Build Forge をインストールして、DB2 Express の既存のインスタンスに接続する場合、以下を行う必要があります。
- 必須のシステムおよびデータベース・オブジェクトを作成する
- Build Forge のインストール中に必要な情報を収集する
DB2 Express システムおよびデータベース・オブジェクトの要件
インストーラーを実行する前に、以下のオブジェクトを指定する必要があります。
- ユーザー: データベース・ホスト上で、ユーザー・アカウントを Windows 上に指定する必要があります。
このアカウントは、Build Forge によるデータベースへのアクセスのみに使用される必要があります。
- データベース・オブジェクト: DB2 Express インスタンスで以下のオブジェクトを作成します。
- データベース: データベースを作成し、BUILD という名前を付けます。
- スキーマ: データベース・スキーマを作成し、BUILD という名前を付けます。作成したユーザーは、このスキーマに対する権限を持っている必要があります。
既存のデータベースに接続する際の DB2 Express の要件
既存の DB2 Express インスタンスを使用するため、インストール中に、「データベース構成」パネルで「DB2 Express をインストールします」に対して「いいえ」を選択します。次のフィールドが表示されます。
「データベース構成」パネルで、次の情報を追加するように要求されます。
データベース構成
- データベース・タイプ: 「DB2」を選択します。
- インストール時にこのデータベースにデータを取り込みますか?: インストール時に Build Forge に自動的にデータを取り込ませる場合には「はい」を選択し、インストール後に手動でデータを取り込む場合には「いいえ」を選択します。
- データベース・ホスト: DB2 Express がインストールされているホスト名を入力します。
- データベース名: Build Forge で使用されるように作成したデータベースの名前を入力します。
- データベース・スキーマ名: Build Forge で使用されるように作成したデータベース・スキーマの名前を入力します。
- データベース・ポート: デフォルトは 50000 です。別のポートを使用する場合は、使用するポート番号を入力します。
- データベース・ユーザー名: データベースにアクセスする際に、Build Forge で使用されるユーザー名です。
Build Forge で使用されるように作成した Windows アカウントを入力します。
- パスワード: データベース・ユーザー名のパスワードです。ユーザー・アカウント用のパスワードを入力してください。
- パスワードの確認: ユーザー・アカウント用のパスワードを入力してください。
データベース構成のテスト