IBM Rational SoDA

インストールおよびアップグレード ガイド

バージョン 7.0.2
Windows
SC23-8901-00

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項 に記載されている情報をお読みください。

第 8 版、2008 年 9 月

本書は、IBM Rational SoDA (製品番号 5724-G53) のバージョン 7.0.2、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。本書は、Rational Suite 用にリリースされた『IBM Rational SoDA インストレーションガイド』(GI88-8752-00) の置き換えです。

Copyright International Business Machines Corporation 1995, 2008. All rights reserved.

目次

概説
インストール要件
ハードウェア要件
ソフトウェア要件
ユーザー特権の要件
インストールの計画
インストール シナリオ
前バージョンからのアップグレード
前バージョンの Rational SoDA からのアップグレード
前バージョンのアンインストール: シナリオ
前バージョンのアンインストール: タスク
インストール リポジトリ
リポジトリ プリファレンスを Installation Manager に設定
プリインストール タスク
インストール タスク
CD からの Rational SoDA のインストール: タスクの概要
ワークステーション上の電子イメージからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要
電子イメージからのインストール
共有ドライブ上の電子イメージからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要
HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要
HTTP Web サーバーへの Rational SoDA の配置: タスクの概要
IBM Installation Manager
IBM Installation Manager を使用した作業
Windows での Installation Manager のインストール
Windows での Installation Manager の開始
Windows での Installation Manager のアンインストール
Installation Manager のサイレント インストールおよびアンインストール
電子イメージの確認および抽出
ダウンロードされたファイルの抽出
ランチパッド プログラムからのインストール
ランチパッド プログラムの開始
ランチパッド プログラムからのインストールの開始
Installation Manager GUI を使用した Rational SoDA のインストール
サイレント インストール
Installation Manager での応答ファイルの作成
Installation Manager インストーラでの応答ファイルの記録
サイレント モードでの Installation Manager のインストールおよび実行
使用可能な製品をすべて検索してサイレント インストール
現在インストールされているすべての製品に対する更新のサイレント インストール
応答ファイルのコマンド
サイレント インストールのプリファレンス コマンド
サイレント インストールのコマンド
参照: サンプル応答ファイル
サイレント インストールのログ ファイル
ライセンスの管理
Rational SoDA の開始
Rational SoDA の更新
前バージョンに更新を復帰
Rational SoDA のアンインストール
IBM Packaging Utility
Packaging Utility のインストール
Packaging Utility を使用して製品パッケージを HTTP サーバーにコピー
特記事項
商標
索引

概説

このインストール ガイドでは、IBM(R) Rational(R) SoDA(R) のインストール、更新、およびアンインストールについて説明します。

IBM Rational SoDA について

Rational SoDA 文書の作成者およびプロジェクト管理者は、Rational Rose および Rational RequisitePro などの複数のソースからのプロジェクト文書の作成を自動化して、単一文書を作成できます。

インストール要件

このセクションでは、ユーザーのソフトウェアを正常にインストールおよび実行するために満足する必要のある、ハードウェア、ソフトウェア、およびユーザー特権の各要件を詳細に説明します。

最新の、詳細なシステム要件については、http://www.ibm.com/software/awdtools/soda/index.htmlを参照してください。

ハードウェア要件

製品をインストールするには、事前にシステムが最小ハードウェア要件を満足していることを確認してください。

ハードウェア 要求
プロセッサ Intel(R) Pentium(R)
メモリ 最小: 512 MB の RAM
ディスク容量

最小: 製品パッケージのインストールには、500 MB のディスク容量が必要です。開発するリソース用に追加のディスク容量が必要です。

ディスプレイ 256 色を使用し、最低 1024 x 768 の解像度 (最適な結果にはこれ以上)
その他のハードウェア Microsoft(R) マウスまたは互換ポインティング デバイス

ソフトウェア要件

製品をインストールするには、事前に使用するシステムがソフトウェア要件を満足していることを確認してください。

オペレーティング システム

この製品には、次のオペレーティング システムがサポートされています。

Microsoft Word

次のバージョンがサポートされます。

追加要件

ユーザー特権の要件

Rational SoDA をインストールするには、事前に次の要件を満足するユーザー ID が必要です。

インストールの計画

いずれかの製品機能のインストールまたは更新を開始する前に、このセクションのトピックをすべてお読みください。インストール プロセスの主要な機能を効果的に計画し、理解すると、確実に正常にインストールする上で役立ちます。

インストール シナリオ

Rational SoDA をインストールまたは更新するときに従うことのできるシナリオがいくつかあります。

インストール シナリオは、インストール ファイルにアクセスするフォーマットと方法 (例えば、CD、または IBM Passport Advantage(R) からダウンロードしたファイル) によって決まる場合があります。

使用することのある通常のインストール シナリオを以下に示します。

注:

CD からのインストール

このインストール シナリオでは、製品パッケージ ファイルを含む CD を使用します。通常はユーザー自身のワークステーションに Rational SoDA をインストールします。手順の概要については、CD からの Rational SoDA のインストール: タスクの概要を参照してください。

ワークステーション上のダウンロードされた電子イメージからのインストール

このシナリオでは、IBM Passport Advantage からインストール ファイルをダウンロードしていて、ユーザー自身のワークステーションに Rational SoDA をインストールします。手順の概要については、ワークステーション上の電子イメージからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要を参照してください。

共有ドライブへの電子イメージのインストール

このシナリオでは、電子イメージを共有ドライブに配置して、企業内のユーザーが単一ロケーションの Rational SoDA のインストール ファイルにアクセスできるようにします。手順の概要については、共有ドライブ上の電子イメージからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要を参照してください。

HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリからのインストール

このシナリオは、ネットワーク上に製品をインストールするのに最も高速の方法であり、共有ドライブ インストールとは異なります。HTTP または HTTPS Web サーバーに Rational SoDA の製品パッケージ ファイルを配置するには、IBM Packaging Utility、つまりユーティリティ アプリケーションを使用して、HTTP または HTTPS Web サーバーから Rational SoDA を直接インストールするのに使用できるパッケージ フォーマットにインストール ファイルをコピーする必要があります。このユーティリティは、Rational SoDA に付属しています。 パッケージを含む HTTP または HTTPS Web サーバー上のディレクトリは、リポジトリと呼ばれます。Rational SoDA インストール CD に含まれているオプションのソフトウェアはパッケージに格納されていないことに注意してください。パッケージには Rational SoDA インストール ファイルのみが格納されています。手順の概要については、HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要およびHTTP Web サーバーへの Rational SoDA の配置: タスクの概要を参照してください。

前バージョンからのアップグレード

前バージョンの製品を使用しているか、または同一ワークステーションに複数の Rational Team 製品をインストールする計画の場合は、このセクションの説明を検討してください。

前バージョンの Rational SoDA からのアップグレード

Rational SoDA バージョン 7.0.2 は、前バージョンの Rational SoDA がインストールされているコンピュータにはインストールできません。 Rational SoDA バージョン 7.0.2 をインストールする前に、Rational SoDA のすべての前バージョンをアンインストールしてください。Rational SoDA バージョン 7.0.2 のインストール時に、前バージョンのインストール システムが検出されると、インストール ルーチンは停止します。

注:
前バージョンのパッケージをアンインストールしても、プロジェクト アセットは削除されません。

前バージョンのアンインストール: シナリオ

前バージョンの Rational SoDA は、IBM Installation Manager または Windows コントロール パネルのユーティリティではなく、特定のアンインストール プログラムを使用してアンインストールしてください。

前バージョンをアンインストールするには、アンインストール プログラム rationaluninstalltool.exe を使用します。 このプログラムでは、以前にインストールされたバージョンの削除には、次の 2 つのシナリオがあります。

注:
アンインストール プログラム rationaluninstalltool.exe は、Rational SoDA、Rational ClearCase(R)、Rational ClearQuest(R)、Rational RequisitePro(R)、Rational ProjectConsole(TM)、Rational TestManager、および Rational Robot の前バージョンを同時に削除します。

