IBM Rational® XDE® Modeler
IBM Rational® XDE® Developer - Java Platform Edition
IBM Rational® XDE® Developer Plus for Java Platform

リリース ノート

バージョン 2003.06.12

(新製品のインストール)

2004 年 5 月

CT2X5JA


Copyright (C) 2004 IBM Corporation. All Rights Reserved.

本ソフトウェア (「本著作物」) は、アメリカ合衆国その他の国々の著作権法及び種々の条約により保護されています。IBM Corporation の文書による事前の同意を得ることなく本著作物を複製し又は頒布することは、禁じられています。

法的通知情報


範囲

このリリース ノートには、IBM Rational XDE バージョン 2003.06.12 (英語版と日本語版) の Java エディションの新規製品インストールに関するリリース ノートが収められています。製品パッケージ固有の情報も含まれており、その場合にはその旨を明記しています。

次に示すバージョンからアップグレードする場合、Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースのリリース ノートをお読みください。

このサービス リリースのこのリリース ノートでは、追加された機能、ソフトウェア要件の変更、インストール情報、新規の互換性上の問題、追加された制約とガイドライン、上記のリリース以後の既知の障害と修正された障害が記述されています。

メモ: 「既知の問題」のリストは、このリリース ノートの印刷版には含まれていません。この情報については、リリース時の最新の情報を提供するために、オンライン版でのみ提供しています。このリリース ノートは、製品のインストール時に <install-location>\Rational\doc\xde_readme_java.html にインストールされます。最新バージョンは、http://www.ibm.com/software/rational/support/documentation でいつでも参照することができます (英語版のみの提供です)。

目次

このリリースでの新機能
  Rational XDE のすべての Java Platform Edition に共通の新機能
  Rational XDE Modeler の新機能
  Rational XDE Developer - Java Platform Edition の新機能
  Rational XDE Developer Plus for Java Platform の新機能
ハードウェアとソフトウェアに関する情報
  クライアント要件
インストールとアップグレード
  パッケージと製品ビルド ID の特定
  インストール上の問題
  Rational XDE の以前のバージョンからのアップグレード
  インストール情報
ライセンスの実施
はじめに
  Rational XDE の起動
  ヘルプの表示
互換性に関する問題
  ほかの Rational 製品との併用
このリリースを使用する際の制約とガイドライン
  C++
  比較とマージ (Compare/Merge)
  構成管理
  インターナショナリゼーション
  Java
  Rational XDE 拡張機能 (RXE)
  Web 発行と Web レポート
障害と変更
  このリリースの既知の問題
  このリリースで修正された障害
IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ

このリリースでの新機能

この項にリストされている項目には、このリリースでの最も重要な新機能の概要が記述されています。これらの機能について詳しくは、オンライン ヘルプを参照してください。

Rational XDE バージョン 2003.06.12 で使用できる機能は、パッケージのオプションによって異なります。インストールされているパッケージを確認するには、後に示す「パッケージと製品ビルド ID の特定」を参照してください。

詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「IBM Rational モデリングのパッケージ」を参照してください。

Rational XDE のすべての Java Platform Edition に共通の新機能

Rational XDE Modeler の新機能

Rational XDE Developer - Java Platform Edition の新機能

Rational XDE Developer Plus for Java Platform の新機能

ハードウェアとソフトウェアに関する情報

クライアント要件

ハードウェア要件

以下の表に、Rational XDE のシステム構成の最小要件と推奨要件を示します。Rational XDE は最小要件の構成でも実行できますが、企業レベルの開発は、リソースを推奨される構成かそれ以上の構成にすることによって強化されます。

パフォーマンスは、推奨システム構成に基づいています。通常、利用可能なメモリを増やすと (メモリを追加するか、ほかのアプリケーションを閉じる)、特にサイズの大きいモデルで作業するときにパフォーマンスが向上します。Java のコードとモデルの同期は、FAT32 ファイル システムを使用してフォーマットされたハード ディスク ドライブを持つシステムで実行すると、パフォーマンスが大幅に低下します。NTFS を強くお勧めします。

また、Rational XDE のワークスペースに必要なディスク領域は、作成するファイルのサイズと数によって大幅に異なります。分析用の Rational XDE モデル ファイルは非常に小さくなることもありますが、企業レベルの開発のモデル ファイルは非常に大きくなることがあります。特に、生成したコードを計算に含めると非常に大きくなります。

ハードウェア構成とパフォーマンスについて詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「Rational XDE のパフォーマンス」を参照してください。

プロセッサ 500MHz の Pentium III クラスのプロセッサ。 1 GHz 以上の Pentium III クラスのプロセッサを推奨。
使用可能な RAM

最小:512 MB。推奨:Rational XDE Developer バージョンには 1 GB。

使用可能なディスク領域

最小:インストール ドライブ用に 500 MB、ワークスペース用に 100 MB。推奨:ワークスペース用に 2 〜 5 GB。

ビデオ 画面の最小解像度:800 x 600 ピクセル、256 色。推奨:1024 x 768 ピクセル、16 ビット カラー以上。
マウスまたはポインティング デバイス ボタンが少なくとも 2 つあるポインティング デバイス。

ソフトウェア要件

サポートされるオペレーティング システム

テスト済みでサポートされているオペレーティング システムは次のとおりです。

  • Windows NT 4 SP6a
  • Windows 2000 Professional、Service Pack 3 または Service Pack 4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows 2000 Server、Service Pack 3 または Service Pack 4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows 2000 Advanced Server、Service Pack 3 または Service Pack 4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows XP Professional、Service Pack 1

メモ:

オペレーティング システムの言語

以下の言語について、レベル 1 のサポートを行っています。

  • オランダ語
  • ヘブライ語
  • 繁体字中国語
  • 韓国語

以下の言語について、レベル 2 のサポートを行っています。

  • 日本語
  • ドイツ語
  • 簡体字中国語
  • フランス語
  • イタリア語
  • スウェーデン語

メモ:

  • XDE を日本語、2 バイト文字、拡張文字を含むパスにインストールすることはできません。
  • VOB ディレクトリに 16 ビット文字が含まれる場合、ClearCase 5.0 XDE ClearCase Type Manager インストーラは機能しません。「既知の問題」の「インターナショナリゼーション」を参照してください。
サポートされるプラットフォーム
  • Rational XDE Modeler は、カスタマイズされた Eclipse シェルで動作するスタンドアロン バージョンとしてサポートされています。
  • Rational XDE Developer と Developer Plus は、次の開発プラットフォームでサポートされています。
    • WebSphere Studio Workbench 2.1.2 (インストール中に提供される)
    • IBM WebSphere Studio Application Developer 5.0.x と 5.1.1
    • IBM WebSphere Studio Application Developer Integration Edition 5.0
    • IBM WebSphere Studio Enterprise Developer 5.0
    • Eclipse 2.0.x と 2.1.2

メモ:

  • このリリースでは IBM WebSphere Studio Site Developer、IBM WebSphere Studio Device Developer はサポートしていません。
  • WebSphere Studio を使用している場合は、最新の WebSphere Studio 製品のパッチを IBM からダウンロードすることをお勧めします。特に、WebSphere Studio Application Developer 5.0.1 を使用している場合は、「既知の問題」の「障害 240508」を確認し、指定された最新版をインストールする必要があります。
インターネット ブラウザ
  • Internet Explorer 5.5、Service Packs 1 または 2
  • Internet Explorer 6、サービス パックなしまたは SP1
  • Netscape 7.0
J2EE 配置
  • BEA WebLogic 5.1、6.1、7.0、および 8.1
  • IBM WebSphere 4.0 と 5.0
  • Sun J2EE Reference Implementation 1.3
サポートされるデータベース

Rational XDE は、ANSI SQL 92 標準と以下のデータベース管理システム (DBMS) に対するデータ モデリングをサポートしています。

  • IBM DB2 UDB 5.2、6.1、7.0、8.0
  • IBM DB2 UDB zSeries 5.x、6.x、7.x
  • IBM DB2 UDB iSeries v5 r2
  • Windows NT 用の Oracle 7.3、8.x、9i
  • Microsoft SQL Server 6.5、7.0、2000
  • Sybase Adaptive Server 12.x
Web 発行と Web レポート Web 発行を使用するには、Java プラグイン、バージョン 1.3.1 以上が必要です。これは、Sun Web サイト http://java.sun.com/products/ からダウンロードできます。名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行する場合、バージョン 1.4.1_01 を使用する必要があります。
オンライン ドキュメントの表示と印刷 Rational XDE のドキュメントには Adobe® Acrobat® PDF 形式のものがあり、これを表示するには Adobe Acrobat Reader が必要です。Acrobat Reader with Search のインストール キットは、Adobe Web サイト http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/alternate.html からダウンロードできます。
ラショナル統一プロセスと拡張ヘルプ ラショナル統一プロセス (RUP) と RUP の拡張ヘルプには、Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 が必要であり、http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.1/index.html からダウンロードすることができます。
RequisitePro Rational RequisitePro と XDE の統合を使用するには、システムに RequisitePro バージョン 2003.06.12 をインストールしておく必要があります。
構成管理ソフトウェア

以下がサポートされています。

  • Rational ClearCase バージョン 2003.06.10 以上 と ClearCase LT バージョン 2003.06.10 以上
  • Rational ClearCase バージョン 2002.05.00 (最新の必須パッチ レベルがインストールされているもの)

システムの ClearCase パッチ レベルが以下のレベルより低い場合、最初のモデルを開いたときに警告メッセージが表示されます。

  • ClearCase v.2002.05.00 では、パッチ 15

使用している ClearCase のバージョンの最新のパッチ情報を確認するには、http://www.ibm.com/software/rational/support/upgrades/patches.html を参照してください。

ClearCase のインストールによってインストールされたパッチを確認するには、DOS コマンド プロンプト ウィンドウで cleartool -version コマンドを使用します。

メモ:

  • ClearCase v2002.05.00 Windows の最新のパッチ (例、パッチ 24 または 26) をインストールしているユーザーは、次の障害 245044 を参照してください。
  • IBM WebSphere Studio 製品と ClearCase LT の両方を使用している場合は、後述の「インストール上の問題」の「IBM WebSphere 製品」セクションのメモを参照してください。

インストールとアップグレード

パッケージと製品ビルド ID の特定

現在インストールしてある Rational XDE のパッケージとビルド ID を確認するには、[スタート] メニューから [プログラム]、[Rational Software] の順にポイントし、[インストール済みの Rational Software 製品情報] をクリックして、インストール済みの Rational Software 製品情報ユーティリティを実行します。

インストール上の問題

一般

オペレーティング システムと言語

IBM WebSphere 製品

Eclipse シェルへのインストールの準備

この項は、Rational XDE Developer と Developer Plus Edition のみに適用されます。以下の手順は、Eclipse 2.1.2 シェルへのインストールを説明するために更新されました。

Rational ClearCase との統合

Rational PurifyPlus の統合

Rational RequisitePro との統合

Rational XDE の以前のバージョンからのアップグレード

インストール情報

これらのマニュアルの最新バージョンは、ftp://ftp.software.ibm.com/software/rational/docs/documentation/manuals/suite.jsp にあります (英語版のみの提供となります)。

また、このリリース ノートで示されているインストール上の問題も確認してください。

ライセンスの実施

すでに XDE Floating License Enablement Kit をインストールしている場合は、この項を無視して構いません。XDE 製品のライセンスの実施は、このサービス リリースの影響を受けません。

Rational XDE のフローティング ライセンスを購入され、ライセンスの実施が必要なユーザーは、この項の情報を参照してください。

ライセンスの実施がアクティブになると、XDE は次の動作をします。

ライセンス キーを使用するように XDE を構成した後、Rational License Key Administrator を実行して、Rational License Server でクライアント コンピュータをポイントします (まだ実行していない場合)。ライセンス サーバー ソフトウェアを持っていない場合、『Rational Solutions for Windows CD-Rom』 からインストールするか、https://www6.software.ibm.com/reg/rational/rational-i からダウンロードすることができます。Rational License Server のインストールと操作手順については、『Rational Solutions for Windows Online Documentation CD-Rom』の『IBM Rational ライセンス管理ガイド』を参照してください。

パスポート・アドバンテージ (PA) のユーザーは、XDE 製品の購入と共に IBM より送付されたパスポート・アドバンテージ証書を照会することによって、XDE のライセンス キーを取得することができます。パスポート・アドバンテージ (PA) のユーザーでない場合は、最寄の IBM Rational 代理店または IBM Rational ソフトウェア サポートから XDE ライセンス キーを取得することができます。

はじめに

Rational XDE の起動

XDE を起動するには、次のいずれかの操作を行います。

XDE をインストールしたシェルを起動すると、XDE 機能が追加で使用可能になります。

メモ: ClearCase と共に Rational XDE と WebSphere Studio 開発ツールを使用する場合は、WebSphere Studio の [スタート] メニューのコマンドではなく、[スタート] メニューの [ClearCase ビューの Rational XDE] コマンドを使用することをお勧めします。このコマンドを使用すると、XDE のショートカットによって ClearCase のビューと Eclipse のワークスペースが自動的にペアになる利点があります。

ヘルプの表示

詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「ヘルプのヘルプ」を参照してください。

互換性に関する問題

ほかの Rational 製品との併用

Rational XDE と Rational ClearCase

Rational XDE と Rational PurifyPlus

Rational XDE と Rational RequisitePro

Rational XDE と Rational SoDA

このリリースを使用する際の制約とガイドライン

C++

コードの表示と修正に使用するデフォルトのテキスト エディタの変更

Rational XDE は、機能とインターフェイスが異なるいくつかのテキスト エディタと共にインストールされます。このエディタの選択により、ユーザーはコードの表示と編集において様々な選択をすることができます。

デフォルトのエディタを変更するには

  1. [ウィンドウ] メニューの [設定] をクリックします。
  2. [ワークベンチ] を展開し、[ファイルの関連付け] をクリックします。
  3. [ファイル タイプ] から、関連付けられたエディタを変更するファイル タイプをクリックします。

    [追加] をクリックして、リストされていないファイル タイプを追加することもできます。

  4. [関連付けられたエディター] で [追加]、[除去]、[デフォルト] ボタンを使用して、そのファイル タイプに関連付けられているエディタを変更することができます。
  5. [OK] をクリックします。

Rational Rose ANSI C++ モデルの Rational XDE へのインポート

Rational Rose ANSI C++ モデルは、Rational XDE にインポートすることができます。Rose モデルの XDE へのインポートに関する詳細は、XDE と共にインストールされるオンライン ヘルプを参照してください。後で示す、インポート後のダイアグラム ウィンドウ内のクラス サイズの調整に関する障害 245970 も参照してください。

XDE と Rose の概念

XDE は多くの点で Rose と動作が異なりますが、主要な点は次のとおりです。

ファイルの場所

XDE では、新規ファイルはプロジェクト ルートの下のディレクトリに作成される必要があります。たとえば、XDE C++ モデリング プロジェクトを C:\myproject ディレクトリに作成する場合、新規ファイルは myproject ディレクトリの下に作成されます。

Rose モデルを XDE にインポートする場合、XDE 製品のコードの参照機能を完全に生かすために、すべての Rose ソース コードを含むディレクトリ内に XDE プロジェクトを作成することを推奨します。たとえば、Rose プロジェクトが C:\rose-project\juniper ディレクトリと C:\rose-project\yew ディレクトリのソース コードを使用している場合、XDE プロジェクトを C:\rose-project 内に作成する必要があります。

プロジェクトの制約

XDE プロジェクトを重ねないということは必須です。XDE プロジェクトには、プロジェクトの場所 (プロジェクトのルート) の下にあるディレクトリ ツリー内のすべてのファイル リソースに対する参照が含まれます。XDE では、複数のプロジェクトで同じリソースに対する参照を含むことはできません。

同じプロジェクト ルートに複数の XDE プロジェクトを持つことはできません。別のプロジェクトのルート ディレクトリのサブディレクトリにプロジェクトを持つこともできません。

多言語のプロジェクト

Rose は、複数の実装言語によるプロジェクトをサポートします。つまり、多言語によるクラスが Rose モデルに内で共存することができます。このタイプのモデルが C++ プロジェクトにインポートされると、すべてのクラスが C++ コード モデルに変換されますが、C++ クラス以外の Synchronize プロパティは、[Excluded] に設定され、ラウンド トリップ エンジニアリングに含まれません。

比較とマージ (Compare/Merge)

名前が同じ要素のデリバーによる UML 要素の重複

リベース操作またはデリバー操作によって複数のユーザーが同じ UML モデルのサブユニットに対して同一の変更を行うと、UML 要素を個別のサブユニットとして保存した場合に、モデルで UML 要素の重複が発生します。

