Microsoft Windows® オペレーティング・システムでは、マップされたドライブを異なる方法で管理します。エージェントは、 ユーザー・アカウントについて記憶している接続を再マップしようとしますが、実行時にマッピングを正常に 完了することができません。 Windows でのドライブ・マッピングを支援するため、特別な環境変数である _MAP 変数を使用することができます。この変数を設定すると、Windows Agent は、ステップを実行する前に、ドライブをマップします。
_MAP 変数を使用するときの標準的な対処法は、プロジェクト環境変数でその変数を割り当てることで、 同じドライブ・マッピングが、環境変数の継承によってすべてのステップ環境変数まで引き渡されるようにします。 ステップ環境変数でも _MAP 変数を定義した場合、そのステップ環境変数の値によって、プロジェクトの環境変数がオーバーライドされます。 これは、特定ステップについて 1 つの _MAP 値のみ定義できるからです。
これは Windows 環境での規則ですが、_MAP 変数でディレクトリー・パス名を区切るにはスラッシュを使用してください。パスが使用されるとき、 エージェントは、必要な場合、自動的にスラッシュを訂正します。
X:=//server/share
に設定すると、X:
ドライブを Windows UNC
パス名 ¥¥server¥¥share に接続する、ランタイム・マッピングが定義されます。 X:=//server/share;Y:=//server/share2
X:=//server/share(alternateusername,password)
_MAP 変数を使ってマップされたドライブは、コマンド完了時にマップ解除されます。
Windows 上でのドライブ・マッピングは、たとえ正常にマップされた場合でも、 システムのコンソールにログオンしているユーザーがそのドライブを使用または共有していれば、 アクセスできないことがあります。