ここでは、ローカル WebSphere Application Server v6.x の ランタイム環境を作成する方法について説明します。各ランタイム 環境は、プロファイル 内で作成されます。プロファイルは、ランタイム環境を定義するファイル・セットです。「プロファイル作成」ウィザードは、 ランタイム環境ごとにプロファイルを作成する WebSphere のツールです。また、これは、WebSphere のコマンド行ツールである wasprofile へのグラフィカル・ユーザー・インターフェースです。この製品の開発ツールを使用すると、WebSphere のプロファイル作成ツールを開始することができます。
WebSphere Application Server をインストールすると、インストール・プロシージャーによって、アプリケーション・サーバー server1 用のプロファイル default が作成されます。「プロファイル作成」ウィザードを使用すると、より多くの アプリケーション・サーバー・プロセスを作成することができます。例えば、2 番目のプロファイルによって、部門内の 2 つの異なるチームが、同じマシンを使用してお互い独立したテストを行うことができます。
WebSphere v6.0 サーバーの作成時に、記録したこれらの値を使用して、「WebSphere サーバーの設定」ページでフィールドを定義します。次の表は、WebSphere の「プロファイル作成」ウィザードと、この製品の「新規サーバー」ウィザードの一致するフィールド項目の要約です。
プロファイルの作成 | サーバーの作成 |
プロファイル名 | WebSphere プロファイル名 |
ブートストラップ・ポート | ORB ブートストラップ・ポート |
SOAP コネクター・ポート | SOAP コネクター・ポート |