pureQuery Runtime を使用した SQL ステートメント実行のための DB2 分離レベル

DB2® データベースは、分離レベルを使用してデータへの同時アクセスを管理します。Java アプリケーションでは、分離レベルは接続時に設定されます。 複数の分離レベルを処理するため、pureQuery StaticBinder ユーティリティーは、4 つのパッケージを分離レベルごとに 1 つずつ DB2 データベース・サーバーにバインドします。実行時には、データ・ソースの一部として、またはアプリケーション内で動的に設定される分離レベルが、選択して実行するパッケージを決定します。

ターゲット・データベース上に作成されるパッケージの名前は、ルート・パッケージ名、Configure ユーティリティーによってその処理中に追加される任意の文字、それに続く実行時の接続の分離レベルによって異なる 1 つの数字 (1、2、3、または 4) によって決定されます。

実行時にサポートされる分離レベルは、DB2 データ・ソースがサポートしている 4 つの分離レベルです。
  1. 非コミット読み取り (UR)
  2. カーソル固定 (CS)
  3. 読み取り固定 (RS)
  4. 反復可能読み取り (RR)

オプション -rootPkgName を指定することによって Configure ユーティリティーを起動する場合は、ルート・パッケージ名を設定します。パッケージを特定の分離レベルでのみバインドする必要がある場合は、StaticBinder ユーティリティーを呼び出すときに -isolationLevel バインド・オプションを使用できます。バインドの実行時に -isolationLevel オプションを使用した場合、 またはバインド・オプション・ストリングで分離レベルを指定した場合には、指定した分離レベルのパッケージまたは DBRM ファイルのみが作成されます。 名前は、4 つのすべての分離レベルでパッケージまたは DBRM ファイルを作成するときに StaticBinder が使用する規則に従います。


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