DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベースの変更

DB2® for Linux, UNIX, and Windows データベースに対して、 オブジェクトを作成、変更、またはドロップしたり、データベース・オブジェクトの特権を管理したりすることができます。 一度に複数のオブジェクトを変更することができます。

DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベースに対するオブジェクトの変更および特権の管理は、 DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベース以外のデータベースを変更する場合と類似しています。 オブジェクトを作成したり、変更またはドロップするオブジェクトを見つけたりするには、 管理エクスプローラー、「オブジェクト・リスト」、またはデータ・ソース・エクスプローラーを使用します。 新規オブジェクトまたは変更されたオブジェクトについて、その属性を設定または変更するには、「プロパティー」ビューを使用します。

ただし、DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベースに対する変更を管理するには、変更プラン が使用されます。 データベースに対して定義する各変更は変更プランに組み込まれ、これによって、 より複雑なデータベース変更 (一度に複数のオブジェクトを変更するなど) を行うことができます。 変更プランから、データベースに対して実行するコマンドを生成します。 生成された変更コマンドは、「確認して配置 (Review and Deploy)」ダイアログに表示され、 このダイアログから、データベースに対してコマンドを実行することができます。

また、変更プランから、変更が他のデータベース・オブジェクトに及ぼす可能性のある影響を分析できます。 可能な場合には、IBM® Data Studio によって、 影響を受けるオブジェクトを変更するためのコマンドが生成されます。 例えば、主キーのデータ・タイプを変更する場合は、 関連する外部キーのデータ・タイプを変更する DDL が、生成されたコマンドに組み込まれます。

IBM Data Studio によって、 影響を受けるオブジェクトに対応するステートメントが自動的に組み込まれない場合は、 影響を受けるオブジェクトのための変更を、変更プランに追加することができます。 例えば、表の名前を変更する場合、 影響を受けるオブジェクト (ビュー、ストアード・プロシージャー、ユーザー定義関数、マテリアライズ照会表など) に対応するステートメントは、自動的には組み込まれません。 これらのオブジェクトは明示的に変更する必要があります。

データベース・オブジェクトの変更を行うときは、「問題」ビューを確認します。 このビューでは、影響を受けるオブジェクトのうち明示的な変更を必要とする可能性のあるオブジェクトが強調表示されます。


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