Solution ID: 169450312 Type: Internal 表題: WINDOWS: MSVC 6.0のためのC++ Analyzerの設定 製品: Rose-RT バージョン: 2002.05.21 OS: WINDOWS DEFECT #: PATCH #: 参照事項: Solution 115483616 の日本語訳 作成年月日: 11-Mar-2003 改訂年月日: 質問: MSVC 6.0のためのC++ Analyzerの設定を教えてください。 回答: C++ AnalyzerはRoseのツールでしたが、C++のソースコードのリバースエンジ ニアリングおよび、コードのRose RealTimeへのインポートを容易にする目的で、 Rose RealTimeに取り込まれました。 C++ Analyzerではベースプロジェクトを使用する機能があります。ベースプロ ジェクトは通常、stdio.h、stddef.hのように、モデルを設計する際には必要 ありませんが、コンパイルの際に必要なファイルとともに作成されます。 添付の 115483616_AnalyzerProjects.zip をダウンロード後、 Rose RealTime ディレクトリに解凍します。Rose RealTime ディレクトリは デフォルトでは "C:\Program Files\Rational\Rose RealTime" です。.zip ファイルの解凍後、このディレクトリに、Analyzer と Analyzer\projects というディレクトリが作成されます。projects ディレクトリには、MSVC++ のリバースエンジニアに必要な全ファイルが保存されています。 - msvc60.pjt - MSVC プロジェクトのメイン。通常、このファイルだけが必要 です - atl60.pjt - ATL に基づいたMSVCプロジェクトの場合、msvc60.pjtと結合する 際に必要です - mfc60.pjt - MFC に基づいたMSVCのプロジェクトの場合、msvc60.pjt と atl60.pjt に結合する際に必要です msvc60.pjt を C++ Analyzer にロードする際、マッピングするか、パスマップを 再マッピングするか選択する必要があります。 pathmap symbolsに関する詳細な情報に関しては、Rose RealTime ヘルプの "Defining Virtual Paths" を参照します。 各ベースプロジェクトは以下のパスマップの設定が必要です。 - msvc60.pjt: $ROSERTHOME - Rose RealTimeのルートディレクトリ $MSVC60 - Microsoft Visual C++ ヘッダーファイルが存在するディレクトリ $DESIGN - 設計されたモデルを保存するディレクトリ - atl60.pjt: $ATL60 - ATL 6.0 ヘッダーファイルが存在するディレクトリ - mfc60.pjt: $MFC60 - MFC 6.0 ヘッダーファイルが存在するディレクトリ これらのプロジェクトがベースプロジェクトとしてロードされると、MSVC++の リバースエンジニアが出来ます。 注意: ベースプロジェクトはエラーがあっても構いませんが、実際のプロジェクトは エラーがないようにします。 ご不明な点等ありましたら、ラショナルカスタマサービスへお問い合わせ下さい。