この演習では、以前のレッスンで作成したデータ開発プロジェクトにいくつかのアプリケーション開発の成果物を作成し保管します。SQL 照会および SQL ストアード・プロシージャーを作成し、その他の機能を簡潔に検討します。
IBM® Data Studio のデータ開発プロジェクトを使用して、ルーチン、照会、XML ファイルなどのデータベース・アプリケーション開発の成果物を作成し、保管します。
最初に、SQL 照会を作成します。
- データ・プロジェクト・エクスプローラーで、以前に作成したデータ開発プロジェクトを展開し、「SQL スクリプト」フォルダーを右クリックし、を選択します。 「新規 SQL ステートメント」ウィザードが開きます。
- SQL ステートメントの名前 (例えば、testSelect) を入力し、SQL 照会ビルダーを使用してステートメントの編集を選択して、「完了」をクリックします。 このチュートリアルでは、グラフィック SQL 照会ビルダーを使用して SQL ステートメントを作成しますが、SQL および XQuery エディターを使用して SQL ステートメントを作成することもできます。
SQL および XQuery エディターには、構文強調表示、コンテンツ・アシスト、およびテンプレート・サポートを含む多くの役立つ機能が用意されています。
- SQL 照会ビルダーで、センター・パネルを右クリックし、「表の追加」を選択します。
- 開いたウィンドウで、EMPLOYEE 表をブラウズし、「OK」をクリックします。
- SQL 照会ビルダーの下部にあるタブ付き領域を使用して、列および条件を照会に追加するか、SQL 照会ビルダーの上部にあるエディターで照会を入力します。 最終的な照会はこのようになります。
SELECT FIRSTNME, LASTNAME FROM EMPLOYEE WHERE SALARY > :SALARY
- をクリックして、照会をプロジェクトに保管し、SQL 照会ビルダーを閉じます。 SQL 照会は、データ・プロジェクト・エクスプローラーのプロジェクトに保管され、表示されます。
次に、ストアード・プロシージャーを作成します。
- プロジェクトで「ストアード・プロシージャー」フォルダーを右クリックし、を選択します。 「新規ストアード・プロシージャー」ウィザードが開きます。
- ウィザードで、ストアード・プロシージャーの名前 (例えば、mySQLPROCEDURE) を指定し、「言語」フィールドで「SQL」を選択します。
注: Java ストアード・プロシージャー、または DB2® for z/OS® をターゲットにしている場合はネイティブおよび外部 SQL ストアード・プロシージャーを作成することもできます。
- ストアード・プロシージャーのテンプレートを選択します。 DDL を含め、各テンプレートの詳細情報は「プレビュー」領域に表示されます。
このウィザードに表示する追加テンプレートは、「設定」ウィンドウのページで作成して保管できます。
- 「完了」をクリックします。
ストアード・プロシージャーが作成され、データ・プロジェクト・エクスプローラーのプロジェクトに表示されます。これで、ストアード・プロシージャーをデプロイ、実行、およびデバッグすることができます。類似のステップに従って、ユーザー定義関数を作成することもできます。
デプロイメント・グループを使用してストアード・プロシージャーおよび SQL スクリプトをデプロイする方法について詳しくは、「オンライン・ヘルプ」を参照してください。
ルーチンおよび SQL 照会に加えて、XML 成果物をデータ開発プロジェクトに保管することもできます。ウィザードおよびエディターを使用して、XML ファイルを作成および変更することができます。XML データ挿入の分解および妥当性検査に使用できるように、XML スキーマを DB2 データベースに登録することができます。
ウィザードまたはテーブル・データ・エディターを使用して、XML データを XML 列に挿入することができます。
データ開発プロジェクトを使用して、データベース操作 (SQL SELECT および DML ステートメント、XQuery 式、またはストアード・プロシージャーの呼び出し) を公開する Web サービスをクライアント・アプリケーションに作成およびデプロイすることもできます。Web サービス機能についての詳細は、「Web
サービス・オンライン・ヘルプ」を参照してください。