成果物:
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統合ビルド計画書では、反復期間内での統合の詳細な計画を示します。 |
役割: | 統合担当者 |
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オプション度 / 使用時期: | 推奨。反復期間ごとに更新 |
テンプレートとレポート: |
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例: | |
UML の表現: | なし |
詳細情報: | |
成果物を入力とする作業: | 成果物を出力とする作業: |
統合ビルド計画書の目的は、コンポーネントの実装の順序、システム統合時に作成するビルド、それらの成果物の評価方法を定義することです。
統合ビルド計画書を使用するのは次の人々です。
どのユース ケースを実装するかが決定したら、その時点の反復期間中に統合ビルド計画書を作成します。計画書は反復期間中に必要に応じて修正されます。
統合担当者は、統合ビルド計画書の作成と更新に責任を持ちます。テスト設計者は、各ビルドの評価を行うために使用されるテスト ケース、テスト プロシージャ、テスト スクリプトの記述に参加します。これらは、ほかのテスト成果物に含まれる資料への参照として提供される場合があります。
統合ビルド計画書の概要は、プロジェクトの性質に合わせて調整する必要があります。たとえば、システムが大規模な場合、実装サブシステムごとに補助的な計画書を作成する場合があります。テスト資料の形式性や、テスト資料のうちどの程度を統合ビルド計画書に直接盛り込みどの程度を参照で済ませるかは、ビルドの重要性に応じて決定します。当然ながら、各反復期間の最終ビルドは、反復計画書に記述されたすべての評価基準に照らして正式に評価されます。
Rational Unified Process
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