プロファイル・ツールには、アプリケーションのプロファイル作成およびプロファイル・データの分析用の強力なユーザー・インターフェースがあります。「統計」ビューのセットは、パッケージ、クラス、またはメソッド呼び出しレベルでのパフォーマンス・ホット・スポットを識別するのに役立ちます。このツールには、グラフィカル・ビューのセットもあります。これは、ノード、プロセス、スレッド、またはメソッド呼び出しレベルでのアプリケーションの実行をより理解するのに役立ちます。
収集されたデータのプロファイル作成は、Agent Controller (RAC) アーキテクチャーによって管理されます。Agent Controller のデプロイメント・モデルは、テスト・クライアントを使用して、ネットワーク上の多くの異なるホストにある複数のアプリケーションと対話する、複数の開発ホストで構成されます。
以下に簡単なデプロイメント図を示します。
テスト・クライアントは、アプリケーションが含まれているホスト上の Agent Controller に、 すべてのプロファイル作成要求を送ります。要求は、そのデプロイメント・ホストで認証され、ターゲットのエージェントやサービスに送付されます。エージェントとサービスによって生成されるコマンドやデータも Agent Controller に 送付され、そこからテスト・クライアントへ送信されます。
RAC は、Java プロファイル・エージェントなどのさまざまなタイプのエージェントを使用して、プロファイル・データの収集を制御します。Java プロファイル・エージェントは、JVMPI (Java Virtual Machine Profiler Interface) に基づいて、JVM プロセスで実行され、JVM イベントの通知を受信します。
以下の情報は、プロファイル・ツールの機能を理解するのに役立ちます。
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.