以下のリリース情報では、Rational® Developer for System z® バージョン 8.0.3 の新規フィーチャーおよび機能拡張について説明し、本リリースでの既知の制限をリストしています。
ここでは、Rational Developer for System z バージョン 8.0.3、および Rational Developer for zEnterprise™ バージョン 8.0.3 をご使用になる開発者向けの情報を記載します。
Rational Developer for System z の既知の問題の検索
問題が発見されて解決されると、既知の問題として個々の技術情報の形式で文書化され、IBM® サポート・ポータルのサポート知識ベースに掲載されます。
製品の資料やリリース情報が完成するまで利用できなかった、リリース固有の制限、制約、および既知の問題に関する情報を見つけるには、知識ベースを検索することができます。
次のリンクから、現在有効なサポート知識ベースで、カスタマイズした照会を実行できます: Rational Developer
for System z のすべての既知の問題の表示。
注: 次の RSS フィードを使用すると、IBM Rational Developer for System z 用に作成された最新のコンテンツを最新の状態に保つことができます。フィードは常に更新されます。
ハードウェア要件
ハードウェア要件およびソフトウェア要件については、以下の資料を参照してください。
- z/OS® ホスト要件: Rational Developer for System z ホスト構成ガイド
- AIX® および Intel Linux の要件: Rational Developer for System z RSE サーバー インストールおよび構成: AIX および Linux
- Linux on System z の要件: Rational Developer for System z RSE サーバー インストール・ガイド: Linux on System z
- クライアント要件: Rational Developer
for System z インストール・ガイド
インストールおよび構成
Rational Developer
for System z のインストールおよび構成については、以下の資料を参照してください。
- z/OS ホストのインストール: Rational Developer
for System z Program Directory
- z/OS ホストの構成 (基本): Rational Developer for System z ホスト構成クイック・スタート・ガイド
- z/OS ホストの構成 (詳細): Rational Developer for System z ホスト構成ガイド
- バックグラウンドおよびサポート対象 z/OS ホストの構成情報: Rational Developer
for System z ホスト構成リファレンス
- 基本および共通の z/OS のオプションのホスト・カスタマイズ: Rational Developer for System z ホスト構成ユーティリティー・ガイド
- AIX のインストール: Rational Developer for System z RSE サーバー インストールおよび構成: AIX
- Linux のインストール: Rational Developer for System z RSE サーバー インストールおよび構成: Linux
- Linux on System z のインストール: Rational Developer for System z RSE サーバー インストール・ガイド: Linux on System z
- AIX on Power® システムおよび Linux on Power システムのインストール: Rational Developer for System z RSE サーバー インストール・ガイド: AIX and Linux on Powers Systems
- クライアントのインストール: Rational Developer
for System z インストール・ガイド
注: Linux 64 ビット・オペレーティング・システムへのインストール時の考慮事項は、次のとおりです。
最新バージョンの完全な文書については、インストールの説明、ホワイト・ペーパー、ポッドキャストおよびチュートリアルも含め、 Rational Developer
for System z Web サイト (http://www-01.ibm.com/software/rational/products/developer/systemz/library/) のライブラリー・ページを参照してください。
注:
- Rational Developer
for System z を使用している場合、インストールおよび構成ガイドは、IBM Rational Developer
for System z クイック・スタート・ディスクにも収められています。
- Rational Developer
for System z を使用している場合、ホストのインストールおよび構成ガイドは、
IBM Rational Developer for System z Server for z/OS and Multiplatforms インストール DVD にも収められています。
- Rational Developer
for zEnterprise を使用している場合、
インストールおよび構成ガイドは、IBM Rational Developer for zEnterprise クイック・スタート・ディスクにも収められています。
- Rational Developer
for zEnterprise を使用している場合、ホストのインストールおよび構成ガイドは、
IBM Rational Developer for zEnterprise Server for z/OS and Multiplatforms インストール DVD にも収められています。
Web ベース・ヘルプ
コンテキスト・ヘルプ
- Rational Developer
for System z クライアントを Windows 上で使用している場合は、F1、Ctrl-F1、または Shift-F1 を使用してコンテキスト・ヘルプを開きます。
- Rational Developer
for System z クライアントを Linux 上で使用している場合は、Ctrl-F1 または Shift-F1 を使用してコンテキスト・ヘルプを開きます。
- 以前のリリースでは、コンテキスト・ヘルプにアクセスすると現在のコンテキストに固有のコンテキスト・ヘルプが表示され、ダイナミック・ヘルプのセクションに、関連する可能性がある検索結果が示されていました。
Rational Developer for System z v8.0.3 では、コンテキスト・ヘルプにアクセスすると現在のコンテキストに固有のコンテキスト・ヘルプが表示され、新しい「検索」リンクにより、フォーカスがあるビューまたはダイアログの名前に基づいて、さらに結果を検索できます。
