電子メール・アドレス検査

このオプションが有効なのは、無名ユーザーに制限を加えるように選択している場合 (ANONYMOUSLEVEL=3) だけです。

ユーザー ID ANONYMOU を使用するかまたはユーザー ID とパスワードを使用するログイン処理を指定した場合には、 FTP はパスワードを求めるプロンプトでなくログインする電子メール・アドレスを求めるプロンプトを出します。

FTP サーバーが入力された電子メール・アドレスの妥当性を検査する範囲を制御するには、電子メール・アドレス検査を使用してください。

次の 3 種類の妥当性検査レベルから選択できます。

  1. 「無視してそのユーザーをログイン」
    FTP サーバーは、FTP クライアントが入力した電子メール・アドレスの妥当性を検査しません。 何を入力しても受け入れられて、ログインできます。
  2. 「ユーザーに警告してログイン」
    FTP サーバーは、FTP クライアントが入力した電子メール・アドレスを検査します。クライアントが入力したどのような値も有効として受け入れられますが、FTP サーバーはその電子メール・アドレスが受け入れられない場合には、クライアントに警告応答を返します。いずれの場合にも、FTP サーバーは FTP クライアントのログインを許可します。
  3. 「そのユーザーをログインさせない」
    FTP サーバーは、ログインを許可する前に、FTP クライアントが入力した電子メール・アドレスが有効な電子メール・アドレスであるかどうかの妥当性検査を行います。FTP サーバーは、電子メール・アドレスが無効の場合には、ログインを拒否します。