システム構成の設定

さまざまな設定を使用して、管理コンソールを構成できます。 これらの設定は、「管理」 > 「システム」ページにあります。

「管理」 > 「システム」をクリックすると、システムは、設定のリストを表示します。システム設定の名前をクリックすると、設定の編集パネルが表示されます。

注: 数値を取るシステム設定の場合、管理コンソールは、1 つ以上の整数 (0 から 9) から構成される任意の値を受け取ります。 数値のグループ化文字 (コンマ (,)、小数点 (.)、およびその他の非整数分離文字) はサポートされません。

パネルには、以下のボタンが含まれます。

下の表に、使用可能な設定を示します。

設定

説明

アカウント・ロックアウトの減衰 (Account Lockout Decay) デフォルト: 60 分。この時間が経過すると、システムは最後に失敗したログインの試行を破棄します。負の値に設定すると、失敗したログインは破棄されません。
アカウント・ロックアウト最大試行回数 デフォルト: 3。アカウントのロックの発生条件となる、ログイン試行の連続失敗許容回数。0 の場合、アカウント・ロックアウトは無効です。
アカウント・ロックアウト・リセット・タイマー デフォルト: 120 分。最小: 5 分。 ユーザーがロックアウトされてから再度ログインの試行が許可されるまでに必要な時間。負の値に設定すると、ロックアウトの期限が切れることはありません。管理者は、ユーザーをリセットして、再度ログインを試行できるようにする必要があります。
アラート E メール上限 指定された分数の間にシステムが送信するアラート E メールの最大数を設定します。 例えば、値 10/60 は、1 時間当たり最大 10 個のメッセージを設定します。 システムは、デフォルト値 0/0 を、メッセージに制限はないと解釈します。
インライン化されたステップ・コンテナー環境変数を適用します デフォルトは「いいえ」です。 「はい」の場合、インライン化されたステップを含むプロジェクトまたはライブラリーの環境変数が適用されます。
サーバー環境変数の最後を適用します デフォルトは「いいえ」です。 「はい」の場合、最後にステップのサーバー環境変数を適用します。これらの環境変数が指定された場合、ステップ環境変数またはプロジェクト環境変数の後にサーバー環境変数が適用されます。
監査のストリングの最大長 デフォルト: 128 (文字)。詳細な (DETAILED) 変更情報として記録できる情報量を制御します。ストリング値がこの文字数を超えると、ストレージ・スペースを節約するために、暗号ハッシュが元の値の代わりに保管されます。パスワードなどの機密情報を含むフィールドでは、ストリング長に関係なく、暗号ハッシュが使用されます。
監査ポリシー 監査ロギングをどの程度実行するかを決定します。
なし
監査情報は記録されません。
セキュリティー
セキュリティーに関する情報のみが記録されます。例えば、アクセス・グループの作成やユーザー・セッションのアクティビティーに関する情報などです。
基本
これはデフォルト設定です。監査ポリシーの値が無効な場合にも使用されます。ユーザー、オブジェクト・タイプ、UUID、アクションなどの最小限の情報のみが記録されます。
詳細
古い値と新しい値を含む、プロパティーの変更に関する詳細情報が記録されます。すべてのオブジェクトがこの情報を提供できるわけではありません。この情報を提供できないオブジェクトでは、BRIEF ポリシーと DETAILED ポリシーの間に違いはありません。「監査の最大ストリング長 (Audit Max String Length)」システム構成設定を使用して、保管されるデータの量を制限できます。

自動ログオフまでの分数

システムは、活動停止中のユーザーを自動的にログオフできます。 この設定は、システムがユーザーをログオフするまでに経過する必要がある、アイドル時間の分数を指定します。 設定値が 0 の場合、システムによるユーザーの自動ログオフは実行されません。

AutoClean 監査ログ日数

AutoClean エラー・ログ日数

AutoClean 情報ログ日数

AutoClean 警告ログ日数

これらの値は、エントリーの各カテゴリーが監査ログに残っている最大日数を設定します。古いエントリーから自動的に削除されます。 値が 0 の場合、システムは、そのカテゴリーのエントリーを削除しません。 ストリング値は、整数の 0 と評価されるため、0 の代わりに「Never」などの値を使用できます。

