サンプル・アダプター・テンプレート

いくつかのアプリケーション・タイプ (ソース・コード、障害追跡、テスト、およびパッケージ化) 用のサンプル・アダプター・テンプレートが用意されています。 アダプターは、サポートするアプリケーション・タイプごとに分類されます。

Build Forge 製品では、次の表に示す、アプリケーション用サンプル・アダプター・テンプレートを用意しています。 ClearCase および ClearQuest のテンプレートでは、別個のライセンス・キーは必要ありません。 その他のアプリケーション・テンプレートは、Build Forge アダプター・ツールキットを介してライセンスが交付されます。

アダプター・テンプレートの XML ファイルは、次のディレクトリーに .xml ファイル拡張子を付けてインストールされます。

bfinstall¥interface (Microsoft Windows オペレーティング・システムを実行しているコンピューターの場合)

bfinstall/Platform/interface (UNIX または Linux オペレーティング・システムを実行しているコンピューターの場合)

注:

アダプター・リンクを介してアダプターが接続されたプロジェクトが実行された場合、そのアダプターはデバッグ・モードではないため、アダプター・ステップが失敗し、アダプターによりジョブが除去されます。

表 1. アダプター・テンプレートの説明
アダプター・テンプレート名 説明 タイプ
ClearCaseBaseline

ClearCase ビューのディレクトリーをスキャンします。

ClearCase からレポートされた分岐およびバージョン情報を BOM レポートに書き込みます。

source
ClearCaseByBaselineActivities

ClearCase ビューのコンテンツから新規ベースラインを作成します。

新規ベースラインと、前のアダプター実行でのベースラインを比較して、変更アクティビティーを特定します。

各変更アクティビティーに関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: アクティビティー、変更されたファイル、ユーザー、日付、コメント、およびバージョン。

変更されたファイルごとに、(diff コマンドの出力から得られる) 変更詳細を BOM レポートに書き込みます。

source
ClearCaseByBaselineVersions

ClearCase ビューのコンテンツから新規ベースラインを作成します。

新規ベースラインと、前のアダプター実行でのベースラインを比較して、変更されたファイルを特定します。

変更された各ファイルに関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、バージョン、日付、ユーザー、およびコメント。

変更されたファイルごとに、(diff コマンドの出力から得られる) 変更詳細を BOM レポートに書き込みます。

source
ClearCaseByDate

2 つの日付の間に変更がないか、ClearCase ビューを照会します。 デフォルトの日付は、現行のタイム・スタンプおよび前のアダプター実行時のタイム・スタンプです。

変更された各ファイルに関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、バージョン、日付、ユーザー、およびコメント。

変更されたファイルごとに、(diff コマンドの出力から得られる) 変更詳細を BOM レポートに書き込みます。

source
ClearCaseByLabel

新規ラベルを作成して、ClearCase ビューのコンテンツに適用します。

新規ラベルと、前のアダプター実行でのラベルを比較して、変更されたファイルを特定します。

変更された各ファイルに関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、バージョン、日付、ユーザー、およびコメント。

変更されたファイルごとに、(diff コマンドの出力から得られる) 変更詳細を BOM レポートに書き込みます。

source
ClearQuestBaseClearCaseByDate

2 つの日付の間に変更がないか、ClearCase ビューを照会します。 デフォルトの日付は、現行のタイム・スタンプおよび前のアダプター実行時のタイム・スタンプです。

変更された各ファイルについて、ClearQuest 変更 ID を指定する CrmRequest ハイパーリンク属性を探します。 ClearQuest 状況により解決が可能な場合は、ジョブ情報を追加して変更 ID の解決を試行し、ClearQuest 内の不良レコードを解決します。

変更された各ファイルに関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、不良 ID、不良状況、および ClearQuest エラー。

defect
ClearQuestClearCaseByActivity

ClearCase アクティビティーのリストに関連付けられた ClearQuest 不良レコードを検出します。 検出された各不良レコードについて、ClearQuest 状況により解決が可能な場合は、ジョブ情報を追加して ClearQuest 内の不良レコードを解決します。

ClearCase アクティビティー ID および ClearQuest 不良状況に関連付けられたファイルに関する情報を、BOM レポートに書き込みます。

defect
ClearQuestUCMClearCaseByDate

2 つの日付の間に変更がないか、ClearCase ビューを照会します。 デフォルトの日付は、現行のタイム・スタンプおよび前のアダプター実行時のタイム・スタンプです。

Rational 統一変更管理 (UCM) を使用して、その結果を生成します。

変更された各ファイルに関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、不良 ID、不良状況、および ClearQuest エラー。

defect
CVSv1Baseline

変更されたファイルを探している Build Forge エージェントで、CVS ディレクトリーをスキャンします。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更されたファイル名、状況、作業バージョン、リポジトリー・バージョン、およびスティッキー・タグ。

source
CVSv1ByDate

2 つの日付の間に変更がないか、CVS ビューを照会します。 デフォルトの日付は、現行のタイム・スタンプおよび前のアダプター実行時のタイム・スタンプです。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更タイプ、日付、ユーザー名、バージョン、およびファイル名。

