outputPureQueryXml プロパティー

SQL ステートメントの取り込みプロセスで作成される単一または複数のファイルへの完全修飾パスまたは相対パス、およびそのファイル名を指定します。

このプロパティーに設定する値のフォーマットは、 name.extension または name$X.extension です。

name
ファイルの名前を指定します。ファイルへの絶対パスまたは相対パスを含めます。
$X
クラスター化アプリケーション用に複数の pureQueryXML ファイルを作成する場合には、この接尾部を使用します。 pureQuery は、これらの文字を 2 つの値 (アプリケーションの ClassLoader オブジェクトの ID、および pureQuery が指定したファイルを作成した時間を示すタイム・スタンプ) で置き換えます。
.extension
extension (拡張子) は、.pdqxml または .xml のいずれかにする必要があります。

非クラスター化アプリケーションからはじめて SQL ステートメントを取り込む場合: outputPureQueryXml プロパティーまたは pureQueryXml プロパティーを使用できます。ただし、どちらかのプロパティーを使用する必要があります。指定するディレクトリーは存在するものでなければなりません。そのディレクトリーにファイルを作成する許可を持っている必要があります。

クラスター化アプリケーションからはじめて SQL ステートメントを取り込む場合: $X 接尾部を含む outputPureQueryXml プロパティーを使用します。

pureQueryXML ファイルを既に作成した非クラスター化アプリケーションから追加の SQL ステートメントを取り込む場合: pureQueryXml プロパティーを使用してそのファイルを入力ファイルとして指定し、入力ファイルにまだ存在しない追加の SQL ステートメントを取り込むために outputPureQueryXml プロパティーを使用できます。

クラスター化アプリケーションから追加の SQL ステートメントを取り込む場合: pureQueryXml プロパティーを使用して、アプリケーションから SQL ステートメントを最後に取り込んだときに作成されたファイルのマージ結果である pureQueryXML ファイルを入力ファイルとして指定します。 $X 接尾部を含む outputPureQueryXml プロパティーを使用して、追加の SQL ステートメントを取り込む先のファイルを指定します。

このプロパティーは、以前に取り込んだステートメントのみをアプリケーションに実行させる場合には使用できません。 pureQueryXml プロパティーを使用して、ステートメントが取り込まれるファイルを指定する必要があります。

outputPureQueryXml プロパティーと outputXmlRepository プロパティーがいずれも設定されている場合、例外がスローされます。

重要: キャプチャーした SQL がファイル・システム上のファイルに保存されている場合、アプリケーションが静止していること、およびファイルを取得する際にそのファイルに書き込みが行われないことを確認してください。 アプリケーションが静止していないと、ファイルのコンテンツが無効になったり、アプリケーションでファイルを更新できなくなって入出力エラーが発生したりする可能性があります。 Merge ユーティリティーまたは Configure ユーティリティーで -validateXml オプションを使用して、ファイルの妥当性を確認できます。

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