Solution ID: 21613 Type: External 表題: VOBデータベース障害の情報採取チェックリスト 製品: ClearCase バージョン: OS: Windows DEFECT #: N/A PATCH #: N/A 参照事項: Solution ID:1652の和訳/10735/10308 作成年月日: 05-NOV-1997 改訂年月日: 29-APR-2002 質問: VOBデータベースに障害が発生した際、どのような情報を採取すればいい のでしょうか。 回答: 1. システムとClearCaseのバージョン情報を採取します。 a. VOBサーバがインストールされているWindowsのバージョン(サービス パックを含む)は何ですか。 b. VOBサーバはWindows NTサーバ上ですか、それともワークステーショ ン上ですか 。 c. ClearCaseのバージョンは何ですか。cleartool -verコマンドを実行し、 その出力結果を採取します。 2. 障害が発生する以前に最後にdbcheckを実行したのはいつですか。 3. 最後にdbcheckを実行されたあと、システムの処理能力が低下したこと がありましたか。 あるとすれば、それはいつですか。 事例1: 事例2: 事例3: 4. 最近、システムがクラッシュしたりして、マシンを再起動しなければなら ない事がありましたか。 あるとすれば、それはいつですか。    事例1:    事例2:    事例3: 5. RAID5を使用していますか(または、他のRAIDを使用していますか)。 6. VOBサーバのマシンからClearCaseドクターの分析出力を.ccdoc拡張子で 保存します。 7. clearbugの出力を採取します。 注意: 詳細はsolution 10308をご参照ください。 注意: 手動でこのデータを採取する方法: a. VOBサーバホストからシステムログとアプリケーションログを採取します。 b. NTの場合、WINMSDレポートをコンプリートモードで、Windows2000の場 合は、システム情報をテキストフォーマットで採取します。 c. "cleartool getlog -a > c:\temp\getlog.txt"をVOBサーバのマシンから 実行し、c:\tempディレクトリに生成されたgetlog.txtファイルを採取します。 なお、他のディレクトリを使用してもかまいません。 8. 障害があったVOBデータベースでアドミニストレータとしてdbcheckを実行し ます。Dbcheckにかかる時間は、データベースの大きさにより異なります。   実行方法: 1) VOBサーバのマシンにアドミニストレータとしてログオンします。 2) VOBをロックします。cleartool lock vob:\tag-name (ロックをする際にエラーが出た際、データベースを他の場所にコピーし、 dbcheckを実行します。) 3) VOBサーバのdbディレクトリにcdします。 4) 下記のコマンドを実行します。 % $(ATRIAHOME)\etc\utils\dbcheck -a -k -p8172 vob_db > c:\tmp\dbcheck.txt 注意: vob_dbは、略称ではありませんのでそのまま入力します。 -pと8172の間にはスペースを入れないようにします。   9. 弊社のftpサーバにサインオンし、上記の手順で採取した全てのファイルを圧縮 し、一つのファイルにまとめ、アップロードします。カスタマサービスのエンジニア がftpサイトにディレクトリを用意しますので、事前にカスタマサービス (support@japan.rational.com)に連絡し、指定されたディレクトリに転送します。 注意: 詳細はsolution 10735をご参照ください。 1) コマンドプロンプトを起動します。 2) 圧縮ファイルが存在するディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。 % ftp exchange.rational.com User: anonymous Password: <お客様のメールアドレス> ftp> cd exchange/incoming/<カスタマサービスのスタッフが用意したディ レクトリ> ftp> binary ←バイナリモードでファイルを転送するため ftp> put <圧縮ファイル名> もしくは、メールにてsupport@japan.rational.comまで送付します。 すでにサービスリクエストID(SR#)をお持ちの場合は以下のように件名欄に 記入します: [SR#xxxxxxxxx] -- 表題 メールまたは電話にて、ftpサーバに転送された旨、担当のエンジニアに連絡しま す。 ご不明な点等ありましたら、ラショナルカスタマサービスへお問い合わせ下さい。