Rational Developer for System z

制限: 無視できるエラー・メッセージ

CICS® コマンドに関連付けられたキーワードのいくつかは、長年に渡って変更されてきましたが、互換性の理由で保存されています。 これらの廃止されたキーワードは、構文チェッカーによって誤って無効というフラグが立てられることがあります。 それらが表 1 にリストされており、それと共に問題の説明と、問題が発生した場合に取るべきアクションが示されています。

表 1. 構文チェッカーによって誤って無効というフラグが立てられるキーワード
コマンド 説明 アクション

ALLOCATE

このコマンドでは、NOSUSPEND キーワードが NOQUEUE キーワードの代わりです。

NOSUSPEND を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'NOSUSPEND'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

ASSIGN

互換性の理由で、OPSECURITY および OPERKEYS キーワードがサポートされています。

これらのキーワードのいずれかを指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'OPSECURITY'Invalid command option 'OPERKEYS

構文が正しいため、これらのエラーは無視できます。

CSD GETNEXTRSRCE

RESTYPE キーワードではなく、リソース名 (例: PROGRAM) を使用する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'PROGRAM'.

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

DELETE

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

DELETEQ TS

このコマンドでは、キーワード TS はオプションです。(これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

TS オプションを指定しない場合、構文チェッカーはコマンドが DELETEQ TD であると想定し、以下を戻します。

Command is ambiguous, 'TD' has been assumed

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

ただし、無効というフラグが立てられているその他のオプションを調べる場合、その他のエラーがないことを調べるために、TS を指定する必要があります。

DEQ

互換性の理由で、LUW の CVDA 値が UOW の代わりとしてサポートされます。

LUW を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'LUW

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

DOCUMENT RETRIEVE

このコマンドでは、CLNTCODEPAGE キーワードが CHARACTERSET キーワードの代わりです。

CLNTCODEPAGE を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'CLNTCODEPAGE'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

ENDBR

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

ENQ

互換性の理由で、LUW の CVDA 値が UOW の代わりとしてサポートされます。

LUW を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'LUW

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

INQUIRE DSNAME

このコマンドでは、BKOUTSTATUS オプションは廃止されましたが、前のリリースとの互換性の目的で保存されています。

BKOUTSTATUS を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'BKOUTSTATUS'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

ただし、CICS はこのキーワードを受理し、通知メッセージを出します。

INQUIRE JOURNALNUM

このコマンドは廃止されており、互換性のみの理由で保存されています。

このコマンドを指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'JOURNALNUM'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

構文が正しいため、これらのエラーは無視できます。

ただし、CICS はこのコマンドを受理し、通知メッセージを出します。

INQUIRE NETNAME

このコマンドでは、SCREENWIDTH および SCREENHEIGHT キーワードは SCRNHT および SCRNWD に置き換えられましたが、互換性の理由でサポートされます。

これらのキーワードのいずれかを指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'SCREENWIDTH'Invalid command option 'SCREENHEIGHT'

構文が正しいため、これらのエラーは無視できます。

INQUIRE PROGRAM

このコマンドでは、JVMDEBUG オプションは廃止されましたが、前のリリースとの互換性の目的で保存されています。

JVMDEBUG を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'JVMDEBUG'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

CICS は NODEBUG を CVDA 値として戻します。

INQUIRE TASK

このコマンドでは、DTB オプションは廃止されており、INDOUBT に置き換えられました。 ただし、前のリリースとの互換性の目的で保存されています。

DTB を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DTB'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

CICS は NOTSUPPORTED を CVDA 値として戻します。

INQUIRE TERMINAL

このコマンドでは、SCREENWIDTH および SCREENHEIGHT キーワードは SCRNHT および SCRNWD に置き換えられましたが、互換性の理由でサポートされます。

これらのキーワードのいずれかを指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'SCREENWIDTH'Invalid command option 'SCREENHEIGHT'

構文が正しいため、これらのエラーは無視できます。

INQUIRE VOLUME

このコマンドは廃止されており、互換性のみの理由で保存されています。

このコマンドを指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'VOLUME'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

