Solution: 190689690 表題: WINDOWS: Oracle ライブラリのモジュールを Purify の対象より除外 する方法 製品: Purify for Windows バージョン: すべてのバージョン OS: Windows DEFECT #: N/A PATCH #: N/A 参照事項: 作成年月日: 8-Jul-2003 改訂年月日: 質問: サードパーティライブラリ Oracle のモジュールを Purify の対象より除外する 必要がありますか。 回答: はい、Oracle 社 の OCI (Oracle Call Interface) では、名前なし共有データ セクションを使用しているため、Oracle のモジュールのインストゥルメンテー ション時に問題が発生します。Purifyでは名前なし共有データセクションをサ ポートしていませんので、問題の回避策として、/PurifyExcludeMustオプション を使用してOracle 関連の DLL を Purify の対象より除外する必要があります。 オプションの設定手順は下記の通りです。 1. Purify を起動します。 2. スプラッシュウィンドウが表示される場合、[実行] ボタンを、表示され ない場合、ツールバーの [実行] ボタンをクリックします。 3. プログラムの実行ダイアログボックスで目的のプログラム名を指定します。 4. [設定] ボタンをクリックします。 5. ファイルタブ > [追加オプション] フィールドで下記の指定を行ないます。 /PurifyExcludeMust="ORA*.*;OCI.DLL;c:\oracle\*" すべての Oracle モジュール ("ORA*.*") 及び "OCI.DLL" ライブラリ、 および Oracle ライブラリフォルダ ("$ORACLE_HOME\*") を除外対象 として指定します。 6. [OK] をクリックします。 7. PowerCheck タブ > [モジュール] ボタンをクリックします。 8. モジュールインストゥルメンテーションダイアログボックスで [Cache を クリア] ボタンをクリックします。 9. [OK] > [OK] > [実行] をクリックし、プログラムを実行します。 注) 追加オプションの設定に何らかの変更を行なった場合、プログラム全体を 再インストゥルメントする必要がありますので、必ずいったん Cache の クリアを行ないます。 ご不明な点等ありましたら、IBM ラショナルカスタマサービスへお問い合わせ下さい。