この問題を解決するには、Linux インストール・ディスクまたはパッケージ・リポジトリーから、必要な 32 ビット Linux パッケージをインストールします。
注: サポートされる 64 ビット Linux オペレーティング・システムで Developer for System z® を実行するための前提条件となる 32 ビット Linux パッケージの一部のリストについては、「IBM® Rational® Developer for System z バージョン 8.0.3: インストール・ガイド」を参照してください。
- オペレーティング・システム:
- Red Hat Enterprise Linux V6 64 ビット
- 問題:
- COBOL インポーターを起動する Rational Developer
for System z のフィーチャーが、正常に動作しないか、完全に失敗する。 これらのフィーチャーには、以下のものがあります。
- COBOL ソース・ファイルのローカル構文検査。
- エンタープライズ・サービス・ツール: 多数のソース・コード生成シナリオ。
- インポーターを使用するその他のフィーチャー。
- 症状:
- COBOL インポーターに依存するフィーチャーが正常に機能しないか、失敗する。
- インポーターを実行できないことを示すエラー・メッセージがエラー・ログに含まれている。次に例を示します。
java.io.IOException: Cannot run program "/opt/IBM/SDPShared/plugins/
com.ibm.etools.cobol.linux_7.1.0.v20100921_2345/importer/IGYCCOB2"
(in directory "/root/IBM/rationalsdp/workspace/e1/.metadata/.plugins/
com.ibm.etools.cobol/1302111800579"):
java.io.IOException: error=2, No such file or directory.
- 分析:
- COBOL インポーターには、32 ビット・バージョンの Linux オペレーティング・システム・ライブラリーが必要です。 これらのライブラリーの一部は、Red Hat Enterprise Linux V6 64 ビットではデフォルトでインストールされません。
- 解決法:
- この問題を解決するには、次のようにします。
- Linux インストール・ディスクまたはパッケージ・リポジトリーから、32 ビット・パッケージ redhat-lsb-4.0-2.1.el6.i686 をインストールします。 例えば、端末ウィンドウのコマンド行から、次のコマンドを入力します。
yum install redhat-lsb-4.0-2.1.el6.i686
- Rational Developer
for System z を閉じてから再度開きます。
これで、COBOL インポーターに依存する Rational Developer for System z が正常に機能するはずです。