみが含まれます。

この時点で、シーケンス図を表示するためのすべてが設定されました。 関連タスク「J2EE 要求プロファイラーを使用したシーケンス図の表示」 を参照してください。

注: 製品には、J2EE 要求プロファイラーのサンプルが 同梱されています。その使用方法については、 readme (「ファイル (File)」>「新規 (New)」>「例 (Example)」 >「J2EE 要求プロファイラー (J2EE Request Profiler)」>「次へ (Next)」 >「終了 (Finish)」) を参照してください。

関連タスク
J2EE 要求プロファイラーの使用可能化
J2EE 要求プロファイラーを使用したシーケンス図の表示
「シーケンス図」ビューを使用した相互作用トレースの表示