シナリオ 1 - 分類子の重複

2 人のユーザーがそれぞれのビューでモデル (または同じパッケージの下) に同じ名前のクラスを追加した場合、比較/マージ ツールによってそれらの要素が自動的にマージされ、モデルには重複したクラスが生成されます (ダイアグラムにも重複したクラスが生成される場合があります)。その後、[モデルの検証] コマンドによって次のタスク アイテムが生成されます。

モデル <<model_name>> の複数のクラスに <<class_name>> という名前が付けられています。

解決方法: モデル内の重複したクラスを削除します。

シナリオ 2 - コンポーネントの重複

2 人のユーザーがそれぞれのビューで、モデル (または同じパッケージの下) に同じ名前のコードを生成するか (現在のベースラインに対応するコンポーネントがない) 同じ名前のクラスを同期した場合、比較/マージ ツールによってこれらの要素が自動的にマージされ、モデルには重複したコンポーネントが生成されます。その後、[モデルの検証] コマンドによって次のタスク アイテムが生成されます。

モデル <<model_name>> の複数のコンポーネントに <<javafile_name>> という名前が付けられています。

解決方法: モデル内の重複したコンポーネントを削除します。

シナリオ 3 - 属性の重複

2 人のユーザーが属性を (同じ名前で同じクラスに) 追加した場合、比較/マージ ツールによってこれらの要素が自動的にマージされ、モデルには重複した属性が生成されます。その後、[モデルの検証] コマンドによって次のタスク アイテムが生成されます。

<<attribute_name>> という名前の属性がクラス <<class_name>> で競合しています。

解決方法: 重複した属性を削除します。

シナリオ 4 - メソッドの重複

2 人のユーザーが操作を (同じ名前で同じクラスに) 追加した場合、比較/マージ ツールによってこれらの要素が自動的にマージされ、モデルには重複した操作が生成されます。その後、[モデルの検証] コマンドによって次のタスク アイテムが生成されます。

分類子 <<class_name>> の操作 "<<operation_name>>([retval]void)" でシグニチャが競合しています。

解決方法: 重複した操作を削除します。

シナリオ 5 - アクセサの重複

2 人のユーザーがゲッターとセッターを同じクラスの同じ属性に追加した場合、比較/マージ ツールによってこれらの要素が自動的にマージされ、モデルには重複したゲッターとセッターを持つ属性が生成されます。その後、[モデルの検証] コマンドによって次のタスク アイテムが生成されます。

分類子 <<class_name>> の操作 "get<<attribute_name>>([retval]int)" でシグニチャが競合しています。

分類子 <<class_name>> の操作 "set<<attribute_name>>([in]int,[retval]void)" でシグニチャが競合しています。

解決方法: 重複したゲッターとセッターを削除します。

シナリオ 6 - 属性とアクセサの重複

2 人のユーザーが属性を (同じ名前で同じクラスに) 追加し、続いてゲッターとセッターをその属性に追加した場合、比較/マージ ツールによってこれらの要素が自動的にマージされ、モデルには重複した属性と重複したゲッター、セッターが生成されます。その後、[モデルの検証] コマンドによって次のタスク アイテムが生成されます。

<<attribute_name>> という名前の属性がクラス <<class_name>> で競合しています。

分類子 <<class_name>> の操作 "get<<attribute_name>>([retval]int)" でシグニチャが競合しています。

分類子 <<class_name>> の操作 "set<<attribute_name>>([in]int,[retval]void)" でシグニチャが競合しています。

解決方法: 重複した属性を削除します。これによって重複したゲッターとセッターも削除されます。ゲッターとセッターが両方削除された場合、それらを再度生成する必要があります。

構成管理

デフォルトのワークスペースを移行するためのインストール前後の手順

Rational XDE と ClearCase の統合された構成を使用している場合は、必ずチーム プロジェクト セットを保存しておいてください。このリリースをインストールした後は、対応する ClearCase ビューと連携しているワークスペースから作業することをお勧めします。 このワークスペースは、[ClearCase ビューの Rational XDE] のスタート メニューを使用したときに作成され、自動的に管理されます。ワークスペースの内容を復元するには、[ファイル] メニューの [インポート] をポイントし、[チーム・プロジェクト・セット] コマンドを使用します。


プロジェクト セットを保存するには

  1. Rational XDE を起動します。
  2. XDE の [ファイル] メニューの [エクスポート] をポイントし、[チーム・プロジェクト・セット] をクリックします。
  3. プロジェクト セット ファイルの場所を入力します。この場所は、現在使用しているビュー内にすることをお勧めします。(リフレッシュ後に) プロジェクト セット (.psf) ファイルが [ナビゲーター] でプロジェクトに表示されるように、プロジェクト フォルダの下に場所を指定する必要があります。
  4. [ナビゲーター] からプロジェクトをリフレッシュします。.psf ファイルをソース管理に追加するよう求められます。

このリリースをインストールしたら、次の手順を使用して、プロジェクト セットを XDE と ClearCase のビューが関連付けられたワークスペースに追加します。

このリリースをインストールした後にプロジェクト セットを再ロードするには

  1. [スタート] メニューの [ClearCase ビューの Rational XDE] コマンドを使用して、Rational XDE を起動します。
  2. 起動中に、作業するビューを選択します。
  3. ClearCase の [更新] メニュー コマンドを使用してビューを更新し、別のブランチまたはストリームで追加されたプロジェクト セット ファイルがあるかどうかを確認します。
  4. XDE の [ファイル] メニューの [インポート] をポイントし、[チーム・プロジェクト・セット] をクリックします。
  5. ワークスペース内のプロジェクト セット ファイルを保存した場所とペアになっているビューの場所に移動します。
  6. ロードするプロジェクト セットを選択します。
    プロジェクト セットに含まれているプロジェクトがワークスペースに追加されます。

プロジェクト セットを使用すると、開発者がチームで作業するときに関連プロジェクトの正しいセットで作業できます。プロジェクト ファイルは、ソース管理下に配置して開発者で共有できます。新規のワークスペースに同じプロジェクト セットを組み込むには、[ファイル] メニューの [インポート] をポイントして [チーム・プロジェクト・セット] コマンドを使用します。

ClearCase XDE Type Manager インストーラの再実行による新規の VOB のサポート

ClearCase バージョン 2002.05.00 を使用している場合、ClearCase をソース管理プロバイダとして使用しているかどうかと、ClearCase が XDE の比較とマージの機能を XDE モデル ファイルの Type Manager として使用するよう構成されているかどうかが、起動時にチェックされます。この構成が必要な場合、ClearCase XDE Type Manager をインストールするよう求められます。

メモ: ClearCase v2003.06.10 以上には XDE Type Manager が含まれているため、これらのチェックは必要がなく、実行されません。

ClearCase が再インストールされた場合や新規の VOB が追加された場合は、ClearCase XDE Type Manager のインストーラを再度実行する必要があります。ただし、同じコンピュータでインストーラを再度実行する前に、まず ClearCase XDE Type Manager をアンインストールして、その後再インストールする必要があります。ClearCase XDE Type Manager インストーラをアンインストールして再インストールする代わりに、基になるスクリプトを実行することもできます。基になるスクリプトは次の場所にあります。
<ClearCase-install-directory>\etc\utils\install_xde_eltype.bat

ショートカットからの Rational XDE の起動

ショートカットから Rational XDE を起動する場合、次のような問題があります。

ハイジャックされたファイルで作業する際の推奨事項

ファイルは、ClearCase スナップショット ビューにあるときに「ハイジャックされた」と見なされ、チェックアウトしなくても編集が可能になります。通常は、必要なファイルをチェックアウトしてから ClearCase との接続を切断するのが一般的ですが、必要になるすべてのファイルがわかっているとは限りません。ハイジャックされたファイルにより、この問題が解決します。チェックアウトされていないファイルが必要になった場合、オペレーティング システムまたは IDE ツールを使用してファイルを編集可能にすることができます。ClearCase との接続が再度確立されたときに、ハイジャックされたファイルをチェックアウト ファイルに変換することができます。

必要なファイルだけをチェックアウトすることをお勧めします。新規ファイルの修正が必要になった場合は、接続が切断されているときにハイジャックする必要があります。再度接続する前に、すべての XDE モデルと XDE が閉じていることを確認します。使用しているエディションに適した方法を使用して、ClearCase サーバーに再度接続することができます。再度接続したら、ビューを更新してハイジャックされたファイルをチェックアウト ファイルに変換します。その後、XDE を再起動してモデルを再度開きます。

UCM アクティビティのデリバー

ハイジャックされたファイルを使用するときには、次の一般的な手順を使用して UCM のデリバーを実行します。

  1. UCM のリベース操作またはデリバー操作の前に、操作によって影響を受ける XDE モデルを閉じることをお勧めします。これにより、ファイルに対して行った修正が、XDE による変更検出の影響を受けなくなります。
  2. IDE か ClearCase ツール (ClearCase Explorer など) から、リベースを実行します。デリバーの前にリベース操作を行うことによって、統合ストリームで問題が検出されるリスクが少なくなります。
  3. リベースが終了したら、モデルを開いて、すべてが正常に動作することを確認します。リベース中に検出された問題を修正します。
  4. XDE モデルと XDE を閉じて、アクティビティをデリバーします。デリバーを検証する場合は、デリバーを終了しないでください。
  5. XDE を再起動し、統合ビューを指定して、デリバーを検証します。統合ストリームで問題が検出された場合は、デリバーをキャンセルし、開発ストリームに戻って問題を修正します。
  6. 統合ビューが正常に機能するかどうかを検証したら、XDE を終了します。
  7. デリバーを終了します。
  8. XDE を再起動して、開発ビューで新規アクティビティの作業を行うことができます。

Rational ClearCase と XDE のガイドライン

チームで RequisitePro と XDE の統合を使用する場合の推奨事項

チームで RequisitePro と XDE の統合を使用する場合、RequisitePro プロジェクトと XDE モデルの両方にパス マップを設定することによって、複数ユーザーの互換性が向上することがあります。チームで RequisitePro と XDE の統合を使用し、以下の基準のいずれかを満たす場合は、このガイドラインに従うことを検討してください。

チームが RequisitePro プロジェクトと XDE モデルに対してパス マップを設定する可能性がある場合は、統合ヘルプのパス マップ設定に関する情報を参照してください。

メモ: Rational ClearCase UCM ユーザーは、通常、RequisitePro と XDE の統合をインテグレーション ビューから呼び出す必要はなく、開発ビューからのみ呼び出します。ただし、インテグレーション ビューから統合を呼び出す必要がある場合は、パス マップを手動で更新して、作業するモデルの場所をインテグレーション ビューに正確に反映させる必要があります。また、ヘルプで、「パス マップ」のトピックが Rational Rose にのみ適用されると記述している箇所は正確ではありません。実際には、パス マップは RequisitePro と XDE の統合にも使用されます。

インターナショナリゼーション

パスとファイル名に関する制約

Rational XDE のインストールや使用の際には、パスまたはファイル名での、日本語、2 バイト文字、拡張文字の使用についての次の制約に注意してください。

関連するそのほかの問題については、後で示す各リリース (2003.06.122003.06.012003.06.00 と 2003.06.10) の「既知の問題」の表の「インターナショナリゼーション」を参照してください。

ユーザー インターフェイスの日本語化

場合によっては、ユーザー インターフェイスの要素が日本語化されていないか、不完全なことがあります。回避策としては、[F1] を使用し、その要素に関連する状況依存のヘルプを確認します。

マニュアル/ヘルプ

Rational XDE 拡張機能 (RXE) のヘルプは日本語化されていません。ヘルプトピックの「Rational XDE 拡張機能 (RXE) を使用した Rational XDE の拡張」を参照してください。

Java

Java/J2SE アドインは現在、「リンク先リソース」の Java ファイルのラウンド トリップ エンジニアリングをサポートしていません。「リンク先リソース」とは、リンク先リソースとして定義されている .java、.class、.jar ファイルのことであり、このリソースはプロジェクトの外側にあり、リンク先リソースのパス変数を介して参照されているか、リンク先リソースであるフォルダ内に含まれています。

Rational XDE 拡張機能 (RXE)

Web 発行と Web レポート

マニュアル/ヘルプ

Rational XDE の Web 発行機能についての文書は、<install-drive>\Program Files\Rational\XDE\Addins\webpub にある Adobe Acrobat ファイル、Reporting and Publishing_java.pdf を参照してください。この情報は、Rational XDE オンライン ヘルプには含まれていません。

Web 発行のダイアログ ボックスでは、状況依存のヘルプ ([F1] または [ヘルプ] ボタン) は使用できません。

Java プラグイン

Rational XDE の Web 発行と Web レポート機能を使用するには Java プラグインが必要です。これは SUN Web サイトから入手できます。プラグインは、発行したモデルを表示するいずれかのコンピュータにインストールする必要があります。まだプラグインのダウンロードとインストールを行っていない場合は、最初に Rational XDE で Web 発行を使用する際に、これを行うよう求められます。

メモ: コンピュータがインターネットに接続されていない場合は、プラグインが必要であることは通知されず、発行やレポートの際にエラーが発生します。

プラグインのダウンロードとインストールを行うには、次の点に注意してください。

Java プラグイン バージョン 1.4 をダウンロードしてインストールする場合、デフォルトのセキュリティ設定を変更して読み取りを許可する必要がある可能性があります。次の手順に従って、デフォルトのセキュリティを変更します。

  1. ホーム ディレクトリの .java.policy ファイルを検索します。ファイルが存在しない場合は作成します。
  2. ファイルの最後に次のセクションを付加します。
    grant codeBase "file:/-"
    {
    permission java.io.FilePermission "≪ALL FILES≫", "read";
    };
  3. ファイルを保存します。
  4. ブラウザを再起動します。

未使用のディスク領域

モデル発行には多くの未使用ディスク領域を必要とします。発行の際は、次のガイドラインを使用してください。

障害と変更

このリリースの既知の問題

次の表は、このリリースの既知の問題を説明します。ここには、Rational XDE バージョン 2003.06.12バージョン 2003.06.01バージョン 2003.06.10 (日本語版)バージョン 2003.06.00 (英語版) が含まれます。

Rational XDE 2003.06.12

カテゴリ

ID

説明

C++
245816
エラー メッセージのダイアログ ボックスが表示されるため、[C++: ソース ファイルの追加] を閉じることができない場合があります。これは、[ファイルの追加] ボタンをクリックし、存在しないディレクトリ名を入力し、次に [再帰的に追加] ボタンをクリックすると発生します。

回避策: [C++: ソース ファイルの追加] ダイアログ ボックスは常に、[ESC] を押して閉じることができます。

構成管理
245044

ClearCase v2002.05.00 Windows の最新のパッチ (例、パッチ 24 または 26) をインストールしている Rational XDE ユーザーは、XDE/ClearCase Type Manager インストーラの再インストールを要求されます。これは、ClearCase パッチが、比較とマージ操作を XDE 比較/マージ機能へ導く ClearCase 管理ファイルの XDE バインドを上書きしたためです。

回避策: サーバーまたはクライアント上の XDE/ClearCase Type Manager インストーラをアンインストールして再インストールします。 この操作は、ClearCase パッチをインストールするたびに、実行する必要があります。ClearCase の今後のパッチでこの問題に関する修正を確認してください。WebSphere Studio Application Developer 5.1.x UML 作図機能を使用している XDE ユーザーは、詳細については IBM Rational ソフトウェア サポートまでお問い合わせください。

246156

リベース、更新、デリバーの操作中により新しいバージョンのモデルがロードされる可能性があるため、これらの操作の 1 つを実行する場合は、次を実行することをお勧めします。

  1. 保存していない変更をすべて保存します。
  2. 操作 (リベース、更新、デリバー) を実行します。
  3. [モデル エクスプローラ] で [すべてのモデルの再ロード] ボタンをクリックします。
Data Modeler
244321

Rational XDE で Petal Import を使用して既存の Rose モデルを 開く場合、以下を行う必要があります。

  1. データ モデルのデフォルト データベース ターゲットをリセットする。
  2. ドメイン データベース ターゲットをリセットする。
  3. 依存関係を使用して、ドメイン パッケージをデータ モデルに割り当てる。
244285