ビルド取り消しの確認頻度

システムが、ビルド取り消し要求を確認する頻度を指定します (確認の間隔は秒単位で表します)。

コンソール・ポート

Web サーバーが Build Forge の要求を listen するために使用するポート番号。

コンソール URL

Web サーバーが Build Forge の要求を listen するために使用する URL。

コンソールが、80 以外のポートで実行されている場合に、設定する必要があります。 設定されると、デフォルトのコンソール URL を、その値で指定変更します。これは、<protocol>://<hostname>[:<port>] のような形式になります。 例: http://myHost:81

失敗時のステップ部分の続行 同じステップでの複数のコマンド部分の実行動作を決定します。 デフォルトの「いいえ」に設定した場合、ステップでコマンド部分が失敗すると、そのステップは失敗します。 「はい」に設定した場合、コマンド部分が 1 個失敗してもステップは失敗しません。 他のコマンド部分をそのステップで実行できます。 コマンド部分については、Knowledge Center の『システムがステップを部分に分割する方法』(「開発」>「ステップの処理」>「実行フローの制御」>「ステップの実行方法」) を参照してください。
欠落パスの作成 デフォルトは「いいえ」です。 「はい」に設定されると、パスがまだ存在しない場合にプロジェクトのパスを作成します。
データベース・サイズしきい値 データベース・サイズのしきい値。この値に達するとコンソールは通知を送信します。 デフォルト: 2G。

このしきい値に近づくと、UI のパフォーマンスが低下することに注意してください。 データベースのクリーンアップを実行するか、しきい値のサイズを増やすと、パフォーマンスが復元されます。

データベース・サイズしきい値の通知 データベース・サイズしきい値に達した場合に E メールを送信する宛先のユーザー名 または通知グループ。ユーザー名が使用される場合、ユーザーの「E メール」フィールドのアドレスが使用されます。 「管理」>「ユーザー」を参照してください。
日付を一度設定 (Date Once) .date コマンド値を、ジョブごとに一度設定するか、あるいはステップごとに一度設定するかを決定します。動作は、以下のように、割り当てられた値によって異なります。
  • いいえ: これがデフォルト値です。 .date コマンド値はステップごとに 1 回設定されます。 ステップごとに、エージェント・マシンのタイムゾーンを使用して .date 値が再評価されます。 エージェントが値を提供します。 再始動しても .date 値は維持されます。値は初期実行の場合と同じように再評価されます。 変数が同じでも、値は使用されるステップごとに異なります。これは、.date 値がステップごとに再解釈されるためです。
  • はい: 現行 .date コマンド値はジョブごとに 1 回設定されます。 この日付値は、エージェントのタイムゾーンではなくエンジン・ホストのタイムゾーンを使用して生成されます。 再始動しても .date 値は維持されます。

.email コマンドや通知テンプレートなどの E メール通知に .date を含む環境変数を使用する場合は、 「はい」を使用してください。 その際、E メールで使用される環境変数では、エンジンのタイムゾーンが使用されます。

デフォルト・エージェント・ポート エージェントへの接続を確立するのに使用する、デフォルトのポート番号を設定します。
デフォルト・インポート・クラス インポートされたプロジェクトが定義クラスを持たない場合、または、存在しない定義クラスを持つ場合に、使用されるクラス。 デフォルト: 実動。
XML フィードの認証の無効化 RSS データ・フィードを認証するかどうかを指定します。
即時開始を使用可能に設定 デフォルトは「いいえ」です。すべてのプロジェクトに 「クイック・スタート」アイコン アイコンが示されます。プロジェクトをクリックすると、そのプロジェクト用に組み込まれているすべての変数で、 「変更が必要」というタイプの変数かどうかの検査が行われます。 プロジェクトは、「変更が必要」タイプの変数が含まれていない場合に、開始されます。 プロジェクトに「変更が必要」タイプの変数が含まれている場合、プロジェクトは開始されず、 ダイアログにその理由が示されて、アイコンが 「クイック・スタートの無効を示すアイコン」 アイコンに変わります。
注: プロジェクトに定義されている変数のみ検査されます。 プロジェクト内のステップに定義されている変数は検査されません。 ジョブの開始時に行われるプロジェクト変数の変更も参照してください。

