IBM Optim pureQuery for Linux, UNIX, Windows バージョン 2.2 および 2.2.0.1

インストール・ガイド


ご注意

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。

本書は、IBM Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows バージョン 2.2 および 2.2.0.1、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

Copyright International Business Machines Corporation 2009.

目次

Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows バージョン 2.2 および 2.2.0.1 のインストール
インストールの計画
インストールのシナリオ
電子イメージの解凍と確認
インストール・タスク
DVD からのバージョン 2.2 のインストール
ワークステーション上の電子イメージからのインストール
共有ドライブ上の電子イメージからのインストール
インストールの確認
サイレント・インストールの実行
応答ファイルの作成
サイレント・インストール
ポストインストール・タスク
ソフトウェアのアンインストール
サポート・サイト
特記事項
商標

Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows バージョン 2.2 および 2.2.0.1 のインストール

このトピックには、Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows バージョン 2.2 および 2.2.0.1 をインストールおよびアンインストールするための指示が記載されています。

本製品をインストールするためのソフトウェア要件およびハードウェア要件については、必要なユーザー特権と同様、「http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=4015&uid=swg27015891」を参照してください。

インストールの計画

製品フィーチャーのインストールまたは更新を開始する前に、このセクションのすべてのトピックをお読みください。 効果的な計画やインストール・プロセスの重要な側面を理解しておくことは、インストールを成功させる上で役に立ちます。

インストールのシナリオ

Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows をインストールするときに使用できるシナリオがいくつかあります。

インストールのシナリオは、次の要素によって決まる場合があります。

以下は、使用できる標準的なインストールのシナリオです。

電子イメージの解凍と確認

ダウンロードした圧縮ファイルからインストール・ファイルを解凍する際、圧縮ファイルを一時ディレクトリーにコピーし、解凍ツールを使用して圧縮ファイルを解凍します。

  1. ファイルの解凍準備を行います。
    1. 『インストール要件』のセクションで説明されている要件をシステムが満たしていることを確認します。
    2. 環境変数 TEMP が示しているディレクトリーに、少なくとも 140 MB の空きがあることを確認します。
    3. ユーザー ID が製品のインストールに必要なアクセス権を満たしていることを確認します。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=4015&uid=swg27015891 を参照してください。
    4. Passport Advantage®からイメージをダウンロードする必要がある場合は、http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=4015&uid=swg27016925 を参照してください。
  2. 圧縮ファイルのすべての内容を一時ディレクトリーに解凍します。 圧縮ファイルを解凍するときは、そのディレクトリー構造を保持してください。
  3. 公開された MD5 値とダウンロードしたファイルのチェックサムを比較して、ダウンロードしたファイルが破損していないか、または不完全でないか確認します。

タスクの結果

圧縮ファイルの解凍がすべて終了すると、内容を解凍したディレクトリーに次の名前のサブディレクトリーが作成されます。

バージョン 2.2:

バージョン 2.2.0.1:

インストール・タスク

以下のセクションでは、Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows のインストールに使用する可能性のある一般的なシナリオについて説明します。

このタスクについて

詳しい指示については、メイン・ステップのリンクからアクセスすることができます。 インストール・ウィザードによって、インストール・ディレクトリーにログ・ファイルが生成されます。 ファイルには、installation_dir/logs/IBM_Optim_pureQuery_Runtime_install.log という名前が付けられます。 AIX®、Linux®、HP-UX、および Solaris システムの場合、ファイルがインストールされると、そのすべてに 755 というデフォルトの許可が付与されます。

DVD からのバージョン 2.2 のインストール

このタスクについて

DVD で入手可能なのはバージョン 2.2 のみです。

このバージョンを製品 DVD から インストールするには、次のようにします。

  1. プラットフォームに対応する Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows DVD を ドライブに挿入します。 Linux の場合: DVD ドライブがマウントされていることを確認してください。

    コンピューターで自動実行が有効になっている場合、Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows インストール・ウィザードが開きます。

  2. 自動実行が有効になっていないシステムの場合、プラットフォームに固有のディレクトリーを 参照し、そのディレクトリー内の以下の .exe ファイルまたは .bin ファイルを 実行します。
  3. インストール・ウィザードの指示に従い、インストールを完了します。

ワークステーション上の電子イメージからのインストール

このタスクについて

電子インストール・イメージからインストールを行うには、次のようにします。

  1. IBM パスポート・アドバンテージからダウンロードする必要のあるファイルと、解凍するインストール・イメージの両方を保管するための十分なスペースがワークステーションにあることを確認します。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=4015&uid=swg27015891 でシステム要件を確認してください。
  2. Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows の必要な製品イメージを IBM パスポート・アドバンテージから 一時ディレクトリーにダウンロードします。製品イメージをダウンロードするには、http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=4015&uid=swg27016925 を参照してください。 オペレーティング・システム用のイメージを選択します。

    バージョン 2.2:

    バージョン 2.2.0.1:

  3. ダウンロードしたファイルからインストール・イメージを解凍し、インストール・イメージがすべて揃っていることを確認します。 電子イメージの解凍と確認を参照してください。
  4. ワークステーションのプラットフォームに固有のディレクトリーを参照し、そのディレクトリー内の以下の .exe または .bin ファイルを実行します。
  5. インストール・ウィザードの指示に従い、インストールを完了します。

共有ドライブ上の電子イメージからのインストール

このタスクについて

以下のステップは、単一の場所から社内のユーザーが Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows のインストール・ファイルにアクセスできるように共有ドライブ上の電子イメージからインストールを行う方法について示しています。 これらのステップは、共有ドライブにインストール・イメージを置くユーザーによって 実行されます。

