デフォルトの管理ユーザーのパスワードの再設定

インストール・プログラムによって自動的に作成されたデフォルトの管理ユーザーのパスワードを再設定する必要があります。会社のパスワード・ポリシーに応じて、このパスワードを定期的に再設定することが必要になる場合もあります。
ヒント: パスワードは、インストール・プログラムを実行したときに設定されたものです。Web アプリケーション・サーバーの管理タスクを実行する場合には、このパスワードの再設定は不要です。

このタスクについて

通常、Web コンソールをホストする組み込みの Web アプリケーション・サーバーは、最小限の管理で済みます。 製品インストールに付属のスクリプトを実行することで、Web コンソールの SSL 証明書を更新したりインポートしたりすることが必要になる場合もあります。これらのスクリプトを実行する場合は、製品のインストール時にローカルで作成されたデフォルトの管理ユーザーのユーザー ID を指定する必要があります。デフォルトの管理ユーザーは、データベース管理者など、製品で使用するその他の管理ユーザーとは別です。

手順

デフォルトの管理ユーザーのパスワードを再設定するには、次のようにします。

  1. Data Studio Web コンソールを停止します。
    • Linux および UNIX の場合: インストール・ディレクトリーから、コマンド stop.sh を実行します。
    • Windows の場合: 「スタート」メニューから、「すべてのプログラム」 > 「IBM Data Studio」 > 「IBM Data Studio Web コンソール V3.1 (IBM Data Studio web console V3.1)」 > 「Web コンソール・サーバーの停止 (Stop Web Console Server)」とクリックします。
  2. コマンド行を使用して、インストール・ディレクトリーの bin サブディレクトリーから次のコマンドを実行します。
    • Linux および UNIX の場合: setupcredentials.sh -updateUser admin new_password
    • Windows の場合: setupcredentials.bat -updateUser admin new_password
    ここで、new_password は更新後のパスワードです。
    重要: このスクリプトを使用して、デフォルトの管理ユーザーのログイン・ユーザー ID を変更することはできません。
  3. コマンド行コンソールに、ユーザーのパスワードが正常に更新されたことを示す成功メッセージが表示されていることを確認します。
  4. Data Studio Web コンソールを開始します。
    • Linux および UNIX の場合: インストール・ディレクトリーから、コマンド start.sh を実行します。
    • Windows の場合: 「スタート」メニューから、「すべてのプログラム」 > 「IBM Data Studio」 > 「IBM Data Studio Web コンソール V3.1 (IBM Data Studio web console V3.1)」 > 「Web コンソール・サーバーの開始 (Start Web Console Server)」とクリックします。

タスクの結果

デフォルトの管理ユーザーのユーザー ID のパスワードが更新されます。

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