J2EE 要求プロファイラーは、複数のプロセスおよびホストにわたる、 分散アプリケーションからの実行データを収集するために使用されます。
プロファイルおよびロギング・パースペクティブの「プロファイル・モニター」ビューには、 プロジェクト、ホスト、プロセス、およびプロファイル・セッション中に作成される エージェントなど、プロファイル・オブジェクトが表示されます。 これは、 プロファイル環境を表現しています。したがって、分散アプリケーションの場合、 複数のホスト、プロセス、および関連オブジェクトが表示されます。モニター・ビューを 適切に使用することは、これらのシーケンス図を理解するために 重要なことです。モニター・ビューでは、分散アプリケーション・インフラストラクチャーに 対応する、非常に強力で論理的なフィルター操作システムが提供されています。
プロファイルおよびロギング・パースペクティブの詳細、 およびパフォーマンスとメモリーのプロファイル作成については、 「プロファイル・ツール」の資料を参照してください。
注: 製品には、J2EE 要求プロファイラーのサンプルが 同梱されています。その使用方法については、 readme (「ファイル (File)」>「新規 (New)」>「例 (Example)」 >「J2EE 要求プロファイラー (J2EE Request Profiler)」>「次へ (Next)」 >「終了 (Finish)」) を参照してください。
J2EE 要求プロファイラーに接続し、それを使用してプロファイルを作成したい アプリケーションのデータを収集するには、それを明示的に使用可能にする必要が あります。以下のタスクに従ってください。
以下のステップに従ってください。
図を表示するリソースとしてモニターを選択することで、そのアプリケーションについて収集されたデータ・セット全体が表示されていることを確認します。
以下のステップに従ってください。
モニターよりも低いレベルのリソースを使用した場合、 その特定のオブジェクトから収集されるデータに対応する、 部分的な図が生成されます。たとえば、ホストから図を開くと、 その特定ホスト上のみで、トレースされたアプリケーションとそのアクティビティーに 関連するすべての実行データが含まれた図が生成されます。 プロセスでも同様となります。
これは、Java プロファイル・エージェントがプロファイル・データの 収集に使用されるときに、「プロファイル・モニター」ビューで異なる階層レベルの リソースからシーケンス図を開いた場合と対照的です。この場合、 アプリケーション全体が 1 つのプロセスで実行されるため、 表示されるシーケンス図は、開かれたリソース・レベルに関係なく、 等しくなります。関連タスクを参照してください。
注: 特定のホスト上の単一プロセスの場合は、 プロセスのレベルから表示される図とホストのレベルから表示される図は 等しくなります。
関連タスク
「シーケンス図」ビューを使用した相互作用トレースの表示
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