「はい」に設定すると、「プロジェクト」ページでは、 「変更が必要」タイプの変数が存在するかどうかを判別するために、ページ上のすべてのプロジェクトのすべての環境変数を検査します。 即時に開始することが適格なプロジェクトは、「クイック・スタート」アイコン アイコンで示されます。バージョン 7.1.1.1 までは、これがデフォルトの動作でした。

ハード実行上限数 デフォルトは「いいえ」です。「はい」を指定すると、スケジュールされたプロジェクト・ビルドの起動がプロジェクトの「実行上限数」設定に違反しない場合には、システムがそのビルドを起動します。 「いいえ」を指定すると、システムは、スケジュールされたビルドに関してプロジェクトの「実行上限数」設定を無視します。

デフォルトのセキュア・アクセス・グループのインポート

「セキュア・アクセスによるインポート」設定が Y に設定された場合、インポートされるプロジェクトに、デフォルトのアクセス・グループを指定します。

セキュアでないデフォルトのアクセス・グループのインポート 「セキュア・アクセスによるインポート」設定が N に設定された場合、インポートされるプロジェクトに、デフォルトのアクセス・グループを指定します。デフォルト・グループは、インポート・ファイルでアクセス・グループが足りない場合にのみ使用されます。

セキュア・アクセスによるインポート

Y に設定された場合、システムは、前の設定でリストされたデフォルトのアクセス・グループを、インポートされたデータ・オブジェクトに割り当てます。 これは、インポートしている XML ファイルで指定されたアクセス・グループを指定変更し、ユーザーが、データのインポートによってセキュリティーを指定変更できないようにします。 N に設定された場合、システムは、インポートされるファイルにあるアクセス・グループの設定を優先します。

継承タグ

「はい」に設定された場合、チェーンを介して起動されたジョブは、それらの呼び出し元と同じジョブ・タグを使用します。 プロジェクト MasterProject の BUILD_15 が、プロジェクト ComponentProject を呼び出す場合、ComponentProject のその実行に関するジョブ・タグ (およびそのジョブ・ディレクトリー名) は、BUILD_15 になります。
注: 呼び出されたプロジェクトは、呼び出し元のオリジナルのタグを、常に継承します。呼び出し元のタグが実行中に変わった場合でも (例えば、.retag コマンドの結果として)、呼び出されたプロジェクトは、呼び出し元が開始したタグを取得します。

無効な相対ディレクトリー文字

プロジェクト名で使用された場合、システムが下線に変更する文字を設定します。

LASTRUN フォーマット

.date コマンドに対して定義されたとおりに、日付フォーマットの文字を使用して、BF_LASTRUN 環境変数の書式に値を入力します (.dateを参照してください)。

ライセンス・サーバー

ライセンス・サーバー・ホスト名。インストール中に設定されます。 例: myhost.mycompany.com。この値には、 ポート番号が含まれる場合があります。例: myhost.mycompany.com:80。 ライセンス・サーバーを変更するには、管理コンソール用のライセンス・サーバーの変更を参照してください。

デバッグ・モードのリンク

「はい」に設定された場合、アダプター・リンクが定義されているジョブは、関連するプロジェクトを実行するのではなく、リンクのテストを行います。 ジョブの出力には、アダプターからの出力を含む単一ステップが含まれています。 このデータは、アダプターのインターフェースをトラブルシューティングする際に役立ちます。

注: アダプター・リンクの「状態」を「デバッグ」に設定することによって、個々のアダプター・リンクにデバッグを設定できます。 この状態は、「デバッグ・モードのリンク」設定よりも優先されます。

マニュアル・ジョブのリンク

プロジェクトをスケジューラーから実行するのではなく、手動でクイック・スタートする場合に、 システムがアダプター・リンクを使用してアダプターを実行するかどうかを決定します。

