Solution ID: 128060536 Type:External 表題: エラー「メッセージの同期値が無効です。」について 製品: Rose 2001A バージョン: 7.5 OS: Windows DEFECT #: rose00069220 PATCH #: N/A 参照事項: 成年月日: 15-July-2002 改訂年月日: 質問: Rose2001A Professional C++ Editionで作成したファイルを、Rose2000e で開くことができません。開こうとすると、以下のエラーが発生します。  「17:09:24| エラー: エラー (5295) ファイル 行2590: メッセージ の同期値が無効です。 17:09:24| 警告: モデルはこの時点でロードを停止しました。 このモデルは不完全です。」 回答: Roseバージョン2000eにおいては [メッセージの仕様]ダイアログボックス→ [詳細] タブ → [同期] の設定が「シンプル」、「同期」、「ボーキング」、「タイム アウト」、「非同期」の5種類であったのに対し、バージョン2001Aでは前述の 5種類に加えて、「プロシージャの呼び出し」及び「戻り」が加わり、全部で7 種類になりました。 2001A 上で新しい機能である「プロシージャの呼び出し」又は「戻り」のどちら かを設定し、バージョンRose 7.0 を指定して保存した場合に、2000eが持って いる設定値に自動的に変更されるべきです。しかし、この設定が残ってしまう 為に「メッセージの同期値が無効です。」というエラーが発生します。 この問題は弊社でも既知の問題で、不具合ID: rose00069220として登録され ています。 この問題の回避策として、下記の手順でモデルファイルを変更します。 1. 問題の cat ファイルを、notepad などのテキストエディタで開きます。 2. [編集] → [検索] から検索文字列に synchronization と入力します。 3. synchronization の後に続く値が "Return" 又は "ProcedureCall"の場合、 "Synchronous" に変更します。 4. 変更後、上書き保存します。 ご不明な点等ありましたら、ラショナルカスタマサービスへお問い合わせ下さい。