値を設定するためのコマンド出力の使用

.set または .bset コマンドの場合、コマンドをサーバーのコマンド・インタープリターに送信することで、 変数の値を生成することができます。 ドット・コマンド内でコマンドを使用するには、次のようにバックチック文字でコマンドを囲みます。 コマンド例を以下に示します。
.set env SetupGroup "PerlVer=`perl --version`"
変数 PerlVer を perl --version コマンドの出力に設定します。

変数に保管できるのは 256 文字のみです。 それ以上の文字が変数に割り当てられると、値は切り捨てられます。

デフォルトでは、システムはコマンドの出力全体をバックチックで囲んで変数に割り当てますが、 大括弧で囲んだ範囲コマンドを使用すると、コマンド出力から、変数に割り当てたい行を選択することができます。 範囲の数値では、0 インデックス (最初の行の番号がゼロ、2 番目の行は 1、以下同様) を使用して、出力の行を指定します。 次の例では、
.set env SetupGroup "WindowsIPinfo[0,5-8]=`ipconfig`"
変数 WindowsIPinfo は、ipconfig コマンドの出力の 6 行目から 9 行目までを受け取ります。
以下はすべて、単一行、行のグループまたは組み合わせを選択する、有効な範囲修飾子です。
[5] 
[4-6]
[1,2,5,8-11]
システムは、区切りなしで行を結合します。 スペースや復帰は追加されません。
注: コマンドのバックチック形式と標準割り当て形式を混用してはなりません。

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