多対多関係ツールは、アポストロフィ ( ' ) を含むテーブル名を正しく解決することができません。

回避策: アポストロフィを削除するか、関係を手動で作成します。

多対多関係を手動で作成するには

  1. ダイアグラム内で、多対多関係に参加するテーブルを追加します。
  2. [ツールボックス] の [Data Modeler] タブで [テーブル] ツールをクリックし、次に多対多関係テーブルを含むダイアグラムをクリックします。新しく作成されたこのテーブルは、交差テーブルです。
  3. 各多対多関係テーブルと交差テーブル間に、依存リレーションシップを追加します。交差テーブルは、各依存リレーションシップの子テーブルになる必要があります。
  4. 各依存リレーションシップの多重度を [1..*] に設定します。
244364

DB2 UDB zSeries データ モデルを作成するとき、追加の DB2 テンプレートが表示されます。

回避策: 「DB2 zSeries」というタイトルのテンプレートのみ選択してください。ほかのテンプレート (MVS) は、Rational XDE の以前のバージョンのデータ モデルのテンプレートです。

244570

DB2 UDB zSeries の大きいテーブルスペースは、リバース エンジニアリング、またはデータベースや DLL ファイルを生成することができません。

244568

Rational XDE データ モデリングには、DB2 UDB zSeries バージョン 8 のサポートに制限があります。つまり、バージョン 7 の要素とステートメントのみがサポートされます。

データ モデルで DB2 UDB zSeries バージョン 8 を使用するには、DB2 UDB zSeries v6 と v7 のデータベース ターゲットをエンジニアリング ウィザードとデータベースのデフォルトで使用する必要があります。

このサポートは、DB2 UDB zSeries バージョン 8 の GA 前のバージョンを基にしています。

244557

DB2 UDB zSeries の関数をリバース エンジニアリングするとき、戻り値の型のデフォルトが smallint になります。

回避策: リバース エンジニアリングのプロセスを完了した後で、戻り値の型をリセットします。

244453

データベースから DB2 UDB zSeries をリバース エンジニアリングすると、テーブルスペースの消去規則がリバース エンジニアリングされません。

回避策: IsErase プロパティを使用して、テーブルスペースの消去規則を設定します。このプロパティを、ERASE YES の場合 True に設定し、ERASE NO の場合 False に設定します。

244569

データ モデルを検証するとき、算出後の列をデフォルト値として使用する列で未解決の識別子エラーが発生します。これは無効なエラーです。

回避策: エラーを無視します。

244555

別のビューに依存しているビューは、データベースからユーザー定義のビューとしてリバース エンジニアリングされ、そのビュー間の依存関係が作成されません。

244571

データベースから DB2 UDB zSeries の null が使用可能な列をリバース エンジニアリングすると、Rational XDE は Null デフォルト値をその列に割り当てます。

回避策: DDL ファイルまたはデータベースを生成するとき、列の構文を保持するには、その列から Null デフォルト値を削除します。

245539

テーブルから pk/fk を削除し、モデルを検証せずに比較と同期を使用して、テーブル全体を DDL ファイルにエクスポートしようとすると、ArrayOutofBoundsException エラーが表示されます。このエラーが表示された場合、XDE を再起動する必要があります。

回避策: 比較と同期の操作を続行する前に、モデルを検証し (ベスト プラクティスの推奨に従って)、無効な関係を修正します。

245839

WSSAD 5.0.1。Rational XDE 2003.06.01 サービス リリースで DB2 UDB データ モデルを作成してから、XDE 2003.06.12 サービス リリースにアップグレードした場合、アップグレード前に作成した DB2 UDB データベース要素に対して [仕様] ダイアログ ボックスを開こうとすると、XDE が応答しなくなる場合があります。これは、識別子の長さが不正か、識別子最大長のデフォルトが不正なため発生します。XDE が応答しなくなった場合、XDE を再起動する必要があります。

回避策: XDE 2003.06.12 サービス リリースでは、データベース デフォルト設定を識別子最大長に増やすようにリセットするか、モデル内の既存の識別子の長さを短くします。

245889

Data Modeler の Rational XDE ヘルプには、次の情報を含める必要があります。論理データ モデルのデータ モデルへの変換を複数実行する場合、各変換に対して、論理データ モデルを異なるデータ モデル パッケージに再変換することができます。各変換で論理データ モデルを同じデータ モデル パッケージに再変換する場合、XDE は次を実行しないため注意が必要です。

  • 論理データ モデルとデータ モデル間の同期。論理データ モデルの要素を削除した場合、それらの要素は、データ モデルでは削除されません。
  • 外部キーのインデックスの生成。[クラスからテーブルへの変換] ダイアログ ボックスで指定した場合にも生成されません。
  • 一部の制約名の正しい生成。
マニュアル/ヘルプ
243667
RXE API 文書の Javadoc バージョンは、API のパターンとコード テンプレートの部分で使用される継承モデルを反映していません。実際に使用される継承は以下のとおりです (インデントは、継承を示します)。
  • IRXEPatCTCalloutData
    • IRXECodeTemplatesExpansionData
    • IRXEPatCalloutData
      • IRXEPatVetoableCalloutData
        • IRXEPatternsOnArgumentValueCalloutData
        • IRXEPatternsOnBindCalloutData
        • IRXEPatternsOptionalElementCalloutData
        • IRXEPatternsWizardCleanUpCalloutData
        • IRXEPatternsWizardStartUpCalloutData
        • IRXEPatternsExpansionLocationCalloutData
      • IRXEPatAbortableCalloutData
        • IRXEPatExpansionCalloutData
          • IRXEPatternsPreExpandCalloutData
          • IRXEPatternsPostExpandCalloutData
        • IRXEPatternsPreApplyCalloutData
        • IRXEPatternsPostApplyCalloutData
        • IRXEPatternsErrorCalloutData
        • IRXEPatternsPostMappingCalloutData
        • IRXEPatternsCollectionCalloutData
      • IRXEPatElementCalloutData
        • IRXEPatternsMergeCalloutData
        • IRXEPatternsMatchCalloutData
        • IRXEPatternsScriptletCalloutData
  • IRXEPatApplicationMap
  • IRXEPatExpansionMap
  • IRXEPatCTCalloutUser
    • IRXECodeTemplatesExpansion
    • IRXEPatternsCallout
  • RXEPatCTArgumentTypes
  • RXEPatApplicationEvents
  • RXEPatNextOptions
  • RXEPatElementMergeBehaviors
245889
この表の「Data Modeler」の項の障害 245889 の説明を参照してください。
246175

この表の「XDE 全般」の項の障害 246175 の説明を参照してください。

375451
Visual Trace のヘルプに次のテキストを含める必要があります。「アプリケーションのトレースを開始する前に、Visual Trace を連携させる必要があります。」
453915

Rational XDE ヘルプのトピック、「コード テンプレート本体の定義」には、不正な説明が含まれています。

回避策: このトピックの「[本体の種類] で [Java] を選択した場合」の項で、インターフェイス名、IRXECTCallOutUserIRXECodeTemplatesExpansion に置き換えてください。

インストールとアンインストール
137437

IBM WebSphere Studio Application Developer version 5.1.1 をインストールする際には、背後にある Java Runtime Environment (JRE) のアップグレードが必要な場合があります。

このサービス リリースをインストール後、アップグレードが必要かどうかを決定するには、JRE within WebSphere Studio Application Developer に関連付けれている 2 つのビルドの ID 番号を確認する必要があります。

  • 次のコマンドを実行して最初の番号を見つけます。ここで、<WS_JRE_Path>は、Application Developer 内の JRE ディレクトリへのパスです。<WS_JRE_Path>\bin\java.exe -version
    ビルドの ID 番号を含む JRE のバージョン情報が返されます。
  • 次のコマンドを実行することによって 2 番目の番号を見つけます。
    < WS_JRE_Path>\bin\java.exe -Xj9 -version
    ビルドの ID 番号を含む J 9 のバージョン情報が返されます。

次のバージョンが返された場合、JRE をアップグレードする必要はありません。

  • JRE ビルド ID 番号: 20031021
  • J9 コンポーネント ビルド ID 番号: 20031201

これらの番号以外の番号が表示された場合、JRE がアップグレードされていないため、手動でアップグレードする必要があります。

メモ: JRE ビルド番号が 20031021 の場合、および J9 コンポーネント ビルド番号が 20031021 または 20031103 の場合は、このサービス リリースのインストール中に WebSphere JRE がアップグレードされます。JRE ビルド番号は、アップグレードされた後も変更されません。

回避策: 次のディレクトリを WebSphere Studio Application Developer 5.1.1 内の jre ディレクトリに手動でコピーすることによって、JRE をアップグレードします。
<XDE-install-location>\Rational\Common\XDE_WSAD_JRE_UPDATE\jre

このディレクトリには、JRE をアップグレードするために必要なすべてのファイルが含まれます。

137827

Rational XDE バージョン 2003.06.12 をアンインストールすると、必要な 2 つの DLL が削除されることがあります。これらのファイルは、バージョン 2003.06.00 と 2003.06.10 を含む XDE の別のバージョンをインストールしても再インストールされません。必要な 2 つの DLL とは msvcr71.dll と msvcp71.dll で、いったんアンインストールが完了すると再インストールすることができます。 これらの DLL を紛失したかどうかを確認するには、システム ディレクトリ、通常 C:\Windows\System32 を確認します。 また、これらのファイルを紛失した場合、モデル内でダイアグラムを開くときに、次のエラー メッセージが表示されます。

「An error occurred in IRSWindowPane::CreatePane() during opening a document window」

回避策: 削除された DLL の取得、再インストール、再登録については、IBM Rational ソフトウェア サポートまでお問い合わせください。

242345

Windows NT では、NT 4 のレジストリ サイズの値が 40 未満の場合、WebSphere Studio Application Developer 5.0.1 への XDE のインストールに失敗する場合があります。

回避策: NT 4 のレジストリ サイズを 41 以上に設定します。[マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。続いて、[パフォーマンス] タブをクリックし、[仮想メモリ] の下の [変更] をクリックします。[最大レジストリ サイズ] を [41] 以上に設定します。

インターナショナリゼーション
237570

作図面で使用されるデフォルト フォントが適切でない言語があります (特に、アジア言語)。

回避策: ユーザーは、[設定] ダイアログ ボックス ([ウィンドウ] メニューの) で [Rational XDE] を展開し、続いて [外観] を展開して [一般] をクリックし、デフォルトのフォント フェースを変更する必要があります。ユーザーの文字セットをサポートするフォントを選択します。また、[設定対象] リストから [新規モデルのデフォルト] を選択し、すべての新規モデルに対して変更が適用されるようにします。

245756

Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) を起動して、RUP の拡張ヘルプを起動すると、エラー メッセージが英語で表示されます。回避策については、「XDE 全般」の 障害 245756 を参照してください。

453121

コード生成中にファイルを更新すると、ファイル内の各日本語の最後に空白が付加されます。これは、コードを生成中、ファイルを更新するたびに発生します。

回避策: コード生成中に更新したファイルの最後から空白を削除します。

453933
J2EE RAS リポジトリの一部として提供される、XDE 付属ファイルの RASRepositoryService-portable.war は、インターナショナリゼーションの要件をサポートしていません。このファイルで J2EE タイプのリポジトリ サービスを作成する場合、このリポジトリで所有されるアセット内のすべての日本語は XDE 内では疑問符 (?) で表示されます。
593705

名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行すると、発行されたモデル内でツリー制御が失敗する原因になります。

回避策: デフォルトの Sun Java Runtime Environment (JRE) バージョン 1.3x をバージョン 1.4.1_01 に置き換えてください。

Java
245085

2 つのパッケージに同じ名前のクラスが含まれる場合、そのクラスの 1 つを、競合するクラスを持つパッケージのステートメントを変更および同期することによって、このパッケージに移動しようとすると (または、この変更を自動同期を有効にした状態で実行すると)、クラスの移動に失敗します。失敗した時点で、クラスの名前変更に失敗した旨が出力ログに示されます。次に、[モデル エクスプローラ] に、新しいクラスと、名前に 「_1」を付加したコンポーネントが表示されます。このほか、「.java」の後に「_1」が付加されたコンポーネントが表示されます。

たとえば、クラスに ClassA という名前が付けられ、それに対応するコンポーネントが ClassA.java の場合、ClassA_1 と 2 つの新しいコンポーネント、ClassA_1.java と ClassA.java_1 が表示されます。クラス ClassA_1 とコンポーネント ClassA_1.java には、ディスク上に対応するファイルがありません。これらのファイルのコードを参照しようとすると、ソース ファイルが見つからないという旨のエラー メッセージが表示されます。コンポーネント ClassA.java_1 は、移動できないため、ディスク上の元のパッケージ ディレクトリにある、名前変更されたクラスのソース ファイルをポイントします。

回避策: 自動同期を有効にした状態で次の手順に従います。

  1. [ナビゲーター] で、元のパッケージのソース ファイルの名前を新しい名前に一致するように変更します。前に述べた例では、ClassA_1.java になります。
  2. 手順 1 で名前変更したファイルを新しいパッケージにドラッグします。
J2EE
243758

Rational XDE を IBM WebSphere Studio Application Developer 5.0.x で使用し、EJB 配置モデルの Run As セキュリティ ロールを同期したとき、Application Developer では、このロールが更新されません。

回避策: このロールを Application Developer エディタで <run-as> 配置ディスクリプタ エントリに割り当てます。

243880
web.xml ファイルで複数のフィルタ URL パターンを宣言し、このファイルが URL フィルタ パターンを削除するように外部で変更された場合、タグ エディタではこのファイルが正確に更新されません。削除されたフィルタ URL パターンを表す空のタグが存在するため、この web.xml ファイルは無効になります。変更された web.xml ファイルを再度インポートしようとすると、エラーが発生します。

回避策: Web 配置モデルで、外部で削除されたフィルタ URL パターンを持つサーブレット フィルタを選択します。次に、[プロパティ] ウィンドウで、WebFilterURLPattern プロパティのタグ エディタを開き、[OK] をクリックし、タグ エディタを閉じます。これにより、システムがトリガされて、空の Web フィルタ URL パターンがクリーンアップされます。

243962

IBM WebSphere Studio Application Developer の配置ディスクリプタ エディタは、Rational XDE-Application Developer の同期後、直ちにリフレッシュしないことがあります。その結果、XDE で加えた変更が、ユーザーがこのエディタを閉じてもう一度開くまで Application Developer に表示されないことがあります。たとえば、CMP フィールドを XDE のエンティティ Bean に追加したとき、この新しい CMP フィールドは J2EE 階層には表示されますが、[Bean] タブの CMP フィールドのセクションには表示されません。

回避策: エディタを閉じて、もう一度開きます。

RXE
243418
RXEMenuExtender ターゲット タグ <AppendSelection> は、現在選択されている特定の要素にのみ付加されます。要素のグループ化されたセットは付加されません。
244437
モデル エクスプローラが初期化される前に、Menu Extender と呼ばれるプログラムを介して RXE でモデルを開く場合、書き込みアクションがモデルを開く前に開かれていると、モデルはモデル エクスプローラにのみ表示されます。読み取りアクションが開かれているか、アクションが何も開かれていない場合、モデルはモデル エクスプローラに表示されません。
244495
Menu Extender と呼ばれるプログラムでモデルを閉じる場合、モデルが引き続きモデル エクスプローラ内に表示されます。
244507
この文書で参照されている Menu Extender のサンプルは、適切なターゲット プログラムも含め、C:\Program Files\Rational\XDE\Addins\RXEMenuExtender\examples に保管されています。このパスは、ユーザーによるインストールの場所に応じて変更されます。
244508
このリリースでは、IRXEDiagram.renderImage( ) は GIF 形式をサポートしていません。
244560
構成管理制御ディレクトリにモデルを作成して保存するメニューから実行する RXE スクリプトが、.NET シェルの下の構成管理システムに追加されません。これらのモデルは、Eclipse シェルの下の構成管理システムにのみ追加されます。
Visual Trace
135408

バージョン 5.1 以前の IBM WebSphere Studio Application Developer プラットフォームと共に出荷される IBM Java Runtime Environment (JRE) では、デバッグ モードで稼動中に Visual Trace を使用することはできません。したがって、Visual Trace を連結させて Rational XDE Developer Plus for Java Platform Edition を使用する場合、J2SE アプリケーションがデバッグ モードで稼動中は、トレース シーケンス図を作成しません。

回避策: JRE の更新されたバージョンが XDE 製品の媒体に含まれています。インストール方法については、「IBM WebSphere 製品」の関連する「インストール上の問題」のメモを参照してください。また、Eclipse バージョン 2.1 または WebSphere Studio Application Developer バージョン 5.1 にアップグレードすることもできます。

