Linux および Solaris オペレーティング・システムでの Build Catalyst のインストール

Build Catalyst を Linux® および Solaris オペレーティング・システムにインストールするには、Build Catalyst アーカイブ・ファイルを使用します。

このタスクについて

Build Catalyst を分散ビルドに対して使用するには、分散ビルドで使用するすべてのコンピューターに Build Catalyst をインストールします。

手順

  1. http://hostname/buildcatalyst (hostname はご使用の管理コンソール・ホストです) から Build Catalyst アーカイブ・ファイルをダウンロードします。
  2. アーカイブ・ファイルを任意のディレクトリーに解凍します。
  3. スーパーユーザーでない場合には su と入力してスーパーユーザーになります。
  4. インストーラーを解凍したディレクトリーに移動してから、install.sh ファイルが含まれている新規サブディレクトリーに移動します。
  5. そのディレクトリーで ./install.sh を実行します。
    1. インストール・ディレクトリーを指定します。(デフォルトのディレクトリーは /opt/rational/buildforge/buildcatalyst です。)

      インストール済み環境が既に存在している場合には (それが、提供した場所以外に存在する場合であっても)、インストーラーは、インストレーションを続行すると既存のインストール済み環境が上書きされたり使用不可になったりすることを警告します。 (現行インストール・プロセスは、デフォルトのインストール・ディレクトリーから新規に指定されたインストール・ディレクトリーへのシンボリック・リンクを作成するため、デフォルト・ディレクトリー以外の場所にある既存のインストール済み環境が使用不可になることがあります。) その場合、インストーラーはインストール・ディレクトリーの提供を求めるプロンプトを再び出します。 インストール場所を提供すると、インストーラーは提供された場所にファイルを書き込みます。

    2. rsh または ssh のどちらのバイナリー・ファイルを分散ビルド用に使用するかを指定します (パスに rsh がある場合は、これがデフォルト・プログラムになります)。
    Build Catalyst バイナリー・ファイルは、インストール・ディレクトリー内の bin ディレクトリーに rafmake としてインストールされます。 インストールによって以下の項目が作成されます。
    • /opt/rational/buildforge/buildcatalyst からインストール・ディレクトリーへのシンボリック・リンク。
    • インストール・ディレクトリー内の etc/rafbe_starter からシェル・バイナリー・ファイルへのシンボリック・リンク。 シェル・バイナリー・ファイルは rsh または ssh です。

タスクの結果

これで、IBM® Rational® Build Forge® ジョブから rafmake を開始して、C または C++ ソフトウェアをビルドできるようになりました。また、Rational Build Forge ジョブとは別に rafmake を開始することもできます。

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