Solution: 168350713 表題: WINDOWS: Visual C++ プログラムのリリース バージョンをプ ロファイルする方法 製品: PurifyPlus for Windows バージョン: すべてのバージョン OS: Windows DEFECT #: N/A PATCH #: N/A 参照事項: 作成年月日: 28-Apr-2003 改訂年月日: 質問: Visual C++ プログラムのリリース バージョンをプロファイルする には、どうすればいいのでしょうか 回答: Quantifyでは、行ごとのパフォーマンス データを収集するために デバッグ行情報が使用されます。デバッグ データのないモジュー ルは処理時間が計算されます。Visual C++ プログラムの場合、 Quantify で行または関数レベルのデータを収集するには、再配置 データが必要です。実行可能ファイル (.exe) またはモジュール に再配置データのない場合は、関数の処理時間が計算されます。 DLL については、エクスポートされた関数のデータのみが記録さ れます。エクスポートされていない内部関数の処理時間は、その 関数を呼び出している上位関数 (エクスポートされた関数)の処 理時間の一部として測定されます。 Microsoft Visual Studio 97 またはそれ以降 (以下、Visual Studio と呼びます) を使用している場合は、デバッグ データ 付きの最適化されたリリース バージョンを作成できます。たと えば、次のオプションを指定すると、デバッグ データ付きで最 高速の Stock.cpp がコンパイルされます。 例: cl /O2 /Zi stock.cpp Visual Studio で .pdb ファイル が作成されます。この .pdb ファイルは、Quantify で行レベルのパフォーマンス測定をす るときに使用されます。 デフォルトの設定では、実行可能ファイルをコンパイルすると きに、コンパイラで再配置セクションが作成されることはあり ません。再配置データを追加するには、Visual Studioの[プロ ジェクトの設定] ダイアログ ボックスにある [リンク]タブで /fixed:no および /incremental:no オプションを指定します。 またはコマンド ラインで次のように指定します。 例: cl /O2 /Zi stock.cpp /link /fixed:no /incremental:no .pdb ファイルをビルドしない場合は、最適化してコンパイル し、.map ファイルをビルドできます。 例: cl /O2 stock.cpp /link /map ご不明な点等ありましたら、ラショナルカスタマサービスへお問い合わせ下さい。