137862
IBM WebSphere Studio Application Developer は、IBM Rational XDE を使用して 1000 文字以上の長いメソッド シグニチャを含むアプリケーションのトレースからシーケンス図を表示しようとすると、クラッシュします。
375451
前に述べた「マニュアル/ヘルプ」の障害、375451 を参照してください。
Web 発行と Web レポート
243697

テキストなどの特定の要素タイプをフィルタする場合、関連するリンクを持たないホット スポットが、発行されるモデルに作成されることがあります。

回避策: モデルを発行する前にすべてのフィルタを削除してください。

245328
Java Runtime Environment (JRE) をインストールしないでモデルを発行しようとすると、XDE により、Java プラグイン ソフトウェアの 1.3.1 リリースのインストールを要求するメッセージが表示されます。Java プラグイン1.3.1 をインストールした後、モデルを発行しようとすると、XDE により次のエラー メッセージが表示されます。

Java(TM) プラグイン 1.4 致命的なエラー
レジストリ キー、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\IBM\Java Plug-in\1.3.1 の値が見つからないか、無効なため、Java プラグイン 1.3.1 を見つけることができません。

回避策: XDE をインストールする前に、Java プラグイン ソフトウェアの 1.4 リリースをインストールします。

374690
グローバル アクションを含むモデルを発行する場合は、それらのアクションは、発行されるモデルには表示されません。
375379
外部ファイルをモデル要素にリンクする場合、そのリンクのファイル参照を絶対パスまたは相対パスで指定することができます。相対パスで指定したファイル参照は、Web に正しく発行されません。

回避策: モデルを Web に発行する場合、すべてのリンクされたファイルに絶対パスのみ指定します。

リンクされた外部ファイルに絶対パスを指定するには、次に従います。

  1. [モデル エクスプローラ] で、外部ファイルをリンクさせるモデル要素を右クリックし、[UML の追加] をポイントし、[URL] をクリックします。
  2. [URL 入力ダイアログ] ダイアログ ボックスで、[すべてのファイル参照に相対パス表現を使用する] チェック ボックスをオフにします。
  3. [参照] をクリックしてモデル要素にリンクするファイルを参照して選択し、[開く] をクリックします。
  4. [URL 入力ダイアログ] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。
XDE 全般
44806

Windows NT 4 上の IBM WebSphere Studio Workbench のフォルダを参照するためにダイアログ ボックスを開くとき、ダイアログ ボックスの焦点を失い、ほかのダイアログ ボックスによって隠される場合があります。

回避策: [Alt] を押しながら [Tab] を押して、焦点を変更するか、希望のダイアログ ボックスを クリックします。これは、Windows NT 上で実行している Eclipse の既知の問題です。

241325
モデルのアップグレード プロセス中 (特に英語以外のモデル)、XDE の印刷設定が正しくアップグレードされない場合があります。

回避策: モデルのアップグレード プロセスを完了後、[ウィンドウ] メニューの [設定] をクリックし、次に [Rational XDE] を展開し、続いて [印刷] を展開します。[ページ設定] をクリックして、[デフォルトの設定に戻す] ボタンをクリックします。すべての数値がローカルのメートル法と互換性があること、また現在のモデル、すべてのデフォルト設定、個々のダイアグラムの印刷設定のすべての値が正しいことを確認します。

241771

Windows NT 上に Rational XDE Developer Plus をインストールしている場合、空のモデルを保存すると、そのモデルに Rational RequisitePro 適用プロファイルが割り当てられます。

回避策: 手動で、モデルの適用されるプロファイル プロパティを [Blank] にリセットします。

243239

Rational XDE モデルを XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式でエクスポートする場合、ClassicRose プロファイルがエクスポートしようとしているモデルに適用され、そのモデルに XDE で作成した実現関係と抽象化関係が含まれる場合、以下の影響のないエラー メッセージが表示される場合があります。

  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::Visibility" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::Friend" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::MultiplicityTo" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::MultiplicityFrom" は見つかりませんでした。

このエラー メッセージは、UML/XMI. に UML:Realization メタクラスがないために表示されます。XMI エクスポートでは、「Realize」としてステレオタイプ化された Rational XDE 実現関係と抽象化関係は、「Realize」としてステレオタイプ化された UML:Abstraction としてエクスポートされます。Rational XDE への XMI インポートでは、「Realize」のステレオタイプを持つすべての抽象化は、XDE では実現関係になります。

244103
ダイアグラム ウィンドウでクラス図形をクリックし、次にダイアグラム サーフェイスをクリックして、クラス図形をもう一度クリックすると、[外観] ツールバーの [区画の表示/非表示] リストに表示されるチェック マークが更新されず、最後に選択したクラス図形上で現在可視になっている区画が示されません。

回避策: クラス図形の選択をあるクラス図形から別のクラス図形へ直接変更して、正しい設定を表示するか、別のクラス図形を選択し、次に希望の図形をもう一度選択してリストを更新します。

244643, 244687

Rational XDE モデルを Unisys 1.3.5 ファイル形式でエクスポートする場合、複数状態アクションと最終状態アクション (継続時アクション、退状時、入状時など) がエクスポートされません。Unisys 1.3.5 ファイルを XDE にインポートする場合、1 つのアクション (継続時アクション) のみインポートされます。すべてのアクション (UninterpretedActions) は、エクスポートとインポートが正常に行われます。

回避策: モデルを Unisys 1.3.5 形式にエクスポートする前に、アクティビティ モデル要素内に所在する複数のアクションを削除します。

244776
シグナル イベント、呼び出しイベント、時間イベントなど、複数のイベントを Rational XDE の遷移に追加することができます。ただし、複数のイベントを持つ遷移を含む XDE モデルを Unisys 1.3.5 XMI ファイル形式にエクスポートする場合、同じモデルを XDE にインポートすることはできません。

回避策: 複数のイベントを遷移に関連付ける場合、遷移ごとに 1 つのイベントを追加します。

245150
特定の文字列に割り当てられた Change プロパティを持つ変化イベント モデル要素をエクスポートする場合、XMI ファイルに生成された内容が間違っています。属性、「body」が 2 回生成され、エクスポート結果が構文上不正になります。

回避策: エクスポートされた XMI ファイル内の重複する属性「body=」を「language=」に変更します。

245197

Windows 2000 を実行し、このサービス リリースの日本語版を IBM WebSphere Studio Application Developer version 5.1.1 シェルにインストールしている場合、[ヘルプ] ウィンドウとほかのウィンドウ間で切り替えを行うと [ヘルプ] ウィンドウが壊れるか、ハングする場合があります。

回避策: [ヘルプ] ウィンドウを閉じて、シェルを再起動します。次回ヘルプを使用するときには、正常に動作します。

245408

1 つの制約を複数のモデル要素に関連付けると XMI インポート中に XDE がハングする原因になります。

回避策: 1 つの制約を 1 つのモデル要素にのみ関連付けます。

245427
SubactivityState 参照を持つアクティビティ グラフは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。インポートされたモデルには、SubactivityState の ActivityGraph 参照がありません。この障害には回避策はありません。
245430
分類子参照を持つオブジェクト フロー状態は、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。インポートされたモデルには、オブジェクト フロー状態の分類子参照がありません。この障害には回避策はありません。
245432
操作参照を持つ呼び出しイベントは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。インポートされたモデルには、呼び出しイベントの操作参照がありません。この障害には回避策はありません。
245756

Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) と RUP の拡張ヘルプは動作しません。このほか、関連するエラー メッセージが英語で表示され、ローカライズされていません。

回避策: Sun JRE 1.4.1 をインストールします。

JRE プラグインをインストールするには、以下の操作の 1 つを実行します。

  • CD から RUP をインストールしている場合、JRE プラグイン インストーラを次の Rational の共通ディレクトリから実行することができます。
    [INSTALLDIR]\common\rwp\JRE_plugins\j2re-1_4_1-windows-i586-i.exe
    ここで [INSTALLDIR] は、インストールされている Rational 製品のディレクトリです。例、
    C:\Program Files\Rational
  • 次の Sun Java Web サイトのリンクから JRE をダウンロードしてインストールします。
    http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.1/index.html

この代替策としては、所属する組織の技術サポート要員にご連絡ください。

インストールを完了したら、RUP または拡張ヘルプを再起動します。

245970

モデル ファイルを Rational Rose から Rational XDE にインポートする場合、ステレオタイプを持つクラスは、ダイアグラム ウィンドウでは非常に大きくなります。

回避策: インポート後、[書式] メニューの [自動サイズ調整] をクリックするか、クラスを希望する形に手動でサイズ変更します。

246137

Rational SoDA を使用して XDE モデルに関するレポートを作成後、XDE でダイアグラムを開くことができなくなり、各種のエラー メッセージが表示される場合があります。

回避策: この問題を解決するには、レポート、テンプレート、Document2 ドキュメントと共に SoDa を完全に終了します。レポートをモデルと比較するには、SoDA を再起動して、レポートを再度開きます。

246175

Microsoft Windows NT 上で Rational XDE を実行している場合は、[ヘルプ] メニューから拡張ヘルプを起動しようとすると次のエラーメッセージが表示されることがあります。「拡張ヘルプは現在使用できません。」

回避策: ラショナル統一プロセス拡張ヘルプを使用するには、次の Windows レジストリ キーを追加する必要があります。

レジストリ キー名:HKEY_CLASSES_ROOT\htmlfile\shell\opennew

  • 名前 - (標準)
  • 種類 - REG_SZ
  • データ - 開く(&O)

レジストリ キー名:HKEY_CLASSES_ROOT\htmlfile\shell\opennew\command

  • 名前 - (標準)
  • 種類 - REG_SZ
  • データ - "C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" %1

メモ: HKEY_CLASSES_ROOT\htmlfile\shell\opennew\command レジストリ キーのデータは、HKEY_CLASSES_ROOT\htmlfile\shell\open\command レジストリ キーのデータを基にする必要があります。これにより、デフォルトのブラウザでラショナル統一プロセス拡張ヘルプを起動できるようになります。

518939
Rational XDE を Eclipse 2.0 にインストールして使用している場合、次の問題が発生することがあります。ダイアグラム ウィンドウにフォーカスが設定されている状態でモデルを保存すると、余計な [名前を付けてファイルを保存] ダイアログ ボックスが表示されます。

回避策: この余計な [名前を付けてファイルを保存] ダイアログ ボックスは、[キャンセル] ボタンをクリックすることによって、無視しても問題ありません。モデルは正確に保存されます。

Rational XDE 2003.06.01

カテゴリ

ID

説明

Data Modeler
241752

テーブルまたはビューの名前が 2 文字以下の場合、これらのテーブルまたはビューの新しいトリガを作成すると例外の原因となります。

回避策: テーブルまたはビューに新規トリガを追加する場合は、テーブルまたはビューの名前を 3 文字以上にします。

インターナショナリゼーション
595383, (82143)
この障害は、すべての Java プラット フォーム エディションに適用されます。Web 発行で必要となる Java プラグインをダウンロードする際、日本語のオペレーティング システムを稼動している場合は、Sun Web サイトから JRE のインターナショナル バージョンを選択する (Netscape の場合) か、適切なロケールを選択する (Internet Explorer の場合) 必要があります。Java プラグイン要件については、障害 591378 を参照してください。
XDE 全般
242670

[Rational XDE フィーチャーについて] ダイアログ ボックスに表示される製品のバージョン番号は、サービス リリース 1 バージョン番号、"2003.06.01"の代わりに "2003.06.00" になっています。[ヘルプ] メニューの [Rational XDE について] をクリックして、[フィーチャーの 詳細] ボタンをクリックし、次に Rational XDE フィーチャの行をクリックすることで参照することができます。

インストール済みの Rational Software 製品情報ユーティリティによって提供されているバージョン情報を参照してください。

Rational XDE 2003.06.00 と 2003.06.10

カテゴリ

ID

説明

比較とマージ (Compare/Merge)
238097

[ナビゲーター] で選択したすべてのリソースが XDE 成果物のとき、[比較] メニューの [相互] コマンドを使用しようとすると、シェルがハングしているように見えます。十分な物理的メモリと仮想メモリがあれば、最終的には処理は完了しますが、実行するのに数時間から数日を要する場合があります。

回避策: XDE 成果物で、[比較] メニューの [相互] コマンドを使用するのを避けます。代わりに、XDE 成果物は、[ファイル] メニューの [Compare/Merge] コマンドを使用して比較します。

239157

XDE の比較とマージ セッション中に報告される競合の数が、競合ナビゲーション ボタンとメニュー項目の状態と矛盾して見える場合があります。たとえば、[次の未解決差分に移動] ボタンとメニュー項目が使用できないときに、ステータス バー インジケータは未解決の差分が 2 つ残っていると表示します。これは、競合を解決する際に、削除や、クラスの削除によるクラス名の変更が伴うために、解決した競合に応じて、競合解決の伝播により自動的にほかの競合が解決される場合に生じます。この場合、競合解決が自動的に伝播して削除されたクラスのビューをダイアグラムから削除し、これにより依存する競合を解決します。ただし、自動的に解決した競合は、競合数に正確に反映されない場合があります。

ステータス バーの統計が未解決の差分が残っていると示していても、次や前の未解決の差分に移動できない (淡色表示されている) 場合は、競合数が不正です。実際には、すべての競合が解決されています。この場合には、マージ セッションを保存して終了する際、または、ClearCase にマージ セッションをコミットする際、未解決の競合についての警告はすべて無視できます。

239437

XDE マージ セッションを引き起こす ClearCase 処理を開始する場合、XDE が最小化されていたり、XDE ダイアログ ボックスが ClearCase ダイアログ ボックスに隠れていると、ClearCase が XDE マージ セッションの完了を待っていることに気づかない場合があります。この場合、ClearCase がハングしているように見えます。

回避策: XDE が最小化されている場合は前面に出し、背面に隠れている場合は XDE ウィンドウをクリックして XDE ダイアログ ボックスをすべて前面に出します。

239447

[閉じる] ボタンをクリックして ClearCase で起動されたマージ セッションを終了する場合、5 つのエラー メッセージが表示されることがあります。これを回避するには、[閉じる] ボタンではなく、[ファイル] メニューの [Compare/Merge] コマンドを使用する、マージ セッションの終了手順に従います。

511988, 513261
3 つ以上のモデルを融合させる場合に、競合する差分が、競合するはずであるにもかかわらず、競合を起こさないことがあります。

回避策: 各セッションで一度に 2 つのモデルを融合する、連続したいくつかのマージ セッションを、すべてのモデルが融合されるまで実行します。

513643

 

XDE で作業を行う際、2 人のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンで、同じ名前のストレージ ユニットを作成する場合があります。ユーザーがその作業のチェックインまたはデリバーを試みることにより、マージが起動されると、ClearCase はユーザーに 2 つのストレージ ユニットのどちらかを選択するように要求し、XDE の比較とマージはそれぞれユーザーにこれらのストレージ ユニットに関連付けられた 2 つのモデル要素のどちらかを選択するように要求します。このような状況では、一貫して選択することが重要です。つまり、1 人のユーザーのストレージ ユニットを選択したら、そのストレージ ユニットに関連付けられた、そのユーザーのモデル要素を選択する必要があるということです。たとえば、両方のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンで、class1.clx というファイルの独立したユニットとして class1 を作成するとします。ClearCase のディレクトリ マージは、2 つの Class1.clx ファイルのうち、どちらをマージするディレクトリに入れるかを問い合わせ、XDE の比較とマージは、2 つの Class1 モデル要素のうち、どちらをマージするモデルに入れるかを問い合せます。ClearCase のディレクトリ マージでユーザーが 1 人目のユーザーの Class1.clx ファイルを選択したら、XDE の比較とマージ セッションでも、1 人目のユーザーの Class1 モデル要素を選択する必要があります。

モデル要素の名前は異なるがストレージ ユニットは同じである場合には、似たような状況が発生しますが、その振る舞いは異なります。たとえば、両方のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンのストレージ ユニット class1.clx で最初に class1 を作成するとします。その後、1 人目のユーザーが class1 というモデル要素名を myclass に変更します。そのストレージ ユニット名は class1.clx のままです。この場合、ClearCase ディレクトリ マージでは、ディレクトリに入れることができるのは 1 つの class1.clx のみですが、XDE 比較とマージでは、class1 と myclass の両方をマージ結果のモデルに入れることができます。マージしたモデルは、存在しないストレージ ユニットを見つけることができません。この状況から復旧するには、存在しない class1.clx ファイルを他の名前に変更し、ユニットのないモデル要素のショートカット メニューの [ユニットの参照] コマンドを使用してこの名前変更したファイルを検索します。名前変更は、ClearCase Explorer を使用するか、[cleartool] コマンド ラインで行い、名前変更したファイル (元の名前のファイルを含む) の履歴を残します。