リンク検査により、 ジョブの BOM に追加の出力が生成される場合があります。

N に設定された場合、ジョブの実行時にリンクの検査および実行は行われません。

最大コンソール・プロセス

コンソールが同時に実行するプロセスの最大数を設定します。 コンソールのアクティビティーでは、一般的なスロットル (数を調節する弁) として使用されます。システムは、各プロセスの ID をデータベースに保管し、新規の外部プロセスを起動する前に合計を確認することで、プロセスを管理します。この値 が、「実行キュー・サイズ」よりも大きくなるように、5 以上を設定してください。これを行わないと、システムは、実行キューをサポートするために十分なプロセスを実行できません。

インライン化の最大の深さ

プロジェクトが極端に深くネストされることがないように、システムが許可する、プロジェクトのインライン化のレベル数を制御します。 デフォルト値は 32 です。 この値が 0 に設定された場合、システムは 32 を使用します。システムがインライン化の上限に達すると、インライン化されるプロジェクトのうち、その上限を超えるプロジェクトは実行されず、そのステップは、それを包含するプロジェクトに挿入されません。 システム・メッセージ・リストにメッセージ「インラインは中止されました」が書き込まれます。

サーバーの最大同時テスト数

同時に実行できるサーバー・テストの数を指定します。 システム・リソースによっては、同時に実行されるサーバー・テストが多すぎると、コンソールの速度が極端に低下したり、ロックしたりします。

最大同時パージ数

同時に実行できるパージの数を制御します。 任意の数のビルドをパージできますが、「最大同時パージ数」の値を超える数のビルドが同時に削除されることはありません。 デフォルト: 20

最大リフレッシュ数 ページが自動的にリフレッシュする最大回数。 デフォルト: 50。

チェーニング時のクラスの指定変更

システムがチェーニングされたプロジェクトのクラスを、その呼び出し元のクラスに置き換えるかどうかを指定します。 デフォルト値である Y の場合、システムは、チェーニングされたプロジェクトのクラスを指定変更し、代わりに呼び出し元のクラスを使用します。

パスワードの有効期限日数

パスワードが期限切れに設定されているユーザーに、パスワードを変更する必要が生じるまでの日数を設定します。 これが期限切れになると、関連のあるユーザーは、次回のログインでパスワードを変更する必要があります。

パスワード・フォーマット

以下のように、ピリオドで区切られた、6 つのフィールドからなるフォーマット・ストリングを使用して、ユーザー・パスワードの要件を指定します。
length.char_types.upper.lower.numeric.special

例えば、5.2.u1.l1.n1.s1 などです。 この例の説明は以下のとおりです。

最初の 2 つのフィールドでは、以下のことを指定します。

  • パスワードの最小長 (文字)
  • 残りの 4 つのフィールドで使用する文字タイプの最小数 (1 から 4 までの整数)

残りのフィールドは、文字タイプと文字数の要件を指定します。各フィールドは、タイプと数字を含みます。

  • タイプ: u (大文字)、l (小文字)、n (数字)、または s (特殊文字) のいずれか 1 つ。大文字 (U、L、N、S) は、その文字が必須であることを示しています。 小文字 (u、l、n、s) は、その文字がオプションであることを示しています。
  • 数字: 必須の場合、必要とされるこのタイプの文字数を示しています。 オプションの場合、使用されていれば、必要とされるこのタイプの文字数を示します。

タイプは、以下のようになります。

  • U または u は、大文字を示します。このタイプには、それぞれのロケールで文字とみなされる、小文字以外のすべての文字が含まれます。具体的には、大文字およびタイトル・ケースの文字、または単一ケース言語 (中国語など) のすべての文字が含まれます。
  • L または l は、小文字を示します。このタイプには、それぞれのロケールで小文字とみなされるすべての文字が含まれます。
  • N または n は、数字を示します。このタイプには、それぞれのロケールで数字とみなされるすべての文字が含まれます。
  • S または s は、特殊文字を示します。上記の 3 つのカテゴリーに当てはまらないすべての文字です。 文字や数字ではないすべての文字が含まれます。

