基本ファイルを使用した pureQueryXML ファイルのマージ

マージによって生成されるファイルで、ステートメント・セットを保持する必要がある場合は、pureQueryXML ファイルを基本ファイルとして使用します。 マージでは、他のファイルの SQL ステートメントは、pureQuery が結果ファイルの末尾に作成する、名前が指定されていないステートメント・セットになります。

このタスクについて

例えば、capture.pdqxml という名前のファイルで、アプリケーションから SQL ステートメントをキャプチャーするとします。 このファイルを、必要なステートメント・セットに配置して編集します。 次に、このファイルのコピーをチームの他のメンバーに提供して、そのメンバーがステートメントを別の論理パスから同じアプリケーションに追加でキャプチャーできるようにします。 各メンバーは、それぞれのコピーを入力ファイルとして使用し、 そのファイルを pureQueryXml プロパティーの値として指定します。 また、各メンバーは、outputPureQueryXml プロパティーの値を、 キャプチャーする追加の SQL ステートメントを含めるファイルの名前に設定します。

これらのチーム・メンバーによって、Java プロジェクトに組み込む出力ファイルが提供されます。 編集する元の pureQueryXML ファイルを開き、その中で右クリックして「マージの対象 (Merge with)」を選択します。 次に、チーム・メンバーから提供されたファイルを選択します。

編集する新規ファイルを開く場合、ワークベンチによって Configure ユーティリティーがファイルに対して実行されてから、エディターでファイルが開きます。 ファイルには、基本ファイル内にあった名前が指定されたステートメント・セットが含まれます。 基本ファイル内で名前が指定されていなかったステートメント・セットの SQL ステートメントのうち、マージ処理で使用した他のファイル内にあった SQL ステートメントは、1 つ以上の新しく名前が指定されたステートメント・セット内にあります。

手順

保存したファイルを編集するには、以下の手順に従ってください。

  1. エディター内の任意の場所を右クリックして、「マージの対象 (Merge with)」を選択します。
  2. 選択」ウィンドウで、現行のファイルとマージする別のファイルを選択します。 マージされるこれらのファイルを開いて編集することはできますが、現行のファイルとマージする前に保存する必要があります。

    ワークベンチでは、フォルダーが Java プロジェクト内にある場合でも、ファイル・システム上の別の場所にある場合でも、すべてのファイルを同じフォルダーに置く必要があります。

  3. OK」をクリックします。
  4. 保存」ウィンドウで、新規ファイルを保存する場所とそのファイルの名前を保存する場所の両方を指定します。
  5. 保存」をクリックします。

    エディターによってファイルが作成されます。 このファイルが 自分の Java プロジェクトの dataAccessFolder フォルダー内にある場合は、 元の pureQueryXML ファイルをそのフォルダーの外に移動させてから、「SQL アウトライン」ビューを最新表示します。 dataAccessFolder フォルダーにある元のファイルをそのままにしておくと、 そのファイルに含まれる SQL ステートメントと、マージによって生成されたファイルに含まれる SQL ステートメントが「SQL アウトライン」に表示されます。


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