アノテーション付きメソッド・プログラミング・スタイルをサポートする生成された pureQuery コードの編集

アノテーション付きメソッドを宣言するインターフェースを生成した後には、SQL ステートメントの編集、およびそれらのメソッドの変更、追加、または除去が可能です。 その後、そのインターフェースのインプリメンテーションを再生成してから、テスト・クラスを実行してコードをテストできます。インターフェースに対応するインプリメンテーション・クラスを編集することもできます。

手順

生成された pureQuery コードを編集するには、以下のようにします。

  1. ワークベンチによって表から生成された Bean を編集する場合、次のステップに従います。
    1. プロジェクト・エクスプローラーで、Bean をダブルクリックして Java エディターで開きます。
    2. 変更を行います。
    3. 関連したインターフェースとそのインターフェースのインプリメンテーション・クラスの再生成を行います。
      1. Java エディターで Bean を右クリックし、「データ・アクセス開発」 > 「pureQuery コードの生成」を選択します。
      2. 「表からの pureQuery コードの生成」ウィザードで、インターフェースの生成を指定します。
    4. 増分ビルドを実行するようにワークベンチが構成されていない場合は、「プロジェクト」>「プロジェクトのビルド」を選択してインターフェースのインプリメンテーションを生成します。 「ウィンドウ」 > 「設定」を選択することで、増分ビルドを実行するようワークベンチを構成できます。「設定」ウィンドウで、「一般」 > 「ワークスペース」を選択します。「ワークスペース」ページで、「自動的にビルド」を選択します。
  2. 生成されたインターフェースを編集する場合、次のステップに従います。
    1. 「プロジェクト・エクスプローラー」で、インターフェースをダブルクリックし、Java エディターでインターフェースを開きます。
    2. 変更を行います。
      • メソッドの SQL ステートメントを変更する必要がある場合は、次のようにします。
        • 同じ数の定位置入力パラメーターを使用し、パラメーターの順序もそのまま保持する場合は、SQL ステートメントを編集し、メソッドのシグニチャーは編集しません。
        • 異なる数の入力パラメーターを使用する、またはパラメーターの順序を変える、あるいはその両方の場合は、次のようにします。
          1. SQL ステートメントを編集します。
          2. メソッド・シグニチャーを編集して SQL ステートメントの入力パラメーターの数に合わせます。
          3. テスト・クラスを編集して正しい数の入力パラメーターがメソッドに渡されるようにします。
        • ステートメントが SELECT ステートメントであり、別の結果セットが必要な場合は、その結果セットを表す Bean を生成します。SQL ステートメントを右クリックし、「pureQuery Code の生成」を選択します。
      • メソッドの名前を変更します。テスト・クラスを編集してメソッドが新しい名前で呼び出されるようにしておきます。
      • 新しいメソッドおよびそれに対応する SQL ステートメントを追加します。テスト・クラスにコードを追加して、テスト・クラスが新しいメソッドを呼び出せるようにしておきます。
    3. インターフェースのインプリメンテーションを再生成します。次の 2 とおりの方法のいずれかを使用します。
      • ワークベンチに自動ビルドが構成されている場合は、インターフェースの変更を保存します。
      • ワークベンチに自動ビルドが構成されていない場合は、「プロジェクト」 > 「プロジェクトのビルド」を選択して、インターフェースのインプリメンテーションを生成します。 ワークベンチに自動ビルドを構成するには、「ウィンドウ」 > 「設定」を選択します。「設定」ウィンドウで、「一般」 > 「ワークスペース」を選択します。「ワークスペース」ページで、「自動的にビルド」を選択します。
  3. インターフェースの生成されたインプリメンテーション・クラスを編集する場合、次のステップに従います。

    デフォルトでは、ワークベンチは、生成されたインプリメンテーション・クラスがユーザー・コードであるとみなします。編集を行う際に一定の規則に従うことにより、インターフェースを編集して、変更を保存し、Java プロジェクトを再ビルドするときに、ワークベンチによってインプリメンテーション・クラスが再生成されるものの、インプリメンテーション・クラスで行った変更はどれも削除されません。 それらの規則については、以降のステップで説明します。

    重要: 以下のコメントが含まれている場合、インプリメンテーション・クラスを編集しないでください。
    // This generated code should not be modified. Any changes should be made to the Interface source
    // file and this implementation code regenerated.

    インプリメンテーション・クラスを編集するには、以下のようにします。

    1. インプリメンテーション・クラスをダブルクリックして Java エディターで開きます。
    2. 変更を行う際には、以下の規則に従ってください。
      • 変更するメソッドまたはプロパティーの定義の上にあるコメントで、@generated アノテーションを削除します。このアノテーションの削除により、ワークベンチは変更を確実に保存します。
      • コメントを追加する場合、以下のタグの間に挿入します。
        <¥!-¥- begin-user-doc ¥-->
        <¥!-¥- end-user-doc ¥-->
        例えば、ワークベンチが以下のプロパティーの定義でインプリメンテーションを生成しているとします。
        /**   
        * @generated   
        */ 
        public static final String identifier = "ActInterface";
        次のように、コメントは特殊タグの間に置きます。
        /**   
        * <¥!-¥- begin-user-doc ¥-->
        * This is my comment.
        * <¥!-¥- end-user-doc ¥-->
        * @generated   
        */ 
        public static final String identifier = "ActInterface";
    生成されたインプリメンテーション・クラスをワークベンチがユーザー・コードと見なさないようにするには、次のステップに従います。
    1. Java プロジェクトを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
    2. 「pureQuery」 > 「ジェネレーター」ページで、「生成されたインプリメンテーションをユーザー・コードとして扱う」チェック・ボックスをオフにします。
    これでワークベンチは、生成されたインプリメンテーション・クラスに行われたどの変更も無視するようになります。インプリメンテーション・クラスを再生成するとき、変更は消去されます。

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