Data Studio Web コンソールを使用すると、すべてのデータベースの全体的な正常性および可用性の要約ビューから、特定のデータベースでの特定の問題の詳細まで、さまざまなレベルでデータベースの正常性情報を見ることができます。
- 正常性の要約
- このページには、正常性および可用性の概要が示されます。
接続されているすべてのデータベースがリストされます。これらのデータベースの主なヘルス・インディケーターの状況が表示されます。
問題がある可能性がある領域は、「正常性の要約」表で、クリティカル・アラート (
) および警告アラート (
) によって識別されます。以下のようなアラート・カテゴリーがあります。
正常性および可用性の情報は、いくつかの事前定義アラートについて入手可能です。
- アラート・リスト
- このページには、指定した期間における、データベースについての現在および最近のアラートの概要が示されます。
個々のアラートの詳細情報は、リスト内の項目ごとに入手できます。具体的なアラートを引き起こしている問題の解決に役立つ推奨アクションも入手できます。
アラート・リストにより、「昼食で外出していた時に何が起きたか」や「週末の不在中に何が起きたか」のような問いに対する回答を得ることができます。
- 現在のアプリケーション接続
- このページには、データベースのアプリケーション接続が表示され、接続の状況がアイドル時間で示されます。
また、このページには、読み取られた行数や書き込まれた行数など、接続に関する情報も示されます。
- 接続状況に応じて、アプリケーションの強制停止を選択することもできます。
例えば、システム・メンテナンスを行う場合や、システム・パフォーマンスを向上させたい場合に、長時間アイドル状態であるアプリケーション接続を強制停止できます。
- 現在の表スペース
- このページには、選択したデータベースの表スペースと表スペース・コンテナーに関する情報が表示されます。
- 現在のユーティリティー
- このページには、データベース上で現在動作しているユーティリティー (RUNSTATS、BACKUP など) に関する状況情報が表示されます。
- データ共有メンバー
- このページには、選択したデータベース接続の同一データ共有グループのメンバーである DB2® for z/OS® サブシステムが表示されます。
- z/OS システム・ログ
- このページには、DB2 for z/OS サブシステムの、またはデータ共有メンバーのグループのシステム・ログ項目が表示されます。
このページで、最新のシステム・ログ項目を見ることができ、またある時点について表示するログ項目数を指定できます。
- 正常性アラート構成
- データベースのモニターまたはアラートをオフにし、またアラート表示の誘引となるしきい値を変更することができます。
正常性および可用性モニターのアラートを構成するには、以下のいずれかの方法を使用します。
- 「正常性の要約」の列見出しにある
アイコンをクリックし、すべてのデータベースについて、そのアラート・カテゴリーのアラート構成テーブルを開きます。
- データベースを選択し、「アラートの構成」ボタンをクリックして、そのデータベースについて、すべてのアラート・カテゴリーのアラート構成テーブルを開きます。
- 「正常性の要約」でアラートをクリックし、開いたリストからアラートを選択します。
「構成」ボタンをクリックして、そのアラート・カテゴリーのアラート構成ウィンドウを開きます。
- 「アラート・リスト」ページでアラートを選択し、「構成」ボタンをクリックして、アラート構成ウィンドウにアクセスします。
- アラート通知
- このページで、アラートに対するサブスクリプションを管理します。
アラート・タイプ、重大度、およびデータベースごとにアラート通知を構成できます。
また、E メール・アドレス、SNMP トラップ生成、アラート頻度などの、アラート通知パラメーターの定義を行うこともできます。