Rational Developer for System z バージョン 7.6

「抽出」アクションと「挿入」アクションの実装

このトピックでは、記録されたフロー内で「抽出」アクションと「挿入」アクションがどのように実装されるかを説明します。

呼び出し画面操作ノードが、1 つのアプリケーション画面から次の画面への遷移を管理するために必要な情報を指定することを思い起こしてください。入力アクション (「入力」アクション、AID キー・アクション、および「挿入」アクション) は、現在表示されているアプリケーション画面に適用されます。 出力アクション (「抽出」アクション) は、次に表示される画面に適用されます。(Developer for System z インフォメーション・センターで『Screen operation』を参照してください。)

呼び出し画面操作ノードが実行される場合、ランタイム環境は関連する画面操作内の情報を次の順序で処理します。
  1. 現在表示されている画面に対して、以下の入力アクションを実行します。
    1. 「挿入」アクション (ある場合) を実行します。
    2. 「入力」アクション (ある場合) を実行します。
    3. AID キーを実行します。
  2. ホストが次のアプリケーション画面を送信するのを待ちます。
  3. 次画面リスト内の各画面と次のアプリケーション画面との比較を、一致が検出されるまで行うことにより、画面認識を行います
  4. 認識された画面記述に関連する出力端末を選択します。
  5. 新しく表示されたアプリケーション画面に対して、以下の出力アクションを実行します。
    1. 「抽出」アクション (ある場合) を実行します。
このあと、制御のフローがフロー内の次のノードに渡されます。

入力アクション (「入力」アクション、AID キー・アクション、および「挿入」アクション) は、呼び出し画面操作ノードの入力端末に関連したマッピング・ルーチン内のマッピングとして実装されます (Developer for System z インフォメーション・センターで『How actions are implemented in mappings: AID key, Input, Extract, and Insert』を参照してください)。

出力アクション (「抽出」アクション) は、選択された出力端末に関連したマッピング・ルーチン内のマッピングとして実装されます (Developer for System z インフォメーション・センターで『How actions are implemented in mappings: AID key, Input, Extract, and Insert』を参照してください)。


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