アダプター・リンクについて
アダプター・リンクは、アダプターをプロジェクトに接続し、環境変数をアダプターに関連付けます。
アダプター・リンクは、ソース・コード・アダプターでのみ機能します。ドット・コマンドを使用して、あらゆるアダプター・タイプをプロジェクトに接続することができます。
アダプター・リンクは、次の機能を持ちます。
- アダプター・コードをステップ 0 (その他のプロジェクト・ステップを実行する前 の、ソース・コード変更に対するテスト) としてプロジェクトに追加する。
- 環境変数のデータをアプリケーション環境変数に自動的に入力する。
- 「アクティブ」、「非アクティブ」、「デバッグ」から状態を選択することによって、 アダプター・コードを実行するかどうかを制御することができます。
- アダプターを手動開始ジョブとして実行することができます。
アダプター・リンクには、次の制限があります。アダプター・リンクは、1 つのアダプターおよび 1 つのプロジェクトのみに対して定義されます。別のプロジェクトと同じアダプターを使用する場合は、そのアダプターの別のインスタンスを作成する必要があります。
ジョブを再開した場合、そのジョブの各アダプター・リンク・ステップの再開動作は、以下のようになります。
- アダプター・リンクの「状態」が「非アクティブ」である場合、そのアダプター・リンク・ステップは失敗し、再始動による実行も失敗します。
- アダプター・リンクの「状態」が「アクティブ」で、そのリンクが失敗した場合、そのアダプター・リンク・ステップは失敗し、再始動による実行も失敗します。
上記のいずれの場合にも、ビルドは削除されません。 ただし、ビルドの状況は「失敗」に設定されます。
アダプター・リンク・パネルについて
アダプター・リンク・パネルを使用して、アダプターをプロジェクトに接続し、環境変数をアダプターに関連付けます。 パネルを表示するには、
を選択します。
パネルには、以下のフィールドがあります。
- 状態
- 「アクティブ」、「デバッグ」、または「非アクティブ」のいずれか注: これらの状態は、1 つのアダプター・リンクにのみ適用されます。 「デバッグ・モードのリンク」システム設定を使用することで、すべてのアダプター・リンクを「デバッグ」状態に設定できます。 この状態は、システム構成設定よりも優先されます。
- アダプター
- プロジェクトにリンクするアダプター
- エントリー・ポイント
- XML インターフェースへのエントリー・ポイント
- プロジェクト
- アダプターを使用するプロジェクト
- 環境変数
- 使用するプロジェクトの環境変数