前バージョンのアンインストール: タスク

前バージョンの Rational SoDA は、特定のアンインストール プログラムを使用してアンインストールしてください。以前にインストールされたバージョンの SoDA の削除には、IBM Installation Manager または Windows のコントロール パネルのユーティリティは使用しないでください。

前バージョンのアンインストールについての概要を必ず読んでおいてください。

前バージョンの Rational SoDA をアンインストールするには、次の手順で行ないます。

  1. アンインストール プログラム rationaluninstalltool.exe をダウンロードして、ハード ディスクに保存します。
  2. Windows コマンド プロンプトを実行します ([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] をクリックし、cmd と入力して、[Enter] を押す)。
  3. アンインストール プログラムが保存されているディレクトリにナビゲートします。
  4. 次のコマンドを実行します: rationaluninstalltool.exe log file name [ -c ]。ここで、log file name はログ情報を保管するファイルの名前とロケーションであり、[ -c ] は、Rational インストール ディレクトリと、HKEY_LOCAL_MACHINE と HKEY_CURRENT_USER の下にある Rational Software レジストリ キーを完全に削除するクリーン アンインストールを指定します。

インストール リポジトリ

IBM Installation Manager は、指定されたリポジトリ ロケーションから製品パッケージを検索します。

Installation Manager の開始にランチパッドを使用すると、リポジトリ情報が Installation Manager に渡されます。 Installation Manager を直接開始する場合は、インストールする製品パッケージを含むインストール リポジトリを指定する必要があります。リポジトリ プリファレンスを Installation Manager に設定を参照してください。

組織では、その独自の製品パッケージをイントラネット上にバンドルしてホスティングしている場合があります。この種のインストール シナリオの詳細については、HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリからのインストールを参照してください。 システム管理者から、正しい URL を提供してもらう必要があります。

デフォルトでは、IBM Installation Manager は、各 Rational Software Development 製品に組み込まれた URL を使用して、インターネット上のリポジトリ サーバーに接続します。その後 Installation Manager は、製品パッケージ、更新、および新規機能を検索します。

リポジトリ プリファレンスを Installation Manager に設定

ランチパッド プログラムから Rational SoDA のインストールを開始すると、インストールする製品パッケージを含むリポジトリのロケーションは、IBM Installation Manager が開始するときにこれに自動的に定義されます。 しかし、Installation Manager を直接開始する場合 (例えば、Web サーバー上に配置されているリポジトリから Rational SoDA をインストール)、製品パッケージをインストールするには、事前にリポジトリ プリファレンス (製品パッケージを含むディレクトリの URL) を Installation Manager に指定しておく必要があります。[プリファレンス(Preferences)] ウィンドウの [リポジトリ] ページに、このリポジトリ ロケーションを指定します。デフォルトでは、Installation Manager は各 Rational Software Development 製品に組み込まれた URL を使用して、インターネット経由でリポジトリ サーバーに接続し、インストール可能パッケージと新機能を検索します。組織では、イントラネット サイトを使用するにはリポジトリをリダイレクトする必要がある場合があります。

注:
インストール プロセスを開始する前に、管理者からインストール パッケージのリポジトリ URL を必ず取得してください。

リポジトリ ロケーションを Installation Manager で追加、編集、または削除するには、次の手順で行ないます。

  1. Installation Manager を開始します。
  2. Installation Manager の [開始 (Start)] ページで、[ファイル] -> [プリファレンス (Preferences)] をクリックして、[リポジトリ] をクリックします。 [リポジトリ] ページが開いて、使用可能なすべてのリポジトリとそのロケーション、およびアクセス可能かどうかが表示されます。
  3. [リポジトリ] ページで、[リポジトリの追加 (Add Repository)] をクリックします。
  4. [リポジトリの追加 (Add Repository)] ウィンドウで、リポジトリ ロケーションの URL を入力するか、これに参照で移動して、ファイル パスを設定します。
  5. [OK] をクリックします。HTTPS または制限付き FTP リポジトリ ロケーションを指定していた場合は、ユーザー ID およびパスワードの入力のプロンプトが出されます。 新規または変更されたリポジトリ ロケーションがリストされます。 リポジトリがアクセスできない場合は、[アクセス可能 (Accessible)] 列に赤の x 印が表示されます。
  6. 終了するには、[OK] をクリックします。

注:
Installation Manager がインストール済みパッケージのデフォルトのリポジトリ ロケーションを検索する場合は、リポジトリ プリファレンス ページの [インストールおよび更新時にサービス リポジトリを検索する (Search service repositories during installation and updates)] プリファレンスを選択しておく必要があります。このプリファレンスは、デフォルトで選択されています。

プリインストール タスク

製品をインストールする前に、次の手順を完了します。

  1. システムが インストール要件 セクションに説明する要件を満足していることを確認します。
  2. ユーザー ID は、製品をインストールのに必要なアクセス権を満足していることを確認します。ユーザー特権の要件を参照してください。
  3. インストールの計画 セクションを読み、前バージョンからのアップグレード トピックに特に注意してください。

インストール タスク

次のセクションでは、インストール シナリオ セクションで説明するインストール シナリオを概説します。 メイン ステップのリンクから詳細説明にアクセスできます。

CD からの Rational SoDA のインストール: タスクの概要

このインストール シナリオでは、インストール ファイルを含む CD を使用します。通常はユーザー自身のワークステーションに Rational SoDA をインストールします。

次の手順で、CD からインストールするための一般的なステップを示します。

  1. プリインストール手順を完了します。詳しくは、プリインストール タスクを参照してください。
  2. 最初のインストール CD を CD ドライブに挿入します。
  3. システムで自動実行が有効になっている場合は、Rational SoDA ランチパッド プログラムが自動的に開きます。自動実行が有効でない場合は、ランチパッド プログラムを開始します。 詳しくは、ランチパッド プログラムの開始を参照してください。
  4. ランチパッドから、Rational SoDA のインストールを開始します。 詳しくは、ランチパッド プログラムからのインストールの開始を参照してください。

    ユーザーのワークステーションで IBM Installation Manager が検出されない場合、続行するには Installation Manager をインストールする必要があります。 ウィザードの指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Windows での Installation Manager のインストールを参照してください。

    Installation Manager のインストールが完了したかまたはすでにコンピュータに存在する場合、Installation Manager は自動的に開始します。

  5. インストールを完了するには、[パッケージのインストール] をクリックして [パッケージのインストール] ウィザードの指示に従います。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational SoDA のインストールを参照してください。
  6. Rational License Key Administrator を使用して、ライセンスを構成します。 詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。

ワークステーション上の電子イメージからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要

このシナリオでは、IBM Passport Advantage からインストール ファイルをダウンロードしていて、ユーザー自身のワークステーションに Rational SoDA をインストールします。

次の手順で、電子インストール イメージから Rational SoDA をインストールするための一般的なステップを示します。

  1. 使用するワークステーションに、IBM Passport Advantage からダウンロードする必要のあるファイルと抽出されたインストール イメージ ファイルの両方を格納するのに十分な空き容量があることを確認します。詳しくは、ハードウェア要件を参照してください。
  2. 使用するワークステーションに、ダウンロードする必要のあるファイルと抽出されたインストール イメージ ファイルの両方を格納するのに十分な空き容量があることを確認します。詳しくは、ハードウェア要件を参照してください。
  3. 製品イメージの必要な部分をすべて、IBM Passport Advantage から一時ディレクトリにダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルからインストール イメージを抽出して、インストール イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および抽出を参照してください。
  5. 下の電子イメージからのインストールの手順を続行します。

電子イメージからのインストール

  1. プリインストール タスク にリストされているプリインストール手順を完了します。
  2. ランチパッド プログラムを開始します。詳しくは、ランチパッド プログラムの開始を参照してください。
  3. ランチパッドから、Rational SoDA のインストールを開始します。 詳しくは、ランチパッド プログラムからのインストールの開始を参照してください。
  4. [パッケージのインストール] ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational SoDA のインストールを参照してください。
  5. Rational License Key Administrator を使用して、ライセンスを構成します。 詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。

共有ドライブ上の電子イメージからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要

このシナリオでは、電子イメージを共有ドライブに配置して、企業内のユーザーが単一ロケーションの Rational SoDA のインストール ファイルにアクセスできるようにします。