例: ストリング 5.2.u1.l1.n1.s1 は、以下のパスワード要件を示しています。

  • 長さは 5 文字以上である。
  • 4 つのカテゴリー (大文字、小文字、数字、特殊文字) のうち、2 つ以上のカテゴリーの文字を含まなければならない。
  • タイプごとに、そのタイプの 1 文字は、要件を反映し一致していると見なされる。

abC1x や Abc2% などのパスワードがこれらの要件を満たします。

Build Forge エンジンの一時停止

Y に設定されると、システムは、現在のジョブをすべて完了してから、エンジンを一時停止します。 N に設定されると、通常のオペレーションに戻ります。

共通ホスト名

設定された場合、システムは、通知テンプレートでこの設定の値を、CONSOLEHOST 変数のサーバー・ホスト名に代入します。

パージ確認時間

システムがパージ対象のジョブを確認する頻度を、確認の間隔を分単位で指定して設定します。

QuickReport 共通ディレクトリー 公開レポート設計のファイル・システム・ロケーション。

7.1 では、このシステム設定を使用して、公開レポートの完全修飾ロケーションを指定します。レポート設計を自動的にマイグレーションするためには、レポート設計をこのディレクトリーに入れる必要があります。

以前のリリースでは、デフォルトのファイル・ロケーション (../../reports/public) は、アプリケーション・サーバーのインストール・ディレクトリー (例えば、<bfinstall>/Apache/tomcat/webapps/quickReport) を基準とする相対ロケーションでした。

QuickReport 一時ディレクトリー 7.1 では、このディレクトリーを使用して、サービス層コンポーネントと同じホスト上にある完全修飾ディレクトリーを指定します。 サービス層では、この作業ディレクトリーを使用して、データベースに正常にマイグレーションされたレポート設計をリストします。

以前のリリースでは、このディレクトリーは、クイック・レポートのレポート設計をファイル・システムの公開ディレクトリーまたはプライベート・ディレクトリーに保存する前に一時的に保管するために使用されていました。

QuickReport ユーザー・ディレクトリー 私用レポート設計のファイル・システム・ロケーション。

7.1 では、このシステム設定を使用して、プライベート・レポートの完全修飾ロケーションを指定します。 レポート設計を自動的にマイグレーションするためには、レポート設計をこのディレクトリーに入れる必要があります。

以前のリリースでは、プライベート・レポートのデフォルトのファイル・ロケーション (../../reports/users) は、アプリケーション・サーバーのインストール・ディレクトリー (例えば、<bfinstall>>/Apache/tomcat/webapps/quickReport) を基準とする相対ロケーションでした。

言語パックの再ロード デフォルトは「いいえ」です。 「はい」に設定された場合、コンソールは、再始動時にその言語パックを再ロードし、 この値を「いいえ」にリセットします。 バージョン 7.0.1 からは必要なくなりました。

アダプター・テンプレートのリセット

この設定を使用して、(更新で生じる変更を構成にコピーするために) アダプター・テンプレートをリセットします。 これを使用するには、値を「はい」に設定し、1 分待ちます。システムは、テンプレートをリセットしてから、値を「いいえ」に設定し直します。

サーバーのジョブ数のリセット

この設定 (「はい」) を使用すると、すべてのサーバーのジョブ数 (BF_JOBS) を同時にゼロにリセットできます。このリセットは、確認インターバルのマニフェストの実行時に行われます。(デフォルトの時間は 10 秒毎です。)

すべてのサーバーの BF_JOBS がリセットされた後、「サーバーのジョブ数のリセット」の値が「いいえ」(デフォルト) に戻ります。

レポート・マイグレーションの再開 デフォルト: いいえ。 7.1 では、サービス層コンポーネントを再始動せずにマイグレーションを 開始したい場合は、この値を「はい」に設定します。
チェーン・リンクの実行 起動されたチェーン・プロジェクトが、接続されている任意のアダプター・リンクも起動するかどうかを制御します。

