認証済みリポジトリーからサイレント・インストールすることができます。ただし、認証済みリポジトリーにアクセスするには適切な資格情報が必要です。
始める前に
認証済みリポジトリーからソフトウェア・パッケージをインストールするには、Installation Manager がインストールされている必要があります。
このタスクについて
Installation Manager は、Eclipse インフラストラクチャーを使用して、資格情報を鍵リング・ファイルというファイルに保存します。
鍵リング・ファイルの内容は暗号化されますが、鍵リング・ファイルを開くためのパスワードを指定することで、セキュリティー・レベルを強化できます。
鍵リング・ファイルに関する追加情報は、www.eclipse.org から入手できる「Eclipse workbench user's guide」を参照してください。
認証済みリポジトリーにサイレント・モードでアクセスするには、以下のステップを実行します。
手順
- Installation Manager をユーザー・インターフェース・モードで開始し、次のコマンド行パラメーターを指定します: -keyring <ファイル>
[-password <パスワード>]。例えば、installc
-keyring c:¥my_directory¥im.keyring と入力します。
- Installation Manager をウィザード・モードで使用して保護リポジトリーにアクセスすると、資格情報を入力できるウィンドウが開きます。
正しい資格情報を入力し、保存します。
「パスワードの保存 (Save password)」チェック・ボックスを選択しておく必要があります。 指定した鍵リング・ファイルに資格情報が保存されます。
- Installation Manager をサイレント・モードでインストールしたロケーションの eclipse ディレクトリーから、次のコマンド行パラメーターを指定します: -keyring <ファイル> [-password <パスワード>]。
サイレント・インストールの過程で、コマンド行で指定した鍵リング・ファイルから保護リポジトリー用の資格情報が取り出されます。
- コマンド行で、適切なコマンドを入力します。
- Windows の管理者の場合: installc.exe
--launcher.ini silent-install -input <入力ファイルのパスと名前>
-keyring <鍵リング・ファイルのパスと名前> -password <パスワード>
- Windows の非管理者の場合: userinstc.exe
--launcher.ini user-silent-install -input <入力ファイルのパスと名前> -keyring <鍵リング・ファイルのパスと名前> -password <パスワード>
- 他のプラットフォームの場合: install --launcher.ini silent-install -input <入力ファイルのパスと名前> -keyring <鍵リング・ファイルのパスと名前> -password <パスワード>