次の手順は、共有ドライブにインストール イメージを配置する担当者が実行します。

  1. 使用する共有ドライブに、IBM Passport Advantage からダウンロードする必要のあるファイルと抽出されたインストール イメージ ファイルの両方を格納するのに十分なディスク空き容量があることを確認します。詳しくは、ハードウェア要件を参照してください。
  2. 製品イメージの必要な部分をすべて、IBM Passport Advantage から共有ドライブ上の一時ディレクトリにダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルから共有ドライブ上のアクセス可能なディレクトリにインストール イメージを抽出して、インストール イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および抽出を参照してください。

共有ドライブ上のインストール ファイルから Rational SoDA をインストールするには、次のようにします。

  1. インストール イメージを含む共有ドライブ上の disk1 ディレクトリに切り替えます。
  2. 電子イメージからのインストール の手順に従います。

HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリからの Rational SoDA のインストール: タスクの概要

このシナリオでは、製品パッケージは、IBM Installation Manager によって HTTP または HTTPS Web サーバーから取得されます。

次の手順では、Rational SoDA のパッケージを含むリポジトリは、HTTP または HTTPS Web サーバー上に作成されていることを前提とします。

HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリから Rational SoDA パッケージをインストールするには、次の手順で行ないます。

  1. プリインストール タスク にリストされているプリインストール手順を完了します。
  2. IBM Installation Manager をインストールします。 IBM Installation Manager を使用した作業を参照してください。 このシナリオでは、例えば、Installation Manager インストール ファイルは共有ドライブから使用できます。
  3. Installation Managerを開始します。 詳しくは、Windows での Installation Manager の開始を参照してください。
  4. Rational SoDA のパッケージを含むリポジトリの URL をリポジトリ参照として Installation Manager に設定します。リポジトリ プリファレンスを Installation Manager に設定を参照してください。
  5. Installation Manager の [パッケージのインストール] ウィザードを開始し、[パッケージのインストール] ウィザードの画面上の指示に従って、インストールを完了します。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational SoDA のインストールを参照してください。
  6. Rational License Key Administrator を使用して、ライセンスを構成します。 詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。

HTTP Web サーバーへの Rational SoDA の配置: タスクの概要

HTTP Web サーバーに存在するリポジトリからのインストールのために、Rational SoDA を準備するには、次の手順で行ないます。

  1. 使用する HTTP または HTTPS Web サーバーに、製品パッケージを保管する十分なディスク空き容量があることを確認します。ハードウェア要件を参照してください。
  2. 使用するワークステーションに、IBM Passport Advantage からダウンロードする必要のあるファイルと抽出されたインストール イメージ ファイルの両方を格納するのに十分なディスク空き容量があることを確認します。ハードウェア要件を参照してください。
  3. 製品イメージの必要な部分をすべて、IBM Passport Advantage からワークステーション上の一時ディレクトリにダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルからワークステーション上の別の一時ディレクトリにインストール イメージを抽出して、インストール イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および抽出を参照してください。
  5. ワークステーションに、使用するプラットフォームに該当する Enterprise Deployment CD (または電子ディスク) から IBM Packaging Utility をインストールします。
  6. Packaging Utility を使用して、Rational SoDA 製品パッケージをコピーします。
  7. Packaging Utility の出力を HTTP または HTTPS Web サーバーにコピーします。
  8. Enterprise Deployment CD から IBM Installation Manager のインストール ファイルを共有ドライブにコピーします。
  9. 組織内のユーザーに、Installation Manager をインストールするように指示します。
  10. 以前に作成した Rational SoDA 製品パッケージを含むリポジトリの URL をユーザーに知らせます。

IBM Installation Manager

IBM Installation Manager は、製品パッケージのインストールを支援するプログラムです。また、インストールするこの製品パッケージおよび他のパッケージの更新、変更、およびアンインストールにも役立ちます。パッケージとしては、Installation Manager でインストールされるように設計された、製品、コンポーネント グループ、または単一コンポーネントがあります。

IBM Installation Manager は時間を節約する機能をいくつか提供します。これを使用すると、以下のタスクを完了できます。

IBM Installation Manager の詳細については、Installation Manager のインフォメーション センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jsp) にアクセスしてください。

IBM Installation Manager を使用した作業

このセクションでは、IBM Installation Manager に関連した共通タスクをいくつか説明します。 詳しくは、Installation Manager のオンライン ヘルプ、または Installation Manager インフォメーション センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jsp) を参照してください。

Windows での Installation Manager のインストール

ランチパッド プログラムから製品のインストールを開始すると、IBM Installation Manager がまだワークステーションにインストールされていない場合には、このインストールが自動的に開始されます (このプロセスの詳細については、ランチパッド プログラムからのインストールを参照してください)。その他の場合には、Installation Manager のインストールは手動で開始する必要があります。

Installation Manager のインストールを手動で開始するには、次の手順で行ないます。

  1. 最初のインストール ディスク上の InstallerImage_win32 フォルダの install.exe を実行します。
  2. [パッケージのインストール] ページの [次へ] をクリックします。
  3. ご使用条件ページの使用許諾契約を確認して、[使用条件の条項に同意します] を選択します。[Next] をクリックします。
  4. インストール ロケーションを変更する必要がある場合は、[宛先フォルダ] ページで [参照] ボタンをクリックします。[Next] をクリックします。
  5. [要約 (Summary)] ページで [インストール] をクリックします。インストール プロセスが完了すると、プロセスの正常終了を確認するメッセージが表示されます。
  6. [Finish] をクリックします。 IBM Installation Manager が開きます。

Windows での Installation Manager の開始

IBM Installation Manager は、ランチパッド プログラムから開始する必要があります。開始すると、構成済みリポジトリ プリファレンスを使用し、Rational SoDA パッケージが選択された Installation Manager が開始されます。 Installation Manager を直接開始した場合は、リポジトリ プリファレンスを設定して、製品パッケージを手動で選択する必要があります。 詳しくは、インストールの計画を参照してください。

Installation Manager を手動で開始するには、次の手順で行ないます。

  1. タスクバーから [スタート] メニューを開きます。
  2. [すべてのプログラム] -> [IBM Installation Manager] -> [IBM Installation Manager] の順に選択します。

注:
Windows Vista オペレーティング システムでは、Installation Manager は管理者として実行する必要があります。プログラム ショートカットを右クリックして [管理者として実行] をクリックします。

Windows での Installation Manager のアンインストール

Installation Manager をアンインストールするには、事前に Installation Manager を使用してインストールしたすべての製品をアンインストールしておく必要があります。

  1. [スタート] -> [設定] -> [コントロール パネル] とクリックします。
  2. [プログラムの追加と削除] をダブルクリックします。
  3. IBM Installation Manager のエントリを選択して、[削除] をクリックします。
  4. [アンインストール] ページの [次へ] をクリックします。 アンインストールする IBM Installation Manager が選択されます。
  5. [要約 (Summary)] ページで [アンインストール] をクリックします。

Installation Manager のサイレント インストールおよびアンインストール

IBM Installation Manager は、サイレント インストールおよびサイレント アンインストールできます。

Installation Manager のサイレント インストール

Installation Manager をサイレント インストールするには、インストーラを unzip し、InstallerImage_platform サブディレクトリに切り替えて、次のコマンドを使用します。

インストール後、Installation Manager または Installation Manager インストーラを使用して、パッケージをサイレント インストールすることができます。

Windows からの Installation Manager のサイレント アンインストール

Windows 上の Installation Manager をサイレント アンインストールするには、次の手順で行ないます。

  1. コマンド行から、Installation Manager の uninstall ディレクトリに移動します。デフォルトでは、C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥Installation Manager¥uninstall です。
  2. 次のコマンドを入力します: uninstallc.exe --launcher.ini silent-uninstall.ini

電子イメージの確認および抽出

インストール ファイルをダウンロードした後、Rational SoDA をインストールするには、その前に圧縮ファイルから電子イメージを抽出する必要があります。 イメージを抽出する前に、ダウンロードしたファイルの完全性を確認する必要がある場合があります。