実行キュー・サイズ

この値は、システムが同時に実行しようとするジョブの数を制限します。 キューにある実行数がこの数に等しいかそれを超えた場合、システムは、ジョブの数がこの値を下回るまで、待機キューから実行キューへの実行の移動を停止します。 「実行キュー・サイズ」を変更した場合は、「最大コンソール・プロセス」設定で、「実行キュー・サイズ」は、5 以上となっているか確認します。

始動環境変数の保存

プロジェクトの手動開始ページにある、「環境変数の保存」チェック・ボックスのデフォルト値を制御します。この設定が Y の場合、デフォルトでボックスにチェックが入れられます。その他の場合、デフォルトでボックスはチェックされないままです。 「環境変数の保存」チェック・ボックスにチェックが入れられると、「開始」ページで環境変数に対して行ったすべての変更が、データベースの環境変数レコードに保管され、その後の実行では、それらの値にデフォルトで設定されます。

チェーニング前のサーバー環境変数

システムがステップのサーバー環境変数を、ステップ内のチェーニング・プロジェクトのプロジェクト環境変数の前 (Y) に設定するか、後ろ (N) に設定するかを指定します。2 番目に処理された環境変数内の変数は、最初の環境変数内の変数をオーバーライドします。デフォルト値は「Y」です。これは、チェーニング・プロジェクトの環境変数が 2 番目に処理されて、ステップのサーバー環境変数をオーバーライドすることを示します。

サーバー再試行

すべてのセレクター条件を満たすサーバーが見つかったときに、 システムがステップを終了して失敗とする前にシステムがサーバーにステップを割り振ろうとする回数が設定されます。

サーバー・テスト頻度

使用可能なサーバーの数と一緒に使用することで、サーバーのマニフェスト・データをテストしてリフレッシュする頻度を判別します。 デフォルト値は 120 分 (2 時間) です。 値 0 は、サーバーを検査しないことを意味します。

これらの検査の際に、システムは使用可能なすべてのサーバーに問い合わせて次の内容を検証します。

  • サーバーに接続可能であること
  • サーバーのログイン情報が適正であること
  • サーバーのマニフェスト・データが最新であること

サーバー・テストは、1 分当たり少なくとも 1 台のサーバーで実行されます。 テスト頻度を増加するには、サーバーの数をこの設定よりも多くします。

システムは、この間隔内でテストを均等に分散させます。 例:

  • 120 台のサーバーがあり、間隔は 120 分に設定されています。システムは、1 分当たり 1 台のサーバーのテストを試みます (120 台のサーバー/120 分)。
  • 12,000 台のサーバーがあり、間隔は 1200 分に設定されています。システムは、1 分当たり 10 台のサーバーのテストを試みます。
  • 10 台のサーバーがあり、間隔は 120 分に設定されています。1 分当たり 1 台のサーバーの検査が実行されます。 このシナリオでは、リフレッシュ間隔中にサーバーの検査が 12 回実行されます。

コンソールから開始される手動のサーバー・テストは、これらの自動化されたテストよりも優先されます。

サーバーのコレクターの複雑さは、スループットに影響することがあります。 コレクターがデータを収集するために数多くの手動コマンドを実行する場合は、完了までの所要時間が 1 分を超えることがあります。

サーバー使用接続タイムアウト

エージェント接続を作成してからステップが失敗するまで管理コンソールが接続のオープンを待機する秒数を設定します。

エージェントへの既存接続のタイムアウト値が設定されます。 エージェントは 15 秒おきに管理コンソールに問い合わせるように設計されています。 タイムアウト期間中に問い合わせがない場合は、エージェントが停止しているか、またはネットワーク通信問題が発生している可能性があります。この値を超えると、ステップは失敗します。

サービス層認証サーブレット URL

これを設定すると、プログラマチックに構成された URL が、サービス層認証サーブレットに指定変更されます。

別名またはデフォルト以外のポートを使用している場合は、http://server:port/rbf-services/AuthServlet という形式を使用してこの設定を更新する必要があります。

