Rational Build Forge と StarTeam
BuildForge は、ソース・コード管理のために StarTeam と協働することができます。
このトピックでは、StarTeam との統合のための追加セットアップ要件について説明し、用意されているサンプル・アダプター・テンプレートの特性を要約します。
StarTeam のアダプター・テンプレート・サンプルでは、ベースラインに対する変更内容を分析する方法が提供されます。 通常、変更分析はビルド回避のために使用されます。ベースライン・コンポーネントが変更されていない場合、再ビルドは行われません。
StarTeam アダプターのための追加セットアップ要件
一般要件については、アダプター要件を参照してください。
- エージェントと同じホスト上に StarTeam コマンド行クライアントをインストールします。
- Build Forge 用に使用する StarTeam ユーザー・アカウントをセットアップします。
- クライアントにアクセスできるようにエージェント環境変数をセットアップします。
StarTeam のアダプター・テンプレート・サンプル
以下のアダプター・テンプレート・サンプルが用意されています。
- StarTeamBaseline
- フォルダーを照会して StarTeam ビューを見つけ、ファイルに関する情報を収集します。
- 次の情報を BOM レポートに書き込みます: ファイル名、状況、改訂、および分岐。
このアダプターで設定される変数は以下のとおりです。
- USER
- PASS
- HOST
- PORT
- PROJECT
- VIEW
- DIR
- BFCLIENT
この環境に必須の追加変数は以下のとおりです。
- P4USER
- P4PASSWD
これらの変数に「非表示の割り当て」プロパティーを使用することはできません。 ユーザーおよびパスワードは、ステップ・ログに平文で書き込まれます。
- StarTeamByDate
- StarTeam API を使用して、StarTeam ビューを照会し、現在日付と前のアダプター実行時の間の変更を特定します。
- 次の情報を BOM レポートに書き込みます: 変更されたファイルおよびディレクトリー、ユーザー、バージョン、日付、および変更コメント。
- 変更詳細 (diff コマンド出力による) を BOM レポートに書き込みます。
このアダプターで設定される変数は以下のとおりです。
- STA_USER
- STA_PASS
- STA_HOST
- STA_PORT
- STA_PROJECT
- STA_VIEW
- STA_DIR
- BFCLIENT
- LASTRUN
- CURDATE
- EMAILCHANGES
- STARTEAM80JAR
この環境に必須の追加変数は以下のとおりです。
- P4USER
- P4PASSWD
これらの変数に「非表示の割り当て」プロパティーを使用することはできません。 ユーザーおよびパスワードは、ステップ・ログに平文で書き込まれます。