513872

次の障害は、Rational XDE Developer - Java Platform Edition にのみ該当します。ClearCase で起動されるマージ セッションは、1 つ以上の生存線を含む、2 つの相互作用インスタンス ユニット (*.iix) を互いに比較またはマージする途中で失敗します。

回避策: 相互作用インスタンス ユニットとその親ユニットを結合し、再度マージ セッションを開始します。これは、ほかに誰もこの 2 つの相互作用インスタンス ユニットで作業していない間に行います。ほかの誰かがこれらの相互作用インスタンス ユニットを変更した場合には、これらの変更が失われます。これは、相互作用インスタンス ユニットをその親ユニット ファイルに結合すると、相互作用インスタンス ユニットはモデルの一部ではなくなることによるものです。

513914

ClearCase が独立ユニットであるダイアグラムを開いて XDE マージ セッションを起動する際、[モデル エクスプローラ] からダイアグラムが開けない場合があります。これは、ダイアグラムを開くのに必要な特定の情報がダイアグラム ユニットの親ユニットにあるため、マージ セッション中には存在しないという場合に発生します。

回避策: マージ セッションの完了後にモデルを開けば、問題なくダイアグラムを開くことができます。

構成管理
51338

[モデル エクスプローラ] でのパッケージから別のパッケージへのラウンド トリップ エンジニアリングの処理に既に参加している Rational ClearCase のソース管理されたファイルから Java クラスをドラッグ アンド ドロップし、モデルをチェックアウトするかどうかの確認に「no」と答えると、そのクラスに関連する Java ファイルは ClearCase のバージョン管理に戻されません。

回避策: [ナビゲーター] で、ファイルを移動したパッケージをリフレッシュする必要があります。リフレッシュすると、Java ファイルを ClearCase のソース管理に追加するかどうかの確認を求められます。ClearCase のカスタム設定で、確認を求められないようにすることも可能です。デフォルトでは、XDE は、すべての新規ファイルについて、ClearCase に追加するかどうかの確認を求めます。

239403

最初に XDE の以前のリリースを使用して作成された読み取り専用のモデル (管理されているモデル、チェックインされているモデルなど) を開くとき、そのモデルが Java プロファイルを適用した Java 以外のコード モデルである場合、次のエラー メッセージが出力ログに表示されます。

エラー: MU.doTaggedValues(NME) における例外: 
読み取り専用の要素を変更しようとしました。

このエラーは悪影響のあるものではないので無視しても問題ありません。モデルのアップグレードを継続し、これを保存すると、このエラーは出なくなります。

239662

古いモデルをアップグレードする場合、足りないモデル サブユニット ファイルがあると、プロファイルのアップグレード プロセスが正常に完了しません。

回避策: Rational Developer Network で、このような状態のモデルを修復するユーティリティを利用できます。このユーティリティ、Rational XDE v2003 Model Repair Tool が見つからない場合は、IBM Rational ソフトウェア サポートまでお問い合せください。

239945

[スタート] メニューから [ClearCase ビューの Rational XDE] コマンドを使用する際、ネットワークに接続していないユーザーにはビューの選択機能が提供されません。代わりに、ユーザーは、ClearCase 以外のビューの [スタート] メニュー コマンドで使用される XDE のデフォルトのワークスペースに入ります。

回避策: プロジェクト セット ファイルを使用して、ビューが所在するプロジェクトをデフォルトのワークスペースにロードします。

239946
XDE バージョン 2002、リリース 2.1 サービス リリースで VOB ルートの登録場所を解決する、クロス モデルの参照を作成したユーザーは、 XDE バージョン 2003.06.10 以上で最初にこれらのモデルを開くときに、スナップショット ビューを使用する必要があります。これにより、これらのモデルはアップグレードされます。モデルをアップグレードし、チェックインすると、このモデルは ClearCase の動的ビューにアクセスできます。
240185

クロス モデルの参照を含むモデルを ClearCase の動的ビューで開くと、次のようになる場合があります。クロス モデルの参照を解決するプロセスで開かれるモデルが、[モデル エクスプローラ] でソース管理されているように表示されません ([ナビゲーター] ではソース管理されているように表示されます)。

回避策: クライアント モデルへのクロス モデルの参照を含むモデルを開く前に、このクライアント モデルが開かれていることを確認します。これにより、クライアント モデルがソース管理されているように表示され、[モデル エクスプローラ] から修正、チェックアウトができます。

240329

古いバージョンの XDE からモデルを開く際、ユーザーはモデルをアップグレードするかどうかの確認を求められます。モデルがバージョン管理され、さらに、現在シェルのワークスペースに存在しない別のモデルを参照している場合、アップグレードに失敗し、モデルを開くことができません。[モデル アップグレード作業の失敗] ウィンドウが開き、次のメッセージが表示されます。

変更する必要のあるファイルが編集できないため、モデルは正常にアップグレードされませんでした。

回避策: アップグレードの前に、参照するモデル プロジェクトをシェルのワークスペースに追加します。参照するモデルが開けば、アップグレードは成功します。

513422

[モデル エクスプローラ] で、ソース管理に関連するメニュー項目が、モデルのショートカット メニューに表示されない場合があります。

この問題を再現する手順

  1. ソース管理下の簡単なプロジェクトを作成します。
  2. プロジェクトを空のモデルに追加します。
  3. 指示が表示されたら、プロジェクトをチェックインします。
  4. [モデル エクスプローラ] でモデル ノードを右クリックします。

メニュー項目を再度アクティブにするには、[モデル エクスプローラ] で、フォーカスをモデルからメイン ダイアグラム ノードに変更し、モデルに戻します。これで強制的にメニュー項目を表示します。

513516, 513549
リベース中に素早く (1 分未満) 変更を行うと、再ロードの確認が表示されません。モデルのチェックインとリベースの間で 素早く移動すると、変更が行われたことをソフトウェアが認識しないという状況に陥る場合があります。

この問題を再現する手順

  1. ユーザー 1 が UCM スナップショット ビューで基本的なモデリング プロジェクトを作成します。
  2. ユーザー 1 がプロジェクトとモデルをソース管理に追加します。
  3. ユーザー 1 が変更をデフォルトのインテグレーション ストリームにデリバーします。
  4. ユーザー 1 が新規ベースラインを作成します。
  5. ユーザー 2 が新規ベースラインにリベースします。
  6. ユーザー 1 がモデルに対して変更を行います。
  7. ユーザー 1 がモデルの変更をチェックインします。
  8. ユーザー 1 が変更をデフォルトのインテグレーション ストリームにデリバーします。
  9. ユーザー 1 が新規ベースラインを作成します。
  10. ユーザー 2 がシェルのプロジェクトとモデルを開きます。
  11. ユーザー 2 がシェルの ClearCase メニューから新規ベースラインにリベースします。

手順 2 〜 7 を 1 分未満で行うと、記述した問題が再現されます。ただし、このようなシナリオはまれで、著しい速さと調整を必要とします。

514052

ユーザーが新しく作成して保存していないストレージ ユニットをソース管理に追加しようとしたときに、ストレージ ユニットが [ソース管理に追加] ダイアログ ボックスに一覧表示されない場合があります。この問題は、チームまたは ClearCase カスタム設定 [新規リソースが追加されたとき] で、[何もしない] を選択すると生じます。

回避策: [ソース管理に追加] をクリックする前に、必ず、新しく作成したストレージ ユニットを含むモデル全体を保存します。

データ モデリング

239118

 

データベース テーブルから EJB を作成する変換機能で、許可されていない、CMP 2.0 リモート エンティティ Bean 間のコンテナ管理型の関係 (CMR) を不正に作成します。

回避策: CMR を削除し、手動で適切なソース コードを作成して、リモート Bean を呼び出します。

239345
データベース ビューをエンティティ EJB に変換し、主キーを Bean に追加して、さらに EJB からビューへ戻すと、データベース ビューの代わりに新規のテーブルが作成されます。新規の主キーが通常のビュー列に変換されるはずです。
240103

DB2 の接続に JDBC を使用する場合、XDE の JDBC ドライバ パスが DB2 クライアントを指し示していることを確認する必要があります。この確認を行うには、次の手順に従います。

  1. XDE を起動する前に、[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックして、regedit.exe と入力します。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Rational Software\XDE\AddIns\Data Modeler registry key に移動し、JdbcDriverPath の値をクリックし、このパスが有効で、db2java.zip ファイルを指し示していることを確認します。
241098

データ モデルが存在しない場合、[変換] メニューの [クラスからテーブルへ] コマンドを使用しても [クラスからテーブルへの変換] ダイアログ ボックスが開きません。

回避策: データ モデルを作成し、再度コマンドを使用します。

595696

WebSphere 5.0 配置ディスクリプタには、CMP フィールドにマッピングされる列のタイプと名前が含まれます。配置ディスクリプタにはデータベース固有のさまざまなバージョンがあります。XDE から配置を行う際、EJB とデータ モデル間の「データ変換」マッピングからではなく、外部の WebSphere 配置ツールを実行させることにより、これらのタイプが生成されます。したがって、値はデータ変換マッピングを反映していません。

回避策: WebSphere Studio Application Developer を使用する場合、このマッピング エディタと配置機能を使用することをお勧めします。これらを使用しない場合は、デフォルトのマッピングで妥協しなければなりません。マッピングを変更する必要がある場合は、XMI ディスクリプタを手動で編集することになりますが、これは困難です。ただし、適切にマッピングし、スキーマ ファイルを生成すれば、新規にスキーマ ファイルを生成する通常のプロセスをオーバーライドすることにより、XDE はこれらのファイルを使用することができます。配置モデルで EJB-Jar アーカイブの EJBNonModelElements タグを使用して、配置中にスキーマ ファイルが再度生成されないようにします。

インストールとアンインストール
58682
Rational RequisitePro を RequisitePro と XDE の統合の一部としてインストールする場合、管理者は、管理者の許可を得ていないユーザーが RationalXDE から RequisitePro を使用する前に、RequisitePro に入る必要があります。ユーザーより先に RequisitePro に入らないと、XDE がフリーズする場合があります。
223368 (65785)
インストール イメージのファイルのサイズが大きいため、インストールの前にウイルス対策プログラムのアクティブなスキャン機能を一時的に無効にすることをお勧めします。この機能を無効にしないと、インストールを完了できない場合があります。
236721

過度に長いインストール パス名が指定されると、次のエラーが発生します。

エラー 1320。指定されたパスは長すぎます: <pathname>

この後、[キャンセル] をクリックしてこのインストールをキャンセルすると、インストーラは終了しますが、%INSTALLDIR%\RCSI\ フォルダとその内容がシステムに残ります。RCSI フォルダとその内容は手動で削除する必要があります。

236727
インストーラは、インストール先のディレクトリが Windows の有効なディレクトリかどうかをチェックしません。誤った文字を含むディレクトリ名など、適切でないディレクトリ名を入力すると、インストールは完了しますが、インストールされた製品は正常に動作しません。
237629

XDE の Visual Studio .NET Edition をインストールし、その後、同じシステムに XDE for Java もインストールした場合、.mdx とその他のモデリング ファイルの関連は、XDE for Java 製品に関連付けられます。XDE for Java 製品をアンインストールする場合、ファイル関連に関連付けられているアイコンはアンインストールされます。この場合、XDE の VS .NET Edition は残りますが、ファイル アイコンのいくつかは失われ、Windows の一般的なアイコンで表示されます。

回避策: アイコンを復元するには、XDE for VS.NET 製品を再度インストールします。

239439

Rational XDE を WebSphere Studio Application Developer バージョン 5.0 にインストールし、PurifyPlus (または、PurifyPlus を含む Rational Suite 製品) をインストールして、PurifyPlus を Application Developer 5.0 に統合することを選択した後に、PurifyPlus をアンインストールすると、次回 Application Developer を起動するときに、影響のないエラー メッセージが多数表示されます。これらのエラーには、「Error Restoring Editor」、「Modeler エラー: Modeler のロードに失敗しました。」などがあります。

回避策: Application Developer を終了し、ワークスペースの .metadata ディレクトリを削除して、再度 Application Developer を起動します。Application Developer はクリーンなメタデータ ディレクトリを再ビルドし、エラーは発生しなくなります。

239910
Rational Rose model (*.mdl) を Rational XDE model (*.mdx) にインポートした後は、直ちにインポートしたモデルを XDE ファイル フォーマットに保存します。最初に XDE モデルとして保存せずにモデルの変更を試み、その後、[名前を付けて保存] から [キャンセル] を選択すると、モデルはその変更を保存されずに閉じられます。
240630
インストール中に [インストールの準備完了] ページまで進んだ後で [戻る] ボタンを使用して前のページに戻る場合は、現在のインストールをキャンセルしてインストーラを再起動し、初めからやり直す必要があります。[インストールの準備完了] ページで [戻る] を使用すると、シェル セクション ページが正常に初期化されず、インストールが失敗する可能性があります。
241162
Rational XDE バージョン 2003 の Rational Installer では、Microsoft Windows XP の「Run As」機能の使用はサポートされていません。ローカルの管理権限のあるアカウントにログインし、このアカウントから直接セットアップを実行してください。
447036
XDE は、ネットワーク共有のフォルダにインストールされた場合、正常に動作しません。ローカル ドライブを使用してください。
447417
次の問題は、Rational XDE Developer Plus Edition にのみ該当します。XDE の SitePrep 領域を適切に設定するには、直接 SitePrep.exe を使用しないことをお勧めします。Setup.exe を使用し、[エンタープライズ レベルでの使用向けに展開] を選択して、SitePrep 領域を作成してください。直接 SitePrep.exe を使用すると、SitePrep 領域が適切に設定されず、不適切な設定領域からインストールが実行されるとハングする可能性があります。

回避策: 直接 SitePrep.exe を使用する場合には、Rational XDE と Rational PurifyPlus (Developer Plus Edition をインストールする場合) のシェル セレクションを、インストールに SitePrep 領域を使用するターゲット システム上に存在することが分かっているシェルのみが含まれるように設定することが重要です。Rational PurifyPlus のシェル設定をデフォルトのままにしないでください。デフォルトを修正し、ターゲット システムに存在することが分かっているシェルのみを指定する必要があります。PurifyPlus のシェル セレクションのデフォルトでは、サポートされるすべてのシェルが指定されています。ターゲット コンピュータにすべてのシェルが存在すると見なす SitePrep ファイルを使用してセットアップを起動し、このコンピュータにすべてのシェルが存在しない場合には、問題が発生します。

512648
IBM WebSphere Studio Application Developer、Application Developer Integration Edition、Enterprise Developer のいずれかに XDE をインストールする場合、IDE のインストール後、まだシステムを再起動していなければ、XDE をインストールする前に必ず再起動します。
514497
Rational PurifyPlus が Rational XDE Modeler またはいずれかの XDE Developer for Java Platform 製品と同じシェルにインストールされ、その後、PurifyPlus がアンインストールされると、XDE は起動時に「Modeler エラー: Modeler のロードに失敗しました。」というエラー メッセージを表示します。このメッセージは無視できます。XDE は正常に動作を継続します。
593408, (78359),
594321, (80161)
XDE の Java Edition と .NET Edition の両方を同じシステムにインストールする場合、両方のツールボックスに、両方のラウンド トリップ エンジニアリング ツールが表示されます。たとえば、C# ツールと Java ツールが両方の環境に表示されます。ただし、ツールが機能するのは、それを供給している環境のみです。
596111, (83538)
XDE をインストールする際、インストール パスに # の文字を使用することはできません。
596504

XDE Developer の Java Platform と .NET の両方のバージョンをインストールしている場合、モデル ファイル (.mdx) は、後からインストールしたバージョンに関連付けられます。後からインストールしたバージョンをアンインストールする場合、まだインストールされた XDE Developer が存在するため、関連は削除されません。その結果、.mdx ファイルを開く場合、誤った関連が使用されます。

回避策: 手動で、残っている XDE Developer のインストール シェルへの関連を変更します。

597536, (86372),
597595, (86501)
新規のバージョンの XDE の上に以前のバージョンの XDE をインストールすることはサポートしていません。
インターナショナリゼーション
44550
Eclipse には、日本語に問題がある場合があります。ファイル名に日本語を使用しているファイルを Zip ファイルにエクスポートすると、ファイル名が変更されます。同じファイルをファイル システムにエクスポートする場合は問題ありません。さらに、Eclipse を使用して日本語の新規 Java クラスを作成すると、ファイルは正常に作成されますが、クラス名がファイルに追加されません。
595383, (82143)
Web 発行で必要となる Java プラグインをダウンロードする際、日本語のオペレーティング システムを稼動している場合は、Sun Web サイトから JRE のインターナショナル バージョンを選択する (Netscape の場合) か、適切なロケールを選択する (Internet Explorer の場合) 必要があります。Java プラグイン要件については、障害 591378 を参照してください。

