データベース・モジュールに含まれているルーチンのデバッグ、編集、および実行

データベース・モジュールにデプロイされているルーチンのデバッグを実行できます。 必要に応じて、ルーチンを編集してから、更新後のルーチンをデプロイして実行することができます。

始める前に

ワークベンチから変更してデプロイできるルーチンをデータベース・モジュールに組み込んでおく必要があります。

このタスクについて

モジュールに含まれているルーチンのパフォーマンスが良くない場合は、ワークベンチからそのルーチンのデバッグを実行できます。 ルーチンを変更する場合は、ルーチン・エディターでそのルーチンのコピーを編集します。 その更新後のルーチンをデプロイして実行することによって、変更内容をテストできます。 ルーチンをデプロイすると、モジュール内の既存のルーチンが置き換えられます。
ヒント: 「プロパティー」ビューから、モジュールとルーチンのプロパティー (ルーチンのソース・コードを含む) を表示できます。

手順

モジュールに含まれているルーチンをデバッグ、編集、および実行するには、以下のようにします。

  1. データ・ソース・エクスプローラーでデータベースに接続し、ルーチンが入っているモジュールにナビゲートします。 「モジュール」フォルダーは、「スキーマ」フォルダーの各スキーマに入っています。
  2. デバッグのためにルーチンをデプロイします。 ルーチンを右クリックし、「デプロイ」をクリックして、「ルーチンのデプロイ」ウィザードを開きます。

    ルーチンをデプロイする場合は、ウィザードの「ルーチン・オプション」ページにある 「デバッグを使用可能にする」を選択することによって、デバッグを使用可能にします。

  3. ウィザードを終了します。 ルーチンは再デプロイされ、デバッグできます。

  4. デバッガーを始動します。ルーチンを右クリックし、「デバッグ」を選択します。 デバッガーでルーチンをテストし、ルーチンの実行時に発生するエラーを検出します。
  5. 必要に応じて、ルーチンを編集します。ルーチンを右クリックし、「ルーチン・エディターで開く」をクリックします。

    ルーチンのコピーがルーチン・エディターで開きます。

    ルーチンは、ファイルとしてコンピューターに保存できます。 保存したファイルには、ルーチンのソース・コードとプロパティー情報がデータベースから組み込まれます。

  6. ルーチン・エディターでルーチンをデプロイします。 「データベース・サーバーにルーチンをデプロイ」ボタン をクリックします。

    更新後のルーチンをデプロイすると、データベース・モジュールに含まれているルーチンが置き換えられます。

  7. ルーチン・エディターでルーチンを実行またはデバッグします。
    • デプロイしたルーチンを実行するには、「データベース・サーバーでルーチンを実行」ボタン をクリックします。
    • デバッグを有効にした場合は、「データベース・サーバーでデプロイされたルーチンをデバッグ」ボタン をクリックしてデバッグを実行します。

次のタスク

ルーチンのデバッグを無効にするには、ルーチンをデプロイするときに「デバッグを使用可能にする」をクリアします。


フィードバック