インストール ファイルのダウンロードで [ダウンロード ディレクタ (Download Director)] オプションを選択すると、ダウンロード ディレクタ (Download Director) アプレットが、処理する各ファイルの完全性を自動的に確認します。

ダウンロードされたファイルの抽出

圧縮された各ファイルを同じディレクトリに抽出します。

ランチパッド プログラムからのインストール

ランチパッド プログラムによって、リリース情報を表示し、インストール プロセスを開始する、単一ロケーションが提供されます。

ランチパッド プログラムは、次のケースで Rational SoDA のインストールを開始する場合に使用します。

ランチパッド プログラムからインストール プロセスを開始すると、IBM Installation Manager がまだ使用するコンピュータにインストールされていない場合は自動的にインストールされ、Rational SoDA パッケージを含むリポジトリのロケーションで事前構成されて開始します。 Installation Manager> を直接インストールして開始した場合は、リポジトリ プリファレンスを手動で設定する必要があります。

ランチパッドからインストールするには、次の手順で行ないます。

  1. プリインストール タスク に説明するプリインストール タスクをまだ完了していない場合は、完了します。
  2. ランチパッド プログラムを開始します。ランチパッド プログラムの開始を参照してください。
  3. Rational SoDA のインストールを開始します。 ランチパッド プログラムからのインストールの開始を参照してください。

[パッケージのインストール] ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational SoDA のインストールを参照してください。

重要:
Windows Vista オペレーション システムの場合のインストールの注記:

ランチパッド プログラムの開始

プリインストール タスク に説明するプリインストール タスクをまだ完了していない場合は、完了します。

CD からインストールするときに、ワークステーションで自動実行が有効になっている場合は、最初のインストール ディスクを CD ドライブに挿入すると、Rational SoDA ランチパッドが自動的に開始されます。電子イメージからインストールする場合、またはワークステーションに自動実行が構成されていない場合は、ランチパッド プログラムを手動で開始する必要があります。

ランチパッド プログラムを開始するには、次のようにします。

  1. IBM Rational SoDA CD を CD ドライブに挿入します。
  2. システムで自動実行が有効になっている場合は、IBM Rational SoDA ランチパッド プログラムが自動的に開きます。自動実行がシステムで有効になっていない場合は、CD のルート ディレクトリに存在する launchpad.exe を実行します。

ランチパッド プログラムからのインストールの開始

  1. ランチパッド プログラムを開始します。
  2. リリース ノートをまだ読んでいない場合は、[リリース ノート] をクリックしてお読みください。
  3. インストールの開始準備ができたら、[ IBM Rational SoDA のインストール (Install IBM Rational SoDA)] をクリックします。
  4. IBM Installation Manager がシステムに見つからなかったか、旧バージョンがすでにインストールされている場合は、最新リリースのインストールを続行する必要があります。
  5. ウィザードの指示に従って、IBM Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Windows での Installation Manager のインストールを参照してください。
  6. IBM Installation Manager のインストールが正常に完了したら、ウィザードを閉じて [終了] をクリックします。 インストールが完了すると、IBM Installation Manager が自動的に開きます。
  7. 新規インストールの場合は、[パッケージのインストール] をクリックし、ウィザードの指示に従ってインストール プロセスを完了します。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational SoDA のインストールを参照してください。
  8. 製品更新の場合は、[パッケージの更新 (Update Packages)] をクリックし、ウィザードの指示に従って更新プロセスを完了します。詳しくは、Rational SoDA の更新を参照してください。

Installation Manager GUI を使用した Rational SoDA のインストール

次の手順で、Installation Manager グラフィカル ユーザー インターフェース (GUI) を使用した IBM Rational SoDA のインストールを説明します。

  1. Installation Manager の開始ページで [インストール] をクリックします。
    注:
    Installation Manager の新バージョンが見つかった場合は、続行するにはこれをインストールすることを確認するプロンプトが出されます。続行するには [OK] をクリックします。Installation Manager によって、新規バージョンのインストール、停止、再始動、および再開が自動的に行なわれます。
  2. [パッケージのインストール] ページに、Installation Manager が検索したリポジトリに見つかったすべてのパッケージがリストされます。 パッケージの 2 つのバージョンが見つかった場合は、最新、つまり推奨バージョンのパッケージのみが表示されます。
    1. オプション: IBM Rational SoDA バージョンの説明を読むには、バージョン チェック ボックスを選択します。説明が、[詳細] に表示されます。
    2. オプション: IBM Rational SoDA 製品に対する更新を検索するには、[他のバージョンおよび拡張子のチェック (Check for Other Versions and Extensions)] をクリックします。
      注:
      Installation Manager が、インストール済み製品の定義済み IBM 更新リポジトリ ロケーションを検索する場合は、リポジトリ プリファレンス ページ ([ファイル] -> [プリファレンス]) の [インストールおよび更新時にサービス リポジトリを検索する (Search service repositories during installation and updates)] プリファレンスを選択しておく必要があります。このプリファレンスは、デフォルトで選択されています。インターネット アクセスも必要です。
      Installation Manager は、製品パッケージの定義済み IBM 更新リポジトリから更新を検索します。 また、設定したすべてのリポジトリ ロケーションも検索します。進行標識で、検索が行なわれていることが示されます。基本製品パッケージのインストールと同時に更新をインストールすることができます。
  3. IBM Rational SoDA 製品の更新が見つかると、[パッケージのインストール] ページの製品の下の [パッケージのインストール] リストに表示されます。デフォルトでは、推奨の更新のみが表示されます。
  4. インストールする、IBM Rational SoDA パッケージとそのパッケージのすべての更新を選択します。依存関係のある更新は自動的に、まとめて選択およびクリアされます。続行するには、[次へ] をクリックします。
    注:
    前バージョンの製品がインストールされている場合は、先へ進む前に削除します。
  5. [ライセンス] ページで、選択したパッケージの使用許諾契約を読みます。
    1. 使用許諾契約のすべての条件に同意する場合は、[使用条件の条項に同意します] をクリックします。
    2. 続行するには、[次へ] をクリックします。
  6. [場所] ページで、インストール ディレクトリ のデフォルト パスを受け入れるか、パスを入力します。パスを参照して選択することもできます。[Next] をクリックします。
  7. [機能] ページで、次のようにします。
    1. インストールするパッケージの言語を選択して、[次へ] をクリックします。
    2. インストールするパッケージを選択して、[次へ] をクリックします。
    3. ライセンス サーバーを構成するには、[ライセンス サーバーの要素] フィールドにライセンス サーバーの要素を入力します。この情報が不明の場合は、インストールを続行して、後でライセンス サーバーを構成することができます。
    4. 続行するには、[次へ] をクリックします。
  8. [要約 (Summary)] ページで、選択内容を確認してから IBM Rational SoDA パッケージをインストールします。以前のページで行なった選択内容を変更する場合は、[戻る] をクリックして変更を行ないます。リポジトリを表示するには、[リポジトリ情報 (Repository Information)] をクリックします。 インストールの選択内容を確認したら、[インストール] をクリックしてパッケージをインストールします。 進行標識で、インストールの完了パーセンテージが表示されます。
  9. インストール プロセスが完了すると、プロセスの正常終了を確認するメッセージが表示されます。
    1. オプション: 現行セッションのインストール ログ ファイルを新規ウィンドウで開くには、[ログ ファイルの表示 (View log file)] をクリックします。続行するには、[インストール ログ (Installation Log)] ウィンドウを閉じる必要があります。 ログ ファイル内のイベントの詳細を表示するには、エントリを選択し、[詳細] セクションで詳細を読み取ります。ログ ファイルを XML ファイルとしてインポートまたはエクスポートしたり、ログ記録されたイベントに基づいてログ ファイルをフィルタ処理したり、ログ ファイルを Web ページとして開いたりできます。
    2. オプション: ロールバックを指定されたすべてのファイルを削除するには、[ロールバックするファイル (Files for rollback)] をクリックし、プリファレンス ウィンドウで削除するファイルを選択します。
    3. [Finish] をクリックします。 [パッケージのインストール] ウィザードが閉じて、Installation Manager の開始ページに戻ります。

