保存期間 (RETPD)

新規に作成されたデータ・セットの保存期間を指定して、後での偶発的な削除の可能性を減らすのに役立てるには、保存期間値を使用します。保存期間が過ぎたら、データ・セットは削除するか、別のデータ・セットで上書きすることができます。システムは、保存期間値 (日数で指定) を現在の日付に加えて、有効期限を計算します。

保存期間値は、SMS データ・クラスまたは SMS 管理クラスから入手することも、モデル・データ・セットから継承することも、値を入力することもできます。

最初のウィザード・パネルで SMS データ・クラス、SMS 管理クラス、またはモデル・データ・セットを指定していなかった場合には、保存期間に値を入力する必要があります。 保存期間を設定したくない場合には、「なし - データ・セットには有効期限がない」を選択します。そうでない場合には、「保存:」を選択して、値を入力します。 デフォルトの選択は「なし - データ・セットには有効期限がない」です。

最初のウィザード・パネルで SMS データ・クラスまたはモデル・データ・セットを指定していた場合には、保存期間は、SMS データ・クラスまたはモデル・データ・セットから取られます。「この値を使用:」を選択して、値を示せば、取得された値を指定変更できます。

最初のウィザード・パネルで SMS データ・クラスとモデル・データ・セットの両方を指定していた場合には、保存期間は、モデル・データ・セットから取られます。「この値を使用:」を選択して、値を示せば、取得された値を指定変更できます。

管理クラスを指定した場合には、保存期間はその管理クラスから入手されます。管理クラスの保存期間の値は指定変更できます。

しかし、保存期間の値がどこから取られるかに関係なく、管理クラスに設定された値を指定変更しようとすると、その結果の実際の保存期間設定は、管理クラスに定義されている保存期間制限に関係します。 管理クラスは、保存期間だけでなく保存期間制限値によっても定義されます。管理クラスの保存期間を指定変更しようとする場合には、指定変更値は、管理クラスに定義された保存期間制限内になければなりません。そうでなければ、使用される保存期間は、管理クラスの保存制限値となります。