シミュレーションは、要求の処理を含む「更新」タスクの処理をすべて実行する機能ですが、システム構成を変更する前に処理を停止します。シミュレーションは以下のタスクで使用できます。
シミュレーションは、更新タスクをエラーなしで実行できるかどうかを予測するための手段です。タスクを実モードで実行する前に、最初にタスクをシミュレートし、エラーが発生した場合にはそれを訂正することをお勧めします。
シミュレーションでは、構成変更を実際には適用せずに、変更内容をタスク・レポートに書き込みます。したがって、シミュレーションは、更新タスクの結果として構成がどのように変更されるかを確認するための手段でもあります。シミュレーション・レポートを印刷し、必要な場合には変更を実行するための許可を取得できます。
タスクをシミュレートするには、各タスクのパネル上で「シミュレート」をクリックします。あるタスクが実モードで使用可能な場合には、そのタスクのシミュレーションも常に実行できます。
注:
「更新センター」のナビゲーション領域で「更新のコミット (スケジュール)」 ラジオ・ボタンを選択した場合、 「シミュレート」ボタンは使用できません。 更新のコミット・ジョブを処理するために、ジョブ・スケジュール・システムを 使用しているが「更新のコミット」タスクをシミュレートするには、 タスク・ナビゲーション領域で「更新のコミット」ラジオ・ボタンを選択して、 シミュレーションを実行し、シミュレーションの結果を満たした場合のみ、 「更新のコミット (スケジュール)」をクリックします。
ヒント: タスクの結果として発生する構成変更がレポートで明確に示されていない場合には、処理される要求を表示します。サービスの種類によっては、要求ブラウザーを使用したほうがシミュレーションを実行するよりも正確な情報が得られます。