Microsoft SQL Server のデータベース・オブジェクト
このタスクについて
手順
- データベース所有者となるユーザーを作成します。 Build Forge は、このユーザー名を使用してデータベースにログオンします。
別の名前を使用する必要がある場合以外は、build を使用してください。
ユーザーにはすべての特権が必要です。
- SQL Server Management Studio を開きます。
- 「オブジェクト エクスプローラ」(左パネル) でデータベース・サーバーを開きます。
- 「セキュリティ」フォルダーを右クリックして、「新規」 > 「ログイン」と選択します。
- 「ログイン - 新規作成」ダイアログで、ログイン名を指定し、以下のようにオプションを選択します。
重要: 「ユーザーは次回ログイン時にパスワードを変更する」のチェック・マークを外してください。
- 「SQL Server 認証」を選択して、パスワードを指定します。
- 「パスワードの期限を適用する」のチェック・マークを外します。
- 「ユーザーは次回ログイン時にパスワードを変更する」のチェック・マークを外します。
- データベースを作成します。 混合モードの認証を使用する必要があります。
以下の対話式の例およびスクリプトの例では、デフォルト・スキーマである DBO を使用することを想定しています。
- SQL Server Management Studio を開きます。
- 「オブジェクト エクスプローラ」(左パネル) でデータベース・サーバーを開きます。
- 「データベース」フォルダーを右クリックして、「新しいデータベース」を選択します。
- 「新しいデータベース」ダイアログで、以下のようにデータベースのパラメーターを指定します。
- 「データベース名」を指定します。 別の名前を使用する必要がある場合以外は、build を使用してください。 名前は大文字小文字が区別されます。「データベース ファイル」ボックスで、データ・ファイルおよびログ・ファイルの名前が自動的に更新されます。
- 「データベース所有者」を指定します。
- フィールドの右側にある [..] コントロールをクリックします。
- 「データベース所有者の選択」ダイアログで、「参照」をクリックします。
- 作成したユーザーの名前にチェック・マークを付けて、「OK」をクリックします。
- 「データベース所有者の選択」ダイアログで、「OK」をクリックします。
- 「データベース ファイル」のパラメーターを指定します。
「データベース ファイル」表で、以下のようにします。
- どちらのファイルについても、「初期サイズ」を 500 (MB) に設定します。
- どちらのファイルについても、「自動拡張」を設定します。 「自動拡張」列の [..] コントロールをクリックして、ダイアログを開きます。 「自動拡張を有効にする」ボックスにチェック・マークを付け、拡張サイズを 500 MB に設定します。「無制限に拡張 (Unrestricted Growth)」を選択して、「OK」をクリックします。
CREATE DATABASE [build] ON PRIMARY ( NAME = N'build', FILENAME = N'C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥MSSQL.2 ¥MSSQL¥DATA¥build.mdf' , SIZE = 2048KB , FILEGROWTH = 1024KB ) LOG ON ( NAME = N'build_log', FILENAME = N'C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server ¥MSSQL.2¥MSSQL¥DATA¥build_log.ldf' , SIZE = 1024KB , FILEGROWTH = 10%) GO EXEC dbo.sp_dbcmptlevel @dbname=N'build', @new_cmptlevel=90 GO IF (1 = FULLTEXTSERVICEPROPERTY('IsFullTextInstalled')) begin EXEC [build].[dbo].[sp_fulltext_database] @action = 'disable' end GO ALTER DATABASE [build] SET ANSI_NULL_DEFAULT OFF GO ALTER DATABASE [build] SET ANSI_NULLS OFF GO ALTER DATABASE [build] SET ANSI_PADDING OFF GO ALTER DATABASE [build] SET ANSI_WARNINGS OFF GO ALTER DATABASE [build] SET ARITHABORT OFF GO ALTER DATABASE [build] SET AUTO_CLOSE OFF GO ALTER DATABASE [build] SET AUTO_CREATE_STATISTICS ON GO ALTER DATABASE [build] SET AUTO_SHRINK OFF GO ALTER DATABASE [build] SET AUTO_UPDATE_STATISTICS ON GO ALTER DATABASE [build] SET CURSOR_CLOSE_ON_COMMIT ON GO ALTER DATABASE [build] SET CURSOR_DEFAULT GLOBAL GO ALTER DATABASE [build] SET CONCAT_NULL_YIELDS_NULL OFF GO ALTER DATABASE [build] SET NUMERIC_ROUNDABORT OFF GO ALTER DATABASE [build] SET QUOTED_IDENTIFIER OFF GO ALTER DATABASE [build] SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON GO ALTER DATABASE [build] SET RECURSIVE_TRIGGERS OFF GO ALTER DATABASE [build] SET AUTO_UPDATE_STATISTICS_ASYNC OFF GO ALTER DATABASE [build] SET DATE_CORRELATION_OPTIMIZATION OFF GO ALTER DATABASE [build] SET PARAMETERIZATION SIMPLE GO ALTER DATABASE [build] SET READ_WRITE GO ALTER DATABASE [build] SET RECOVERY FULL GO ALTER DATABASE [build] SET MULTI_USER GO ALTER DATABASE [build] SET PAGE_VERIFY CHECKSUM GO USE [build] GO IF NOT EXISTS (SELECT name FROM sys.filegroups WHERE is_default=1 AND name = N'PRIMARY') ¥ ALTER DATABASE [build] MODIFY FILEGROUP [PRIMARY] DEFAULT GO
注: READ_COMMITTED_SNAPSHOT 属性はオンに設定する必要があります。READ_COMMITTED_SNAPSHOT がオンになっているかどうかをテストするには、次の SQL ステートメントを実行してください。
SELECT is_read_committed_snapshot_on FROM sys.databases WHERE name='build'
build 以外のデータベース名を使用する場合には、build に代えてその名前を指定します。 このステートメントの結果として「1」が戻されるはずです。
ステートメントの結果として「0」が戻された場合には、以下の SQL ステートメントを実行します。ALTER DATABASE [build] SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON
- ユーザーのデフォルト・データベースを設定します。
- SQL Server Management Studio を開きます。
- 「オブジェクト エクスプローラ」(左パネル) でデータベース・サーバーを開きます。
- 「オブジェクト エクスプローラ」で、「セキュリティ」 > 「ログイン」と開きます。
- 作成したユーザーを右クリックして、「プロパティー」を選択します。
- 「全般」ページで、「既定のデータベース」を選択します。 作成したデータベースを選択します。
- 「OK」をクリックします。
- 必要であれば、スキーマを作成してください。 デフォルト・スキーマ DBO を使用できる場合、スキーマを作成する必要はありません。
デフォルトを使用することをお勧めします。
異なるスキーマを使用する場合は、そのスキーマを Build Forge データベースに作成し、所有者を作成済みのデータベース・ユーザーに割り当ててください。
次の例では、スキーマ bf_schema が作成され、build が所有者として設定されます。
USE build; GO CREATE SCHEMA bf_schema AUTHORIZATION build; GO
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