他の製品の統合要件

このセクションでは、ソース構成管理 (SCM) アダプター、統合開発環境 (IDE) プラグイン、および Build Forge の中核的なコンポーネントと統合できる他の製品に対する、製品要件およびバージョン要件を説明します。

Rational Automation Framework for WebSphere

Rational Build Forge 7.1.2 以降、IBM Installation Manager を使用して、Rational Build Forge インストール済み環境の一部として Rational Automation Framework for WebSphere をインストールすることができます。

詳しくは、Rational Automation Framework for WebSphere のインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/rafwhelp/v7r1m2/index.jsp) を参照してください。

必須コンポーネントの代替構成

Build Forge は、Apache Tomcat サーバー、Apache HTTP Server、および必須 PHP モジュールといった前提となる製品をパッケージ化しています。これらのコンポーネントまたは IBM の同等の製品をすでにご使用の環境にインストールしている場合は、Build Forge で使用できるようにそれらを構成することができます。

以下の製品およびテクノロジーがサポートされています。
  • Apache Tomcat サーバー 5.5.9
  • Apache HTTP Server 2.2.4
  • PHP 5.2.4
  • WebSphere Application Server 6.1、7.0
  • IBM HTTP Server 6.1

前提条件: ライセンス・サーバーの制約により、Build Forge コンソールおよび IHS または WAS は、同一のオペレーティング・システムおよびハードウェア・プラットフォーム上で実行する必要があります。

Java API の要件

Java クライアントを使用して、管理コンソールにアクセスする Java プログラムを作成します。

Java API を使用するには、Java SDK 1.5 または 1.6 が必要です。Java API を使用するには、以下を行う必要があります。
  • 管理コンソール・コンピューターからクライアント API パッケージを取得します。
  • .jar パス名を CLASSPATH に追加します。
注: プログラムが認証に使用する管理コンソール上に、Build Forge ユーザーを定義する必要があります。
Java API を使用して、クライアント・コンピューターで稼働し、管理コンソールのデータにアクセスする Java プログラムを作成することができます。Java API は、.jar ファイルで構成されており、このファイルには、管理コンソールのオブジェクト上でオペレーションを行うための管理コンソール・オブジェクト・メソッドを定義するクラスが含まれています。

資料は JavaDocs で提供されます。

ClearQuest 統合

Build Forge と Clear Quest を統合することにより、組織がビルドの正確な記録を ClearQuest のフォーマットで取るために役立つ、強力なツールが得られます。

この統合に関する詳細は、以下のリンクを使用して、IBM Rational Web サイトのホワイト・ペーパーを参照してください。

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27015041

この文書には、ClearQuest が統合に使用されるデータベースに適用する必須パッケージ (具体的には、BuildTracking および DeploymentTracking) に関する情報が含まれています。

SCM アダプターの要件

アダプターを使用することによって、Build Forge をソース構成管理システムに統合することができます。 アダプターは、以下のシステムの指定のバージョンのために用意されています。

注: 両方の 製品を統合する場合、製品の資料を参照して、どのバージョン同士で相互操作できるのかを判別してください。 大まかな目安として、両方の製品が同じバージョン・レベルになっている必要があります。

IDE プラグインの要件

IDE ユーザーは、IDE ユーザー・インターフェースから管理コンソールを操作することができます。以下のアプリケーションおよびバージョンに対して、統合を行うことができます。

Tivoli IT Asset Manager の要件

Build Forge は、Tivoli IT Asset Manager 製品と連動可能な状態で出荷されます。 インストール・ルート・ディレクトリーにインストールされている IRBFSVR0701.SYS2 ファイルは、削除、名前変更、または編集しないでください。


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