.date

.date <conversion_specifier>

プロジェクトの実行時に現在の日時情報を生成するには、1 つ以上の変換指定子文字を引数として指定した .date コマンドを使用します。

.date コマンドおよびその引数は、環境内の環境変数として定義する必要があります。 その後、その環境変数をプロジェクトまたはステップに割り当てることができます。

例えば、環境内で環境変数 DayofWeek を定義し、それに .date %A という値を割り当てます。そしてその環境変数をプロジェクトまたはステップに割り当てます。 プロジェクトが水曜日に実行された場合、ジョブは環境変数 DayofWeek に Wednesday というテキストを割り当てます。

重要: ステップの「コマンド」フィールドで .date コマンドを直接参照することはできません。
注: .date コマンドは、すべてのステップを再評価します。特定の日付を保持するには、環境変数 .date と .bset を組み合わせて使用します。例えば、$ORIGTIMESTAMP = .date %d-%b-%Y.%H:%M:%S を使用した後に .bset 環境変数 "TIMESTAMP=`echo $ORIGTIMESTAMP`" を使用します。

.date コマンドは POSIX の strftime 関数を基にして作成されており、ANSI C89 規格で指定された変換指定子を受け入れます。 次の表に、変換指定子の日時値を示します。

注: すべての変換指定子が、ロケール間およびオペレーティング・システム間で移行可能なわけではありません。 .date コマンドを使用するサーバーのオペレーティング・システムおよびロケールで、.date コマンドの結果をテストしてください。

日付変換指定子

説明

%a

現在のロケールに応じた省略された週日名。

%A

現在のロケールに応じた完全な週日名。

%b

現在のロケールに応じた省略された月名。

%B

現在のロケールに応じた完全な月名。

%c

現在のロケールの、設定済みの日時表記。

%d

10 進数で表した月の日付 (01 から 31 の範囲)。

%H

24 時間クロックを使用した、10 進数で表した時間 (00 から 23 の範囲)。

%I

12 時間クロックを使用した、10 進数で表した時間 (01 から 12 の範囲)。

%j

10 進数で表した、年の日付 (001 から 366 の範囲)。

%m

10 進数で表した月 (01 から 12 の範囲)。

%M

10 進数で表した分 (00 から 59 の範囲)。

%p

指定された時間値に応じて、または現在ロケールの対応するストリングに応じて、 "AM" または "PM"。正午は "pm"、真夜中は "am" と処理されます。

%S

10 進数で表した秒 (00 から 61 の範囲)。

%U

10 進数で表した、現在の年の週番号で、 範囲は 00 から 53。最初の日曜日が週 01 の最初の日。

%w

10 進数で表した曜日。範囲は 0 から 6 で、 日曜日は 0。

%W

10 進数で表した、現在の年の週番号で、 範囲は 00 から 53。最初の月曜日が週 01 の最初の日。

%y

10 進数で表した、世紀なしの年 (範囲は 00 から 99)。

%Y

10 進数で表した、世紀を含む年。

%Z

時間帯、名前、または省略語。

%%

リテラル "%" 文字。


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