国際データのセットアップ
国際データをサポートできるように、Build Forge コンポーネントをセットアップする必要があります。
手順
- Web ブラウザーを設定します。
- 言語を設定します。
- 正しいフォントがインストールされていることを確認してください。
- エージェント・ホストで、UTF-8 文字セットが使用されるように設定します。
Windows では、chcp コマンドを使用してコード・ページを確認します。
> chcp
UNIX または Linux では、次のコマンドを使用して、ロケールと文字セットを確認します。
locale
ここで、使用する言語と文字セットを指定する値を確認する必要があります。以下は、言語に「米国英語」、文字セットに UTF-8 を指定した Solaris システムを使用する場合の例です。
LANG=en_US.UTF-8 LC_CTYPE="en_US.UTF-8"
- データベースで、国際データをサポートする UTF-8 文字セットとフォントが使用されるように設定します。
- DB2:
- コード・セットと地域を設定します。例えば、CREATE DATABASE USING CODESET UTF-8 TERRITORY US と設定します (または、コントロール・センターで適切なコード・セットと地域を選択します)。
- 管理コンソール・コンピューターで DB2CODEPAGE 環境変数を 1208 に設定します。
Windows の場合は以下のコマンドを使用します。
set DB2CODEPAGE=1208
UNIX または Linux の場合は以下のコマンドを使用します。
export DB2CODEPAGE=1208
- Microsoft SQL Server (Windows で管理コンソールを使用する場合のみ): 国際データのサポートはありません。Microsoft SQL Server では、Unicode データを保管するために UCS-2 を使用します。UTF-8 はサポートされていません。
- MySQL: サーバーの文字セットと照合を設定します。 インストールした MySQL で国際データが現在サポートされていない場合は、 ソースから再コンパイルして、./configure --with-charset=utf8 --with-collation=utf8_bin を使用することができます。 このサポートが構成されていない場合、Build Forge エンジンが始動しません。
- Oracle: インストール時に、インスタンスの文字セットを UTF8 - Unicode 3.0 に設定します。 Database Configuration Assistant では、「文字セット (Character Sets)」タブの「初期化パラメーター (Initialization Parameters)」ステップで設定されます。コマンド行を使用する場合は、文字セットを AL32UTF8 に設定してください。
- DB2:
- (オプション) Build Catalyst 機能のメッセージを構成します。
Microsoft® Windows® プラットフォームの場合、Build Catalyst のメッセージは、自動的に適切な翻訳文の形で表示されます。
UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームでこれらのメッセージを表示するには、NLSPATH 環境変数を以下の値に設定します。
/opt/rational/buildforge/buildcatalyst/lib/nls/%L/utf8/%N.cat:$NLSPATH
各部の詳細は以下のとおりです。
- %L は、LANG 環境変数の値に置き換わります。
- %N は、catopen(3C) に渡される名前パラメーターの値に置き換わります。
また、翻訳を明示的に指定することもできます。 以下は、ja_JP 翻訳の場合の値です。
/opt/rational/buildforge/buildcatalyst/lib/nls/ja_JP/utf8/%N.cat:$NLSPATH
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