135347

 

XDE の Java RTE で適切に処理できるよう、Java ファイルは自国語の文字のみで構成する必要があります。たとえば、日本語のプラットフォームで実行している場合、Java ファイルはコード ページ 932 の文字のみで構成する必要があります。これにより、対応する JRE で、XDE がファイルの入出力に使用する FileOutputStream の実装が制限されます。
234644
XDE が汎用の Eclipse テキスト エディタを使用してテキストを表示する場合があります。英語以外のシステムでは、テキストの文字が不正に表示される場合は、おそらくデフォルトのテキスト エンコードが不正です。[設定] ダイアログ ボックスで、[ワークベンチ] を展開し、[エディター] をクリックして、[テキスト・ファイル・エンコード] を自国語に適した値に設定します (これは Eclipse の障害です)。
236978
XDE のインストールは、Enterprise または Silent のインストール場所のパス名に日本語または多バイト文字が含まれていない場合にのみ成功します。同様に、CD イメージを共有されている場所にコピーし、このパスからのインストールを試みる場合、共有名に日本語または 2 バイト文字を含めることはできません。コンピュータの CD ドライブを共有し、ほかのユーザーがここにマッピングしてインストールできるようにする場合、共有名に日本語または 2 バイト文字を含めることはできません。
240139

ClearCase に統合された XDE を使用している場合、XDE プロジェクト名に日本語または 2 バイト文字が含まれ、このプロジェクト名がソース管理下にあると、[新規の場所を登録] は失敗します。

回避策: プロジェクト名に日本語または 2 バイト文字を使用するのを避けます。

240169, 240232,
240590
XDE を日本語、2 バイト文字、拡張文字を含むパスにインストールすることはできません。(障害 241144 も参照してください)。
243009

日本語版の Microsoft Windows XP 環境で IBM WebSphere Studio Application Developer 5.0.1 をご利用の場合、オンライン ヘルプが正しく機能しません。ヘルプの目次が空白で表示されます。また、[詳細検索] ダイアログ ボックスに、すべてのボタンと内容が表示されません。

回避策: Rational XDE のヘルプを参照するには、[ヘルプ目次] の代わりに [ヘルプ] の [Rational XDE リソース] を選択します。ヘルプの目次アイコンをクリックしても目次が表示されない場合、[ヘルプ] の [Rational XDE リソース] をクリックします。[拡張 検索] ダイアログ ボックスを使用するには、検索文字列を入力して [Enter] を押します。インストールされたすべてのヘルプ コンポーネントの検索が実行されます。状況依存のヘルプを利用するには、[F1] を押します。

449850

Rational XDE のダイアグラムをコピーして Microsoft Word に貼り付けると、ダイアグラムに含まれる日本語と全角文字が正しく表示されない場合があります(これは日本語版と英語版の Microsoft Word の問題です)。

回避策: すべての図形を選択し、選択された図形のフォントを MS UI Gothic など適切なフォントに変更した後、図形をコピーして Microsoft Word (または別のアプリケーション) に貼り付けます。

450403

日本語版 IBM WebSphere Studio Application Developer の [詳細検索] ダイアログ ボックスを使用して日本語のキーワード検索をすると、ユーザーは Rational XDE ヘルプ トピックスを検出できない場合があります。この問題は Application Developer を [スタート] メニューから開始したときに発生します。(障害 243009 もご覧ください。)

回避策: 検索を始める前に Rational XDE のコマンドを使用して次の手順で スタート メニューから Application Developer を開始します。

  • [スタート] メニューから [プログラム] 、[Rational Software] 、[Rational XDE Developer for Java] の順に選択します。
592549 (76416),
594534 (80571)

オペレーティング システム言語がテキストの入力に使用している文字セットの言語と異なる場合、プロジェクト ファイルとストレージ ユニットは、拡張文字を使用して作成され、拡張文字は図に正しく表示されますが、[モデル エクスプローラ] には正しく表示されません。そのほかの文字の表示に関する問題も発生する可能性があります。

回避策: オペレーティング システム言語とテキスト入力言語を同じにします。

595126
Rational XDE は日本語の改行をサポートしていないため、バージョン 2003.06.12 (日本語版) でデータ モデリングにリバース エンジニアリングを使用する場合は、引用識別子を使用する必要があります。
596709 (84595)
<< と >> は簡体字中国語ではサポートされていません。このため、作図面に図形を追加する場合、[モデル エクスプローラ] の名前の前に 2 つの疑問符が付けられます(??)。2 つの疑問符は、その名前のそれ以降の編集でも同様に追加されます。
596711 (84598),
600275 (83441)
モデルの [ナビゲーター] ウィンドウへのコピーは、日本語、韓国語、中国語では機能しません。
Java
49893
自動同期が有効な場合、XDE は、プロジェクトの Java コード モデルを、プロジェクトの .java ファイルの変更に同期させます。コード モデルが閉じているときに変更を行うと、コード モデルは開かれ、XDE の [モデル エクスプローラ] のビューにフォーカスが当てられます。たとえば、[ナビゲーター] のビューで、コード モデルが閉じられているプロジェクトの .java ファイルを削除します。このモデルが [モデル エクスプローラ] で開かれ、[ナビゲーター] からこれにフォーカスが移ります。
134804
[モデル エクスプローラ] で最初に Java モデリング プロジェクトを作成するときに、プロジェクト名が表示されません。プロジェクト名は、Java 要素の作成やソース コードとモデルの同期など、何らかの Java アクションを行った後にのみ表示されます。
231328
このリリースの XDE では、Java Runtime Environment を、以前のリリースで使用していたものからアップグレードします。アップグレード後、既存のプロジェクトのコンパイルで問題が生じた場合には、[設定] メニューの [Java] をポイントし、[インストール済み JRE] をオンにして、これが有効なインストール済み JRE を指し示しているか確認します。
589683 (54005)
UML サブシステム要素は、Java コード モデルではサポートされていません。これを使用すると、ラウンド トリップ エンジニアリング中にエラーが発生する原因になります。
J2EE
229696

EJBResourceRefWebResourceRef など、さまざまな J2EE サーバー プロパティに、パスワードを入力するフィールドのあるタグ エディタが付いています。このタグ エディタは、エコー文字により画面のパスワードを隠しますが、パスワード自体はプレーン テキストでモデルに保存され、暗号化されません。

回避策: これらのタグには機密のパスワードを保存しないようにします。パスワードを暗号化するには、java.security パッケージを使用します。

232813
WebSphere Studio Application Developer と統合した XDE を使用し、マッピング エディタを使用して CMP フィールドをデータベース テーブル列に関連付けている場合は、XDE を使用して CMP フィールドを追加、削除、変更する前にエディタを閉じます。CMP フィールドを変更後、マッピング エディタを再度開いてマッピングを再生成し、変更したフィールドを正しくマッピングします。
232859

WebSphere 配置のクラス パスには JAR のみ使用します。IBM WebSphere Application Server に配置する際、クラス パスは WebSphere 配置ツールに渡されます。しかし、これらのツールはクラス パスで JAR のみを読み込み、ディレクトリはすべて無視します。これは、Web プロジェクトなど他のプロジェクトを参照する EJB プロジェクトがあり、その参照されるプロジェクトのクラスが EJB で使用される場合には、配置に失敗することを意味します。

回避策: コンパイルしたオブジェクトを EJB に配置するか、参照されるプロジェクトの JAR を作成してこれを EJB プロジェクトのクラス パスに追加します。

234413

Windows XP より古いバージョンの Windows で WebSphere Studio Application Developer (または、WebSphere ファミリの他の IDE) 内で XDE を実行しているとき、次のようなメッセージが出力され、J2EE 配置が失敗する場合があります。

[ J2EE :2002-12-18 16:08:19 ] [Error Stream] 入力行が長すぎます。
[ J2EE :2002-12-18 16:08:19 ] [Error Stream] コマンドの構文が誤っています。

これは、配置で使用するクラス パスが長すぎることを示します。 配置では、サーバーのベンダーにより供給される .bat ファイルを使用しており、コマンド ラインは 255 文字の制限を越えることができません。この障害は、クラス パスが長すぎる場合に生じます。

回避策: Application Developer は、クラス パスに多くの不要な JAR を追加します。[ナビゲーター] でプロジェクトを選択し、ショートカット メニューの [プロパティ] をクリックします。[Javaのビルド・パス] と [ライブラリー] タブをクリックします。WAS_50_PLUGINDIR/... JAR をすべて削除します(j2ee.jar を除く) 。

234444

J2EE アプリケーションをモデリングする場合、別々のプロジェクトとコード モデルを使用して、EJB、Web、別の「層」をテストするのに使用するクライアントを含むクライアント コンポーネントをモデリングします(WebSphere Studio Application Developer により強制的にこの構造が使用されます)。デフォルトでは、配置モデルを作成するとき、配置モデルは自動的に対応するコード モデルへの ≪JARinclude≫ 関係を取得します。この手順で、簡便に、コンポーネントを対応する JAR に関連付けることができます。ただし、同じコード モデル内にサーブレットと EJB がある場合、それらすべてが作成する EJB-JAR と WAR に含められます。これは、同じコンピュータに両方の層を配置する場合、問題となります。アプリケーション サーバーの多くは、両方の層で同じクラス パスを使用します。したがって、たとえばサーブレットを呼び出す場合、WAR のサーブレットではなく、EJB-JAR に位置するサーブレットが呼び出される場合があります。最後に EJB-JAR をビルドして配置した後にサーブレットが変更された場合には特に混乱を招きます。

回避策: 異なる層を別のモデルにすることで、この潜在的な問題を排除できます。また、自動的に作成された ≪JARinclude≫ 関係を削除して、個々の要素へのカスタムの関係を作成することもできます。ツールボックスの [コネクタ アシスタント] ツールを使用して、これらの関係を作成します。

234707

EJB 図の EJB で CMP フィールドを作成すると、abstract CMP get/set メソッドが bean クラス内に表示され、すぐに消えます。(これは、EJB 図に対して実行されたフィルタ操作が原因です。) この時点で「元に戻す」を実行すれば、get/set メソッドは再表示されます。実際に新規 CMP フィールドを削除するには、もう一度「元に戻す」を実行する必要があります。主キー フィールドなど、同様の要素を作成する場合にも、同じことが起こります。

回避策: 新規に作成されたアイテムを完全に削除するには、「元に戻す」を 2 回実行します。

237109

繰り返し配置ウィザードを実行して配置モデルを設定する場合、このウィザードは、前回実行中に配置モデルに追加したアイテムを削除しません。ウィザードでこれらのアイテムをクリアしても、配置モデルからこれらを削除しません。

回避策: 古いアイテムをアーカイブ (EJB-JAR、WARなど) に接続し、≪JARinclude≫関係を手動で削除します。

237932
EJB または Web 配置ディスクリプタをリバース エンジニアリングする際、既存のダイアグラムの要素間の関係がダイアグラムから不適切に削除される場合があります。失われた関係を復元するには、ダイアグラムから 2 つの「End」要素のうちの 1 つを削除し (モデルからは削除しない) 、[モデル エクスプローラ] からこれをドラッグすることによりダイアグラムに戻します。この手順により再度線が描かれます。EJB ダイアグラムでは、ショートカット メニュー コマンドの [EJB 図のカスタマイズ] を使用してこれらの線を復元することもできます。
239146

クラスの属性も関連としてモデリングされます。ただし、クラスをエンティティ EJB に変換する場合、関連は無視され、BMP/CMP フィールドにはマッピングされません。

回避策: EJB に変換する前に、関連を属性に変換します。

239887, 229151, 239854

シナリオによっては、EJB ダイアグラムのメソッド フィルタリングが期待通りに機能しません。

  • CMP 2.0 フィールドを追加すると、対応する get/set メソッドはフィルタリングされません。回避策: ダイアグラム (モデルではない) からクラスを削除し、[モデル エクスプローラ] からこれをドラッグ アンド ドロップしてダイアグラムに戻します。
  • ダイアグラム設定で (右クリックし、[EJB 図のカスタマイズ] をクリックする) 、メソッドのタイプをクリアする (ビューからメソッドのタイプをフィルタリングする) 場合、このタイプのメソッドを Bean に追加します。メソッドはダイアグラムに表示されます。回避策: [設定] ダイアログ ボックスを開き、フィルタを再設定します。
  • ダイアログ設定で、現在 1 つ以上の Bean に表示されているすべてのメソッドのタイプをクリアし、これらの Bean のメソッド区画を空にしようとする場合に、このようにはならず、すべてのメソッドがこれらの Bean に表示されます。
    ほかの Bean は予定のフィルタリングを表示します。回避策: フィルタリングがエラーとなる各 Bean の図形の設定を開き、[OK] をクリックします。
239915

IBM WebSphere Studio Application Developer の J2EE パースペクティブで EJB を削除し、この変更を保存する際、XDE はモデルを自動的に開くにもかかわらず、EJB 配置モデルが閉じていると、このモデルから EJB を削除しません。コンソール ウィンドウにエラーが報告されます。

回避策: J2EE パースペクティブで変更を行う場合は、EJB 配置モデルを開いておきます。

239960

メソッド本体用に挿入される J2EE パターン コード テンプレートに、「初回のみの拡張」のマークが付きません。したがって、同期またはフォワード エンジニアリングのたびに、コード テンプレートが挿入され、EJB、サーブレットなどを作成後に追加したコードが置き換えられます。 これによりメソッドに問題が生じ、このメソッドを手動で変更しなければなりません。

回避策: 手動で変更するこれらのメソッドについては、コード テンプレートを削除します。[モデル エクスプローラ] でメソッドを選択し、右クリックして、[コード テンプレート] メニューの [バインドの解除] をクリックします。そのメソッド用に挿入したテンプレート コードを保持する場合は、ダイアログ ボックスで [コードに拡張を残す] チェック ボックスをオンにします。オンにしない場合、このテンプレート コードは削除されます。[バインドの解除] をクリックします。

240216, 240229
J2EE パースペクティブの配置ディスクリプタへの保存または、ejb-jar.xml 配置ディスクリプタのインポートを行った場合、特定の状況下で、XDE の EJB の関係が壊れる可能性があります。CMR フィールド名 (ディスクリプタの「cmr-field-name」) が関係のもう一方の端の関係ロール名 (「ejb-relationship-role-name」) と同じである場合、XDE は関係を壊すため、これを削除し、再度作成する必要があります。この命名の重複は、XDE の以前のリリースからアップグレードされたモデルの CMR の障害です。XDE と WebSphere Studio Application Developer で CMR を作成する場合、デフォルトでは、この 2 つはこれらの要素に異なる名前を使用します。しかし、ユーザーが同じ名前を使用すると、この問題が発生します。

回避策: cmr-field-name が、配置ディスクリプタのもう一方の ejb-relationship-role の ejb-relationship-role-name と同じではないことを確認します。これは、XDE 1.1 からアップグレード後、XDE モデルで同じ値の反対側のロールまたは cmr フィールドの名前を変更することにより、直ちに修正できます。また、関係を選択する際、関係の End1 と End2 の [同期] プロパティを検索します。両方が [除外] に設定されていることを確認します。

240508

IBM WebSphere Studio Application Developer の バージョン 5.0.1 の JSP Compilation Validator での障害のため、さまざまな Rational XDE 機能に重大な問題が生じる場合があります。XDE でサーバー ページのコードを生成したり、エディタで JSP を保存する場合、[Java の追加] メニューの [EJB]、[Java の追加] メニューの [サーブレット]、パターン拡張など、特定の機能が失敗します。

回避策: Application Developer の最新版、「Websphere Studio Application Developer Interim Fix 001」をダウンロードしてインストールします。更新マネージャー ([ヘルプ] メニューの [ソフトウェア更新] をポイントし、[更新マネージャー] をクリック) または、WebSphere Studio Application Developer ダウンロード サイトを使用できます。

594853

Sun J2EE Reference Implementation に配置する際、SQL 文のデータ タイプが、マップされたデータ モデルからではなく、EJB モデルから生成されます。Sun RI はアルファベット順にフィールドを処理するため、EJB のデータ モデルへのマッピングを使用して、限定した名前変更をサポートします。また、Sun RI で 1 対多の関係に対して生成されたテーブルは、XDE の変換と一致しません。

