WebSphere® Application Server、バージョン 6 (すべてのリリース) またはバージョン 7 (すべてのリリース) のタイプの Web サーバーの構成には、DB2® データベースを使用している場合には DRDA® 通信用に DB2 を使用可能化することが関係していますし、オプションとして JDBC プロバイダーとデータ・ソースの作成も関係します。JDBC プロバイダーとデータ・ソースを作成するようワークベンチに要求できます。
このタスクについて
pureQuery を使用する場合は、pureQuery を使用して DB2 にアクセスするよう、アプリケーション・データ・ソース JDBC プロバイダーも構成する必要があります。pureQuery をサポートしない製品もあります。
手順
WebSphere Application Server バージョン 6 またはバージョン 7 サーバーを構成するには、以下のようにします。
- DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベースをデータ・ソースとして使用し、タイプ 4 JDBC 接続を用いる場合、DB2 コマンド・ウィンドウで以下のステップを実行します。
- コマンド db2set db2comm=tcpip を入力します。
- コマンド db2 get dbm config を使用して、SVCENAME パラメーターがタイプ 4 接続に使用するポート番号に設定されていることを確認します。 SVCENAME パラメーターが正しいポート番号に設定されていない場合には、コマンド db2 update dbm config using svcename port_number を使用して設定してください。
- DB2 を停止してから再始動します。
- ご使用のユーザー ID とパスワードでデータベースに接続できることを確かめます。
- この Web サーバーで JDBC プロバイダーとデータ・ソースを手動で作成する場合には、次のステップを続行します。
- ワークベンチを使用して Web サービスのデプロイ時にこの Web サーバー上で JDBC プロバイダーとデータ・ソースを作成する場合には、これで Web サーバーの構成は終了です。次に、ワークベンチで Web サーバーを「サーバー (Servers)」ビューに追加します。Web サービスをデプロイする際、「Web サービスのデプロイ」ウィザードの「Web サーバーとのデータベース接続の登録」チェック・ボックスを選択します。
- アプリケーション・サーバーを始動します。
- 管理コンソールにログインします。
- JDBC プロバイダーを作成します。
- Linux および Windows の場合、
「管理コンソールを使用した JDBC プロバイダーの構成」( バージョン 6 または バージョン 7) を参照してください。
- z/OS の場合、「管理コンソールを使用した JDBC プロバイダーの構成」(バージョン 6 または バージョン 7) を参照してください。
- データ・ソースを作成します。
- Linux および Windows の場合、
「管理コンソールを使用したデータ・ソースの構成」( バージョン 6 または バージョン 7) を参照してください。
- z/OS の場合、「管理コンソールを使用したデータ・ソースの構成」( バージョン 6 またはバージョン 7) を参照してください。
- オプション: pureQuery を使用して DB2 にアクセスするよう、アプリケーション・データ・ソース JDBC プロバイダーを構成します。
- Linux および Windows の場合、
「Java EE 環境で pureQuery を使用するよう構成 (Configuring to use pureQuery in a Java EE environment)」(バージョン 7) を参照してください。
- z/OS の場合、「Java EE 環境で pureQuery を使用するよう構成 (Configuring to use pureQuery in a Java EE environment)」( バージョン 7) を参照してください。
- データ・ソースへの接続をテストします。