サイレント インストール

Installation Manager をサイレント インストール モードで実行して、Rational SoDA をインストールすることができます。Installation Manager をサイレント モードで実行する場合、ユーザー インターフェースは使用できません。これに代わり Installation Manager は、製品パッケージのインストールに必要なコマンドの入力に、応答ファイルを使用します。Installation Manager インストーラを使用して、Installation Manager をサイレント インストールすることもできます。その後、インストーラを使用して、製品パッケージをサイレント インストールできます。

Installation Manager をサイレント モードで実行することは便利です。これにより、バッチ プロセスを使用して、スクリプトで製品パッケージをインストール、更新、変更、およびアンインストールきるようになるからです。

パッケージをサイレント インストールするには、事前に Installation Manager をインストールしておく必要があることに注意してくだい。

サイレント インストールには、次の 2 つのメインタスクが必要です。

  1. 応答ファイルの作成
  2. Installation Manager をサイレント インストール モードで実行

Installation Manager での応答ファイルの作成

応答ファイルを作成するには、Installation Manager または Installation Manager インストーラを使用して Rational SoDA をインストールするときに、アクションを記録します。応答ファイルを記録するときに、Installation Manager GUI で行なう選択がすべて、XML ファイルに保管されます。Installation Manager をサイレント モードで実行すると、Installation Manager は XML 応答ファイルを使用してパッケージが含まれているリポジトリを探し、インストールする機能を選択したりします。

インストール (またはアンインストール) 用の応答ファイルを記録するには、次の手順で行ないます。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリの eclipse サブディレクトリに切り替えます。例を次に示します。
  2. コマンド行で、次のコマンドを入力して Installation Manager を開始します。このとき、応答ファイルおよび必要であればログ ファイルを、ユーザー独自のファイル名およびロケーションで置換します。
    注:
    入力するファイル パスは存在することを確認してください。Installation Manager は応答ファイルおよびログ ファイルのディレクトリを作成しません。
  3. [パッケージのインストール] ウィザードの指示に従って、インストールに関する選択を行ないます。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational SoDA のインストールを参照してください。
  4. [終了] をクリックして Installation Manager を閉じます。

XML 応答ファイルが作成され、コマンドで指定されたロケーションに存在します。

Installation Manager インストーラでの応答ファイルの記録

Installation Manager インストーラを使用して、Installation Manager などの他の製品のインストールを記録できます。

Installation Manager のインストールを記録するには、次の手順で行ないます。

  1. Installation Manager を抽出して、InstallerImage_platform ディレクトリに進みます。
  2. 記録を開始するには、install -record <response file path and name> -skipInstall <agentDataLocation> -vmargs -Dcom.ibm.cic.agent.hidden=false と入力します。

インストーラでの製品インストールの記録

Installation Manager インストーラでの製品インストールの記録を開始するには、次の手順で行ないます。

  1. Installation Manager を抽出したロケーションにある、InstallerImage_platform ディレクトリに進みます。
  2. 次の行を削除して install.ini ファイルを開きます: -input and @osgi.install.area/install.xml
  3. 次のコマンドを入力します: install -record <response file path and name> -skipInstall <agentDataLocation>。例: install -record
  4. Installation Manager を開始して、[パッケージのインストール] ウィザードを完了します。

サイレント モードでの Installation Manager のインストールおよび実行

Installation Manager インストーラを使用して Installation Manager をインストールし、その後 Installation Manager を使用して、コマンド行から製品パッケージをサイレント インストール モードでインストールします。

Installation Manager をサイレント モードで実行する方法の追加資料については、Installation Manager Web サイトを参照してください (例えば、認証 (ユーザー ID およびパスワード) が必要なリポジトリからのサイレント インストールについて)。

次の表に、サイレント インストール コマンドで使用される引数を示します。

引数 説明
-vm Java(TM) ランチャーを指定します。サイレント モードの場合、Windows では常に java.exe を使用し、他のプラットフォームでは java を使用します。
-nosplash
スプラッシュ画面を抑止することを指定します。
--launcher.suppressErrors
JVM エラー ダイアログを抑止することを指定します。
-silent Installation Manager インストーラまたは Installation Manager をサイレント モードで実行することを指定します。
-input
Installation Manager インストーラまたは Installation Manager の入力として XML 応答ファイルを指定します。応答ファイルには、インストーラまたは Installation Manager が実行するコマンドが含まれています。
-log
(オプション) サイレント インストールの結果を記録するログ ファイルを指定します。ログ ファイルは XML ファイルです。

Installation Manager インストーラと Installation Manager には、表の引数のデフォルト値が含まれている初期化、つまり .ini ファイル silent-install.ini があります。

Installation Manager インストーラは、Installation Manager のインストールに使用されます。Installation Manager をサイレント インストールするには、次の手順に従います。

Installation Manager をサイレント インストールするには、インストーラを unzip し、eclipse サブディレクトリに切り替えて、次のコマンドを使用します。

Installation Manager をインストールしたら、これを使用して他の製品をインストールできます。また、Installation Manager インストーラを使用して、製品をインストールすることもできます。

Installation Manager をサイレント モードで実行するには、eclipse サブディレクトリから次のコマンドを実行します。

Installation Manager インストーラを使用して、eclipse ディレクトリから製品をサイレント インストールする場合は、次のコマンドを入力します。

Installation Manager インストーラまたは Installation Manager がサイレント インストール モードで実行されると、応答ファイルを読み取り、指定されたディレクトリにログ ファイルを書き込みます。サイレント インストール モードで実行する場合には応答ファイルが必要ですが、ログ ファイルはオプションです。この実行結果は、正常終了の場合のステータス 0、および障害が発生した場合のゼロ以外の数値です。

使用可能な製品をすべて検索してサイレント インストール

使用可能なすべての製品の更新をサイレントに検索してインストールできます。

使用可能なすべての製品を検索してサイレント インストールには、次のようにします。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリの eclipse サブディレクトリに切り替えます。
  2. 応答ファイルおよび、必要であればログ ファイルのロケーションを、ユーザー独自のロケーションに置換して、次のコマンドを入力し、実行します。

Installation Manager に認識されている使用可能なすべての製品がインストールされます。

現在インストールされているすべての製品に対する更新のサイレント インストール

現在インストールされているすべての製品の更新をサイレントに検索してインストールできます。

使用可能なすべての製品の更新を検索してサイレント インストールには、次のようにします。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリの eclipse サブディレクトリに切り替えます。
  2. 応答ファイルおよび、必要であればログ ファイルのロケーションを、ユーザー独自のロケーションに置換して、次のコマンドを入力し、実行します。

Installation Manager に認識されている使用可能なすべての製品の更新がインストールされます。

応答ファイルのコマンド

Installation Manager のサイレント インストール機能を使用する場合は、Installation Manager が実行する必要のあるすべてのコマンドを含む、応答ファイルを作成する必要があります。このためには、IBM Rational SoDA パッケージをインストールするときにアクションを記録することによって、応答ファイルを作成することをお勧めします。 しかし、応答ファイルは手動で作成または編集できます。

応答ファイルには、次の 2 つのカテゴリのコマンドがあります。

サイレント インストールのプリファレンス コマンド

通常は [プリファレンス (Preferences)] ウィンドウを使用してプリファレンスを指定しますが、応答ファイルにプリファレンス (キーで識別される) を指定してサイレント インストール時に使用することもできます。

注:
1 つの応答ファイルに複数のプリファレンスを指定することができます。

応答ファイルにプリファレンスを定義する場合、XML コードは次の例のようになります。

<preference
	name = "the key of the preference"
	value = "the value of the preference to be set">
</preference>

次の表は、サイレント インストール プリファレンスのキーおよびその関連値を識別する場合に使用します。

キー 備考
com.ibm.cic.common.core.preferences.logLocation Installation Manager ログ ファイルのロケーションを指定します。
重要:
このキーはオプションで、テストおよびデバッグ用に設計されています。ログ ファイルのロケーションを指定しないと、Installation Manager のサイレント インストールと UI バージョンは同じロケーションを使用します。
com.ibm.cic.license.policy.location リモート ライセンス ポリシー ファイルが常駐する場所を定義する URL を指定します。
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyEnabled True または False デフォルト値は false です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyUseSocks True または False デフォルト値は false です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyEnabled True または False デフォルト値は false です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.eclipseCache c:¥ IBM¥ common (Windows)

