大企業にデータベース管理者として勤めており、そこで新しい開発データベースを作成するよう要求されました。
始める前に
Windows システムを使用している状態で、文字ドライブ直下以外のデータベース・ロケーションを指定する場合、DB2® レジストリー変数 DB2_CREATE_DB_ON_PATH を YES に設定する必要があります。
手順
データベースを作成するには、以下のステップを完了します。
- データベースを作成するためにタスク・アシストを開きます。
- 管理エクスプローラーで、データベースを作成したいインスタンスまでドリルダウンします。
- インスタンスを右クリックし、「新規データベース」をクリックします。
- 新規データベースに使用する接続プロファイル情報を選択して、「OK」をクリックします。
ヒント: インスタンスの最初のデータベースを作成する場合、以下のステップを完了してインスタンスの詳細を指定します。インスタンス詳細を指定すると、データベースを作成するためのタスク・アシストが開きます。
- 管理エクスプローラーのツールバーで、「新規」のドロップダウン・ボタンをクリックし、「新規データベース」をクリックします。「新規データベース」ウィザードが開始します。
- 「DB2 for Linux、UNIX、および Windows (DB2 for Linux, UNIX, and Windows)」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
- インスタンスの詳細を入力し、「終了」をクリックします。
- 「詳細」タブで、データベースの名前を入力します。名前として GSDBDEV と指定します。 タスク・アシストの他のすべてのフィールドはオプションで、デフォルト値が入力されています。
Windows では、ロケーションは、ドライブ名を含む有効なデータベース・パスにする必要があり、また文字ドライブだけの単純なものにすることもできます。Linux または UNIX では、ロケーションは有効なロケーションにする必要があり、インスタンス・ユーザーのホーム・ディレクトリーのような単純なものにすることもできます。
このシナリオでは、
Windows を使用している場合、
c:¥GSDB としてデータベース・パスを指定し、このデータベース・パスが既に存在しているかを確認します。
Linux を使用している場合、インスタンス・ロケーションとして /home/db2inst1/GSDB を指定します。
さらに、「デフォルトのバッファー・プールと表スペース・ページのサイズ」を「32 KB」に変更します。
- 「ストレージ・パス」タブをクリックします。 このタブが含まれている
「ストレージ方式」 タブで、
「DB2 でストレージを自動的に管理」 が選択されているかを確認し、
「「ストレージ・パスとしてこのデータベース・パスを使用します」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
- また、「ストレージ・パス」 タブで、
「ストレージ・パス」 タブの上部の他の 3 つのタブをそれぞれクリックして、ユーザー表、システム表カタログ、および一時表に対しストレージの管理方法を定義します。
このシナリオでは、自動ストレージを使用するデフォルト、および各ページの他のデフォルトを受け入れます。
- 「ロケール (Locale)」タブをクリックします。
データベース・ロケールと照合シーケンスに関するこのページのデフォルト値を受け入れます。
- 一連のタブの上部にある「コマンドのプレビュー」リンクをクリックし、「コマンド」セクションをスクロールダウンします。 以下のコマンドが生成されます。
CREATE DATABASE GSDBDEV AUTOMATIC STORAGE YES ON 'C:¥GSDB' DBPATH
ON 'C:¥GSDB' USING CODESET UTF-8 TERRITORY US
COLLATE USING System PAGESIZE 32 K ;
- 指定した設定に基づいて生成されたコマンドを確認します。コマンドを変更する場合、さかのぼってタブをクリックします。「コマンド」セクションでコマンドを再び確認します。
変更を行った後、コマンドは自動的にリフレッシュされます。
- 「実行」をクリックして、データベースを作成します。
- 「メッセージ」セクションで、コマンドの実行の進行状況をモニターし、メッセージが発行される場合はそのメッセージを確認します。
次のタスク
データベース上で、自動メンテナンス・アクティビティーをセットアップできます。
自動メンテナンス・オプションのセットアップをガイドするタスク・アシストを表示するには、
管理エクスプローラーで、新規に作成したデータベースを右クリックして、とクリックします。