仲介ハンドラーは、仲介の際にデプロイメントと管理の単位として機能する Java プログラムです。
仲介ハンドラーは、仲介ハンドラー・リストのコンポーネントです。
各仲介ハンドラーは、実行時に特定のメッセージ処理を実行します。たとえば、次のとおりです。
- ある形式から別の形式へのメッセージの変換
- 送信側アプリケーションによって指定されていない 1 つ以上のターゲット宛先への経路指定メッセージ
- データ・ソースからのデータの追加によるメッセージの拡大
仲介ハンドラー・クラスは、
com.ibm.websphere.sib.mediation.handler.MediationHandler インターフェースを実装します。
仲介ハンドラーには、その振る舞いを制御するプロパティーがあります。
仲介ハンドラーは、ステートレス・セッション・エンタープライズ Java Bean (EJB) としてデプロイされます。
デプロイメント時に、実行時の仲介の振る舞いを制御するプロパティーを設定し、1 つ以上の仲介ハンドラー・リストのメンバーシップを指定することができます。
仲介ハンドラーは、アセンブリー・ツールキットのデプロイ・ウィザードを使用して EAR ファイルとしてデプロイし、WebSphere Application Server にインストールすることができます。