照会および照会ワークロードのチューニングに使用する DB2 for z/OS サブシステムへの接続の作成

「新規接続」ウィザードのページを使用して接続プロファイルを作成することで、DB2® for z/OS® サブシステムに接続できます。 「新規接続」ウィザードは、「データ・ソース・エクスプローラー」ビューおよび「管理エクスプローラー」ビューから開くことができます。

始める前に

DB2 Connect を経由してサブシステムに接続する場合は、DB2 Connect のバージョンを必ず 9.5.7 以上にしてください。

手順

DB2 for z/OS サブシステムへの接続を作成するには、以下の手順を行います。

  1. データ・ソース・エクスプローラー内で右クリックして、 ポップアップ・メニューから「新規作成」を選択します。

    管理エクスプローラーで、管理エクスプローラー・ツールバーから「新規作成」 > 「新規データベース接続」をクリックできます。

  2. サブシステムに直接接続する場合は、ウィザードの最初のページで DB2 for z/OS をデータベース・マネージャーとして選択します。 ゲートウェイ経由で接続する場合は、DB2 for Linux, UNIX, and Windows をデータベース・マネージャーとして選択します。 その後、説明にしたがって他の接続の詳細を指定します。
    接続 ID
    新規接続に名前を付けます。
    デフォルトの命名規則の使用
    接続先のサブシステムの名前に基づいて接続名を生成することを指定します。 この接続名は、接続の作成後に表示されます。
    接続名
    接続の名前を入力します。 「デフォルトの命名規則の使用」にチェックを付けていない場合にのみ使用できます。
    JDBC ドライバー

    サブシステムへの接続に使用する JDBC ドライバーを指定します。 リストに表示される JDBC ドライバーは完全にサポートされます。 使用するドライバーがリストにはないがデータベース・マネージャーによりサポートされている場合は、「その他のドライバー・デフォルト」を選択して、詳細を入力します。

    「JDBC ドライバー」フィールドの横にある「...」ボタンをクリックしてウィンドウを開くと、特定の JDBC ドライバーに使用する JAR ファイルへのパスを変更することができます。 また、このウィンドウを使用して、リストされている各ドライバーの JDBC JAR ファイルの名前と標準的な場所を表示することもできます。

    グローバル・ドライバー・プロパティーは、「設定」ウィンドウの「ドライバー定義」ページで設定されます。 このページを開くには、「ウィンドウ」 > 「設定」を選択します。 その後、「設定」ウィンドウで、「データ管理」 > 「接続」を展開します。

    IBM® Data Server Driver for JDBC and SQLJ は、IBM Data Studio クライアントと一緒に組み込まれており、デフォルトで、ウィザードはこの組み込まれているバージョンのドライバーを使用します。 このバージョンは十分にテストされたものなので、これを使用するようにお勧めします。 このドライバーの別のバージョンを使用する場合は、「...」ボタンをクリックして、必要な JAR ファイルへのパスを変更することができます。 ご使用のワークベンチ製品によっては、IBM データ・サーバー用の他の JDBC ドライバーが組み込まれている場合もあります。

    JDBC ドライバーの制限: 一部のドライバーでは、パス・コードまたはライセンス・ファイルが必要です。 ライセンス情報は現在の環境で設定または使用できるとしても、Web サーバーなど、他の環境では利用できないことがあります。 パス・コードまたはライセンスを入手できない場合、ドライバーは機能しません。

    プロパティー - 一般
    データベース
    ゲートウェイ経由でサブシステムに接続するために、DB2 for Linux, UNIX, and Windows が選択されたデータベース・マネージャーである場合に、このフィールドが表示されます。 サブシステムの名前を指定します。
    ロケーション
    DB2 for z/OS が選択されたデータベース・マネージャーである場合に、このフィールドが表示されます。 インストール時に定義される DB2 ロケーション名を入力します。 名前は大文字で入力してください。 DB2 for z/OS 接続に使用するロケーション、ホスト、およびポートを判別するために、DB2 for z/OS システム・プログラマーまたは DBA は <cmd prefix="">DIS DDF を発行できます。ここで、<cmd prefix=""> はシステム内で特定の DB2 サブシステムに事前割り当てされている文字です。
    ホスト
    サブシステムに直接接続する場合は、サブシステムの TCP/IP ホスト名または TCP/IP アドレスを指定します。
    ゲートウェイ経由で接続する場合は、ゲートウェイの TCP/IP ホスト名または TCP/IP アドレスを指定します。
    ポート番号
    サブシステムに直接接続する場合は、選択したサブシステムの TCP/IP 接続ポートを指定します。
    ゲートウェイ経由で接続する場合は、ゲートウェイの TCP/IP 接続ポートを指定します。
    このユーザーが作成したオブジェクトのみを検索
    DB2 for z/OS が選択されたデータベース・マネージャーである場合に、このフィールドが表示されます。 「ユーザー ID」フィールドに指定されているユーザーによって作成されたオブジェクトをロードする場合に選択します。
    デフォルト・スキーマ
    SQL ステートメント内の非修飾のデータベース・オブジェクト参照に使用するスキーマの名前を入力します。 SQL ステートメントが他のスキーマのデータベース・オブジェクトを参照するようにする場合は、オブジェクトの名前をそれらに対応するスキーマの名前で修飾する必要があります。
    接続 URL
    使用する JDBC ドライバー用の生成された JDBC URL が表示されます。 この URL は、ドライバーが接続を確立できるようにデータベースを識別するものです。 URL 形式はドライバーに応じて異なります。
    プロパティー - オプション
    追加の接続プロパティー (例えば、readOnly = true) を指定します。 指定できるプロパティーは、JDBC ドライバーによって異なります。 他の例については、JDBC ドライバーの資料を参照してください。
  3. オプション: 「フィルター」ページで、フィルター・オプションを指定します。

    パフォーマンスを最適にするために、大規模なデータベースに接続するときはフィルターを使用してください。

    ウィザードでフィルター・オプションを指定しない場合は、接続プロパティーを変更するか、またはデータ・オブジェクトのフィルター・オプションを指定することで、後でそれらのフィルター・オプションを変更できます。 (これらのオプションについて詳しくは、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dstudio/v3r1/topic/com.ibm.datatools.server.ui.doc/topics/cfilters.htmlの『データ・オブジェクト・フィルター』を参照してください。) 接続プロパティーを変更するには、接続を右クリックして、「プロパティー」を選択します。

    ウィザードのページでは、フィルターはデフォルトで使用可能に設定されていません。 接続をフィルターに掛けるには、「フィルターを無効にする」チェック・ボックスをクリアして、式を使用するか、または特定のオブジェクトを接続ビューに組み込むか組み込まないかを選択することにより、フィルター・オプションを指定します。

  4. ウィザードの他のすべてのステップを実行して、「終了」をクリックします。

タスクの結果

「データ・ソース・エクスプローラー」または「管理エクスプローラー」のうち、ステップを開始した方のビューに接続が表示されます。

フィードバック