サービス・インスタンスのカスタマイズ

サービス・インスタンスをセットアップするときには、カスタマイズ・データとして提供する必要 があるサービス特有のオプションに関して、いくつかの決定を行う必要があります。msys for Setup でセットアップできるサービスでは、サービス特有のカスタマイズ・ ダイアログでこの情報の収集が行われます。カスタマイズ・ダイアログでは、多くの場合、ウィザードおよび最適な実行デフォルトが用意されて いて、カスタマイズ・データを提供するのを援助するためのヘルプ情報が常に提供されます。

一部のサービスは、それ自体を msys for Setup でカスタマイズすることはできません が、カスタマイズできるサービスによって依存関係を扱う関数が提供されます。個々のサービスについての詳細 は、サービス情報ファイル を参照してください。

はじめに:

カスタマイズ・ダイアログを表示するステップ:

  1. リソース・ツリーでシスプレックス・フォルダーを展開し、作業したいシスプレックスのフォルダーを選択します。
  2. シスプレックス全体にわたるサービスを操作したい場合には、シスプレックス・フォルダー で「制御」パネルをクリックします。それ以外の場合には、操作したいシステムのフォルダーを展開し、システム・フォルダーで「制御」パネルをクリックします。選択可能なサービス・インスタンスのリストがリスト・ビューに表示されます。
  3. カスタマイズするサービス・インスタンスを選択します。
  4. メニューの「ファイル」 --> 「カスタマイズ...」を順にクリックします。このサービス・インスタンスをはじめてカスタマイズするとき、そのサービスでコピー機能が サポートされ、別のインスタンスの適切なカスタマイズ・データを利用できる場合には、既存の カスタマイズのデータをコピーするかどうかという確認メッセージが表示されます。
    注:
    このメニュー項目は、そのサービスに関して許可されている場合にだけ 表示されます。

  5. システムにログオンしていない場合、この時点でログオンするように 促されます。

    他のサービスの構成データに関する依存関係が、カスタマイズしようとするサービスにある場合、その依存関係についてリフレッシュがまだ行われていないと、即時リフレッシュを行うよう 促されます (管理ディレクトリーのリフレッシュを参照)。必要なすべてのリフレッシュ・データが使用可能なときには、サービスのカスタマイズ・ダイアログが ダウンロードされて表示されます。


  6. 必要なカスタマイズ・データについての詳細は、このダイアログのヘルプを利用 してください。