Windows での本ソフトウェアのインストール

ソフトウェアは、Jetty、IBM® WebSphere® Application Server、IBM WebSphere Application Server Community Edition、または Tomcat で実行するためにインストールできます。Windows で本ソフトウェアをインストールするには、以下のステップに従います。

始める前に

  • 本ソフトウェアのインストールの概要をお読みください。
  • 必要なライセンスを取得します。
  • ワークシートを印刷して、すべての可能な項目について情報を文書化します。
  • デフォルトでは、Rational Change は英語でインストールされます。ソフトウェアを英語以外の言語でインストールする場合は、以下を実行します。
    • IBM Fix Central から、使用可能な言語パッケージ (.zip ファイル) の 1 つをダウンロードします。
    • ファイルを change¥windows ディレクトリーにコピーします。
    • システム・ロケールが、言語パッケージのインストールをサポートするよう設定されていることを確認します。 システム・ロケールが設定されていない場合、ダイアログ・ボックスには正しい文字が表示されない可能性があります。
  • WebSphere Application Server、WebSphere Application Server Community Edition、および Tomcat の場合は、Web サーバーと Rational Change は、同じユーザーがインストールする必要があります。
  • Windows 2008 ユーザー: WebSphere Application Server Community Edition に Rational Change をインストールする場合、その両方を Windows システム管理者としてインストールする必要があります。Administrators グループに属しているユーザーでインストールしてはなりません。

手順

  1. 管理権限を持つユーザーとしてログオンします。
  2. IBM Rational Change サーバーのインストール・コマンドを実行します。

    コマンド行モードでインストール・コマンドを実行する場合は、JRE 1.6 がシステム・パスに含まれている必要があります。コマンド・プロンプトで java -version と入力します。期待される戻り値は java version "1.6.xxx" です。 Rational Synergy に付属の JRE を使用してください。

    GUI モードでインストールを開始するには、change¥windows ディレクトリーにある setup.exe プログラムをダブルクリックします。

    コマンド行モードでインストールを開始するには、change¥windows ディレクトリーから以下のコマンドを実行します。

    > %CCM_HOME%¥jre¥bin¥java -jar csinst.jar -nogui

    スクリプトで値の入力を要求するプロンプトが出された場合は、GUI での手順で示されている値を入力します。

    注: 警告を受け取った場合、ご使用のシステムは、サーバー要件を満たしていない可能性があります。警告のその他の理由としては、インストール・プログラムで JRE が検出されなかったことや、ディスク・スペースが不十分であったことが挙げられます。詳しくは、IBM Rational ソフトウェア・サポートにお問い合わせください。
  3. オプションとして、「セットアップ言語の選択」ダイアログ・ボックスで、英語以外の言語を選択します。

    言語パッケージを change¥windows ディレクトリーにコピーしてあることを確認してください。

  4. ウェルカム」ダイアログ・ボックスの次の「ソフトウェアのご使用条件」ダイアログ・ボックスで、ご使用条件の情報を読んでから、「同意する」をクリックします。
  5. Install Info - インストール設定の選択」ダイアログ・ボックスで、該当するインストール対象アプリケーションを選択してから、「次へ」をクリックします。
  6. Change Info - サーバー・タイプ」ダイアログ・ボックスで、該当するサーバー・タイプを選択してから、「次へ」をクリックします。

    「補足説明」をクリックしてサーバー・タイプの詳細情報を確認するか、インストールの注意点を参照してください。

  7. Web Server Info - Web サーバーの選択」ダイアログ・ボックスで、Web サーバーを選択してから、「次へ」をクリックします。
    • Jetty の場合、デフォルトを受け入れます。
    • WebSphere Application Server、WebSphere Application Server Community Edition、または Tomcat の場合、既存 Web サーバーのインストール済み環境の場所を入力します。
  8. Web Server Info - ポートとコンテキスト」ダイアログ・ボックスで、以下のようにします。
    1. デフォルトを受け入れるか、Rational Change サーバー用の未使用のポート番号を入力します。
    2. Rational Change の固有のコンテキスト・パスを入力します。
    3. ヘルプの固有のコンテキスト・パスを入力します。

      Install Info - インストール設定の選択」ダイアログ・ボックスで選択したオプションに応じて、このパスは必須である場合もあれば、必須ではない場合もあります。

    4. 次へ」をクリックします。

    ポート番号、コンテキスト・パス、およびヘルプ・パスを変更した場合は、ワークシートの項目 5、6、および 7 を更新してください。

  9. WebSphere Application Server の場合のみ、「WebSphere プロファイル」ダイアログ・ボックスで、Rational Change をインストールする WebSphere プロファイル (ワークシートの項目 8) を選択します。続いて、「次へ」をクリックします。

    製品を実行するには、少なくとも 1 つのプロファイルが存在しなければなりません。

  10. WebSphere Application Server および WebSphere Application Server Community Edition の場合のみ、「Web Server Info - アドミン・ユーザー」ダイアログ・ボックスで、WebSphere サーバーのアドミン ID (ワークシートの項目 9) およびパスワードを入力してから、「次へ」をクリックします。
  11. WebSphere Application Server の場合のみ、「WebSphere サーバー・インスタンス」ダイアログ・ボックスで、WebSphere サーバー (ワークシートの項目 10) を選択します。
  12. Change Info - インストール・ディレクトリーの設定」ダイアログ・ボックスで、デフォルト・パスを受け入れるか、該当するインストール・パスを入力してから、「次へ」をクリックします。

