タイプ VGWebTransaction のプログラムでは、システム変数 SysVar.sessionID には、Web
アプリケーション・サーバー・セッションに固有の ID が入ります。SysVar.sessionID 値は、プログラム間で共用されるファイルまたはデータベース情報
にアクセスするためのキー値として使用できます。
VGWebTransaction プログラムに関連する変数は、SysVar.conversationID です。
Web アプリケーションの外部では、以下のことが該当します。
- システム変数 SysVar.sessionID には、プログラムで使用されるシステム依存のユーザー ID または端末 ID が入ります。
EGL により生成された Java™ コードでは、値は Java 仮想マシンのプロパティー user.name から得られます。
- SysVar.sessionID のこの使用法は、この目的で EGL より前の製品
(特に CSP 370AD バージョン 4 リリース 1 より前の CSP リリース) との互換性を確保するためにのみサポートされています。
代わりに SysVar.userID または SysVar.terminalID
を使用することをお勧めします。
SysVar.sessionID は以下の方法で使用できます。
- assignment 文または move 文のソースとして使用
- 論理式の変数として使用
- return 文の引数として使用
SysVar.sessionID には、以下のような特性があります。
- プリミティブ型
- CHAR
- データ長
- 8 (値が 8 文字より少ない場合はブランクが埋め込まれる)
- converse 後に値がリストアされるかどうか
- はい
SysVar.sessionID
は Java
仮想マシンのシステム・プロパティー user.name から初期化されます。
このプロパティーを検索できない場合は、SysVar.sessionID はブランクになります。