Solution ID: 137281761 Type: External 表題: ClearQuest Designerでデータベースの削除を行う前に物理データベース を削除してしまった場合の対処法 製品: ClearQuest バージョン: OS: Windows/UNIX DEFECT #: N/A PATCH #: N/A 参照事項: 作成年月日: 30-sep-2002 改訂年月日: 質問: ClearQuest Designerでユーザーデータベースの削除を行う前に物理データベー スをディスクから削除してしまいました。その後、ClearQuest Designerでデータ ベースの削除を行おうとしたところ、エラーが出力され、削除を行うことができま せん。どうすればよいでしょうか。 回答: 通常、データベースの削除を行う場合は、先にClearQuest Designerを使用して [データベース(Database)]メニューの[データベースの削除(Delete Databases)]を 選択し、ClearQuestのスキーマリポジトリ(マスターDB)で削除処理を行ってから、 物理データベースを削除する必要があります。 もし、誤って先に物理データベースの削除を行ってしまい、復旧が不可能な場合、 使用しているデータベースベンダのツールを使用して、直接スキーマリポジトリ (マスターDB)内のmaster_dbsテーブルの該当データベースのis_deletedフィール ドの値を1にセットします。 具体的な値の変更方法は、ご利用のデータベースベンダによって異なりますの で、御社のデータベース管理者にご相談ください。 参考に、下記にMS Accessでスキーマリポジトリが作成されている場合で、 pdsqlを使用してレコードを更新する場合の手順を紹介します。 1. コマンドプロンプトを起動します。 2. 下記のコマンドを実行します。 % pdsql -v access -db <スキーマリポジトリパス名> -u admin 3. 下記のSQL ステートメントを実行して、該当のユーザーDBのレコードがあるか どうか確認をします。 > select * from master_dbs where name = 'user1'; 注) user1は該当のユーザーデータベース名です。 4. 間違いなければ、下記のSQLステートメントを実行して、is_deletedフィールド の値を更新します。 > update master_dbs set is_deleted = 1 where name = 'user1'; pdsqlを終了するには下記のコマンドを実行します。 > quit ; 5. ClearQuest Designerの[データベース(Database)]→[データベースのプロパ ティ(View Database Properties)]でデータベースが削除されていることを確 認します。 ご不明な点等ありましたら、ラショナルカスタマサービスへお問い合わせ下さい。