SMTP サーバー

E メール通知を送信するときに、SMTP サーバーとして使用されるコンピューターを設定します。

デフォルト設定は localhost です。

SSO リモート・ユーザー デフォルトは「いいえ」です。 「はい」の場合、標準の Web サーバー認証を介した、シングル・サインオンのリモート・ユーザー接続を許可します。

スタック BuildForge 環境変数

通常システムは、チェーニングされたプロジェクトに渡される BF_ 変数の名前を、BF_CALLER_ に変更します。この設定は、チェーニングが 1 を超える深さのレベルに達している場合に、システムがその命名を スタック するかどうかを決定します。 デフォルト値は N です。設定が Y に変更されると、深さのレベルが 2 の呼び出しプロジェクトから派生した BF_TAG 変数は、名前 BF_CALLER_CALLER_TAG を受け取ります。

ステップの最大再試行数 最初の試行が失敗した場合にステップがエージェントへの接続を試みる回数を制御します。 指定の試行回数内に接続が行われなかった場合、そのステップは失敗します。

ユーザー認証のローカル保管

システムが、LDAP/アクティブ・ディレクトリーのユーザー認証情報を、(暗号化されたフォームで) キャッシュに入れるかどうかを決定します。 デフォルトは「はい」です。システムが関係するのは、LDAP/アクティブ・ディレクトリーの認証を使用する場合のみです。この設定が「はい」の場合、システムは、ユーザー認証情報を暗号化されたフォームでキャッシュに入れ、_USE_BFCREDS および _USE_BFCREDS_DOMAIN 特殊変数でそれを使用できます (これらの特殊変数は、ユーザー認証をサーバーに適用します)。 この値を「いいえ」に変更すれば、キャッシングをオフにできます。ただし、これを行った場合、サーバーへのログイン時に、システムで _USE_BFCREDS および _USE_BFCREDS_DOMAIN 特殊変数を使って、ユーザーの資格情報を使用することはできません。

システム・アラート E メール

システムは、アラート E メール・メッセージを、この設定で定義されたアドレスに送信します。

デフォルトは root@localhost です。以下の E メール・アドレス・フォーマットがサポートされています。username は、 E メールのユーザー名です。name は、任意のストリング (通常、何らかの形で名前を表すもの) です。
username@host.com
name username@host.com
name "<username@host.com>"
name <username@host.com>
name "username@host.com"

複数のアドレスに送信するには、コンマ (,) またはセミコロン (;) でそれらを区切ってください。

システム・アラート送信元

システムがアラート E メール・メッセージを送信するとき、この設定で定義されたアドレスを、送信者として使用します。

デフォルトは root@localhost です。以下の E メール・アドレス・フォーマットがサポートされています。username は、E メールのユーザー名です。name は、任意のストリング (通常、何らかの形で名前を表すもの) です。
username@host.com
name username@host.com
name "<username@host.com>"
name <username@host.com>
name "username@host.com"

システム広域ログイン・メッセージ

ログイン・フォームの上に表示されるメッセージを定義できます。

システム広域ユーザー・メッセージ

各ページの最上部でナビゲーション・ボタンの直下に表示されるメッセージを定義できます。

タグ: 日付書式

BF_D タグ変数で、日付を表示するために使用する書式を定義します。 文字 y、m、および d を、年、月、および日付を表す変数として、また希望の特殊文字も分離文字として使用し、希望の書式を表示します。 例えば、2005 年 9 月 21 日は以下のように表します。

書式ストリング....出力

ymd...050921

m/d/y...09/21/05

タグ: 時刻書式

BF_T タグ変数で、時間を表示するのに使用される書式を定義します。「タグ: 日付書式」設定と同様に機能しますが、時、分、および秒を表す文字 h、m、および s を使用します。 この設定 h:m:s は、12:53:42 のような出力を生成します。

メール・テンプレートのログ量のテール

TAILNORMALLOG 変数が通知テンプレートで使用されるときに、通知で表示される、ログの末尾からの行数を設定します。

スレッドの終了 スレッド化されたステップが失敗した場合に、同じプロジェクト内のその他のすべてのアクティブなスレッド・ブロックが停止するかどうかを指定します。

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