データ・プライバシーの保護のためのマスク済みテスト・データの生成

データのマスキングは、非実動環境でのデータ・プライバシーの確保のために使用します。その目的には、ソフトウェア開発およびテスト、ソフトウェア・ユーザー研修、またはデータ・マイニングおよび調査などがあります。 この製品と IBM® Optim™ 製品を併用して、企業テスト・データをマスクできます。
標準的なシナリオでは、次のステップを実行して、物理データ・モデルからマスク済みテスト・データを生成します。
ヒント: データ・ソース・エクスプローラーでデータ・オブジェクトをコピーしているときに、マスク済みテスト・データを生成することもできます。
  1. 種別、プライバシー・ポリシー、およびマスキング・アルゴリズムなどのデータ・プライバシー情報を使用して、アトミック・ドメイン・モデル・オブジェクトに注釈を付けます
  2. 物理データ・モデル作成時に、列に対して注釈付きドメイン・データ・タイプを指定します
  3. マスキング用にエクスポートする表および関係が組み込まれた物理データ・モデルのダイアグラムを作成します
  4. 注釈付き物理データ・モデルを Optim 交換ファイルにエクスポートします。
  5. IBM Optim 製品で Optim 交換ファイルを開き、このファイルを使用してソース・データベースからマスク済みテスト・データを生成するスクリプトを作成し、そのデータをターゲット・データベースに挿入します。
  6. ご使用の製品がデータ・モデル・レポートをサポートする場合、データ・プライバシーの準拠性を示すレポートを生成します
関連タスク
IBM Optim への物理データ・モデルのエクスポート
関連情報
ドメイン・モデル・オブジェクトのプロパティー
「プロパティー」ビューにおけるドメイン・モデル・オブジェクトのプロパティーの変更
ドメイン・モデル
モデル情報レポートの生成

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