z/OS Communications Server IP Services カスタマイズ・パネル (TCP/IP ポート・ リフレッシュ) にようこそ。
初めに
パネルをナビゲートしてポート予約を変更し、また新規ポート予約を追加します。 カスタマイズ・タスクが完了したら、メインの「TCP/IP カスタマイズ」パネルで「保管」を選択してデータを LDAP サーバーに保管します。「取り消し」ボタンを選択すれば、入力したデータを破棄できます。
まず、カテゴリーを選択して「カスタマイズ」ボタンをクリックします (またはカテゴリーをダブルクリックします)。すると、そのカテゴリー固有のパネルが表示されます。 カスタマイズ全体を通して、「了解」ボタンを押せばパネルの構成データが完了したことを 示し、「取り消し」ボタンを押せばデータが破棄されます。
TCP/IP 構成の有効範囲
すべての TCP/ IP ポートの予約を作成および管理できるように、情報が収集されます。
ポート予約は、以下のようないくつかの方法で行われます。
「リフレッシュ」ステップを正常に実行すると、表示されたポートが既存の ポート予約 MVS データ・セットから作成されています。
「リフレッシュ」ステップを実行しないと、表示されたポートがポート予約の 初期デフォルトから作成されています。
TCP/IP カスタマイズ・パネルを使用して、新規ポートを追加できます。
TCP/IP 以外の msys for Setup サービスがポートを予約することがあります。 ポート予約はその他のサービスのカスタマイズ・パネルで構成され、「更新」の実行後に MVS 構成データ・セット内のポート予約に追加されます。 予約は「コミット」の実行後に、TCP/IP ポート・カスタマイズ・パネルに表示されます。
カスタマイズ・パネルでは、TCP/IP カスタマイズ・ステートメントのすべてのオプションがサポートされます。
PORT
PORTRANGE
出力
msys for Setup は、それぞれの TCP/IP 構成に「未カスタマイズ」、「カスタマイズ済み」、または「不完全」のマークを付けます。メインの「TCP/IP カスタマイズ」パネルの「保管」ボタンを選択するまで、構成は「未カスタマイズ」になっています。 「了解」ボタンを選択すると、msys for Setup は LDAP サーバー・データベースに データを保管して、サービスを「カスタマイズ済み」とマークします。
構成が「カスタマイズ済み」のとき、構成を更新処理に組み込むことができます。 カスタマイズ・データが LDAP データベースから検索されて TCP/IP 構成ファイルが作成されると、 msys for Setup は「更新」フェーズになります。構成ファイルはプリリフレッシュ・ダイアログで 指定した MVS DASD の位置に配置されます。
「更新」を実行すると、msys for Setup は PORTS メンバーを持つデータ・セットを作成します。 このデータ・セットは次のように名前を付けられます。
「プリリフレッシュ」ダイアログからの高位修飾子 + ".MSYS." + シスプレックスの名前 + "." + 2 文字で構成されるイメージ・ショート・ネーム + "I" + 2 文字で構成されるインスタンス ID + ".TEMP"
PORTS メンバーには、PORT 定義および PORTRANGE 定義がすべて含まれます。
「コミット」が実行されると、「更新」プロセスで作成されたデータ・セットは 上記と同じ名前のデータ・セットにコピーされます。ただし、データ・セット名の末尾は "TEMP" ではなく "TCPIP" になります。 またコミットの処理中には、PROFILE.TCPIP は INCLUDE ステートメントを使用して この新規 PORTS メンバーを指示するように更新されます。