FTP がディレクトリーのすぐ下にあるデータ・セット修飾子だけをディレクトリーの項目として扱うか、現行ディレクトリーの下にあるすべてのデータ・セット修飾子をディレクトリー中の項目として扱うかを示します。
例
「すべての完全修飾データ・セットによる操作」を選択すると、クライアントは以下のことを認識します。
ftp> ls 200 ポート要求了解。 125 リスト開始了解。 AREADME BAILEY BAILEY.MSYS.SPX001.I2.TEMP BAILEY.TRANS EZACIMJA ISPF.ISPPROF XMLS XX.AREADME 250 リストが正常に完了しました。 0.03 秒で 101 バイトが受信されました (3.37 K バイト/秒)
「最初の LLQ トークンのみで操作」を選択すると、クライアントは以下のことを認識します。
ftp> ls 200 ポート要求了解。 125 リスト開始了解。 AREADME BAILEY BAILEY EZACIMJA ISPF XMLS XX 250 リストが正常に完了しました。 0.03 秒で 51 バイトが受信されました (1.70 K バイト/秒)
この設定は、FTP クライアントを構成する時と FTP サーバーを構成する時の両方で使用できます。この設定は、MPUT コマンドを出す時にクライアントに適用できます。MGET、LS、DIR、および MDELETE コマンドを出す時には、サーバーに適用できます。