一般
このパネルは、次の一般設定を構成するために使用します。
- FTP サーバーの制御接続ポート。これは FTP サーバーが着信ログインを listen するポート番号です。
- オプションで、データ接続用のポート範囲を制限します。
- Transport Layer Security (TLS) プロトコルまたは Kerberos セキュリティー・プロトコルを使用してクライアントをサポートするために、サーバーを使用可能にするかどうか。
Security Sockets Layer (SSL) プロトコルは TLS に含まれています。
- ログイン後に表示されるファイル・システム。
- FTP サーバーの開始プロシージャー名および構成ファイルのメンバー名。
開始する前に、以下を行う必要があります。
- FTP サーバーが着信ログインで listen するポートを決定します。これが定義する唯一または最初の FTP サーバーの場合には、
良く知られている FTP ポート 21 を使用してください。
- この機能を実装する場合には、データ接続ポート範囲の制限についての詳細ヘルプを読んで理解してください。
- サーバーが Secure Sockets Layer (SSL) を含む Transport Layer Security ( TLS ) プロトコルか、
またはサーバーにセキュア接続を提供する Kerberos セキュリティー・プロトコルのいずれを使用可能にするかを決定します。
- FTP サーバーが、最初に HFS ファイル・システムで始動するか、 MVS データ・セットで始動するかを決定します。
- FTP サーバー構成ファイルの固有のメンバー名および開始プロシージャーを決定します。
msys 更新フェーズ中に、FTP サーバー構成ファイルおよび FTP サーバー開始プロシージャーは、区分データ・セット拡張 (PDSE) のメンバーとして作成されます。他の構成ファイル (PROFILE.TCPIP、TCPIP.DATA、および FTP クライアントなど) も、同じ PDSE のメンバーとして作成されます。
PDSE の名前は、基本設定タスクで割り当てられたものです。
ステップ
- 制御接続のポート番号を入力します。
- オプションで、データ接続に使用できるポートを制限する、下限および上限のポート範囲を入力します。
- サーバーが TLS を使用できるようにしたい場合には、
「TLS セキュリティーを使用可能にする」ボックスにチェックします。
- サーバーが Kerberos を使用できるようにしたい場合には、「Kerberos セキュリティーを使用可能にする」 ボックスにチェックします。
- 「TLS セキュリティーを使用可能にする」または「Kerberos セキュリティーを使用可能にする」にチェックした場合には、 「セキュリティー設定...」ボタンをクリックして、セキュリティーの設定をカスタマイズします。TLS にチェックした場合には、これは必須です。
- ログイン後に開始するファイル・システム・ユーザーを選択します。
- FTP サーバーの開始プロシージャー名を入力します。
- 自動的に FTP サーバーを開始 (オートログ) するかどうかを指示します。
- FTP サーバーの構成ファイル名を入力します。
制御接続ポートを指定し、オプションでデータ接続ポートの範囲を制限し、オプションで使用可能にするセキュリティーを選択し、ユーザーの初期ファイル・システムを指示し、開始プロシージャー名を入力して、構成ファイルのメンバー名を指定したら、このパネルは完了です。
このウィンドウの以下の項目について、より詳細なヘルプを表示できます。
制御接続ポート番号
オプションで、データ接続用のポート範囲を制限できます。
TLS セキュリティーを使用可能にする
Kerberos セキュリティーを使用可能にする
開始ファイル・システム (STARTDIRECTORY)
構成ファイル・メンバー名
開始プロシージャー名
オートログ
FTP 構成メンバー名
プッシュボタン
セキュリティーの設定をカスタマイズするには、「セキュリティー設定...」をクリックします。
指定を完了するには、「了解」をクリックします。
このページで行った入力を取り消すには、「取り消し」をクリックします。
このパネルの詳しい情報については、「ヘルプ」をクリックします。