プロジェクトごとのステップおよびサーバー・パフォーマンスの表示

パフォーマンス・パネルには、プロジェクトごとのステップおよびサーバー分析レポートが含まれます。 また、プロジェクト内のステップに関するクリティカル・パス分析レポートも含まれます。

ステップおよびサーバー分析レポートは、各プロジェクト・ステップごとに、そのステップを実行したサーバーをリストし、異なる実行 (例えば、最も速い実行と最も遅い実行) についてそのステップの実行に要した時間を示します。 ステップ所要時間は、成功、失敗、または警告にカテゴリー化されます。 カテゴリーにより、時間を誤って比較する (例えば、成功した時間と失敗した時間を比較するなど) ことが なくなります。

ステップのクリティカル・パス分析レポートは、成功したジョブに関するいくつかの重要なメトリックをリストします。

データ・ソース: Rational Build Forge データベース

レポート・フォーマット: テーブル

キー: -/-/- というキーは、ステップの 2 つの部分の情報を示します。つまり、以下の例のように、ステップ結果と秒単位のステップ所要時間を示します。

14/-/-

成功/警告/失敗

そのステップは成功し、合計の実行時間は 14 秒でした。

-/-/1

成功/警告/失敗

そのステップは失敗し、合計の実行時間は 1 秒でした。

-/1/-

成功/警告/失敗

そのステップは警告付きで成功し、合計の実行時間は 1 秒でした。
フィールド:
  • 成功したステップ: すべてのジョブについてそのステップが成功した回数。
  • 平均実行: 成功したジョブの平均ジョブ所要時間。
  • 信頼性間隔: ジョブ平均所要時間よりどの程度長いか短いかを示す値の範囲 (秒)。 次回のジョブの所要時間は、95% の確率でこの値の範囲内に収まります。 例えば、信頼性間隔が 5.88 秒である場合、次回のジョブの所要時間は、ジョブの平均所要時間より 5.88 秒短い時間から 5.88 秒長い時間までの間に 95% の確率で収まります。
  • 最長所要時間の確率 (Probability Longest Duration): 次回のジョブの所要時間が成功したジョブの最長所要時間と同じになる確率。
  • 最短所要時間の確率 (Probability Shortest Duration): 次回のジョブの所要時間が成功したジョブの最短所要時間と同じになる確率。

分析レポートを表示するには、以下の手順を実行します。

  1. 「レポート」タブを開きます。
  2. 「パフォーマンス」パネルをクリックします。
  3. リストからプロジェクトを選択して、「分析」をクリックします。

    ステップおよびサーバーに関する分析レポートとクリティカル・パス分析レポートにより、結果が表で示されます。


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