使用するソフトウェアの準備

ソフトウェアをインストールした後、ローカル・アドミン・ユーザーが使用可能になり、管理インターフェースを使用できるようになります。 非アドミン・ユーザーがログオンできるようにするには、その前に、プロセス・パッケージをインストールして、権限をユーザーに割り当てる必要があります。

始める前に

Rational® Change をアップグレードしている場合は、IBM® Rational Directory Server を初期化します。詳しくは、Rational Directory Server へのデータの取り込みを参照してください。

手順

  1. Rational Change の Admin インターフェースにローカル・アドミン・ユーザーとしてログオンします。
    注: リモート・サーバーを使用している場合は、この手順は完了です。以下のステップは、リモート・サーバーには適用されません。
  2. プロセス・パッケージをインストールします。

    例えば、付属の dev_process または ECP_process パッケージを使用します。

    プロセス・パッケージのインストールについて詳しくは、変更依頼プロセスの選択およびプロセス・パッケージのインストールを参照してください。

  3. ユーザーをセットアップします。

    詳細なステップについては、ユーザー・アカウントの処理を参照してください。

    Rational Directory Server を介した OS 認証を使用する場合は、管理者はユーザーを Rational Directory Server に移行する必要があります。 これは、Rational Directory Server を使用して各ユーザーを再作成するか、ユーザーをファイルからインポートすることで、手動で行います。IBM Rational Synergy データベースに定義されたユーザーがある場合は、「ユーザー管理」 > 「ユーザー」 > 「データベース・ユーザーのエクスポート」を選択することで、それらのユーザーをファイルにエクスポートできます。 次に、このファイルを Rational Directory Server にインポートすることができます。

  4. 「システム管理」 > 「一般」で、「E メールの送信」セクションの「SMTP サーバー」および「送信元アドレス」を設定することで、トリガーおよびサブスクリプション機能用の E メールをセットアップします。
  5. UNIX の場合のみ、管理者によって /usr/lib/sendmail がブロックされていないことを確認し、SMTP サーバー構成を検証します。
    1. root としてログインします。
    2. 以下のコマンドのいずれかを実行して、sendmail デーモンをシャットダウンします。

      /etc/init.d/sendmail stop

      または

      svcadm disable svc:/network/smtp:sendmail

    3. /etc/mail/submit.cf で、D{MTAHost}[127.0.0.1] を見つけます。
    4. 127.0.0.1 を SMTP サーバーの IP アドレスに変更します。
    5. 以下のコマンドのいずれかを実行して、sendmail デーモンを開始します。

      /etc/init.d/sendmail start

      または

      svcadm enable svc:/network/smtp:sendmail


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