タグの定義
システムは、タグ を使用して、プロジェクトの特定のジョブを識別し、 デフォルトでプロセス・アクティビティーが起こるジョブ・ディレクトリーの名前を構成します。 システムは、プロジェクトの タグ形式 プロパティーから、ジョブのタグを作成します。この形式には、静的テキストのほか、数値の タグ変数 も含めることができます。
プロジェクトのデフォルトのタグ形式は BUILD_$B です。これは、デフォルトのタグ変数 B を使用します。この変数は、自動的に増加する値で、プロジェクトごとにシステムによって定義されます。 このデフォルトのタグ形式は、以下のようなビルド・タグのストリームになります。
BUILD_1
BUILD_2
BUILD_3
ただし、これらのタグに制限されることはありません。独自のタグ変数を定義して、独自のタグ形式をセットアップし、さまざまなタグ・タイプを生成できます。 また、ジョブ中に .retag コマンドを使用して、タグを任意のストリングに変更することもできます。(詳しくは、.retagを参照してください。)
現在のジョブのタグは、ジョブ中にシステムによって定義される環境変数 (BF_TAG) として使用できます。このため、ソース・リポジトリーのラベル付けのために、またはその他のトラッキングやラベリングの目的で、このタグにアクセスして使用することができます。(これらの変数について詳しくは、システム変数のリファレンスを参照してください。)
2 つのプロジェクトのタグ変数を同期化することができます。これにより、いずれか一方が実行されると同じタグ変数の値が使用されるようなリンクが作成されます。 (詳しくは、タグの同期化を参照してください。)
このセクションのトピックでは、タグ形式およびタグ変数をセットアップして、希望する値を反映する動的なタグを生成する方法を説明します。