このシナリオに登場する Avery と Lincoln はデータベース開発者です。2 人は Data Studio Web コンソールを使用して同じチーム内の他の Data Studio フル・クライアント・ユーザーとデータベース接続プロファイルを共有したいと考えています。
シナリオの各部分を実行するために、Avery と Lincoln は
Data Studio の以下のツールを使用します。
- の「データベース」ページ
- Data Studio フル・クライアント内の管理エクスプローラーの「データベース接続プロファイルのインポート (Import Database Connection Profile)」ウィザード
Avery と Lincoln は、一連のデータベース向けのデータベース保守スクリプトを扱っています。
2 人はそれぞれ Data Studio フル・クライアントのコピーを所持しており、それを使用してスクリプトの開発や編集を行っています。また、彼らはジョブ管理タスク用に 1 つの Data Studio Web コンソールを共有しています。
Avery と Lincoln は Web コンソールを自分の Data Studio フル・クライアントに組み込むことで、ジョブ・マネージャーに接続します。
2 人は Web コンソールのジョブ・マネージャー・ページを使用して、さまざまなデータベースにおけるジョブとしてスクリプトが実行されるようスケジュールを組みます。
Avery と Lincoln は、彼らが使用する接続はすべて Web コンソールでも使用可能であることを知っています。それらの接続は、Avery と Lincoln のいずれかがクライアント内でデータベースの正常性をモニターした際に自動的に Web コンソールに追加されたか、もしくは Avery と Lincoln のいずれかが手動で Web コンソールの「データベース」ページから追加したものです。
Avery と Lincoln は、Web コンソール内で定義されているデータベース接続を、Avery のクライアントと Lincoln のクライアントにあるデータベース接続と同期化したいと考えています。また、これらの接続を 2 人の新しいチーム・メンバー、Ella と Kanchan とも共有することを望んでいます。
彼らのクライアント全体にわたってデータベース接続を同期化するには、次のようにします。- Avery と Lincoln はそれぞれ、Data Studio フル・クライアント内の管理エクスプローラーの「データベース接続プロファイルのインポート (Import Database Connection Profile)」ウィザードを使用します。
- このウィザードでは、Data Studio Web コンソール・サーバーの URL を入力することによって、そのサーバーからデータベース接続プロファイルをインポートすることを選択します。
それぞれがインポートを完了すると、Avery と Lincoln は同一のデータベース接続プロファイルのセットを持つことになります。
- 新しくチーム・メンバーとなった Ella と Kanchan が、その Data Studio フル・クライアント接続を Avery と Lincoln と同期化することが必要になった場合は、同様にデータベース接続プロファイルを Data Studio Web コンソールから直接インポートします。