回避策: この制限に基づき、ユーザーは通常、 Sun RI への配置において、EJB から Data Model へのマッピング機能の結果を使用できません。

597953

WebSphere Studio Application Developer と統合した XDE を使用している場合、「ejbModule」と命名された「root」パッケージの EJB の作成が許可されません。ただし、場合によっては、このパッケージの EJB を作成することができます。たとえば、データベース テーブルを EJB に変換すると、この新しい EJB 用にルート パッケージを選択できます。

回避策: EJB を常にサブパッケージに配置しておきます。

パターンとコード テンプレート
36558

Abstract Factory Java は、create<%=ConcreteProduct%> の生成のために、createConcreteProduct が必要です。

回避策: パターンにデフォルト値を適用後、必要に応じて構成要素の名前を変更します。

47714

パターンは統一モデリング言語 (UML) タイプ関連のテンプレート パラメータを保有し、また、これと同じ名前の関連をパターンのルート コンテキストに含みます。パターンを拡張すると、ルート コンテキストの関連はターゲット領域のテンプレート引数の値へ正しく置換されますが、検証エラーが報告されます。

回避策: [パターン エクスプローラ] で、テンプレート パラメータの関連タイプ要素のマージ振る舞いを [置換] に設定します。ただし、回避策を用いた場合、パターンを再度適用すると関連が複製されます。

49666,
232776

Facade Pattern: 最初の操作は複数の操作の構成要素を適用したときには生成されません。回避策: Facade Pattern バインドには一度に 1 つの操作のみ適用します。

50679

COM コールアウトを持つパターンまたは COM コード テンプレートを拡張するパターンをユーザーが適用した後、プレビュー モードまたは、拡張またはコード生成モードのいずれの場合も、COM.dll ファイルに対するどのような修正も認識されません。

回避策: 必要に応じてファイルを修正してから、Rational XDE をシャットダウンまたは再起動します。

50899

[パターンの適用] ウィザードまたは [パターンの適用] の [キャンセル] をクリックすると、ダイアログ ボックスが表示されてバインドを保存するかどうか確認が表示されます。[いいえ] を選択しても、バインドを保存する場合があります。

回避策: 元に戻すか、追加したバインドを削除します。

50964

構成管理制御モデル内の同じメソッドに 2 人の開発者がそれぞれコード テンプレートを追加した場合、コード テンプレートはチェックインされるがマージされない場合があります。コード テンプレートのうち 1 つだけがマージされ、もう一方は再度バインドが必要です。

回避策: 同じモデル要素に、コード テンプレートを並行して追加しないようにします。

51293, 135029

構成管理制御下のモデルの場合、17 以上のコード テンプレートを同じモデルに追加すると、モデルをチェックインまたはマージしたときに、17 番目の要素が要素のバインド内に 2 回表示される場合があります。

回避策: CM で管理されたモデル要素に 17 以上のコード テンプレートをバインドしないようにします。

57755

Facade Pattern: 戻り値の型の重複。

回避策: なし

58765

Iterator Pattern に選択した値を適用すると、コードにエラーが発生します。

回避策: Iterator Pattern にデフォルト値を適用してから、必要に応じて構成要素の名前を変更します。

134833

[パターン エクスプローラ] の [ツールボックスの更新] ボタンをクリックしても、[ツールボックス] に表示されているパターンのプロパティは更新されません。

回避策: 既存の [ツールボックス] パターン アイテムを更新するには、[ツールボックス] のアイテムを右クリックして [削除] をクリックします。[パターン エクスプローラ] で、パターンの [ツールボックス] ノードをクリックし、[パターン プロパティ] ウィンドウの [ツールボックスの更新] ボタンをクリックします。

134864

パターンを再度適用すると、パターンを以前に適用したときに追加された要素を削除しない場合があります。たとえば、スクリプトされた名前 get<%=attributeParamName%> を指定してパターンが操作を追加する場合、最初のパターン適用で、attributeParamName の引数を Foo とすると、操作 getFoo がこのモデルに追加されます。ユーザーは属性の名前を Bar に変更し、パターンを再適用します。新しい操作 getBar を適用しても古い getFoo は削除されません。

回避策: なし

134998

[パターン エクスプローラ] で表示され、構成管理制御下にあるモデルが所有するパターンの場合、関連するチェックアウトをキャンセルすると [パターン エクスプローラ] が一貫性のない状態になる場合があります。

回避策: [パターン エクスプローラ] のパターンを閉じてからもう一度開きます。

135007

パターン コールアウトやパターン制約が適用できる場合、ほとんどのパターン コールアウトやパターン制約により、[出力] ウィンドウやエラー メッセージ ボックスにエラー メッセージが正しく追加されます。ただし、メッセージによっては [タスク] ウィンドウに追加されるものもあります。

回避策: 制約についてはありません。コールアウトの場合、メッセージを追加して、[出力] ウィンドウに表示するように指定します。

135112

[設定] ダイアログ ボックスまたは [オプション] ダイアログ ボックスの中のすべての新しいモデルについてカスタム デフォルトのバインド場所を指定すると、新しいモデルの作成が禁止されます。

回避策: カスタム デフォルトのバインド場所をモデル ベースで指定します。つまり、新しいモデルを作成してからそのモデルのデフォルトのバインド場所を設定します。

135133

[プロパティ] ウィンドウでパターン プロパティ ([拡張は有効です] または [ネストされたバインドの拡張]) を変更しても、[パターン プロパティ] ウィンドウ内が必ずしも更新されるとは限りません。

回避策: [パターン エクスプローラ] のパターンを閉じて、再度開きます。

135205

モデルをこのリリースにアップグレードすると、ネストされたバインド済みコラボレーションにそれぞれリンクされている、初めて生成された URL または追加された URL の所有権が変更されます。リンクの所有権は、ネストされたバインド済みコラボレーションを所有する、≪Asset≫ パッケージへ転送されます。ネストされたバインド済みコラボレーションが所有する、ほかの URL は変更されません。

回避策: モデルのアップグレード前にバインド済みコラボレーションが所有する URL を削除し、後で URL を手動で追加します。

135407

以前のバージョンの製品によるモデルでは、外部コード テンプレートのバインドが、正しくアップグレードされません。モデル アップグレード後にも、アップグレード済みのモデル内で外部コード テンプレート バインドが機能しています。ただし、モデルから外部コード テンプレートへのパスが間接的である必要がある場合には、バインドは適切な使用法ではありません。この現象が発生する一般的な状況は、あるモデルが構成管理下にあり、さまざまなユーザーがさまざまなパスを使用してコード テンプレートを表示している場合、またはコード テンプレート バインドがパターン アプリケーションを使用してあるモデルから別のモデルへコピーされる場合などです。

回避策: アップグレード済みのモデル内で外部コード テンプレートに対するすべてのバインドを検索し、検索したバインドをそれぞれ ([バインドの編集] コマンドを使用して) 開きます。これにより、バインドは正しい形式に復元されます。

237480

ダイアログ ボックスのサブコンポーネントがほかのコンポーネントより小さい場合、パターンやコード テンプレートのダイアログ ボックスによっては、サイズ上の問題が断続的に表示される場合があります。

回避策: 通常、このようなサイズ上の問題を修正するには、コンポーネントの隣の内部枠をドラッグすることにより、内部コンポーネントのサイズを調整します。また、多くの場合、ダイアログ ボックス全体のサイズ変更によっても、内部コンポーネントのサイズが正しく調整されます。

237735

パターンの適用により作成されたビュー要素は、そのパターンを再度適用したときに複製される場合があります。

回避策: [パターン エクスプローラ] でダイアグラム上のマージ ヒントを [置換] または [保存] に設定して既存のダイアグラムを破棄して新しく作成するか、変更にマージする代わりに既存のものを保持して新しく追加します。

595148

ルート コンテキストに含まれるダイアグラムには、パターンを再適用した結果、ターゲット領域のダイアグラム内に複製された要素が含まれる場合があります。

回避策: [パターン エクスプローラ] で、ダイアグラム上のマージ ヒントを [置換] または [保存] に設定します。置換の振る舞いでは、既存のターゲット ダイアグラムは破棄され、パターン ダイアグラムで置き換えられます。保持の振る舞いでは、ターゲットの領域にダイアグラムが追加されます。

RXE
239228

汎化、依存、実現の場合、End 要素にアクセスするためのメソッドまたはプロパティは反対の端を返します。仕様:

  • IRXEGeneralization.SuperElementSubElement を返します。
  • IRXEGeneralization.SubElementSuperElement を返します。
  • IRXEDependency.SupplierElementClientElement を返します。
  • IRXEDependency.ClientElementSupplierElement を返します。
  • IRXERealization.SpecificationElementImplementationElement を返します。
  • IRXERealization.ImplementationElementSpecificationElement を返します。

回避策: 反対のメソッドまたはプロパティを使用します。

240004

IRXEReference.Resolve() メソッドと IRXEReference.getRefModel() メソッドは常に Null を返します。resolve() に対する呼び出しは、可能な場合は参照を解決しますが、Null を返します。

回避策: 実際のオブジェクトを取得するには、IRXEReference オブジェクトを提供する関連メソッドを使用します。たとえば、IRXEGeneralization.getTargetElementReference() の場合には IRXEGeneralization.getTargetElement() を使用します。すると、実際のオブジェクトを形成し、getModel() を呼び出して参照モデルを取得します。

RXE (パターンとコード テンプレート)
50209

パターン [PostApply] コールアウトの lookupParameterValue() メソッドは Visual Basic では正常に動作しません。

回避策: なし

51246

RXE 要素はタイプの継承階層を形成しません。たとえば、RXE のコラボレーションは RXE の要素ではありません。RXE 文書によっては、これらのコンセプトを参照するときに誤解を招く場合があります。

回避策: なし

51254

パターン [OnBind] コールアウトから呼び出したとき、RXE パターンの getPatternInstance() メソッドはパターン インスタンスを返す代わりに Null を返します。

回避策: なし

51451

RXE パターンの isAborted() メソッドは、パターンが中止されたとき True を返しません。

回避策: パターン コールアウトの設計者は getNextAction() を呼び出した結果を使用してパターンの状態を決めることができます。

134740

[OnArgumentValue] コールアウトは、設計されたとおり、パターン適用ツールでユーザーが引数を選択するごとに呼び出されます。[OnArgumentValue] コールアウトが、選択した引数値を拒否すると、この値は引数値としてテンプレート パラメータに追加されません。ただし、[OnArgumentValue] を使用すると、既存の値セットを考慮して、新しい要素をそのセットに追加するかどうか決定する作業は行いません。

回避策: [PreExpand] コールアウトなどの別のコールアウトを追加することにより、パターン適用の後半で不要な要素を削除します。

134745

[OnArgumentValue] コールアウトの間に呼び出されたとき、lookupParameterValue() 操作は現在のテンプレート パラメータの引数値のみ取得します。このように、パターン設計者は、別のパラメータに割り当てられた値を比較することで、特定のパラメータに対する値をフィルタにより除外することはできません。

回避策: [PreExpand] などの別のコールアウトを追加することにより、パターン適用の後半で不要な要素をフィルタにより除外します。

134761

[OnBind] のコールアウトまたは制約が失敗すると、パターン設計者による失敗のメッセージのテキストが [出力] ウィンドウに正しく表示されます。ただし、[パターンの適用] ダイアログ ボックスを使用して [エラー メッセージ] ダイアログ ボックスを開いた場合、設計者のテキストはこのダイアログ ボックスに表示されません。[パターンの適用] ウィザードを使用した場合、エラー メッセージは表示されません。[OnBind] 評価が失敗しても、[パターンの適用] ダイアログ ボックスの [適用] ボタンは有効です。

回避策: なし

134969

パターンがバインド済みのコラボレーションに適用されたとき、[OnBind] コールアウトと WizardStartUp コールアウトは lookupParameterValues() 操作を使用して引数値の選択をすることができません。

回避策: パターン設計者は、[OnBind] 拡張点と [WizardStartUp] 拡張点に続いて呼び出された、[PreExpand] 拡張点または別の拡張点を使用して、パターンを中止するか要素を拡張設定からフィルタにより除外します。

134967

パターン コールアウトで、RXE lookupParameterValues() メソッドは既存のモデル要素に関連付けられた値のみ返します。[生成済み] 要素は [PreApply] 拡張点で作成されていないため、この要素の値はコールアウトに使用できません。

回避策: なし

135180

[PreApply] コールアウトで [生成済み] 要素の名前値を正常に指定することができません。名前の値を指定しないと、生成された要素を作成できません。

回避策: なし

Visual Trace
135408

IBM WebSphere Studio Application Developer プラットフォームと共に出荷される IBM Java Runtime Environment (JRE) では、デバッグ モードで稼動中に Visual Trace を使用することはできません。したがって、Visual Trace を連結させて Rational XDE Developer Plus for Java Platform Edition を使用する場合、J2SE アプリケーションがデバッグ モードで稼動中は、トレース シーケンス図を作成しません。

回避策: JRE の更新されたバージョンが XDE 製品の媒体に含まれています。インストール方法については、「IBM WebSphere 製品」の関連する「インストール上の問題」のメモを参照してください。

237625

Rational XDE Developer - Java Platform Edition からアップグレードした後、Rational XDE Developer Plus for Java Platform Edition を起動する際、Visual Trace がロードできないというエラー メッセージが表示される場合があります。

このアップグレードを行う場合は、[構成変更] ダイアログ ボックスに一覧表示されるすべての保留している更新を受け入れ、2 つのエラー メッセージを無視します。これにより、ワークスペースが更新され、Visual Trace が正常に XDE にロードできます。

この時点で一覧表示されている更新を受け入れない場合、後で、[ヘルプ] メニューの [ソフトウェア更新] をポイントし、[保留中の変更] をクリックすると、最新版にアクセスできます。詳しくは、IBM Rational ソフトウェア サポートまでお問い合せください。

241395
Rational PurifyPlus または Visual Trace の機能を使用して、Microsoft .NET Framework 1.1 の下で稼動しているプログラムを監視する場合、「例外処理」メッセージが表示されてクラッシュする可能性があります。エラー メッセージが BCIEngCOR.dll と呼ばれるライブラリを参照し、エラー コード番号 0x80000003 または 「ユーザー ブレークポイント」という語が含まれる場合、このエラーは、既知の .NET Framework の障害によるものです。

回避策: http://www.ibm.com/software/rational/support/upgrades/patches.html から、Rational XDE Developer Plus の修正パッチ、「Rational XDE Developer Plus Patch 1」をダウンロードし、インストールします。この修正は、Rational PurifyPlus for Windows、Rational Purify for Windows、Rational Quantify for Windows、Rational PureCoverage for Windows にも適用できます。

513464
事後フィルタリングの結果として、トレース シーケンス図の生存線がこれに対するまたはこれからのメッセージを持たない場合、[シーケンス図の生成] 操作により作成したシーケンス図に含まれません。
Web 発行と Web レポート
(71502), (79902), (85797), (85867), 591378, 594158, 597257, 597295
発行機能を使用するには、Java プラグインが必要です。Java プラグインは、Rational XDE のインストールには含まれません。プラグインをインストールする前に発行機能を使用しようとすると、次のいずれかの状態になります。
  • Java プラグイン インストール ウィザードが起動し、インストール プロセスに入る (Internet Explorer の場合)。
  • Java プラグインをダウンロードするため、Sun Web サイトに接続する (Netscape Navigator の場合)。

回避策: 発行またはレポート機能を使用する前に、Sun Web サイト、http://java.sun.com/products から Java プラグインをダウンロードします。

Rational はこのアプレットに署名しているにもかかわらず、Java プラグイン バージョン 1.4 のデフォルトのセキュリティ設定により、読み取りが許可されない場合があります。回避策: 「このリリースを使用する際の制約とガイドライン、Web 発行と Web レポート」の指示を参照してください。

(84246), (86198), 596528, 597457

発行したモデル ツリーでは、単一引用符 (') を含むモデル要素名は、単一引用符で途切れます。

回避策: モデル要素名に単一引用符を使用しないようにします。

(85508) , 597125

UNC パスを使用して発行したモデルを表示できません。Java ツリーは正常にロードしません。

回避策: ネットワーク ドライブをリモート コンピュータにマッピングしてリモート システムからこれを表示するか、発行したモデルをローカル コンピュータにコピーしてローカルで表示します。

(85176), (86419) , 596972, 597557

複数のモデルを連続して発行する場合、モデル内のすべてのアクションを妨げる、次のメッセージが表示される場合があります。"A read action is open on behalf of client ‘RSE Client’."

