使用している CR プロセスに基づいて、CR、タスク、 オブジェクトのいずれについてレポートを作成するか決定します。次に、 レポートにどの属性を選択するかを決定します。また、必要とする値がある場合はどの値を計算するかを決定します。レポートの構成要素を定義するには、レポートに含める固有の情報を定義します。
例えば、 サブレポートや関係レポートが必要かどうかを決定する必要があります。サブレポートと関係レポートは似ています。どちらの種類のレポートを使用しても、 コンテキスト項目に関連する項目を検索できます。例えば、 コンテキスト項目が CR ならば、その関連タスクを検索したい場合があるはずです。
そのため、CR およびそのタスクを表示する場合は、 関係レポートとサブレポートの両方を使用できます。ただし、CR をタスクおよび添付ファイルとともに表示するには、 サブレポートを使用します。関係レポートでは、どちらか 1 種類 (タスクか、または添付ファイルのいずれかで、両方は不可) しか表示できません。
プロセス・パッケージには、レポート可能な CR プロセス属性のリストが含まれます。これらのパッケージのいずれかをインストールしない限り、 属性リストは空です。
「レポート・ビルダー」ダイアログ・ボックスが開き、 「レポート・ファイルの選択」サブダイアログ・ボックスが表示されます。
既存のレポートを変更するには、 「利用可能なレポート・ファイル」リストでレポート名をクリックした後、 「編集」をクリックします。
新規レポートを定義するには、 「新規レポート・ファイル」に新しいレポート名を入力し (xml ファイル名拡張子を含めてください)、 「作成」をクリックします。
ファイル名を入力しない場合、Rational Change により csReportX.xml という名前のレポートが作成されます。X は、Rational Change が既存のレポート名を使用してレポートを作成するたびに増加していく数字です。
入力したレポート名は、 「システム」レポートおよびフォーマット・リストに表示されます。
グループ化により、 属性値に基づいてレポートにセクションが作成されます。各グループのグラフィックを定義することもできます。
ソート順により、レポートに項目が表示される順序が決まります。
ソートは、常にグループ化の後に適用されます。グループ化の対象として選択された属性がソートのリストに表示されることはありません。
関連項目 (タスクが関連付けられている CR など) が選択設定に含まれる場合は、 関連項目を表示する関係レポートを定義します。
詳細な例については、レポート・ビルダーの例を参照してください。