変更されたファイルごとに、(diff コマンドの出力から得られる) 変更詳細を BOM レポートに書き込みます。

source
CVSv1ByTag

新規タグを CVS モジュールに適用します。

新しくタグ付けされたモジュールと、前のアダプター実行時にタグ付けされたモジュールの間の相違を比較します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、改訂、状況、日付、時刻、変更の作成者、およびコミット・コメント。

変更されたファイルごとに、(diff コマンドの出力から得られる) 変更詳細を BOM レポートに書き込みます。

source
CVSv2ByDate

2 つの日付の間に変更がないか、CVS ビューを照会します。 デフォルトの日付は、現行のタイム・スタンプおよび前のアダプター実行時のタイム・スタンプです。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更タイプ、日付、ユーザー名、バージョン、およびファイル名。

変更されたファイルごとに、(diff コマンドの出力から得られる) 変更詳細を BOM レポートに書き込みます。

source
JazzJBE

Rational Team Concert 3.x 以降のユーザー向け。 詳しくは、Rational Team Concert の資料を参照してください。

source
JazzSCM

変更されたソース・ファイルがないか、Rational Team Concert に照会します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更されたソース・ファイル、変更されたファイルのサイズ、変更されたコンポーネント、および変更セット。

source
JazzSCMv2

変更されたソース・ファイルがないか、Rational Team Concert バージョン 2.x に照会します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更されたソース・ファイル、変更されたストリーム、変更されたコンポーネント、変更セット、変更を行ったユーザー、チェックイン・コメント、および Jazz 作業項目。

source
JUnit

JUnit テストを実行します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 実行されたテスト、失敗、エラー、および経過時間。

test
PerforceByDate

アダプターの実行以降生じた変更がないか、Perforce クライアントを照会します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更、日付、時刻、ユーザー、Perforce クライアント、およびコメント。

変更詳細 (diff コマンド出力による) を BOM レポートに書き込みます。

source
PerforceByRev

直前のリポジトリー改訂以降生じた変更がないか、Perforce クライアントを照会します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更、日付、時刻、ユーザー、Perforce クライアント、およびコメント。

変更詳細 (diff コマンド出力による) を BOM レポートに書き込みます。

source
Quota

Windows フォルダーを照会し、指定したしきい値サイズを超えるサブフォルダーがないかを判別します。

各サブフォルダーに関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: フォルダー・サイズ、所有者、最終変更日。

しきい値サイズを超えたサブフォルダーのリストを BOM レポートに書き込みます。

重要: 値を超えたディレクトリーを所有する各ユーザーに、次の順序で通知が送信されます: 最初に Build Forge システム内の名前順、その後にユーザー名順。 通知を受けるユーザーが存在しない場合、<notify> は失敗します。
source
StarTeamBaseline

フォルダーを照会して StarTeam ビューを見つけ、ファイルに関する情報を収集します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、状況、改訂、および分岐。

source
StarTeamByDate

StarTeam API を使用して、StarTeam ビューを照会し、現在日付と前のアダプター実行時の間の変更を特定します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更されたファイルおよびディレクトリー、ユーザー、バージョン、日付、および変更コメント。

変更詳細 (diff コマンド出力による) を BOM レポートに書き込みます。

source
SubversionByDate

過去の日付と現在の日付の間で生じたリポジトリーの変更がないか、サブバージョンを照会します。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更タイプ、改訂、ユーザー、ファイルまたはディレクトリー、および変更日。

次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、状況、改訂、および分岐。

source
SubversionByRev

現在の改訂と前の改訂の間で生じたリポジトリーへの変更がないか、サブバージョンを照会します。

各変更に関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: 改訂、ユーザー、変更タイプ、ファイルまたはディレクトリー・パス、および変更日。

変更詳細 (diff コマンド出力による) を BOM レポートに書き込みます。

source
SynergyByDate

2 つの日付の間に変更がないか、Rational Synergy を照会します。デフォルトの日付は、現行のタイム・スタンプおよび前のアダプター実行時のタイム・スタンプです。

変更された各ファイルに関して、次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、バージョン、ユーザー、プロジェクト、および日付。

変更されたファイルごとに、(diff コマンドの出力から得られる) 変更詳細を BOM レポートに書き込みます。

source
VSSByDate

前の日付と現在の日付の間で生じた変更がないか、Visual Source Safe ディレクトリーを照会します。

プロジェクトおよびファイルに関して、次の変更情報を BOM レポートに書き込みます: プロジェクトまたはファイル、バージョン、ユーザー、日付、時刻、プロジェクト・アクティビティー、ファイル・プロジェクト、およびアクション。

変更詳細 (diff コマンド出力による) を BOM レポートに書き込みます。

source

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