ご使用のアプリケーションが、2 つの異なる DB2® for z/OS® サブシステムに接続するものとします。こうした接続に対して実行する SQL ステートメントを 1 つの pureQueryXML ファイルにキャプチャーできます。ただし、両方の接続用の SQL ステートメントが含まれる DB2 パッケージを作成およびバインドすることはできません。
SQL ステートメントを静的に実行する場合には、それぞれの接続用にキャプチャー・ファイルを 1 つずつ、合わせて 2 つの異なる pureQueryXML ファイルに SQL ステートメントをキャプチャーする必要があります。ご使用のアプリケーションで、2 つの接続を作成するためにそれぞれの URL を変更します。 各 URL は以下のようになります。
jdbc:db2://sys01:500/DB2M:pdqProperties=captureMode(ON),pureQueryXml(capture_sales.pdqxml);
jdbc:db2://sys01:501/DB2Q:pdqProperties=captureMode(ON),pureQueryXml(capture_employee.pdqxml);
最初の URL は capture_sales.pdqxml ファイル内の SQL ステートメントを、2 番目の URL は capture_employee.pdqxml ファイル内の SQL ステートメントをキャプチャーするように pureQuery に指示します。 アプリケーションを実行してキャプチャー・プロセスを開始する際にこれらのファイルがまだ存在していない場合には、pureQuery によって作成されます。
同時に 2 つの pureQueryXML ファイルを作成したくない場合には、1 つの URL を変更し、1 つの pureQueryXML ファイルに SQL ステートメントをキャプチャーしてから、その後に 2 番目の URL を変更します。