- EXEC CICS®、EXEC SQL および EXEC DLI ステートメントの言語依存ヘルプを使用可能にするには、EXEC CICS、EXEC SQL、および EXEC DLI ステートメントの言語依存ヘルプの使用可能化を参照してください。
バージョン 8.0.3 の新機能
IBM Rational Developer for System z リリース 8.0.3 には、新機能が追加されています。 これらの機能拡張について詳しくは、Rational Developer
for System z の新機能 (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ratdevz/v8r0/index.jsp?topic=/com.ibm.etools.getstart.wsentdev.doc/topics/whatsnew80.html) を参照してください。
バージョン 8.0.3 の制限と既知の問題
Rational Developer for System z での制限と既知の問題については、以下の要約を参照してください。
z/OS 統合開発環境
BMS Screen Designer (BMS マップ・エディター) および MFS Screen Designer
(MFS エディター)
Service Component Architecture
CICS
File Manager Integration
注: Developer for System z v8.0.3 で非推奨になっている File Manager Integration 機能は、現在 Eclipse 用 IBM File Manager プラグインで提供されています。
Eclipse 用 IBM File
Manager プラグインの入手について詳しくは、File Manager plug-in for Eclipse を参照してください。
Eclipse 用 IBM File Manager プラグインをインストールする前に、Developer for System z FMI フィーチャーをアンインストールします。 Eclipse 用 IBM File Manager プラグインには、File Manager の統合を実現するための、独自のパースペクティブおよび関連ビューがあります。
COBOL のコード・レビュー
COBOL 言語サポート
- 制限: COBOL エディターでコンテンツ・アシストを使用すると、 IF ステートメントまたはその変化形が、SQL ステートメントの直後のコンテンツ・アシストに表示されません
- 制限: System
z LPEX エディターを使用する場合、リファクタリング操作を元に戻すことができません。
- 制限: System z LPEX エディターまたは COBOL エディターを使用する場合、「実行階層を開く」操作は、ソース・ファイルが変更されるか、または閉じられた場合に、同期化されません。
- 制限: ローカルの COBOL ネイティブ・コンパイラーは、Windows 7 環境ではサポートされません。
COBOL ローカル構文検査は Windows 7 でサポートされます。
- 制限: COBOL エディターの操作時に、「切り替えマークのオカレンス (Toggle Mark Occurrences)」ツールバー・ボタンが 2 つ表示されます。このエディターを操作するこのボタンは、「エディター表示 (Editor Presentation)」アクション・セット内の、「16 進数編集の切り替え (Toggle Hex Editing)」および「ブロック・セクション・モードの切り替え (Toggle Block Selection Mode)」ツールバー・ボタンの間にあります。
- 制限: COBOL エディターは、エディターの内容の MVS システム上の新規ファイルへの保存をサポートしていません。
PL/I 言語サポート
- 制限: System z LPEX エディターまたは PL/I エディターを使用する場合、構文検査でエラーが誤って識別されます.
- 制限: 「宣言を開く」や吹き出しヘルプのようなエディター・ツールは、 名前が PL/I キーワードである PL/I 変数に対して機能しません.
- 制限: リモート DBCS 文字は PL/I エディターによってサポートされません。DBCS コード・ページでエンコードされたファイルは、読み取り専用としてのみ開くことができます。
これらのファイルを編集するには、System z LPEX エディターを使用してください。
- 制限: リモート双方向文字は PL/I エディターによってサポートされません。双方向コード・ページでエンコードされたファイルは、読み取り専用としてのみ開くことができます。これらのファイルを編集するには、System z LPEX エディターを使用してください。
- 制限: ローカルの PL/I ネイティブ・コンパイラーは、Windows 7 環境ではサポートされません。
PL/I ローカル構文検査は Windows 7 でサポートされます。
- 制限: PL/I エディターの操作時に、「切り替えマークのオカレンス (Toggle Mark Occurrences)」ツールバー・ボタンが 2 つ表示されます。このエディターを操作するこのボタンは、「エディター表示 (Editor Presentation)」アクション・セット内の、「16 進数編集の切り替え (Toggle Hex Editing)」および「ブロック・セクション・モードの切り替え (Toggle Block Selection Mode)」ツールバー・ボタンの間にあります。
- 制限: PL/I エディターは、エディターの内容の MVS システム上の新規ファイルへの保存をサポートしていません。
C/C++ 言語サポート
- 制限: System
z C/C++ エディターは、シーケンス番号の保守を行いません。
シーケンス番号のあるファイルの編集には、System z LPEX エディターを推奨します。
コンパイル済み言語デバッガー
共通アクセス・リポジトリー・マネージャー (CARMA)
- 制限: z/OS サブプロジェクトが RAM レベルで CARMA へ関連付けられている場合、CARMA はサブプロジェクト・レベルでプロジェクト・プロパティーを更新する機能を失います。ただし、CARMA はデータ・セット・レベルおよびメンバー・レベルでプロジェクト・プロパティーを更新する機能を引き続き保持します。
Application Deployment Manager
Software Configuration Library Manager (SCLM) Developer
Toolkit
AIX、Linux、および Linux on System z
双方向言語サポート
- 制限: Rational Developer for System z v8.0.3 の一部のフィーチャーには、双方向言語サポート機能がありません。
エンタープライズ・サービス・ツール
- 単一サービス・プロジェクト
- サービス・フロー・プロジェクト