pureQuery API の使用法
以下のセクションでは、pureQuery API の使用方法を説明します。
システムがハードウェア要件およびソフトウェア要件を満たした状態にしてください。
InfoSphere® Optim™ pureQuery Runtime のシステム要件
を参照してください。
インライン・メソッドの概要
インライン・プログラミング・スタイルを使用する場合、SQL 照会、UPDATE ステートメント、または CALL ステートメントをアプリケーション内にインラインでコーディングすることができます。 メソッドの呼び出しでは、SQL ステートメントはパラメーターとして示されます。
データ・アクセス・オブジェクト (DAO) インターフェースとアノテーション付きメソッドの概要
アノテーション付きメソッドを作成する場合、独自のインターフェースで定義しているメソッドのアノテーションで、SQL 照会、update ステートメント、または CALL ステートメントをコーディングすることができます。 データ・アクセス・オブジェクト (DAO) インターフェースは、アノテーション付きメソッドを使用して定義することができます。
pureQuery Runtime での Bean の使用
pureQuery メソッドは、入力パラメーターと、非構造化タイプとして定義された戻り値 (
Integer
および
Float
オブジェクトなどのプリミティブ・ラッパー・オブジェクト、
Map
オブジェクト) を処理できますが、Bean を使用してリレーショナル・データを Java オブジェクトにマップするのが最善です。
データベースに対する SQL ステートメントの実行
インライン・メソッドまたはアノテーション付きメソッドを使用して、SQL 照会、データ定義言語 (DDL) ステートメント、およびデータ操作言語 (DML) ステートメントをデータベースに対して実行することができます。さらに、対応するストアード・プロシージャーがデプロイされるデータベースに対して、SQL CALL ステートメントを実行することもできます。
pureQuery でメモリー内 Java コレクションを照会するための SQL の使用
アノテーション付きメソッドまたはインライン・メソッドを使用して、配列、java.lang.Iterable を実装するクラス、java.util.Iterator を実装するクラスなどの、メモリー内 Java コレクションを照会することができます。
アノテーション付きメソッドとインライン・プログラミング・スタイルに共通のフィーチャー
インライン・メソッドでプログラミングするか、アノテーション付きメソッドでプログラミングするかにかかわりなく、いくつかの pureQuery フィーチャーを利用することができます。
インライン・メソッドを使用するアプリケーションでの SQL ステートメントのオーバーライド
アプリケーションでインライン・メソッドを使用する場合、それらのメソッドの SQL ステートメントを、実行時に類似の SQL ステートメントで置き換えることができます。
照会結果内の未確定列のマッピング
結合または和集合を生成する SQL 照会内、または算出列が含まれる SQL 照会内で AS 節を使用しない場合、照会結果には非ユニーク名を持つ列、または名前のない列が含まれる場合があります。pureQuery は、照会結果を含める Bean 内のプロパティーにそのような列をマップすることはできません。こうした列は、特定の
set()
メソッドによって手動でマップできます。
生成インプリメンテーション・クラスからのユーザー定義クラスの拡張
pureQuery ジェネレーターが生成するインプリメンテーション・クラスによって拡張されるクラスを作成できます。
pureQuery Generator ユーティリティーと共に XML 構成ファイルを使用する
アノテーション付きメソッドを定義するインターフェースのインプリメンテーション・クラスを生成する場合は、それらのメソッドが使用する SQL ステートメントを指定またはオーバーライドする XML ファイルを使用できます。 さらに、同じ XML ファイルを使用して、表やビューなどのデータベース・オブジェクト内の列が、Bean のプロパティーにマップする方法をオーバーライドすることもできます。
pureQuery Javadoc
Javadoc には、pureQuery のクラスおよびインターフェースに関する情報が記載されています。
関連概念
:
pureQuery API によるアプリケーションの開発
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