成果物:
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ナビゲーション マップは、システム内のユーザー インターフェイス要素の構造を、要素がたどる可能性のあるナビゲーション経路と共に表現します。 |
役割: | ユーザー インターフェイス設計者 |
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オプション度 / 使用時期: | オプション |
テンプレートとレポート: |
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例: | |
UML の表現: | なし |
詳細情報: | |
成果物を入力とする作業: | 成果物を出力とする作業: |
ナビゲーション マップは各システムに 1 つ作成します。ナビゲーション マップの目的は、システム内の主要なユーザー インターフェイスの経路を示すことです。システムの画面を通した主要な経路を示せば十分であり、たどりうるすべての経路を示す必要はありません。ナビゲーション マップは、システムのユーザー インターフェイスの「道路地図」として考えることができます。
ナビゲーション マップは背景装置、また、個別の絵コンテ間のリンクとして機能します。絵コンテでは、ユーザーがシステムの機能を実行するためにユーザー インターフェイス間をどのように行き来するかを記述し、ナビゲーション マップは正しいナビゲーション経路を定義します。ナビゲーション マップはシステムのユーザー インターフェイスの構造を伝達し、絵コンテは動的作用を伝達します。
ナビゲーション マップにより、ユーザーが特定の画面にたどり着くまでに何回の「クリック」が必要であるかを容易に特定できるようになります。
ナビゲーション マップは、ユーザー インターフェイス要素と、それらの要素間のナビゲーション経路を示します。
プロパティ名 |
概要 |
表現 |
User-Interface Elements | ユーザーが対話する画面、フォーム、Web ページなど。ユーザー インターフェイス要素はシステムのユーザー インターフェイスを表現します。 | ナビゲーション マップに対して選択した表現形式によって異なる。「カスタマイズ」の項を参照 |
Navigation Paths | システムのユーザー インターフェイスと対話する間にユーザーがたどる可能性のある、ユーザー インターフェイス間の経路 | ナビゲーション マップに対して選択した表現形式によって異なる。「カスタマイズ」の項を参照 |
ナビゲーション マップは、最初に方向づけフェーズにおいて、システムのユーザー インターフェイスのあるべき外観に関する初期ブレーンストーミングの実施時に導入されます。システムのユーザー インターフェイスの作成が進み、安定化する過程で、ナビゲーション マップは断続的に洗練されていきます。
この成果物に責任を持つのは主に、ユーザー インターフェイス設計者の役割にある人物です。責務には次のものが含まれます。
ナビゲーション マップの表現形態にはさまざまなものを使用できます。以下に一部の例を示します。
選択した表現形式と、カスタマイズに関するすべての決定を、プロジェクト固有のガイドラインに文書化することが推奨されます。
Rational Unified Process
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