回避策: Rational XDE を終了し、再起動します。

(87286), (87521) , 597948, 598061

「Getting Started」のサンプル モデル ファイルは、同じ Rational XDE セッション中に一度発行されていると、完全に発行しない場合があります。

回避策: 「Getting Started」モデルを 2 度目に発行する場合は、Rational XDE を閉じ、再度開いて、新規セッションを作成します。

(87337), (87519) , 597968, 598060

ユーザー名に拡張文字が含まれる場合、パス エラーが発生します。これは、モデルの発行とレポートの生成を妨げ、次のメッセージが表示される原因になります。「ParameterFile.txt\ProjectConsole.ini は存在しません。」

回避策: ユーザー ディレクトリには、ユーザー名に基づいた 2 つのフォルダがあります。1 つは正しく表示された拡張文字を含むもの (例: AdministratorAdministrator)、もう 1 つは不正に表示された拡張文字を含むもの (例: AdministratA¶r) です。ProjectConsole.ini ファイルを不正な名前のフォルダから正しいフォルダにコピーします。

(87410), (87819) , 598009, 598224
ホットスポットが、発行されたサイトのみならず、作成されたレポートにも作成されます。これらのレポートのホットスポットは不正で、存在しないファイルにリンクします。ただし、作成されたレポートは正しく表示、印刷できます。
(87752), (87858), 598186, 598244
レーン内に含まれるアクティビティでは、現在ホットスポットはサポートされていません。
241330

ほかのユーザーがインストールした Rational XDE のインストールを使用する場合、モデルを発行しようとすると、追加のコンポーネントをインストールするよう求められる場合があります。提案されるインストールは必要ありません。[キャンセル] をクリックしてください。発行は正常に進みます。

[キャンセル] をクリックしてプロセスを終了させると、2 つ目のダイアログ ボックスが表示され、再起動するように指示されます。[いいえ] をクリックしてください。[OK] をクリックすると、XDE が再起動され、発行されたモデルが不完全になります。

372979

発行されたモデルでは、MessageEnd オブジェクトとの関係に依存する表示は失敗します。これによって影響を受けるものは次のとおりです。

  • 送信側/受信側テーブル
  • 操作とメッセージ間の参照を含むシーケンス図のシーケンス要素
373221

Rational Suites と Rational XDE を共にインストールしている場合、どちらかの製品をアンインストールすると、ダイアグラムを含む、レポートの画像をサポートできなくなります。

回避策: 製品を再インストールすることにより、この制限は解消されます。

374053

デフォルトのブラウザとして Netscape 6.0 を使用している場合、[Open web page upon completion] チェック ボックスをオンにして、モデルのレポートを生成したり、モデルを発行すると、Netscape はほかのウィンドウの背景で開きます。

回避策: ステータス行をクリックするか、[Alt] を押しながら [Tab] を押して、Netscape ウィンドウを手前に出します。または、Internet Explorer をデフォルトのブラウザに設定します。

XDE 全般
(29312, 55125, 77420)

アクセス キー ([ALT] +<key>) は、[設定] ウィンドウまたは [検索/置換] 出力ウィンドウでは機能しません。

回避策: [Tab] と、[Shift] を押しながら [Tab] を使用して、必要なボタンやフィールドに移動します。

43822

長すぎる名前をつけてモデルを保存すると、問題を引き起こす場合があります。この制限は、Windows が、完全なパス名の文字数制限が 256 文字であるという制限と関係があります。問題を回避するには、
全体のパス名が 256 文字を超えるような長さのファイル名でモデルを保存しないようにする必要があります。
保存した .mdx ファイルに加えて、ほかのサポートするファイルを作成する場合に、たとえば、31 文字が追加される .idx ファイル のように、全体のパス長に追加する文字があることに注意します。

回避策: パス名が 256 文字の制限に近づかないようにします。

(57053), (26760), (26931)
Rational XDE では、プリンタによっては破線が正しく印刷されません。これは、UML の依存関係やメッセージでは目立ちます。
(71118)

シーケンス図の拡大縮小率を 75% か 50% に設定する場合、生存線上部のボックスを使用した自動サイズ調整で問題が発生します。長い名前の場合、ボックスをテキストに合わせて自動調整する代わりに、削除されます。

回避策: 拡大縮小率を微調整し、ボックスが自動サイズ調整されるようにします。

(72662)

Rational XDE は、Eclipse プロジェクト内のファイル システムの変更が Eclipse の外部で実行したアクションから生じると必ずしも検出しません。たとえば、外部エディタ (XDE 内から開始したか否かにかかわらず) を使用して変更したファイルは、自動的には検出されません。ただし、内部エディタを使用して行った変更 (内部 Java エディタを使用して Java ファイルに対して行ったモデルの変更) は検出されて処理されます。

回避策: Eclipse に強制的に変更を認識させるには、[ナビゲーター] でプロジェクトを右クリックし、[最新表示] をクリックします。

(73746), (73381)

図のコンテンツを Windows Terminal Server またはリモート デスクトップ接続を介して Microsoft Word などのローカル アプリケーションにコピーする場合、図形とコネクタの一部分が貼り付けたイメージ内から失われます。

(77069, 77219, 83365, 84240, 84569)
XDE の外でファイルをダブルクリックしてもモデルを開けません。
134718

XDE の前のバージョンで作成したモデルを先に開くと、アップグレードが必要であると通知されます。プロンプトを閉じてアップグレード処理がいったん始まると、XDE はアップグレードの進行状況を表示しません。ユーザーのプロセッサのスピード、使用可能なメモリ、モデル サイズ、ストレージ ユニットの数などにもよりますが、アップグレードには数分かかる場合があります。大きいモデルでは場合によっては 20 分程度かかる場合もあります。

回避策: あらかじめ 1 回の処理が長くかかることを見越して、完了するのを待ちます。

217562 (28247)
Rational XDE に .rtf ファイルを追加して開くには、シェルの Open コマンドのパス名をその .rtf ファイル用に編集する必要があります。パス名は、引用符で囲む必要があります。
227795 (78248)

一部の Rational XDE 操作は、大文字と小文字を区別します。これは、モデルの依存関係でエラーや問題になる場合があります。たとえば、プロジェクトを削除し、次にこれと同じ名前でも、大文字小文字の表記が違うプロジェクトを再度作成する場合、モデル間の依存関係は失われます。

回避策: プロジェクトに名前を付ける場合、一貫して大文字を使用します。

231615

XDE for .NET と XDE for Java の両方が同じシステム上にインストールされている場合、Eclipse ナビゲーターでシステム エディタを使用して XDE モデルを開こうとすると「ロック」の問題が発生します。

  1. XDE を起動してモデルを作成します。
  2. モデルを閉じます。
  3. [ナビゲーター] ウィンドウで作成したモデルを右クリックし、[アプリケーションから開く] をポイントし [システム・エディター] をクリックします。

次のエラー メッセージが表示されます。「関連する作業領域では別のセッションが既に実行中です。そうでない場合は、作業領域の “.metadata” ディレクトリの “.lock” ファイルを削除し、プラットフォームを再度起動してみてください。」作業を進めるには、メッセージの指示に従います。

238301

印刷プレビュー時、またはテキストエディタなどのほかのアプリケーションに図形を貼り付けたときに、クロス モデルの参照の修飾子が正しい位置に表示されません。

238555

特定の内部処理を起動してダイアグラムを開く、保存済みのモデルを開く場合、このモデルに対して変更していなくても、このモデルは保存済みではない状態または変更済みの状態 ([モデル エクスプローラ] 内のモデル名の隣にアスタリスクを付けた状態) で表示されます。データを損失することなく、変更内容を保存または破棄できます。

回避策: モデルを再度保存します。次にモデルを開いたときには、モデルは保存済みの状態で開きます。

238645
モデルの 2 つのバージョンをマージすると、関連端に対する変更は一貫したコントリビュータを使用して解決されません。たとえば、関連の 1 つのバージョンは "1,1" の 2 つの端に多重度を持ち、別のバージョンは "M,N" を持つ場合、マージ後は "1,N" または "M,1" となる場合があります。
238740

サブユニットで作業する場合、[ファイル] メニューの [すべて保管] コマンドを使用して作業を保存することをお勧めします。[保存] コマンドを使用する (または、[Ctrl] を押しながら [S] を押す) と、作業は一貫して保存されない場合があります。

たとえば、1 つのサブユニットを変更し、これにより、ほかの 2 つのサブユニットに変更が生じる場合があります。最初のサブユニットのみ保存し、ほかの 2 つを保存しないと、ディスクに保存されたファイルは互いに整合の取れていない状態となります。[ファイル] メニューの [すべて保管] コマンドを使用すると、変更された 3 つのファイルがすべてディスクに保存され、 ディスク上のファイルは互いに整合が取れます。

239534

Rational XDE の以前のバージョンを使用して作成したモデルは Rational XDE version 2003 へアップグレードできます。モデルのアップグレード処理を始める前に、モデルのアップグレード処理に加えるすべてのモデルファイルに、読み取り専用属性が設定されていないことを確認します。詳しくは、Rational XDE ヘルプのモデルのアップグレードに関する説明を参照してください。

240261
別のサブユニットを使用してモデルの名前を変更する場合、必ず変更する前にモデル上で開いているすべての文書を閉じてください。先に文書を閉じないと、別のサブユニットのリンクがモデル内で分断されます。

回避策: モデルの名前を元の名前に戻します。"Copy of" とプレフィックスの付いたすべてのサブユニット ファイルを、元のサブユニット ファイル名に戻します。XDE ではサブユニット ファイルは隠されているため、オペレーティング システムの [ファイル エクスプローラ] で名前を変更する必要があります。サブユニット ファイルはモデルと同じ名前のディレクトリ内に存在します。このディレクトリにはそのモデルが含まれています。

241211

この障害は、次の 2 つのシナリオにおいて発生します。

  • ソース管理されているモデル内でダイアグラムを開き、ダイアグラム要素での以前の変更により改ページ位置を更新する必要がある場合、ファイルをチェックアウトするよう求められます。しかし、[キャンセル] をクリックしてもダイアログ ボックスは閉じられません。これは、[設定] ダイアログ ボックスの「ソース管理」の「一般」ページで選択した [チェックアウトのプロンプト] 設定をオンにしている場合に発生します。

    回避策: [OK] をクリックし、ファイルをチェックアウトします。

  • 読み取り専用のモデルで作業中で、ダイアグラム要素での以前の変更により開いているダイアグラムが改ページ位置を再設定する必要がある場合、Rational XDE はフリーズします。

    回避策: Rational XDE を終了し、再起動します。

241946
マッピングしたネットワークから接続を切断後、エラーが発生する場合があります。

再現する手順

  1. ネットワーク ドライブにマッピングします。
  2. ネットワーク ドライブで Rational XDE モデルを開きます。
  3. モデルを保存せずに終了します。
  4. ネットワーク ドライブから接続を切断します。
  5. ローカル ドライブで XDE を開き、新規プロジェクトを作成します。
    ネットワーク ドライブが見つからないことを知らせるエラーが表示されます。

回避策: マッピングしていたネットワーク ドライブに再度接続します。

513806
オンライン ヘルプの [同期] コマンドは、ユーザー インターフェイスの参照トピックから呼び出した場合には使用できません。これらのトピックはユーザーが参照できる目次の一部ではないため、これらのファイルからは同期ができません。このような操作を行うと、次のエラーが表示されます。「同期は実行できません。表示されている現在の文書は目次には存在しません。」
514427

モデルを先に保存せずに名前を変更すると、モデルのサブユニットに対する変更は失われます。

回避策: モデルの名前を変更する前に必ずモデルを保存します。

514429

[ナビゲーター] で変更を保存していないモデルを、あるプロジェクトから別のプロジェクトへ移動する場合、シェルはモデルが変更されていることを検出し、処理を元に戻します。処理を元にもどすプロセスで、元のプロジェクトではストレージ ユニットが削除されます。ただし、これらは移動先のプロジェクトには残ります。

回避策: モデルを移動させる前にすべての変更を保存して、この状況を回避します。

589765 (55216)
Windows 2000 Accessibility の [ハイコントラスト] 表示オプションを使用する場合、Rational XDE の図でカーソルを表示できません。
589837 (56712)

コネクタの線のスタイルを任意角から直角へ変更すると、任意角に直角が含まれる場合に、最適化されないことがあります。線のスタイルを任意角から直角へ変更すると、ラインが直角で構成されている場合でもコネクタの経路を変更できます。経路の変更では、最短のパスに最適化され、変換中に複雑な直角の経路を変更します。

回避策: 手動で経路を調整します。

590299 (61999)
Rational XDE では、任意角スタイルを使用してシーケンス図にメッセージ コネクタが作成されます。手動で線のスタイルを直角のみに変更しないでください。レイアウトの結果を予測することができません。
592401 (75906)
呼び出しイベントが参照操作 (操作を遷移にドラッグ アンド ドロップすることによって) と一緒に設定された場合、作図面か [モデル エクスプローラ] に表示されるそのイベント名は、参照操作名になり、実際のイベント名は [プロパティ] ウィンドウに表示されます。参照操作の名前を変更する場合、作図面と [モデル エクスプローラ] の呼び出しイベントの表示名もまた、それに応じて変更されます。
592414 (75944)

テンプレート モデル (たとえば、visualmodel.mdx や GettingStarted.mdx) を Windows エクスプローラから直接開く場合、ファイルは、非テンプレート モデルとして直ちに更新されます。この方法で開かれたテンプレートから作成されるモデルはすべて、同じモデル識別子 (GUID) を持ちます。これは、一定のモデル相互参照で失敗する原因になります。

回避策: テンプレート モデルを Windows エクスプローラで開かないようにします。すでにこの操作を行ってしまった場合、製品 CD からテンプレート モデルを再インストールしてください。

594382 (82893, 80803)
アクティビティ グラフや状態マシンを削除する前に、新しく作成したアクティビティ グラフや状態マシンの名前を変更するか、それらを含むモデルを閉じなければならない場合があります。
596868 (84956)
読み取り専用のモデルのアップグレードまたは保存に関するメッセージはありません。モデルは新しいバージョンに変換されるため、新しいファイルが作成されます。元の読み取り専用のステータスを保持したい場合、バックアップを作成するか、変換されたファイルのプロパティを読み取り専用に設定します。
598190 (87203, 87762)

モデルを作成して、いくつかのパッケージを別のサブユニットに作成する場合、[モデル エクスプローラ] を使用して、サブユニット ファイルの名前を変更するか、移動しなければなりません。この操作を、[ナビゲーター] またはファイル システムを使用して行うと、サブユニットへのモデルの参照が解決されません。作図面には、解決されない参照が正しく表示されますが、[モデル エクスプローラ] には、通常モデル要素への解決されない参照を示すアイコンは表示されません。

このリリースで修正された障害

次の表はこのリリースで修正された障害について説明しています。

カテゴリ

ID

説明

インターナショナリゼーション
596710 (84596),
600794 (65872)
Rational XDE モデルをテンプレートとして、日本語のオペレーティング システムにエクスポートする場合、特殊文字や 2 バイト文字をテンプレートの説明や名前に含めないようにします。 そうでない場合には、テンプレートが使用可能なテンプレートのリストに表示されません。その後もファイルがユーザーのファイル システムに保存されます。
Java
22219 (67134)
Eclipse の自動再コンパイル機能が有効になっている状態で、Java クラスを複数レベルのネスト (内部) クラスと同期する場合、コンパイル システムとの不良な相互作用により、メッセージが表示されることがあります。
590081 (59676)
Java ラウンド トリップ エンジニアリングでは、Unix 開発環境で維持されたソースからリバース エンジニアリングを行った Javadoc やほかのコメントのフォーマットで問題が生じる場合があります。
590683 (65975)
Java ラウンド トリップ エンジニアリングを使用し、次に、[ナビゲーター] ビューで Java モデル パッケージに対応するファイル システム フォルダの名前を変更すると、対応するソース コード パッケージのステートメントとモデル パッケージの要素は自動更新されません。
592065 (74682)
Bean プロパティを追加するための [Bean プロパティの作成] ダイアログ ボックスでは、制限されているプロパティを指定する場合、タイプ式に対する 長整数型、倍精度浮動小数点型、浮動小数点数型の使用を制限しません。
593115 (77777)
[モデル エクスプローラ] ビューを閉じ、[ナビゲーター] ビューでファイルを右クリックしてコード ファイルのリバース エンジニアリングを行うと、[モデル エクスプローラ] ビューが表示されない場合があります。
XDE 全般
598017

「テンプレート パラメータのテンプレート引数の追加」に関する古い文書です。
(72003), (79300), (67501)
[アドイン マネージャ] を使用した、Java アドインと J2EE アドインの有効化と無効化に関する既知の問題です。

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