チューニングの準備
照会ワークロードのチューニングを行う前に、ユーザーが適切な権限および特権を持っていること、使用するデータ・サーバー上でライセンスが活動化されていること、グローバル・デフォルト値が必要な値に設定されていること、およびその他の重要なデフォルト値が設定されていることを確認します。
分析およびチューニングに必要な権限と特権
使用する許可 ID が、照会ワークロードのチューニングを実行するための特定の権限および特権を持っている必要があります。
サブシステムの構成の検査
照会ワークロードをチューニングする前に、必要な表およびその他のオブジェクトが、ワークロード内の SQL ステートメントが実行される DB2 サブシステムに存在することを確認してください。
システム・カタログのローカル・キャッシュが最新であることの確認
ワークフロー・アシスタントが SQL ステートメントの EXPLAIN 情報を収集する場合、ワークフロー・アシスタントは、接続されたデータベースのカタログのローカル・キャッシュからその情報を収集します。したがって、カタログが変更された場合、ワークフロー・アシスタントが同じ SQL ステートメントに関して再度 EXPLAIN 情報を収集する前に、カタログのローカル・キャッシュを更新しておく必要があります。
SQL ステートメント内の未修飾オブジェクトに使用するスキーマの設定および SQL ID の設定
SQL ステートメントが未修飾オブジェクトを参照する場合、これらのオブジェクトはデフォルトのスキーマによって修飾されます。 使用するデフォルト・スキーマは、複数の場所で指定できます。
さらに、SQL ステートメントを実行する権限を持つデフォルト SQL ID を指定することもできます。
親トピック:
DB2 for z/OS で実行する照会ワークロードのチューニング
関連概念
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推奨情報の生成とそれに基づく対応
関連タスク
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照会ワークロード内のステートメントに関する EXPLAIN 情報の収集
単一 SQL ステートメントでの分析ツールおよびアドバイザーの実行
照会ワークロードへの SQL ステートメントの追加
EXPLAIN 情報の統合
照会ワークロードのモニター
照会ワークロードの環境に関する IBM サポート用の情報の収集
他のサブシステム上でのワークロード環境の再作成
関連資料
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DB2 for z/OS で実行する照会ワークロードを作成するための SQL ステートメントをキャプチャーできる場所
DB2 for z/OS で実行する照会ワークロードの作成の特殊なケース
レポートの生成
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