.snapshot

呼び出し側プロジェクトの新規インスタンスを作成し、そのインスタンスをプロジェクトのスナップショットとしてデータベースに保管するには、.snapshot コマンドを使用します。 プロジェクトのスナップショットは、実行可能なプロジェクトです。
説明
.snapshot コマンドは、プロジェクトのスナップショットを作成します。その際、そのプロジェクトに関連付けられたオブジェクトについても、スナップショットまたはコピーを作成するように選択することができます。
スナップショットまたはコピーを作成するオブジェクトを指定するには、次の表の説明に従って .snapshot のオプションを使用します。 どのオプションも指定しなかった場合は、プロジェクトの定義、ステップ、およびタグのみが含められます。
スナップショット名は必須です。これは、そのプロジェクト・スナップショット・セットに固有の名前にする必要があります。 スナップショット名は、スナップショットを作成する他のオブジェクトにも割り当てられます。
.snapshot を実行するプロジェクトが完了すると、プロジェクトのスナップショットが、呼び出し側プロジェクトの子として UI に表示されます。 その他のスナップショット・オブジェクトも、それらの基本スナップショットまたは親オブジェクトの子として UI に表示されます。
構文
.snapshot -v <"snapshot_name"> [-c <"comment">][-e[f]][-s[f]][-pI][-pC]
 [-a][-t][-r][-g]
オプション 説明
- v <"snapshot_name"> プロジェクトのスナップショットの名前は必須です。 スナップショット名は、そのプロジェクトに固有の名前にする必要があります。 名前は引用符で囲む必要があります。
- c <"comment"> オプションのコメントをスナップショットの一部として保存します。 コメントは引用符で囲む必要があります。
-e

-ef

プロジェクトのスナップショットを作成する際に、プロジェクト環境変数およびステップ環境変数のスナップショットを作成します。

f オプションを追加すると、スナップショット環境変数が「組み込み」環境変数型を使用して組み込むすべての環境変数のスナップショットも作成されます。

-s

-sf

プロジェクトのスナップショットを作成する際に、プロジェクト・セレクターおよびステップ・セレクターのスナップショットを作成します。

f オプションを追加すると、スナップショットのセレクターが「組み込み」セレクター・プロパティー型を使用して組み込むすべてのセレクターのスナップショットも作成されます。

-pI プロジェクトのスナップショットを作成する際に、インライン・プロジェクトまたはインライン・ライブラリー、およびそれらのステップのスナップショットを作成します。

インライン化されたプロジェクトまたはライブラリーはステップによって起動され、ステップの完了後に実行されます。

-pC プロジェクトのスナップショットを作成する際に、チェーニングされたプロジェクトまたはチェーニングされたライブラリー、およびそれらのステップのスナップショットを作成します。

プロジェクトまたはライブラリーは、プロジェクトの成功または失敗条件、あるいはステップの成功または失敗条件によって起動することができます。 スナップショットは、条件付きでチェーニングされるプロジェクトまたはライブラリーの両方のタイプに対して作成されます。

-a プロジェクトのスナップショットを作成する際に、アダプター・リンクをコピーします。

アダプター・リンクは、プロジェクトにアダプターを追加し、アダプター・コードを実行します。

-t プロジェクト・レベルおよびステップ・レベルで設定された成功および失敗の通知イベント用の通知テンプレートをコピーします。
-r

プロジェクトのスナップショットを作成する際に、プロジェクト・レジスターをコピーします。

-g プロジェクト・タグ変数のタグ値をコピーします。

タグ変数は自動的にコピーされますが、それらの値は自動的にはコピーされません。 タグ値をコピーしなければ、1 にリセットされます。


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