データベース表から行を戻す際の基準を指定するには、SELECT ステートメントを使用します。
始める前に
SELECT ステートメントは、SELECT 文節、FROM 文節、WHERE 文節、ORDER BY 文節、GROUP BY 文節、および HAVING 文節を含む複数の文節で構成されます。
制約事項: ユーザー定義機能から派生したビューを使用して、照会を作成することはできません。
SELECT ステートメントを指定する前に、SQL クエリー・ビルダーでそのステートメントを作成しておきます。
手順
SQL クエリー・ビルダーで SELECT ステートメントを指定するには、以下のようにします。
- ステートメントに 1 つ以上の表を追加します。
- オプション: 1 つ以上の結合条件を作成します。
- オプション: 最終結果表の重複行の各集合のうち 1 つを除いてすべて除去するには、「設計」ペインで「DISTINCT」チェック・ボックスを選択します。
- ステートメント内で使用する列を指定するには、
- 「設計」ペインで「列」タブをクリックします。
- 「列」見出しの下にある最初の使用可能なセルで、ステートメントで使用する 1 つ以上の列を選択するか、1 つ以上の式を入力するか、またはその両方を実行します。
ウィザードを使用して複雑な式を作成するには、セル内の列のリストの末尾にある「式ビルダー」をクリックしてから、Enter キーを押します。
- オプション: 列または式の別名を入力します。 別名にスペースを使用することはできません。
SQL ステートメントの実行時に、別名は列または式の名前の代わりに結果表に表示されます。
- ステートメントの実行時に結果表に列または式を表示するには、その「出力」チェック・ボックスを選択します。
ステートメント内で列または式を使用するが、そのステートメントの実行時には列または式を使用しないようにするには、その「出力」チェック・ボックスをクリアします。 例えば、列に ORDER BY 文節を定義しているものの、依然として結果セット SELECT * FROM DEPT ORDER BY DEPT.NUMBER 中のすべての列を表示したい場合には、クリアすることができます。
- オプション: 結果表中の行の順序を指定するには、SELECT ステートメントに ORDER BY 文節を作成します。
- オプション: 結果表に戻すデータベース表の行を指定するには、SELECT ステートメントに条件を定義します。 条件を指定しないと、ターゲットのデータベース表のすべての行が戻されます。
- オプション: ステートメントのグループ化を定義するには、GROUP BY 文節を作成します。
- ステートメントを実行します。 出力は「SQL の結果」ビューに表示されます。