サーバー認証のオーバーライド

特別な環境変数を使用することにより、サーバーに割り当てられたサーバー認証ではなく、管理コンソールのログイン資格情報をサーバーに使用させることができます。 割り当てられた認証をオーバーライドするには、変数 _USE_BFCREDS に値 1 を指定して、 プロジェクトまたはステップで使用される環境に追加してください。 この変数をプロジェクト環境に追加すると、ビルド・システムはプロジェクトの各ステップでオーバーライドを行います。

_USE_BFCREDS=1 が指定された環境では、ビルド・システムは、プロジェクトを開始したユーザーのコンソール・ログイン資格情報を使用して、ステップのコマンドを実行します。
注: LDAP/アクティブ・ディレクトリー認証を使用している場合、_USE_BFCREDS 変数を機能させるためには「ユーザー認証のローカル保管」システム設定を「はい」(デフォルト値) に設定する必要があります。この設定が「はい」の場合、システムは、ユーザー認証情報を暗号化された形式でキャッシュに入れます。これにより、_USE_BFCREDS で使用するためにユーザー認証情報にアクセスできるようになります。 それ以外の場合、システムは LDAP 情報を保管せず、その情報を使用することができません。
ヒント: Windows の場合、変数 _USE_BFCREDS_DOMAIN の設定も検討してください。 この変数の値を 1 に設定すると、ユーザーのドメインが組み込まれます。

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