<run> エレメントは、実行するコマンドの名前を指定するために <interface> エレメント内で使用されます。このコマンドは、後で同じ XML ファイル内で定義されます。<run> エレメントは、空のエレメントです。
属性:
- condition
- これはオプションです。condition="function" の形式で指定します。function の値は、結果が TRUE または FALSE に評価される式です。式の評価が TRUE になる場合、コマンドが実行されます。式の評価が FALSE になる場合、コマンドは実行されません。
条件関数を参照してください。
- command
- これは必須です。実行する定義済みコマンドの名前を指定します。コマンドは、<command> エレメント内で命名および定義されます。
- dir
- これは必須です。コマンドを実行するディレクトリーを指定します。
dir は、コマンドの実行に使用されるサーバー・リソースにおけるパス・セットの拡張と解釈されます。
- mode
- オプションです。
実行コマンドの実行モードを指定します。次のいずれかを使用できます。
- conjoined: コマンドへのすべての呼び出しが、サーバー処理用に 1 つの呼び出しにグループ化されます。
- parallel: サーバー・スロットが使用可能になると、呼び出しが個々に処理されます。
- exec: コマンドが開始され、ただちにサーバーによって処理されます。
- params
- これは必須です。コマンドに渡すパラメーターを指定します。
パラメーターの区切りには、スペースを使用します。
- server
- これは必須です。コマンドの実行に使用されるサーバー・リソースを指定します。
NULL に設定された場合、アダプターを実行するステップで使用されるサーバーで、コマンドが実行されます。
server を NULL に設定するには、server="" を使用します。
- timeout
- これは必須です。コマンドがタイムアウトになるまでの秒数を指定します。
必須の属性を示す例を以下に示します。
<run command="UpdateEnv" params="" server="" dir="/" timeout="360"/>
例:
<run command="p4_changes" params="$LAST_RUN $FILESPEC $LAST_VER"
server="$P4CLIENT" dir="/" timeout="360"/>