共有ドライブ上の電子イメージからインストールを行うには、次のようにします。

  1. IBM パスポート・アドバンテージからダウンロードする必要のあるファイルと、解凍するインストール・イメージの両方を保管するための十分なディスク・スペースが共有ドライブにあることを確認します。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=4015&uid=swg27015891 でシステム要件を確認してください。
  2. 必要な製品イメージを IBM パスポート・アドバンテージから共有ドライブ上の一時ディレクトリーにダウンロードします。製品イメージを ダウンロードするには、http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=4015&uid=swg27016925 を参照してください。
  3. ダウンロードしたファイルからインストール・イメージを解凍して共有ドライブ上のアクセス可能ディレクトリーに置き、インストール・イメージが完全なものであることを確認します。 詳しくは、電子イメージの解凍と確認を参照してください。
  4. ワークステーションのプラットフォームに固有のディレクトリーを参照し、そのディレクトリー内の以下の .exe または .bin ファイルを実行します。
  5. インストール・ウィザードの指示に従い、インストールを完了します。

インストールの確認

インストール・プロセスが完了した後、メッセージによってプロセスの成功が確認されます。 ログ・ファイルを開き、製品のインストールを確認することができます。

このタスクについて

インストールを確認するには、次のようにします。

  1. 「完了」をクリックする前に、インストールを確認します。
  2. installation_directory/logs ディレクトリーのログ・ファイル IBM_Optim_pureQuery_Runtime_install.log を表示します。

サイレント・インストールの実行

Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows をサイレント・インストール・モードでインストールすることができます。

サイレント・モードでインストールする場合、インストール・ウィザードは使用できません。 代わりに、応答ファイルがインストールで使用され、製品パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。 サイレント・インストールでは 2 つのタスクが必要です。

応答ファイルの作成

サイレント・インストールを行うための応答ファイルを作成します。

このタスクについて

サイレント・インストール用にインストール・ステップを記録するには、次のステップを実行します。

  1. ダウンロードしたファイルからインストール・イメージを解凍し、インストール・イメージがすべて揃っていることを確認します。 電子イメージの解凍と確認を参照してください。
  2. -r オプションを使用した次のコマンドを入力し、応答ファイルを作成します。 重要: response_file に値を指定しない場合、応答ファイルは installer.properties として、.exe. または .bin ファイルと同じディレクトリーに作成されます。 .exe または .bin ファイルを DVD から実行する場合、場所を指定する必要があります。

    installer_name -r (response_file)

    ここで、installer_name は オペレーティング・システムに応じたインストーラー名で、response_file はインストール手順を 記録するファイルの絶対パスと名前です。応答ファイルの指定は、DVD からサイレント・インストールを実行している場合にのみ必要です。

    例えば、IBM_OPQRT_V2_2_Windows -r c:¥temp¥myresponsefile のように入力します。

  3. インストール・ウィザードのスクリーン内の指示に従い、「インストール前の要約」ページに達したところで停止します。
  4. 「キャンセル」をクリックします。 応答ファイルが作成され、コマンドによって指定された場所に置かれます。

リファレンス: サンプル応答ファイル

応答ファイルを使用すると、サイレント・インストール設定、リポジトリーのロケーション、 インストール用プロファイルなどの事前定義情報を指定できます。 応答ファイルは、インストール・パッケージのサイレント・インストールを行ったり、インストール・パッケージの場所や設定の標準化を行うチームおよび会社にとって有益です。

サンプル応答ファイル

# Thur Nov 13 16:07:41 PST 2008
# Replay feature output
# ---------------------
# This file was built by the Replay feature of InstallAnywhere.
# It contains variables that were set by Panels or Consoles.



#Choose Install Directory
#------------------------
USER_INSTALL_DIR=C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥Optim pureQuery Runtime 

サイレント・インストール

コマンド行からサイレント・インストールを行います。

始める前に

開始する前に応答ファイルを 作成する必要があります。

このタスクについて

サイレント・モードでインストールを行うには、次のようにします。

  1. コマンド行で、システムでインストール・ウィザードを起動する .exe または .bin ファイルを含むディレクトリーに移動します。
  2. -i silent -f オプションを使用した次のコマンドを入力し、サイレント・インストールを行います。

    installer_name -i silent -f response_file
    installer_name

    は オペレーティング・システムに応じたインストーラー名で、response_file は インストール手順が記録されたファイルの名前です。 ファイル名を指定しなかった場合、デフォルトは installer.properties です。 response_file はインストール手順が 記録されたファイルの名前で、operating_system はオペレーティング・システムです。

    例えば、IBM_OPQRT_V2_2_Windows -i silent -f installer.properties のように入力します。

  3. インストールが完了した後、インストール・ディレクトリーにログ・ファイルが作成されます。 このファイルを使用してサイレント・インストールの結果を確認できます。インストール・ディレクトリーで、ファイル IBM_Optim_pureQuery_Runtime_install.log を開き、「要約」(Summary)」セクションまでスクロールダウンします。

ポストインストール・タスク

製品をインストールした後、いくつかのタスクを実行して、インストールを構成し、確認します。

このタスクについて

以下の情報を確認し、必要に応じてポストインストール・ステップを実行します。

ソフトウェアのアンインストール

Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows をアンインストールするには、以下のコマンドを使用します。

このタスクについて

サポート・サイト

Optim pureQuery Runtime for Linux, UNIX, and Windows 製品情報:
http://www.ibm.com/software/data/optim/purequery/
Optim 製品のサポート:
http://www.ibm.com/software/data/optim/support/

特記事項

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