チェックポイント/再始動
このパネルは、転送がブロックまたは圧縮モードで実行された場合に、失敗したデータ転送の再始動と関連した設定を指定するために使用します。
開始する前に、FTP は失敗したデータ転送を再始動するための 2 つのサブコマンドをサポートすることを理解してください。
- ストリーム・モードのデータ転送の場合は、srestart コマンドを使用して、データ転送を再始動します。
z/OS FTP サーバーは、HFS ファイルの場合にのみストリーム・モードでの再始動をサポートします。
- ブロックまたは圧縮モードのデータ転送の場合は、restart コマンドを使用して、データ転送を再始動します。
restart コマンドを使用して、ブロックまたは圧縮モードの場合にデータ転送を再始動できるようにしたい場合は、このパネルでの設定を使用して、restart コマンドを出す前にチェックポイント機能を使用可能にする必要があります。
ストリーム・モードの場合に srestart コマンドを出すために必要な設定はなく、このパネルでの設定はストリーム・モードには適用されません。
ブロック、圧縮、およびストリーム・モード情報
- ブロック・モードでは、データは前に 1 つ以上のヘッダーを付けた一連のデータ・ブロックとして送信されます。ファイルまたはデータ・セットの論理レコード境界が保存されます。
データ転送タイプは EBCDIC でなければなりません。
- 圧縮はブロック・モードと類似しており、データは前に 1 つ以上のヘッダーを付けた一連のデータ・ブロックとして送信されます。ファイルまたはデータ・セットの論理レコード境界が保存されます。
データ転送タイプは EBCDIC でなければなりません。
さらに、データは反復文字およびブランクなしで送信されます。
- ストリーム・モードでは、データはバイトのストリームとして送信され、データ・ブロック情報は転送されないので、効率的です。
ステップ
- クライアントが送信サイトである場合に、失敗した転送にチェックポイント/再始動機能を使用したい場合は、「はい。チェックポイント間隔 (CHKPTINT) を指定します:」を選択して、チェックポイント間隔を入力します。
- サーバーが送信サイトである場合に、失敗した転送にチェックポイント/再始動機能を使用したい場合は、質問「GET 操作時にデータをクライアントからサーバーに転送するときにチェックポイント機能が実行されるようにしますか (RESTGET) ?」の下の「はい」を選択します。
チェック・ボックス/再始動機能を使用可能にする選択をした場合は、必要なチェックポイント・ファイルのための高位修飾子を選択してください。
チェックポイント/再始動機能を使用可能にしたいかどうかを指示し、チェックポイント間隔を入力したら、このパネルでの作業は完了します。
このウィンドウの以下の項目について、より詳細なヘルプを表示できます。
PUT 操作時にデータをクライアントからサーバーに転送するときにチェックポイント機能が実行されるようにしますか ?
レコード数
GET 操作時にデータをクライアントからサーバーに転送するときにチェックポイント機能が実行されるようにしますか (RESTGET) ?
チェックポイント・データは、FTP.CHECKPOINT の低位修飾子を使用してファイルに保管されます。高位修飾子 (CHKPTPREFIX) を選択してください
プッシュボタン
指定を完了するには、「了解」をクリックします。
このページで行った入力を取り消すには、「取り消し」をクリックします。
このパネルの詳しい情報については、「ヘルプ」をクリックします。