ユーザー作成の変換テーブル

ユーザー作成の変換テーブルの位置は、FTP サーバーに対してではなく FTP クライアントごとに異なるように指定されます。

FTP サーバーを構成しようとしている場合には、完全修飾の MVS データ・セット名または HFS ファイル名を入力することになります。

FTP クライアントを構成しようとしている場合には、データ・セットの低位修飾子 (LLQ) だけを指定します。 クライアントは、データ・セット 'user_id.your_llq.TCPXLBIN' 中で変換テーブルを検索します。見つからない場合には、'hlq.your_llq.TCPXLBIN' から検索します。

値 'MYTRANS' を指定すると、FTP は、データ・セット 'user_id.MYTRANS.TCPXLBIN' を検索します。

クライアント設計により、異なるログイン・ユーザー ID が異なる変換テーブルを使用できるようになります。

FTP サーバーを構成する場合

入力は、完全修飾の MVS データ・セット名または HFS ファイル名のいずれかとすることができます。

構文規則

入力が完全修飾 MVS データ・セットである場合

入力が HFS ファイル名である場合

FTP クライアントを構成する場合

構文規則