このトピックでは、「設定」の「メニュー・マネージャー」セクション内の「新規ローカル/リモート・アクション」ボタンが使用不可になっている状態の回避策について説明します。
- オペレーティング・システム:
- Red Hat Enterprise Linux V5 および V6 の 32 ビットおよび 64 ビット
- SUSE Enterprise Linux V10 および V11 の 32 ビットおよび 64 ビット
- 問題:
- 「新規ローカル/リモート・アクション」ボタンが使用不可であるため、新規のローカル・アクションまたはリモート・アクションを作成できない。このボタンは「設定」ウィンドウのページの「アクション」タブにあります。
- 分析:
- 通常のユーザーには、TPF 情報ディレクトリー TPFSHARE への書き込み権限がありません。 このディレクトリーの絶対パスの例は、/opt/ibm/SDPShared/Config/TPFSHARE などです。
このディレクトリーは、「ファイル選択」リストに表示されているアクション・ファイルのデフォルト・ディレクトリーです。
- 解決法:
- この問題を解決するには、次のようにします。
- 次のようにして、ユーザーが書き込み権限を持つディレクトリーに新しいアクション・ファイルを作成します。
- 「アクションおよびメニュー」ページの「ファイル選択」グループで、「新規」をクリックします。
- 「新規ファイル」ウィザードで、次のようにします。
- 新規アクション・ファイルのディレクトリーと名前を指定します。 ディレクトリーは、ユーザーが書き込み権限を持つものである必要があります。
- 「完了」をクリックします。
これで、「新規ローカル/リモート・アクション」ボタンが使用可能になったはずです。
- 新規アクション・ファイルへのアクションの追加が完了したら、
そのアクション・ファイルを、スーパーユーザー特権を持つ他のユーザーに依頼して、TPFSHARE ディレクトリーにコピーしてもらいます。
注: この問題を解決する他の方法には、以下のものがあります。
- Rational® Developer for System z® を起動する前に、スーパーユーザーとしてログオンします。
- 通常のユーザーに、TPFSHARE ディレクトリーへの書き込み特権を付与します。