.push
.push [-p] [+]<register_name> [<relative_pathname> | -]
.push コマンドは、<relative_pathname> の内容をレジスター <register_name> に入れます。 <register_name> の現在の内容は置き換えられます。
置き換えるのではなく、付加するためには、<register_name> の前に正符号 (+) を付けます。
レジスターを初期化するには、<relative_pathname> の代わりにハイフンを使用します。
オプションの -p パラメーターは、コマンドにプロジェクト・レジスターを参照させます。 プロジェクト・レジスターは通常のレジスターとは分離されており、プロジェクト・レジスターは ジョブの終了後も存続します。
ステップの「絶対」プロパティーが使用可能になっていない限り、<relative_pathname> はプロジェクトまたはタグのパスに対する相対パスです。
以下の例では、ステップに対して、「絶対」プロパティーが使用可能になっていない ことを前提としています。
- .push ALPHA data.txt
ステップの作業ディレクトリーにある data.txt ファイルの内容が、レジスター ALPHA に入れられます。
- .push +B ..¥newdata.txt
ステップの作業ディレクトリーの親ディレクトリーにある newdata.txt ファイルの内容が、レジスター B に付加されます。
- .push ALPHA -
レジスター ALPHA が初期化されます。
- エスケープを有効にするには、/E を入力します。
- エスケープを無効にするには、/e を入力します。
.put[/E|/e] [<relative_path>/]file server:[[<relative_path>/]file]
/E と /e のいずれも指定しない場合、システムはヒューリスティック方式を使用して、dotcommand に Windows ファイル・パスのように見える何かが含まれているかどうかを確認します。 ファイル・パスが検出された場合、エスケープは無効になります。 そうでない場合、エスケープは有効になります。