Java ストアード・プロシージャーの作成のためのメソッド・コードのリファクタリング

メソッドから Java ストアード・プロシージャーを作成する前に、ストアード・プロシージャーとして呼び出せるようにメソッドのコードをリファクタリングする必要があります。

このタスクについて

Java ストアード・プロシージャーの作成元のメソッドは、ストアード・プロシージャーの有効なエントリー・ポイントでなければなりません。 特に、メソッドは以下の要件を満たしている必要があります。
  • メソッドは、public static void メソッドとして定義する必要があります。
  • メソッドのデータベース接続は、jdbc:default:connection として定義する必要があります。
  • メソッドによって返されるデータはすべて、単一エレメント配列で返されなければなりません。
  • メソッドがチェック例外を処理する場合、例外をメソッドで解決するべきではありません。 例外は、throws 節によって呼び出し側に返す必要があります。
pureQuery 対応 Java プロジェクトで作業している場合には、追加のリファクタリングに関する要件を満たす必要があります。以下の事例に関するサンプル・コードを参照してください。
  • インライン・メソッドを使用する pureQuery アプリケーション内のメソッドから結果セットを返す
  • アノテーション付きメソッドを使用する pureQuery アプリケーション内のメソッドから OUT パラメーターを返す
  • アノテーション付きメソッドを使用し SQL ステートメントを動的に実行している pureQuery アプリケーションに基づいて、メソッドからパラメーターを返す
ヒント: Java ストアード・プロシージャーのエントリー・ポイントのすべての要件を満たすために、メソッド・コードに大きな変更を加えなければならない場合があります。 実際のメソッドのコードをリファクタリングする代わりに、メソッドのコピーを作成し、ストアード・プロシージャーのエントリー・ポイントとして使用することを検討してください。

メソッド・コードをリファクタリングするには、以下のようにします。

手順

  1. オプション: メソッドのコピーを作成し、Java ストアード・プロシージャーのエントリー・ポイントとして使用します。
  2. Java ストアード・プロシージャーのエントリー・ポイントとして使用することを選択したメソッドに関して、public static void として定義します。
  3. メソッドのデータベース接続を jdbc:default:connection として定義します。
  4. メソッドがデータを返す場合、データを返すための単一エレメント配列を定義します。
  5. メソッドがチェック例外を処理する場合、メソッド・シグニチャーの throws 節を定義し、この節によって例外データを返します。

以下のトピックは、pureQuery コード内のメソッドをリファクタリングする方法の例を示しています。

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