Query Tuner ワークフロー・アシスタントでは、ステートメントのアクセス・プランを図として表示できます。図には、プラン内のステップごとに、コスト見積もりとカーディナリティー見積もりが表示されます。
このタスクについて
アクセス・プラン・グラフには、照会実行の「操作の詳細」とデータ・フローの様子の両方が記述されます。アクセス・プラン・グラフのリーフ・ノードは、照会実行プランのデータ・ソースを表す、表ノード、作業ファイル・ノード、または索引ノードのいずれかです。データは下から上に流れ (グラフに表示)、アクセス・プラン・グラフ内の操作ノードによって処理されます。
手順
アクセス・プラン・グラフを生成するには、以下の手順を実行します。
- チューニングする SQL ステートメントをキャプチャーします。単一照会チューニング用の SQL ステートメントをキャプチャーできる場所を参照してください。
- キャプチャーされたステートメントのいずれかを選択して、「アドバイザーおよびツールの呼び出し」ボタンをクリックします。
「呼び出し」セクションに、「単一照会アドバイザーおよび分析ツールの実行」ページが開きます。
- SQL ステートメントが参照する未修飾オブジェクトに使用するスキーマを設定したり、(DB2 for z/OS® でステートメントを実行するときに) SQL ID を変更したりする必要がある場合、このページの SQL ステートメントの上部の「スキーマ」フィールドおよび「SQLID」フィールドで、これらの値を指定します。スキーマと SQL ID のグローバル・デフォルトの設定については、未修飾オブジェクト、SQL ID、またはその両方に使用するためのスキーマの設定を参照してください。
- 実行する項目の選択」ボタンをクリックします。
- 「アクティビティーの選択 (Select Activities)」ウィンドウで、「アクセス・プラン・グラフの表示 (Display access plan graph)」オプションを選択します。
- オプション: DB2 for Linux, UNIX, and Windows バージョン 9.7.1 以降で実行される SQL ステートメントの場合: アクセス・プランの分析のために、現行 SQL ステートメントの EXPLAIN 情報内の値の代わりに、実行時に収集された実際の値を使用することを指定します。このオプションを選択する前に、現在使用しているユーザー ID に、CREATE EVENT MONITOR name FOR ACTIVITIES コマンドを実行する特権があることを確認してください。
DBADM、SQLADM、および WLMADM の各権限にはその特権があります。
- 「OK」をクリックします。
次のタスク
Query Tuner ワークフロー・アシスタントの「確認」セクションが開きます。
「アクティビティーの選択 (Select Activities)」ウィンドウで追加オプションを選択したために「アクセス・プランの確認」ページが開かない場合は、「確認」セクションの左側にある「アクセス・プラン・グラフを開く」をクリックします。
このページのヘルプを参照するには、ページ上部の
ボタンをクリックしてください。または、F1 キーを押してください。
アクセス・プラン・グラフの読み取りおよび解釈について詳しくは、Optim™ Query Tuner による SQL のチューニング 第 1 部: アクセス・パスについてを参照してください。