リソース・アダプターは、エンタープライズ情報システム (EIS: Enterprise Information System) と通常呼ばれるリモート・サーバー上のアプリケーション、またはデータなどのリソースにアプリケーションをアクセスさせる一連の関連したクラスです。以前は J2EE Connector Architecture (JCA) と呼ばれていた J2EE コネクター (J2C) リソース・アダプターを使用する場合は、J2C 接続ファクトリーの インスタンスを追加し、そのプロパティーを構成する必要があります。
接続ファクトリーとは、オンデマンド形式で、EIS との接続を実現するものです。リソース・アダプターが EIS の特定のインスタンスに接続するために必要なすべての情報を指定します。また、JNDI ルックアップ名も指定します。新規接続ファクトリー・インスタンスは、この名前のもとで、コンポーネントから使用可能になります。このルックアップ名を使用して、コンポーネントは、EIS との接続を迅速に 確立することができます。リソース・アダプターと接続ファクトリーは、WebSphere Enhanced EAR エディターで追加することができます。WebSphere Enhanced EAR エディターは、アプリケーション・デプロイメント記述子エディターのデプロイメント・ページです。
このタスクのステップ:
WebSphere® Application Server v6.0 サーバーへ接続ファクトリーを追加するには、 以下のステップを実行します。