パッケージ・テンプレートの作成

パッケージ・テンプレートは、プロセス・パッケージへの追加が可能なファイル (デフォルト構成ファイルやイメージ・ファイルなど) が格納されている骨組みのディレクトリーです。ただし、パッケージ・テンプレートはプロセス XML ファイルを格納できません。

このタスクについて

プロセス・パッケージを作成すると、テンプレート構成ファイル内の値は生成された構成ファイルとマージされます。たとえば、出荷された dev_process パッケージ・ファイルには、dev_template.cfg 構成ファイルと dev_process.gif イメージ・ファイルを含む dev_template パッケージ・テンプレート・ディレクトリーがあります。

パッケージ・テンプレートに含まれている XML レポート定義は、プロセス・パッケージが作成されるときにプロセス・パッケージ内にマージされます。

プロセス・パッケージに、XML レポート定義を含む cs_reports ディレクトリーが含まれている場合、これらのレポート定義は、対応するレポート・パッケージが存在しない場合に、これらのレポート・パッケージを作成して自動的にインストールするために使用されます。 対応するレポート・パッケージが存在する場合、レポート・パッケージはインストール済みかどうかにかかわらず無視されます。

プロセスと一緒に使用するレポートのセットを定義し、プロセス・パッケージをインストールするときにそのレポートがインストールされるようにすることができます。このプロセスは、各レポートを手動でインストールするよりも素早く実行できます。

手順

パッケージ・テンプレートを作成するには、以下のようにします。

  1. 以下のディレクトリーの内部にディレクトリーを作成します。

    CHANGE_APP_HOME/WEB-INF/package_templates

  2. 新しく作成されるディレクトリー内に、インストール領域に対応する有効なディレクトリー構造を作成します。次に、このディレクトリー構造に、プロセス・パッケージとマージするファイルが格納されているようにします。

    パッケージ・テンプレート構成ファイル名はパッケージ・テンプレート名と一致する必要があります。


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