役割:
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統合担当者は、反復を計画し、実装要素を統合してビルドを生成します。 |
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実装担当者が、テスト済みの実装要素を統合ワークスペースに届けると、統合担当者はそれらを組み合わせてビルドを作成します。また統合担当者は、統合の計画も受け持ちます。統合はサブシステム レベルとシステム レベルで行われ、ワークスペースも独立しています。テスト済みの要素が、実装担当者の個人の開発ワークスペースからサブシステムの統合ワークスペースに提出されるのと同様に、統合済みのサブシステムも、サブシステム統合ワークスペースからシステム統合ワークスペースにデリバーされます。
ここでは、この役割に関連する追加情報へのリンクを示します。
この役割に必要なスキルと知識は次のとおりです。
統合担当者は、統合を成功させるために複数の開発者と作業することが多いため、調整に関するスキルも必要です。
統合担当者は、テスト担当者として作業する場合もあります。たとえば、プロジェクトの規模が小さい場合、または統合がサブシステム レベルである場合、同一のチーム メンバーが統合とテストの両方を担当したほうが要員を効率的に活用できることがあります。また、サブシステム レベルの統合とテストでは、実装担当者、統合担当者、テスト担当者の役目を 1 人で担当することも可能です。ただし、システム レベルの統合では、独立した異なるチームによって統合とテストを行うことを推奨します。
"Code Complete—A Practical Handbook of Software Construction [MCO93]" を参照してください。
Rational Unified Process
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