IBM® Rational® Change は、同じインストール済み環境での複数のデータベースをサポートしています。
ただし、UNIX データベースを 1 つでも使用してプログラムを実行する場合は、すべてのインストール・データベースを UNIX データベースにする必要があります。
異なるプラットフォームでデータベースを実行できますが、それを行うには、データベースはリモート・サーバーを経由する必要があります。
始める前に
Rational Synergy 7.2 以降のメイン・サーバーが UNIX にインストールされており、データベースがアンパックされていることを確認してください。
Rational Synergy が UNIX サーバーにインストールされていて、作動可能でなければなりません。
詳しくは、IBM Rational Synergy インフォメーション・センターの『インストール』を参照してください。
注: Rational Change 5.3 以降の場合は、新しい方法でサーバーを構成することができますが、この構成でも同じ結果が得られます。
手順
UNIX Rational Synergy データベースを使用する Windows にインストールするには、以下のようにします。
- 以下のように、UNIX サーバーで ESD を開始します。
$CCM_HOME/bin/ccm_esd
hostname:port というフォーマットを使用して、ESD アドレスを $CCM_HOME/etc/esd.adr で設定する必要が生じる場合があります。
ESD について詳しくは、Rational Synergy インフォメーション・センターの『エンジン始動デーモン (esd) の開始と停止』トピックを参照してください。
- Rational Synergy 7.2 以降の Compact Client を Windows にインストールします。
インストール時に UNIX ルーターを入力します。
または、インストール後に %CCM_HOME%¥etc¥_router.adr を編集します。
- Rational Change 5.3 または 5.3.1 を Windows にインストールします。
インストール時に、Rational Synergy セッションを実行するための UNIX ホストを入力して、Windows Rational Synergy インストールを使用し、UNIX データベース・パスを入力します。
- ESD を使用して UI プロセスを開始するように Rational Change に指示します。
- CHANGE_APP_HOME¥WEB-INF¥wsconfig¥pt.cfg を編集します。
- ENGINE_DAEMON = true: を設定します。
[CCM_SYSTEM][ENGINE_DAEMON]true[/ENGINE_DAEMON][/CCM_SYSTEM]
通常、エンジン・プロセスは UI プロセスによって開始されます。
代わりに ESD を使用して開始するには、~session_user/.ccm.ini を編集し、engine_daemon = TRUE を設定します。
- Rational Change を再始動して、pt.cfg ファイルに対して行った変更を適用します。
- UNIX ホストで以下のコマンドを実行して、UI プロセスおよびエンジン・プロセスが UNIX ホストで正常に開始したことを確認します。
ccm monitor -user session_user