IBM® Rational® Publishing Engine 1.1 では、Rational Change OSLC-CM 1.0 API を REST データ・ソースとして追加することで、Rational Change の CR に関するレポートを作成できます。新規データ・ソースの追加方法について詳しくは、Rational Publishing Engine の資料を参照してください。このトピックでは、RESTful Web サービスの使用に対応しているその他のツールと、Rational Change を組み合わせて使用する場合に役立つ詳細情報を示します。既存の Rational Change CR クエリーまたはレポートを使用するには、以下の手順を実行します。
手順
- 既存の Rational Change CR クエリーまたはレポートを使用するには、既存のクエリーとレポートを使用します。
- queries サービスまたは reports サービスのいずれかの URL を特定するには、サービスのディスカバーの手順に従ってください。
- Internet Explorer 7、Firefox 3、またはそれ以降のブラウザー・ウィンドウにその URL を入力して、クエリーまたはレポートを参照します。
- 目的のクエリーまたはレポートを探して、URL をコピーします。
トレンド分析レポートなど、追加のユーザー入力が必要なレポートは使用できません。Internet Explorer 6 を使用している場合、ダウンロードした文書には最上位フォルダーの URL が記載されています。ブラウザー・ウィンドウにその URL を入力して、それらのフォルダーの内容を確認します。目的のクエリーまたはレポートの URL が見つかるまで、このプロセスを繰り返します。
- 必要に応じ、oslc_cm.properties パラメーターを渡すことで、URL から返される正確な属性をカスタマイズできます (API 仕様参照)。Rational Publishing Engine では、このステップが必要になることは通常ありません。この製品では、必要な属性が文書仕様に基づいて自動的に要求されます。
- Rational Publishing Engine で文書仕様を作成するときは、コピーした URL を REST データ・ソースの URI として使用します。また、必ずクエリーまたはレポートを実行するユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。
- スキーマを取得します。
Rational Publishing Engine Document Studio で文書を設計する場合は、クエリーまたはレポートから返される CR について記述したデータ・ソース・スキーマが必要です。スキーマを取得するには、クエリーまたはレポートと同じ URL を使用しますが、この URL の後ろに以下の行を追加します。
?metadata=schema
例:
.../reports/personal/Assigned%20CRs?metadata=schema
URL に OSLC-CM クエリーを直接埋め込む場合は、simpleQuery サービスから返される CR で metadata=schema パラメーターを使用することもできます。Rational Publishing Engine でスキーマを参照する場合、CR 要素は feed/entry/content/ChangeRequest にあります。