SQL ステートメントから生成されるアノテーション付きメソッド・インターフェース

単一の SQL ステートメントからコードを生成する場合は、そのステートメントでアノテーションが付けられたメソッドを宣言するインターフェースを生成するかどうかを選択できます。 複数の SQL ステートメントからコードを生成する場合は、各ステートメントのメソッドを宣言する、アノテーション付きメソッド・インターフェースがワークベンチによって常に生成されます。

SELECT ステートメントから生成されるアノテーション付きメソッド・インターフェース

SELECT ステートメントからアノテーション付きメソッド・インターフェースを生成する場合は、そのインターフェースに 1 つのメソッドが含まれます。 このメソッドには @Select のアノテーションが付けられています。 アノテーションの内容は、元の SELECT ステートメントです。メソッドの戻りの型は、<BeanName> の Iterator です。

メソッドのデフォルト名は、get<Bean の名前> です。 インターフェースを生成する情報の指定時に、この名前を変更できます。

例えば、SELECT ステートメント Select * from table where col1 = ? からインターフェースを生成する場合には、 インターフェースには以下のアノテーション付きメソッドが含まれます。
@Select(sql="Select * from 表名 where col1 = ?")
Iterator<Bean の名前> getBean の名前(int param1);

カスタム RowHandler の名前を指定した場合には、アノテーション @Handler が組み込まれます。

@Select(sql="Select * from 表名 where col1 = ?")
@Handler(rowHandler="ハンドラー名")
Iterator<Bean の名前> getBean の名前(int param1);

UPDATE、INSERT、または DELETE ステートメントから生成されたアノテーション付きメソッド・インターフェース

UPDATE、INSERT、または DELETE ステートメントからアノテーション付きメソッド・インターフェースを生成する場合、 インターフェースには、@Update アノテーションが付いたメソッドが含まれます。 アノテーションの内容は、元の UPDATE、INSERT、または DELETE ステートメントです。メソッドの戻りの型は整数です。

CALL ステートメントから生成されるアノテーション付きメソッド・インターフェース

CALL ステートメントからアノテーション付きメソッド・インターフェースを生成する場合、 インターフェースには、@Call アノテーションの付いたメソッドが含まれます。アノテーションの内容は、元の CALL ステートメントです。

メソッドの戻りの型は StoredProcedureResult です。StoredProcedureResult タイプから JDBC ResultSet にアクセスできます。

カスタム CallHandlerWithParameters クラスの名前を指定した場合には、 アノテーション @Handler が組み込まれます。

前述のすべての SQL ステートメント・タイプから生成されたアノテーション付きメソッド・インターフェース

SELECT、UPDATE、INSERT、DELETE、または CALL ステートメントからインターフェースを生成すると、以下のアクションが発生します。
  • SQL ステートメントに含まれているホスト変数名が、標準 JDBC パラメーター・マーカー ("?") で置換されます。.
  • 生成されるメソッドのパラメーター・タイプが、SQL ステートメントのパラメーターにマッチングされます。「設定」ウィンドウの 「pureQuery タイプ・マッピング」ページの設定に従って、SQL タイプが Java タイプにマップされます。
  • 既存のアノテーション付きメソッド・インターフェースの名前を指定すると、メソッドはそのインターフェースに追加されます。

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