ログの場所およびセットアップ
Rational Build Forge は、いくつかのコンポーネントで構成されています。 コンポーネントはそれぞれ、それ自体のログを持っています。
- Build Forge
- <bfinstall>/db.log
- Apache
- <bfinstall>/Apache/logs
- Apache Tomcat
- <bfinstall>/Apache/tomcat/logs: Tomcat はアプリケーション・サーバーで、サービス層 (jas.war) およびヘルプ (BuildForgeHelp.war) の実行に使用されます。
- PHP
- <bfinstall>/db.log: PHP は、ユーザー・インターフェースの実行に使用されます。
ログの循環
いくつかの条件のもとで、コンポーネントは大量のデータを書き込みます。 これは、Tomcat によって作成される Catalina ログ・ファイルにおいて発生する可能性があります。 設計によって、Tomcat out ログは循環しません。 一般的ではない条件において、out ログは、考えられるサイズよりも大きくなる場合があります。
この問題を回避するには、以下の 2 つの方法があります。
- サーバーのコンテキストで swallowOutput 属性を使用します。 出力は、循環する Web アプリケーション・ログにリダイレクトされます。 詳しくは、『Apache Tomcat Configuration Reference』を参照してください。
- Catalina 起動スクリプトを変更します。
仕様は設定によって異なりますが、次のように行うことで、Catalina 出力がパイプされ、cronolog ファシリティーが使用されるため、ログは循環します。
<bfinstall>/Apache/tomcat/bin/catalina.sh を変更し、次の (または同様の) コマンドを組み込みます。
start >> catalina.out 2>&1 & --replaced with start |cronolog /tomcat/logs/%Y-%M-%D.catalina.out >> /dev/null 2>&1 &