Build Forge サーバーから Rational Team Concert のクライアント・プラグインをインストールします。
始める前に
前提条件:
- Rational Team Concert バージョン 1.x またはバージョン 2.x (それぞれ異なるプラグインが必要です)。
- Build Forge Connector サーバー拡張が Rational Team Concert サーバーにインストールされている必要があります。
- Build Forge システムが稼働中でなければなりません。
- 各ユーザーがコンソール用に 2 つのログイン ID を持っている必要があります。
Build Forge は、
ユーザーのログイン・セッションを 1 つに制限します。同一のユーザー名が、管理コンソールと RTC クライアントを介して同時にログインすることはできません。新規セッションが開始されると、
すべての既存のセッションは終了されます。RTC クライアントのユーザーは、
以下の 2 つの ID を持っている必要があります。
- UserRTC - ビルド定義を構成して、ビルドを実行する場合に使用されます。このユーザー名は、Build Forge コンソールにアクセスして、ビルドを実行する場合に使用されます。
- UserBF - ビルド結果を確認する場合に使用されます。Build Forge 管理コンソールへの直接ログインは、RTC クライアントの
ウィンドウ内で必要になります。
このタスクについて
クライアント・プラグインは、Build Forge にアクセスするすべての Rational
Team Concert クライアントにインストールされている必要があります。
プラグインをインストールするには、Rational Team Concert クライアントから以下のステップを実行します。
手順
- と選択します。
- 「インストールする新規フィーチャーの検索 (Search for new features to install)」を選択してから、「次へ」をクリックします。 システムに「アクセスする更新サイト (Update Sites to Visit)」ダイアログが表示されます。
- 「新規リモート・サイト (New Remote Site)」をクリックします。 システムに「新規リモート・サイト (New Remote Site)」ダイアログが表示されます。
- 名前フィールドに「Build Forge Connector 更新サイト (Build Forge Connector Update Site)」と入力します。
- 「URL」フィールドに更新サイトの URL を入力します。 この URL は、使用する Rational Team Concert のバージョンによって異なります。
Rational Team Concert バージョン 1.x の場合:
http://<console_host_name>/rtc/site.xml
Rational Team Concert バージョン 2.x の場合:
http://<console_host_name>/rtc2/site.xml
- Build Forge が実行されているシステムと同じシステム上で Rational Team Concert を実行している場合、
ホスト名として localhost を使用できます。
- コンソールがポート番号 80 以外のポート上で実行されている場合、そのポート番号を含めます。
Rational Team Concert バージョン 1.x を使用しているときに、Build Forge がポート 11812 で実行されている場合は、次の例のようになります。http://myhostname:11812/rtc/site.xml
- 「OK」をクリックします。
- 「アクセス先の更新サイト (Update sites to visit)」ダイアログで、「Build Forge Connector 更新サイト (Build Forge Connector Update Site)」チェック・ボックスを選択し、「完了」をクリックします。
- システムは、更新サイトから選択可能なフィーチャーのリストを「検索結果 (Search Results)」ダイアログに表示します。表示されたフィーチャーをすべて選択し、「次へ」をクリックします。
- ご使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」を選択して、
「次へ」をクリックします。
- フィーチャーをインストールする場所を選択します。 新規の場所を追加するには、「場所の変更 (Change Location)」クリックしてから、
希望の場所を参照します。
- 「完了」をクリックします。
- 「フィーチャー検証 (Feature Verification)」ダイアログが表示されたら、「インストール」をクリックします。 このダイアログは、プラグインが署名されていないフィーチャーである
ために表示されます。「すべてインストール」を選択しない限り、インストールするフィーチャーごとに 1 回ずつダイアログが表示されます。
- Rational Team Concert を再始動して、変更を有効にするよう求められます。 「はい」をクリックします。
- Build Forge を再始動します。
タスクの結果
統合が完了したら、プラグインを使用してジョブを実行し、ジョブ結果を確認することができます。ご使用のビルドに合わせて、RationalBuildForgeConnector をビルド・エンジンとして指定する必要があります。