ご使用の WebSphere ランタイム環境でグローバル・セキュリティーが
使用可能になっている場合は、開発環境の認証設定をランタイム・サーバーに
伝える必要があります。ワークベンチで、ランタイム環境でセキュリティーが
使用可能になるように指定して、保護されたサーバーに対するユーザー名とパスワードを提供する必要があります。
前提条件:- WebSphere ランタイム環境が保護されている。WebSphere Application Server
v6.0 でのグローバル・セキュリティーの設定については、『グローバル・セキュリティーの構成』
を参照してください。
セキュアなローカルまたはリモート WebSphere® Application
Server v6.0 に対する認証設定を指定するには、次の操作を行います。
- 「サーバー」ビューで、WebSphere Application
Server v6.0 をダブルクリックする。サーバー・エディターが開きます。
- エディターの下部の「概要」タブをクリックする。
- セキュリティーセクションを展開する。
- 「このサーバーでセキュリティーを使用可能にする」
チェック・ボックスを選択する。 このチェック・ボックスが使用可能になっていない場合、その他のすべてのセキュリティー設定は無視されます。
WebSphere セキュリティー機能の詳細については、WebSphere Application
Server 資料を参照してください。
- 「ユーザー ID」フィールドおよび「パスワード」フィールドに、サーバー構成で定義されている現在アクティブな認証設定のユーザー名とパスワードを指定する。
指定されたユーザーは、
次のアクセス権を持つ必要があります。サービスとしてログオン
およびオペレーティング・システムの一部として動作。
指定されたユーザーは、ルートとしてログオンする必要があります。
この設定をテストするには、サーバーを始動します。「コンソール」ビューで、
セキュリティーを使用可能にする必要があることを示す
メッセージ「セキュリティーの使用可能化 true (Security enabled true)」が表示されます。
注: サーバーのセキュリティーを使用可能にしたときは、WebSphere Application Server が
インストールされているマシンと同一の名前を持つユーザー ID を
付与しないでください。付与すると、サーバーは開始しない可能性があります。