注:
上記のパスは、プリファレンスのデフォルト値です。通常、インストール パッケージに、このプリファレンス用の独自の値が用意されています。
パッケージをすでにインストールしている場合は、このロケーションを変更できません。
com.ibm.cic.agent.core.pref.offering.service.repositories. areUsed True または False このプリファレンスを「False」に変更すると使用不可になります。「True」の場合は、製品がインストールまたは更新されるときに、リンクされたすべてのリポジトリが検索されます。
com.ibm.cic.common.core.preferences. preserveDownloadedArtifacts True または False このプリファレンスを「False」に変更すると使用不可になります。true の場合、前バージョンにパッケージをロールバックする必要のあるファイルは、ユーザーのシステムに保管されます。false の場合、このファイルは保管されません。このファイルを保管しない場合、ロールバックするにはオリジナルのリポジトリまたはメディアに接続する必要があります。

サイレント インストールのコマンド

この参照テーブルを使用すると、サイレント インストール時に使用する応答ファイル コマンドの詳細を学習できます。

応答ファイルのコマンド 説明

プロファイル

<profile 
id="the profile (package group) id" 
installLocation="the install location of
 the profile">
<data key="key1" value="value1"/>
<data key="key2" value="value2"/>

</profile>
このコマンドは、パッケージ グループ (またはインストール ロケーション) を作成する場合に使用します。 指定されたパッケージ グループがすでに存在する場合、コマンドは有効ではありません。 現在、プロファイルを作成するときに、サイレント インストールで、Eclipse 用とネイティブ用の 2 つのインストール コンテキストも作成されます。 プロファイルはインストール ロケーションです。

リポジトリ

<server>
<repository location="http://example/
repository/">
<repository location="file:/C:/
repository/">
<!--add more repositories below-->
<...>
      </server>
このコマンドは、サイレント インストール時に使用するリポジトリを指定する場合に使用します。リモート リポジトリを指定するには URL または UNC パスを使用し、ローカル リポジトリを指定するにはディレクトリ パスを使用します。

インストール

<install>
<offering profile= "profile id" 
features= "feature ids" 
id= "offering id" version= "offering 
version"></offering>

<!--add more offerings below>
<...>

</install>
このコマンドは、インストールするインストール パッケージを指定する場合に使用します。

プロファイル ID は、既存のプロファイルまたはプロファイル設定コマンドで作成されたプロファイルと一致する必要があります。

機能 ID は、必要であれば、コンマ区切りのリスト ("feature1, feature2"など) で指定することができます。機能 ID が指定されない場合は、指定されたオファリングのすべてのデフォルトの機能がインストールされます。

バージョン番号は不要です。バージョンが指定されない場合、Installation Manager は指定された ID を持つ最新の製品と、使用可能なすべての更新およびフィックスをインストールします。

注:
必須機能は、コンマ区切りのリストで明示的に指定されていなくても、インストールで組み込まれます。

<install modify="true"> または <uninstall modify="true"> (オプションの属性)

<uninstall modify="true">
<offering profile="profileID"
 id="Id" version="Version" 
features="-"/>
</uninstall>

既存のインストール システムを変更することを指定するには、インストールおよびアンインストール コマンドで <install modify="true"> 属性を使用します。属性が true に設定されていない場合、値はデフォルトで false に設定されます。変更操作の目的が追加の言語パックのインストールのみである場合は、オファリング機能 ID リストにハイフン (-) を使用して、新機能は追加しないことを指定します。

重要:
例に示すように、"modify=true" およびハイフン "-" 機能リストを例のように指定する必要があります。指定しない場合、インストール コマンドではオファリングのデフォルト機能がインストールされ、アンインストール コマンドではすべての機能が削除されます。

アンインストール

<uninstall>
<offering profile= "profile id" 
features= "feature ids" 
id= "offering id" version= "offering 
version"></offering>

<!--add more offerings below>
<...>

</uninstall>
このコマンドは、アンインストールするパッケージを指定する場合に使用します。

プロファイル ID は、既存のプロファイルまたはプロファイル コマンドで作成されたプロファイルと一致する必要があります。さらに、機能 ID が指定されない場合は、指定されたオファリングのすべての機能がアンインストールされます。オファリング ID が指定されない場合は、指定されたプロファイルのすべてのインストール済みオファリングがアンインストールされます。

ロールバック

<rollback>
<offering profile= "profile id"
 id= "offering id" 
version= "offering version">
</offering>

<!--add more offerings below
<...>

</rollback>
このコマンドは、指定されたプロファイルに現在インストールされているバージョンから、指定されたオファリングにロールバックする場合に使用します。ロールバック コマンドで機能を指定することはできません。

InstallAll

<installALL/>
注:
このコマンドは、
-silent -installAll
を使用するのと同じです。
このコマンドは、使用可能なすべてのパッケージをサイレントで検索してインストールする場合に使用します。

UpdateAll

<updateALL/>
注:
このコマンドは、
-silent -updateAll
を使用するのと同じです。
このコマンドは、使用可能なすべてのパッケージをサイレントで検索して更新する場合に使用します。

ウィザード

<launcher -mode wizard -input 
< response file >
このコマンドは、Installation Manager を UI モードで開始する場合に使用します。UI モードでは、Installation Manager は、インストール ウィザードかアンインストール ウィザードのいずれかで開始されます。しかし、この場合、応答ファイルに含むことができるのは、プリファレンス コマンドとインストール コマンド、またはプリファレンス コマンドとアンインストール コマンドのみです。Installation Manager を UI モードで実行するときには、同じ応答ファイルにインストール コマンドとアンインストール コマンドを混在することはできません。

追加の応答ファイル属性

応答ファイル属性 説明

クリーン

<agent-input clean="true">
</agent-input>
デフォルトでは、clean="false" です。Installation Manager は、応答ファイルに指定されたリポジトリおよび他のプリファレンスと、Installation Manager に設定された既存のプリファレンスを使用します。プリファレンスが応答ファイルと Installation Manager に指定されている場合は、応答ファイル内のプリファレンスが優先されます。

clean="true" に設定されていると、Installation Manager は、応答ファイルに指定されたリポジトリおよび他のプリファレンスを使用します。Installation Manager で設定された既存のプリファレンスは使用されません。

一時的

<agent-input clean="true" temporary="false">
</agent-input>
デフォルトでは、temporary は「false」に設定され、応答ファイルに設定されているプリファレンスは永続します。temporary="true" に設定すると、応答ファイルに設定されているプリファレンスは永続しません。

テンポラリおよびクリーン属性を同時に使用すると (例えば、clean を true に設定し、temporary を false に設定する)、サイレント インストールの実行後、応答ファイルに指定されたリポジトリ設定によって、Installation Manager を使用して前のセッションで設定されたプリファレンスがオーバーライドされます。

使用許諾契約の受諾

<agent-input acceptLicense="false">
</agent-input>
デフォルトでは、サイレント インストール モードで Installation Manager を使用する場合は、インストール パッケージに伴うライセンスはすべて、受諾することを同意します。 使用許諾契約を受諾しない場合は、サイレント インストール操作を自動的に失敗させる <agent-input> エレメント内の追加属性を使用できます (<agent-input acceptLicense="false">)。 インストールするインストール パッケージに受諾する必要のある使用許諾契約がある場合、サイレント インストール操作は失敗します。

参照: サンプル応答ファイル

XML ベースの応答ファイルを使用すると、サイレント インストール設定、リポジトリ ロケーション、インストール用プロファイルなどの定義済み情報を指定できます。応答ファイルは、インストール パッケージをサイレント インストールし、インストール パッケージのロケーションおよびプリファレンスを標準化するチームや企業に役立ちます。

サンプル応答ファイル
<agent-input >

<!-- add preferences -->
<preference name="com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyEnabled" 
value="c:/temp"/>