    インストール・ディレクトリーを変更した場合は、ワークシートの項目 1 を更新してください。

  13. Change Info - ローカル・アドミン・ユーザー」ダイアログ・ボックスで、ユーザー名とパスワード (ワークシートの項目 2) を入力してから、「次へ」をクリックします。

    以前のリリースの ChangeAdmin ユーザーを置き換えるローカル・アドミン・ユーザーは、インストール時に定義される特殊な Rational Change ユーザー・アカウントです。 通常のユーザー・アカウントとは異なり、ローカル・アドミン・ユーザーは、IBM Rational Directory Server ではなく、Rational Change によって直接認証されます。 このユーザー・アカウントは、特定のバックグラウンド・アクティビティーを実行するためにも使用されます。

  14. ホスト名の設定」ダイアログ・ボックスで、デフォルトを受け入れるか、Rational Synergy セッションを実行するマシンの名前 (Windows マシンでなければならない) を入力します。続いて、「次へ」をクリックします。

    ホスト名を変更した場合は、ワークシートの項目 3 を更新してください。後からさらにセッション・ホストを追加できます。

  15. Change Info - ライセンス情報」ダイアログ・ボックスで、該当するオプション (ワークシートの項目 4) を選択してから、「次へ」をクリックします。

    後からライセンス情報を指定する場合は、license_data.txt ファイルのライセンス・データを編集するように指示されます。 具体的な詳細については、ステップ 22 を参照してください。

  16. Synergy Info - パスの設定」ダイアログ・ボックスで、デフォルトを受け入れるか、Rational Synergy インストール済み環境へのパス (CCM_HOME、ワークシートの項目 11) を入力します。続いて、「次へ」をクリックします。

    Rational Synergy インストール済み環境へのパスを変更した場合は、ワークシートを更新してください。

    インストール・パスに関する警告を受け取った場合は、既存の CCM_HOME インストール済み環境が、Rational Synergy の必須リリースではない可能性があります。 「いいえ」をクリックして CCM_HOME への別のパスを指定するか、「はい」をクリックして、指定したパスをそのまま使用してインストールを続行します。

  17. Synergy Info - データベースの設定」ダイアログ・ボックスで、データベースへの UNC パスを入力してから、「次へ」をクリックします。
    • スタンドアロン・サーバー: Rational Synergy データベースへの UNC パスを入力します。
    • セントラル・サーバー: DCM 初期化済み Rational Synergy セントラル CR データベースへの UNC パスを入力します。
    • リモート・サーバー: DCM 初期化済み Rational Synergy 開発データベースへの UNC パスを入力します。

      データベース・パスを変更した場合は、ワークシートの項目 12 を更新します。後からさらにデータベースを追加できます。

    警告を受け取った場合は、既存のデータベースが必須リリース用ではないか、または指定したパスが正しくないか可視ではない可能性があります。 「いいえ」をクリックして database_path への別のパスを指定するか、「はい」をクリックして、指定したパスをそのまま使用してインストールを続行します。

    注: UNIX パスを入力すると、警告メッセージが出されます。 インストレーションの完了後の追加説明については、UNIX Rational Synergy データベースを使用する Windows でのインストールを参照してください。
  18. Synergy Info - セッション・ユーザーの設定」ダイアログ・ボックスで、セッション・ユーザーの名前およびパスワード (ワークシートの項目 13) を入力してから、「次へ」をクリックします。

    ユーザー名はオペレーティング・システムで定義されている必要があり、Rational Synergy データベース内のユーザーでなければなりません。

  19. Help Info - ヘルプ・サーバ URL」ダイアログ・ボックスで、該当するオプションを選択してから、「次へ」をクリックします。
  20. ファイルのコピーの開始」ダイアログ・ボックスで、「インストール」をクリックします。

    Rational Change ファイルはインストール・ディレクトリーにコピーされます。 ファイルのコピー時には、状況画面にインストールの進行状況が表示されます。

  21. インストール・ウィザードの終了」ダイアログ・ボックスで、「完了」をクリックしてインストール・プロセスを終了します。
  22. Change Info - ライセンス情報」ダイアログ・ボックスで、後からライセンス情報を指定することを選択した場合、Rational Change にログオンするには、その前にその情報を指定する必要があります。 該当ディレクトリー (CHANGE_APP_HOME¥WEB-INF¥wsconfig など) にある license_data.txt ファイルを編集します。

次のタスク

これで、インストール済み環境を検証する準備ができました。

注: Windows 2008 ユーザー:

Tomcat および Rational Change をインストールした後、Rational Change インストール・フォルダーに関して、Rational Change をインストールしたユーザーに対してフル権限を付与する必要があります。

Rational Change を WebSphere Application Server Community Edition にインストールした場合、「管理者として実行」オプションを使用して、WebSphere Application Server Community Edition を開始する必要があります。


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