セントラル・サーバーをインストールおよびセットアップするには、以下の手順を使用します。
始める前に
セントラル・サーバーにアップグレードする前に、以下の設定になっていることを確認してください。
- データベースが DCM 初期化済みで、互いに DCM 互換である。
セントラル CR データベースおよびそれとともに使用している開発データベースはすべて、固有のデータベース ID を使用して DCM 初期化済みでなければなりません。
また、移行できるデータベースは、セントラル CR データベースに対して DCM 互換であるもののみです。
例えば、開発データベースには、同じ大/小文字設定 (LOWER または PRESERVE) が指定されている必要があります。
詳しくは、IBM® Rational® Synergy インフォメーション・センターの『Administering Rational Synergy Distributed』セクションを参照してください。
- システム・クロックが同期されている。
セントラル・サーバー以外のホストにあるリモート・サーバーから移行する場合は、2 つのホストのシステム・クロックを同期します。
手順
セントラル・サーバーをインストールおよびセットアップするには、以下のようにします。
- IBM Rational Change をインストールします。
- インストール時にプロンプトが出されたら、「セントラル・サーバー」を選択します。
- ご使用のデータベースについて、セントラル変更依頼データベースの選択で選択したセントラル CR データベースへのパスを入力します。
重要: 後からこのデータベースを変更することはできません。
- インストールで、Rational Change リモート・サーバーをインストールします。
- リモート・サーバーを使用して開発データベースのいずれかにアクセスする場合は、次のステップに進んでそれらのサーバーをこの時点で接続します。
- そうではない場合は、4 にスキップします。
- セントラル・サーバーおよびリモート・サーバーを接続します。
- 各リモート・サーバーで、Admin インターフェースにログオンします。
- 「アクション」パネルで「システム管理」リンクをクリックします。
- を選択してから、「登録」をクリックします。
- セントラル・サーバーの HTTP アドレスまたは HTTPS アドレスを入力します。
セントラル・サーバーからこのアクションを実行することもできます。
- 開発データベースを追加します。
- セントラル・サーバーにログオンします。
- 「アクション」パネルで「システム管理」リンクをクリックしてから、「サーバー」タブに移動します。
- セントラル・サーバーに対してローカルである開発データベースを追加します。各リモート・サーバーおよびそれらに対してローカルである開発データベースについて、この手順を繰り返します。
タスクの結果
これで、機能しているセントラル・サーバーがその開発データベース (およびオプションとして、リモート・サーバーの開発データベース) に接続されました。
任意の開発サーバーで新規 CR を提出したり、CR をタスクに関連付けたりすることができます。
これらの開発データベースの既存の CR を表示することはできません。そのような CR にアクセスするには、それらをセントラル CR データベースに移行します。