<!-- create the profile if it doesn't exist yet -->
<profile id="my_profile" installLocation="c:/temp/my_profile"></profile>

<server>
<repository location= 
"http://a.site.com/local/products/sample/20060615_1542/repository/"></repository>
</server>

<install>
	<offering profile= "my_profile" features= "core" id= "ies" 
version= "3.2.0.20060615">
	</offering>
</install>

</agent-input>

サイレント インストールのログ ファイル

サイレント インストールのログ ファイルを使用すると、サイレント インストール セッションの結果を調べることができます。

応答ファイルの作成時にログ ファイルも作成することを指定すると、サイレント インストール機能によって、サイレント インストールの実行結果を記録する XML ベースのログ ファイルが作成されます。 サイレント インストール セッションが正常終了した場合、ログ ファイルには <result> </result> のルート エレメントのみが含まれています。しかし、インストール中にエラーが発生すると、サイレント インストールのログ ファイルには以下のようなメッセージのエラー エレメントが含まれてます。

<result>
	<error> Cannot find profile: profile id</error>
	<error> some other errors</error>
</result>

詳細に分析するには、応答ファイルを作成したときに指定したロケーションに生成されたログを参照できます。

ライセンスの管理

インストール済み IBM Rational SoDA ソフトウェアのライセンス機能は、IBM Rational License Key Administrator (LKAD) を使用して管理されます。

LKAD は、IBM Rational SoDAと IBM Rational ライセンス サーバー ソフトウェアでインストールされます。

IBM Rational License Key Administrator は、ユーザーのデスクトップ コンピュータにライセンス キーをインポートするのに使用することができるツールです。クライアントがフローティングおよび指定ユーザー ライセンスを使用するように構成することもでき、またライセンス構成は変更できます。製品のインストールが完了すると、LKAD ウィザードが開始します。また、[スタート] -> [プログラム] -> [IBM Rational] -> [Rational License Key Administrator] とクリックして、クライアントで LKAD ウィザードを開始することも できます。

Rational Common Licensing によるライセンスの管理の詳細については、Rational ClearQuest インフォメーション センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cqhelp/v7r1m0/topic/com.ibm.rational.licensing.doc/topics/c_managing_lic.htm) を参照してください。

Rational 製品のライセンスの管理の詳細については、Rational ライセンス サポート ページ (http://www.ibm.com/software/rational/support/licensing) を参照してください。

Rational SoDA の開始

Rational SoDA は、デスクトップ環境から開始できます。

デスクトップから製品を開始するには、[スタート] -> [プログラム] -> [IBM Rational SoDA] の順にクリックします。

重要:
Windows Vista オペレーション システムの場合、Rational SoDA のインストール ロケーションがパス C:¥Program Files のディレクトリの場合は、Rational SoDA は管理者として実行する必要があります。管理者として実行するには、プログラム ショートカットを右クリックして [管理者として実行] をクリックします。

Windows Vista では、[Program Files] ディレクトリは、管理者として実行していないユーザーがこの保護ディレクトリに書き込みアクセスできるようにするために、通常は仮想化されています。しかし、仮想化回避策は、Rational SoDA とは互換性がありません。

Rational SoDA の更新

IBM Installation Manager でインストールされた製品の更新をインストールできます。パッケージ更新には、インストール済み機能に対するフィックスおよび更新が用意されています。また [変更 (Modify)] ウィザードを使用してインストールできる新機能が組み込まれている場合もあります。

デフォルトでは、リポジトリ プリファレンスがユーザーのローカル更新サイトを指していない場合は、インターネット アクセスが必要です。

インストール済み製品にはそれぞれ、デフォルトの IBM 更新リポジトリのロケーションが組み込まれています。Installation Manager が、インストール済み製品の IBM 更新リポジトリ ロケーションを検索する場合、リポジトリ プリファレンス ページの [インストールおよび更新時にサービス リポジトリを検索する (Search service repositories during installation and updates)] プリファレンスを選択しておく必要があります。このプリファレンスは、デフォルトで選択されています。

詳細については、Installation Manager のヘルプを参照してください。

注:
更新の前に、Installation Manager を使用してインストールされたプログラムをすべて閉じます。

製品更新を検索してインストールするには、次の手順で行ないます。

  1. Installation Manager の [開始 (Start)] ページで、[更新] をクリックします。
  2. IBM Installation Manager がシステムに見つからなかったか、旧バージョンがすでにインストールされている場合は、最新リリースのインストールを続行する必要があります。ウィザードの指示に従って、IBM Installation Manager のインストールを完了します。
  3. [更新] ウィザードで、更新する Rational SoDA 製品がインストールされているロケーションを選択するかまたは [すべて更新 (Update All)] チェック ボックスを選択して、[次へ] をクリックします。 Installation Manager が、そのリポジトリと Rational SoDA の定義済み更新サイトから更新を検索します。 進行標識で、検索が行なわれていることが示されます。
  4. 製品の更新が見つかると、 [パッケージの更新 (Update Packages)] ページの対応する製品の下の [更新] リストに表示されます。デフォルトでは、推奨の更新のみが表示されます。使用可能な製品の見つかったすべての更新を表示するには、[すべて表示] をクリックします。
    1. 更新について詳しく理解するには、更新をクリックして、[詳細] 下の説明を参照してください。
    2. 更新に関する追加情報が使用可能な場合は、説明テキストの末尾に詳細情報リンクが組み込まれます。 ブラウザでこの情報を表示するには、リンクをクリックします。更新をインストールする前に、この情報を確認してください。
  5. インストールする更新を選択するか [推奨を選択 (Select Recommended)] をクリックして、デフォルトの選択項目を復元します。依存関係のある更新は自動的に、まとめて選択およびクリアされます。
  6. 続行するには、[次へ] をクリックします。
  7. [ライセンス] ページで、選択した更新の使用許諾契約を読みます。[ライセンス] ページの左方に、選択した更新のライセンスのリストが表示されます。各項目をクリックして使用許諾契約テキストを表示します。
    1. 使用許諾契約のすべての条件に同意する場合は、[使用条件の条項に同意します] をクリックします。
    2. 続行するには、[次へ] をクリックします。
  8. [要約 (Summary)] ページで、更新をインストールする前に選択内容を確認します。
    1. 以前のページで行なった選択内容を変更する場合は、[戻る] をクリックして変更を行ないます。
    2. 適切である場合は、[更新] をクリックし、更新をダウンロードしてインストールします。進行標識で、インストールの完了パーセンテージが表示されます。
    注:
    更新処理中に、Installation Manager から、パッケージの基本バージョンのリポジトリのロケーションのプロンプトが出されることがあります。 CD または他のメディアから製品をインストールした場合は、更新機能を使用するときに使用可能でなければなりません。
  9. オプション: 更新処理が完了すると、ページの上部近くに処理の正常終了を確認するメッセージが表示されます。現行セッションのログ ファイルを新規ウィンドウで開くには、[ログ ファイルの表示 (View log file)] をクリックします。続行するには、[インストール ログ (Installation Log)] ウィンドウを閉じる必要があります。
  10. [終了] をクリックしてウィザードを閉じます。
  11. オプション: すでにインストールされている機能のみが、[更新] ウィザードを使用して更新されます。更新に、インストールする新機能が含まれている場合は、[パッケージの修正] ウィザードを実行して、機能選択パネルからインストールする新機能を選択します。

前バージョンに更新を復帰

一部のパッケージに対する更新を削除して前バージョンに復帰するには、IBM Installation Manager の [パッケージのロールバック (Roll Back Packages)] ウィザードを使用します。

ロールバック処理中に、Installation Manager が、前バージョンのパッケージのファイルにアクセスできる必要があります。デフォルトでは、このファイルは新規パッケージにアップグレードするときに、コンピュータに保管されます。アップグレード中に、ロールバック用にローカルに保存されたファイルを削除していたか、[プリファレンス (Preferences)] ページの [ロールバック用のファイルを保存 (Save files for rollback)] チェック ボックス ([ファイル] > [プリファレンス (Preferences)] > [ロールバック用のファイル (Files for Rollback))] をクリアしていた場合は、前バージョンのパッケージのインストールに使用したメディアまたはリポジトリがないと、その前バージョンにロールバックすることはできません。

