IBM Data Studio から SQL ステートメントをチューニングするための DB2 for z/OS サブシステムの構成

IBM® Data Studio から DB2® for z/OS® サブシステムに接続して、単一の SQL ステートメントをウィザードを使用してチューニングするようにサブシステムを構成することができます。

始める前に

このタスクについて

DB2 for z/OS サブシステムは Data Studio から構成できます。 構成の際は、「SQL チューニング用サブシステムの構成」ウィザードに従って、必須パッケージのバインド、EXPLAIN 表および Query Tuner 表の作成、および特権とアクセス権限のユーザーへの付与を行うことができます。これらのオブジェクトが別の形式または別のバージョンでサブシステムに存在する場合、メッセージが表示されます。メッセージの指示に従ってオブジェクトをマイグレーションしてください。

手順

Data Studio から SQL ステートメントをチューニングするために DB2 for z/OS サブシステムを構成するには、次のようにします。

  1. オプション: マイグレーション・プロセス中に EXPLAIN 表の内容と特権を保持するかどうかを指定します。 デフォルトでは、内容と特権はマイグレーション・プロセス中に保持されます。メインメニューから、「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。「設定」ウィンドウで、「データ管理」分岐を展開し、「Query Tuner」をクリックしてこれらの設定を変更します。
  2. データ・ソース・エクスプローラーで、DB2 for z/OS サブシステムのデータベース・アイコンを右クリックして、「Query Tuner」 > 「チューニング用に構成」 > 「ガイド付き構成」をクリックします。 「SQL チューニング用サブシステムの構成」ウィザードが開きます。
  3. 一部の EXPLAIN 表および Query Tuner 表の形式が正しくないことを示すメッセージが表示される場合、メッセージの指示に従って表をマイグレーションします。
  4. ウィザードの指示に従って、必須パッケージのバインド、チューニング・アドバイザーにより使用される EXPLAIN 表と他の Query Tuner 表の作成、および特権とアクセス権限のユーザーへの付与を行います。
  5. サブシステムが照会チューニング用に構成されたことを確認します。
    1. データ・ソース・エクスプローラーで、構成したデータベースを右クリックして、「Query Tuner」 > 「チューニング用に構成」 > 「拡張構成および特権管理」をクリックします。拡張構成および特権管理」ウィンドウが開きます。

      このウィンドウで、Query Tuner パッケージ、Query Tuner 表、EXPLAIN 表、および照会チューニング・フィーチャーの状況を確認できます。

    2. Query Tuner パッケージが使用可能になっていない場合、「Query Tuner」セクションで、メッセージの指示に従ってパッケージをバインドします。
    3. Query Tuner 表が使用可能になっていない場合、「Query Tuner」セクションで、メッセージの指示に従って表をマイグレーションまたは作成します。
    4. EXPLAIN 表が使用可能になっていない場合、「EXPLAIN 表」セクションで、メッセージの指示に従って EXPLAIN 表をマイグレーションまたは作成します。

タスクの結果

サブシステムを正常に構成した場合、Data Studio IDE および Data Studio スタンドアロン機能にアクセスできます。機能のリストについては、チューニング・フィーチャーを参照してください。

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