構文が正しいため、これらのエラーは無視できます。

ただし、CICS はこのコマンドを受理し、通知メッセージを出します。

READ

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

READNEXT

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

READPREV

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

READQ TS

このコマンドでは、キーワード TS はオプションです。(これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

TS オプションを指定しない場合、構文チェッカーはコマンドが READQ TD であると想定し、以下を戻します。

Command is ambiguous, 'TD' has been assumed

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

ただし、無効というフラグが立てられているその他のオプションを調べる場合、その他のエラーがないことを調べるために、TS を指定する必要があります。

RESETBR

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

REWRITE

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

SET DSNAME

このコマンドでは、FAILEDBKOUT、NORMALBKOUT、および BKOUTSTATUS オプションは廃止されましたが、前のリリースとの互換性の目的で保存されています。

これらのキーワードのいずれかを指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'FAILEDBKOUT'Invalid command option 'NORMALBKOUT'Invalid command option 'BKOUTSTATUS'

構文が正しいため、これらのエラーは無視できます。

ただし、CICS はこのキーワードを受理し、通知メッセージを出します。

SET JOURNALNUM

このコマンドは廃止されており、互換性のみの理由で保存されています。

このコマンドを指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'JOURNALNUM'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

構文が正しいため、これらのエラーは無視できます。

ただし、CICS はこのコマンドを受理し、通知メッセージを出します。

SET VOLUME

このコマンドは廃止されており、互換性のみの理由で保存されています。

このコマンドを指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'VOLUME'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

構文が正しいため、これらのエラーは無視できます。

ただし、CICS はこのコマンドを受理し、通知メッセージを出します。

STARTBR

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

UNLOCK

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

WEB READ

このコマンドでは、CLNTCODEPAGE キーワードが CHARACTERSET キーワードの代わりです。

CLNTCODEPAGE を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'CLNTCODEPAGE'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

WEB RECEIVE

このコマンドでは、CLNTCODEPAGE キーワードが CHARACTERSET キーワードの代わりです。

CLNTCODEPAGE を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'CLNTCODEPAGE'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

WEB SEND

このコマンドでは、CLNTCODEPAGE キーワードが CHARACTERSET キーワードの代わりです。

CLNTCODEPAGE を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'CLNTCODEPAGE'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

WEB STARTBROWSE

このコマンドでは、CLNTCODEPAGE キーワードが CHARACTERSET キーワードの代わりです。

CLNTCODEPAGE を指定する場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'CLNTCODEPAGE'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

WRITE

このコマンドでは、キーワード DATASET を FILE の代わりとして使用できます。 (これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

これを行う場合、構文チェッカーは以下を戻します。

Invalid command option 'DATASET'

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

DATASET は FILE の代わりとして受諾されているため、このエラーは無視できます。

この問題が原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられる場合、その他のエラーがないことを調べるために、DATASET を FILE に変更することができます。

WRITEQ TS

このコマンドでは、キーワード TS はオプションです。(これは、以前のリリースとの互換性を目的としており、文書化されません。)

TS オプションを指定しない場合、構文チェッカーはコマンドが WRITEQ TD であると想定し、以下を戻します。

Command is ambiguous, 'TD' has been assumed

これが原因で、その他のオプションに無効というフラグが立てられることがあります。

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

ただし、無効というフラグが立てられているその他のオプションを調べる場合、その他のエラーがないことを調べるために、TS を指定する必要があります。

WEB ENDBROWSE

HTTPHEADER キーワードを使用する場合、SESSTOKEN キーワードはオプションですが、これを省略すると、構文検査で以下が戻されます。

Command requires the option '<Expression>'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

WEB READ

HTTPHEADER キーワードを使用する場合、SESSTOKEN キーワードはオプションですが、これを省略すると、構文検査で以下が戻されます。

Command requires the option '<Expression>'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。

WEB STARTBROWSE

HTTPHEADER キーワードを使用する場合、SESSTOKEN キーワードはオプションですが、これを省略すると、構文検査で以下が戻されます。

Command requires the option '<Expression>'

構文が正しいため、このエラーは無視できます。


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