製品パッケージに更新を適用していて、更新を削除して、製品の前バージョンに戻ることを後で決定した場合は、ロールバック機能を使用します。ロールバック機能を使用すると、Installation Manager は更新されたリソースをアンインストールして、前バージョンのリソースを再インストールします。一度にロールバックできるのは、1 つのバージョン レベルのみです。

詳しくは、Installation Manager のオンライン ヘルプまたはインフォメーション センターを参照してください。

更新を前バージョンに復帰するには、次の手順で行ないます。

  1. [開始 (Start)] ページで、[パッケージのロールバック (Roll back Packages)] をクリックします。
  2. [ロールバック] ウィザードで、[インストール パッケージ (Installation Packages)] リストから、前バージョンに戻すパッケージを選択します。
  3. ウィザードの指示に従います。

Rational SoDA のアンインストール

Installation Manager の [アンインストール] オプションを使用すると、製品のアンインストールを有効にすることができます。

製品をアンインストールするには、次の手順で行ないます。

  1. Installation Manager を使用してインストールしたプログラムを閉じます。
  2. Installation Manager の [開始 (Start)] ページで、[アンインストール] をクリックします。
  3. [パッケージのアンインストール (Uninstall Packages)] ページで、Rational SoDA 製品を選択します。 [Next] をクリックします。
  4. [要約 (Summary)] ページで、アンインストールするパッケージのリストを確認して、[アンインストール] をクリックします。 アンインストールが完了すると、確認メッセージが表示されます。
  5. ウィザードを終了するには、[終了] をクリックします。

IBM Packaging Utility

IBM Packaging Utility ソフトウェアは、HTTP または HTTPS で使用できる Web サーバーに配置できるリポジトリに、製品パッケージをコピーする場合に使用します。

Packaging Utility ソフトウェアは、Rational SoDA に付属する Enterprise Deployment CD に格納されています。 Rational SoDA パッケージを含むリポジトリを HTTP または HTTPS で使用できる Web サーバーに配置する場合は、Packaging Utility を使用して Rational SoDA の製品パッケージをリポジトリにコピーする必要があります。

以下のタスクを実行するには、このユーティリティを使用します。

Packaging Utility の使用法の詳細説明については、このツールのオンライン ヘルプを参照してください。

Packaging Utility のインストール

IBM Packaging Utility を、Rational SoDA 製品パッケージをコピーするために使用するには、Enterprise Deployment CD からこのユーティリティを事前にインストールしておく必要があります。

Enterprise Deployment CD から IBM Packaging Utility ソフトウェアをインストールするには、次の手順で行ないます。

  1. 該当するプラットフォームの Enterprise Deployment CD にナビゲートして、CD から zip ファイルを抽出します。
  2. Packaging Utility ディレクトリにナビゲートして、圧縮ファイル (pu.disk_win32.zip または pu.disk_linux.zip ) から Packaging Utility インストール パッケージを抽出します。
  3. Packaging Utility インストーラ実行可能ファイルを見つけます。
  4. インストーラ実行可能ファイルを開始し、ウィザードの指示に従って Packaging Utility をインストールします。
  5. ユーザーのワークステーションで IBM Installation Manager が検出されない場合は、インストールするようにプロンプトが出され、その後インストール ウィザードが開始されます。ウィザードの指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。
  6. Installation Manager のインストールが完了したかまたはすでにコンピュータに存在する場合、Installation Manager が開始されて、[パッケージのインストール] ウィザードを自動的に開始します。
  7. [パッケージのインストール] ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。

Packaging Utility を使用して製品パッケージを HTTP サーバーにコピー

HTTP または HTTPS サーバーにリポジトリを作成するには、Packaging Utility を使用して Rational SoDA の製品パッケージをコピーする必要があります。

  1. CD イメージからコピーする場合は、次のタスクを実行します。
    1. 最初のインストール CD を CD ドライブに挿入します。
    2. システムで自動実行が有効になっている場合は、Rational SoDA ランチパッド プログラムが自動的に開きます。ランチパッド プログラムを閉じます。
  2. Packaging Utility を開始します。
  3. ユーティリティのメイン ページで、[パッケージのコピー (Copy Packages)] をクリックします。 [前提条件] ページが開き、次の 2 つのオプションが提示されます。
  4. [IBM Web から製品パッケージをダウンロードします (I will be downloading product packages from IBM Web)] をクリックします。
    注:
    アクセス可能なリポジトリをすでに定義していた場合は、[他のソースから製品パッケージを取得します (I will be obtaining the product packages from other sources)] オプションを使用できます。
  5. [ソース] ページに進むには、[次へ] をクリックします。 選択する製品パッケージがない場合は、製品パッケージを含むリポジトリを開く必要があります。
  6. リポジトリを開くには、[リポジトリを開く (Open repository)] をクリックします。
    注:
    リポジトリは、ローカル ファイル システム上のファイルへのパス、製品の最初の CD を含むディスク ドライブ、またはサーバー上のファイルへの URL でもかまいません。
  7. リポジトリ ロケーションを定義するには、リポジトリ ロケーションの [参照] ボタンをクリックして、ディスク イメージを含むリポジトリ ロケーション (共通ルート ディレクトリ) にナビゲートします。例えば、製品ファイル (disk1、disk2 など) が C:¥productA¥unzip に存在する場合は、ここにナビゲートして、repository.config ファイル、diskTag.inf、jar ファイル、または zip ファイルを選択する必要があります。
  8. リポジトリ ロケーションを定義、および [参照でリポジトリ ディレクトリに移動 (Browse to a repository directory)] ウィンドウを閉じるには、[OK] をクリックします。
  9. [宛先] ページで、[参照] ボタンをクリックして、既存のリポジトリ ディレクトリを選択するか、製品を保管する新規フォルダを作成します。
  10. 選択した製品パッケージおよびフィックスのリポジトリを指定した後、[OK] をクリックして [参照でディレクトリに移動 (Browse to a directory)] ウィンドウを閉じます。 定義したばかりのファイル パスが、[宛先] ページの [ディレクトリ] フィールドにリストされます。
  11. [要約 (Summary)] ページに進むには、[次へ] をクリックします。 [要約 (Summary)] ページに、宛先リポジトリにコピーされる選択済み製品パッケージが表示されます。このページには、コピーで必要とするストレージ容量と、ドライブ上の使用可能な空き容量もリストされます。
  12. 選択済み製品パッケージを宛先リポジトリにコピーするには、[コピー] をクリックします。 ウィザードの下部にステータス バーが開いて、コピー プロセスの残りの時間を示します。 コピー プロセスが完了すると、[完了] ページが開いて、正常にコピーされたすべての製品パッケージが表示されます。
  13. Packaging Utility のメイン ページに戻るには、[完了 (Done)] をクリックします。

Packaging Utility を使用して Rational SoDA インストール ファイルをリポジトリにコピーすると、リポジトリを Web サーバー上に配置し、ディレクトリとファイルを HTTP で使用可能にできます (リポジトリは、UNC ドライブにも配置できます)。

IBM Packaging Utility を使用した作業の最新情報については、IBM Packaging Utility インフォメーション センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jsp) にアクセスしてください。

特記事項

(C) Copyright IBM Corporation 1995, 2008.

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。 これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

<--!IBM Director of Licensing
IBM Corporation
North Castle Drive
Armonk, NY 10504-1785
U.S.A.
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実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。 〒106-8711 東京都港区六本木 3-2-12 日本アイ・ビー・エム株式会社 法務・知的財産 知的財産権ライセンス渉外

<--! IBM World Trade Asia Corporation
Licensing
東京都港区六本木 3-2-12
Tokyo 106, Japan
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以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM および その直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの 状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の 瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものと します。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

Intellectual Property Dept. for Rational Software
IBM Corporation
20 Maguire Road
Lexington, Massachusetts 02421-3112
U.S.A.

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

商標

以下は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。

Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

Linux(R) は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。

索引

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