生成されたコードを実行する前に、pureQuery ランタイム・エンジンがサポートしているレベルの IBM® Data
Server Driver for JDBC and SQLJ を使用しているかを確認できます。また、サポートされているレベルの Java ランタイム環境を使用しているかどうかも確認できます。
IBM Data Studio には、以下の 2 つの pureQuery コンポーネントが付属しています。
- pureQuery ツール
- pureQuery ランタイム・エンジン
これまでに行った演習では、pureQuery ツールを使用してコードを生成しました。GSDB データベースに対してコードを実行するには、pureQuery ランタイム・エンジンを使用します。このエンジンを使用するためには、ツールを使用するための要件とは別の要件を満たしていなければなりません。
これまでの演習で pureQuery ツールによって生成された SampleUtil アプリケーションを実行して、これらの要件を満たしていることを確認できます。
ヒント: 以下の基準を満たしていれば、pureQuery ランタイム・エンジンの要件を満たしています。
- Java プロジェクトを作成するときにデフォルトの JRE を使用した
- プロジェクトに pureQuery サポートを追加するときに pureQuery .jar ファイルの場所としてデフォルトを指定した
- IBM Data Studio に付属している IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ を
使用してデータ・ソースに接続した
それで、このチュートリアルの手順どおりに進めてきたのであれば、すでにこれらの要件は満たされています。しかし、必ずこれらのデフォルト値を使用するとは限りません。そのような状況では、SampleUtil アプリケーションが役に立ちます。
ご使用のシステムが pureQuery ランタイム・エンジンの要件を満たしているか確認するためには、以下のようにします。
- SampleUtil.java ファイルを見つける。 パッケージ・エクスプローラー (Package Explorer)」で pureQuery_test プロジェクトを
展開します ()。
- SampleUtil.java ファイルを右クリックしを選択します。
図 1. SampleUtil.java ファイルを右クリックし「Java アプリケーション」オプションを表示させる
「コンソール」ビューが開き、SampleUtil アプリケーションの出力が表示されます。この出力には、pureQuery の現在の構成内容やご使用のシステムに関する詳しい情報が含まれています。しかし、ご使用のシステムが pureQuery ランタイム・エンジンを実行するためのソフトウェア要件を満たしているかどうかを確認するには、出力を最後までスクロールしてください。次のような行があるはずです。
pureQuery Software Prerequisites satisfied. Found in classpath:
IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ at release 3.62.80
Prerequisite level is 3.57 or higher.
Java Runtime Environment version 1.6.0
Prerequisite level is 1.5 or higher.
これで、ご使用のシステムが pureQuery ランタイム・エンジンの要件を満たしていることを確認しました。