Bean からの pureQuery コードの生成

Java エディターで開いている Bean から pureQuery コードを生成することができます。 Bean に対応する表が関連データベースにまだ存在していない場合には、表を作成する DDL ステートメントを生成できます。

始める前に

ワークベンチにデータ・ソース・エクスプローラーおよび「コンソール」ビューを表示するには、次のようにします。
  • ワークベンチでデータ・ソース・エクスプローラーが開いていない場合、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「その他」を選択します。 「ビューの表示」ウィンドウで「接続」 > 「データ・ソース・エクスプローラー」を選択します。
  • ワークベンチで「コンソール」ビューが開いていない場合、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「コンソール」を選択します。
  • ワークベンチで「コンソール」ビューが開いている場合、そのビューで右クリックして「クリア」を選択します。

このタスクについて

アノテーション付きメソッドを使用する場合、次の Java オブジェクトの生成を選択することができます。
  • Bean のベースとなる表の照会および更新のための SQL ステートメントでアノテーションが付けられた抽象メソッドを含むインターフェース。 SQL ステートメントを実行するために必要なすべての特権を備えている必要があります。

    このインターフェースの生成を選択する場合、 Java プロジェクトのビルド中にワークベンチはインターフェースのインプリメンテーションの生成も行います。

  • インプリメンテーション内のメソッドを呼び出し、結果を「コンソール」ビューに表示するテスト・クラス。

    テスト・クラスの生成を行わないことにした場合、Bean を右クリックして「pureQuery」 > 「pureQuery コードの生成」を選択することにより後でもクラスを生成できます。 このオプションは、関連したインターフェースとそのインターフェースのインプリメンテーションの再生成も行います。

インライン・メソッドを使用する場合、 Bean のベースとなる表の照会および更新のためのインライン・メソッドを含むテスト・クラスの生成を選択することができます。 クラスの実行時に、結果は「コンソール」ビューに表示されます。 テスト・クラスの生成を行わない場合、Bean を右クリックして「データ・アクセス開発」 > 「pureQuery コードの生成」を選択すれば、後で生成することができます。

制限: Bean からビューを生成することはできません。

手順

Bean からコードを生成するには、以下のようにします。

  1. 表に対応する Bean を作成するか、表に対応する Bean を Java プロジェクトにインポートします。
  2. Bean を Java エディターで開きます。
  3. Java プロジェクトに関連付けられたデータベースに Bean に対応した表がまだ入っていない場合、以下の手順にしたがってください。
    1. Bean を右クリックして「データ・アクセス開発」>「DDL の生成」を選択します。 「コンソール」ビューに DDL が表示されます。
    2. DDL をコピーして新しいテキスト・ファイルに貼り付けます。 ワークベンチからこの DDL を実行するには、Java プロジェクト内に新しいファイルを作成することができます。 このファイルの拡張子は .sql にします。
    3. この DDL をデータベース上で実行します。
    4. この表が正しく作成されたことを確認するには、次のステップのいずれかまたは両方を行ってください。
      • Bean の名前が正しい表にマップされていることを確認するには、Bean を右クリックして「データ・ソース・エクスプローラーで表を表示」を選択します。 表が強調表示されます。
      • プロパティーが正しい列にマップされていることを確認するには、プロパティーの名前を右クリックして「データ・ソース・エクスプローラーで表を表示」を選択します。 プロパティーにマップされている列が強調表示されます。
  4. Java エディターで Bean を右クリックし、「データ・アクセス開発」>「pureQuery コードの生成」を選択します。 「表に pureQuery コードを生成」ウィザードが開きます。
  5. ウィザードのステップを完了します。 各フィールドについての詳細を調べるには、F1 を押します。
  6. 「完了」をクリックして指定したファイルを生成します。

タスクの結果

次の表に、Java データ・タイプおよび対応する Oracle SQL データ・タイプの一覧を示します。

表 1. ワークベンチが Bean から生成する DDL で Java データ・タイプが Oracle SQL タイプにマップされる方法
Java データ・タイプ Oracle SQL データ・タイプ
BigDecimal NUMBER(9 , 2)
Blob BLOB
Boolean RAW(1)
boolean RAW(1)
byte RAW(1)
BYTE_ARRAY RAW(2000)
char CHAR(1)
CHAR_ARRAY VARCHAR2(255)
Clob CLOB
Date DATE
Double BINARY_DOUBLE
double BINARY_DOUBLE
Float BINARY_FLOAT
float BINARY_FLOAT
int NUMBER
Integer NUMBER
Long NUMBER
long NUMBER
Ref VARCHAR2(255)
Short NUMBER
short NUMBER
String VARCHAR2(255)
Time DATE
Timestamp TIMESTAMP(6)
URL BFILE

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