ライブラリー制御システムを使用して、データベースに加えた複数の変更を取り消すことができます。
始める前に
変更を取り消すデータベースに接続されている必要があります。
このタスクについて
変更を取り消すには、データベースのデータ設計変更プラン・プロジェクトを含まないワークスペースを使用する必要があります。
手順
複数の変更を取り消すには、以下の手順を完了します。
- 新規ワークスペースを作成します。
- メインメニューから、をクリックします。
- ワークスペースの名前を指定してから、「OK」をクリックします。
IBM® Data Studio は、この新規ワークスペースを使用するように切り替えます。
ヒント: ワークスペースを作成したのと同じ手順に従うことにより、いつでも前のワークスペースに戻すことができます。ただし、新規ワークスペースの名前を指定する代わりに、「参照」ボタンを使用して、前のワークスペースの名前を検索します。
- 最後の変更に対応するデータ設計プロジェクトをインポートします。 使用するライブラリー制御システムにより、データ設計プロジェクトのインポート方法が決まります。例えば、CVS を使用している場合は、「CVS リポジトリー (CVS Repositories)」ビューを使用すると、プロジェクトを抽出してインポートできます。
- 管理エクスプローラーで、変更されたデータベースを展開します。その後、「変更プラン (Change Plans)」フォルダーを右クリックし、「リフレッシュ」をクリックします。
- 使用するプロジェクトを指定するように求められた場合は、ライブラリー制御システムからインポートしたプロジェクトを選択します。
- 「変更プラン (Change Plans)」フォルダーをクリックして、「オブジェクト・リスト」に変更プランを表示します。
- 変更プランの変更を取り消します。
- 取り消す変更が含まれている変更プランを右クリックしてから、「取り消しコマンドの確認 (Review Undo Commands)」をクリックします。 「確認して配置 (Review and Deploy)」ダイアログに、変更を取り消すための DDL が表示されます。
- 「実行」をクリックしてから、「終了」をクリックします。
- 取り消す対象となるすべての変更が取り消されるまで、ステップ 2 から 5 までを繰り返します。 複数の変更を取り消す場合、それらの変更を加えたのと逆の順序で取り消さなければならず、どの変更もスキップしてはなりません。
次のタスク
変更が取り消された後、データベース・カタログは以前の状態に戻ります。
重要: データ保存が有効であった場合、変更が配置された時にデータ・ファイルが作成されています。
これらのデータ・ファイルは、取り消し DDL がインポートされた後にインポートされます。
取り消そうとしている変更が実行された後にデータベースが更新された場合には、重要な変更を上書きしないように注意してください。
状況によっては、インポートするデータが最新のものであることを確認するための追加アクションが必要になる場合があります。