チェックポイント・データは FTP.CHECKPOINT の低位修飾子を使用してファイルに保管されます。高位修飾子 (CHKPTPREFIX) を選択してください
チェックポイント/再始動機能には、ファイル転送の方向とは無関係に (たとえば、データがクライアントから送信されようが、データがサーバーから受信されようが) クライアントのシステムに常駐するチェックポイント・ファイルが必要です。
チェックポイント・データ・セットが作成される位置を選択することができます。
- 「現行ローカル・ディレクトリー・パス」を選択すると、ファイルは local_current_path.FTP.CHECKPOINT として作成されます。
例
クライアントのローカル現行作業ディレクトリーおよびパスが USER1.XYZ であると、チェックポイント・ファイルは USER1.XYZ.FTP.CHECKPOINT となります。
ファイル名は、このように、TSO と z/OS UNIX システム・サービスのもとで稼働中の両方のクライアントについて選択されます。ただし、TSO のもとで稼働中であり、そのクライアントのローカル現行作業ディレクトリーが区分データ・セットであった場合は、チェックポイント・ファイルは区分データ・セットのメンバー名が CHKPOINT のメンバーとして作成されます。
- 「ログイン・ユーザー ID」を選択した場合は、ファイルは user_id.FTP.CHECKPOINTとして作成されます。
- 「HOME」を選択した場合:
- TSO のもとで稼働中であれば、ファイルは tso_prefix.FTP.CHECKPOINT として作成されます。
- z/OS UNIX システム・サービスのもとで稼働中であれば、ファイルは local_current_path.FTP.CHECKPOINT として作成されます。