セントラル変更依頼データベースの選択

セントラル・サーバーでは、すべての変更依頼 (CR) は、単一のセントラル CR データベースに保持されます。 データベースを切り替えることなく、CR について表示、修正、およびレポートできます。 このデータベースは CR 専用です。 タスクおよびオブジェクトは別個の開発データベースに保持されます。 任意の開発データベース内のタスクにセントラル CR データベース内の CR を関連付けることができます。
重要: セントラル CR データベースはインストール・プロセス中に選択し、後から変更することはできません。

IBM® Rational® Change をインストールする前に、セントラル CR データベースを選択します。次の 2 つのオプションがあります。

  1. 新規データベースを作成します。

    空の新規データベースをアンパックし、セントラル CR データベースにします。 これにより、タスクやソース・ファイルなどの開発オブジェクトがデータベース内に存在しなくなります。 その後、CR 移行機能を使用して、すべての既存の CR をそのデータベースに移行できます。

  2. 既存のデータベースを使用します。

    構成がセントラル・データベースと同様の既存のシステム環境がある場合は、その既存の空でないデータベースをセントラル CR データベースとして指定できます。 これを行うのは、CR 専用データベースがある場合のみにしてください。 例えば、最初に、すべての CR を 1 つのデータベースに提出できます。 次に、IBM Rational Synergy Distributed (Distributed Configuration Management (DCM) とも呼ばれる) を使用して、タスクを関連付ける前にそれらの CR を他のデータベースに転送します。

    その初期データベース内にタスクやオブジェクトなど、CR およびその添付ファイル以外のものが存在する場合は、それらは、セントラル・サーバーではアクセスできなったり、破損したりする可能性があります。 既存データベースを使用する利点は、そのデータベースでほとんどの CR が既に修正可能である場合に移行がスピードアップする可能性があることです。


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