以下のようにして、「SQL アウトライン」ビューで作業します。
ビューは 3 ページから構成されます。これらは画面の下部に表示されます。
「SQL アウトライン」ビューの「データベース」ページは、データベース・オブジェクトごとに SQL ステートメントをグループ化します。そのデータベース・オブジェクト自体は、データベース・スキーマごとにグループ化されています。 各ステートメントが展開可能であることに注意してください。
「データベース」ビューの階層は、以下のようになります。
データベース・スキーマ
表
SQL ステートメント
Java プロジェクト
SQL ステートメントを実行するメソッド
SQL ステートメントの列
Java プロジェクト
Java パッケージ
インターフェース
メソッド
SQL ステートメント
データベース・スキーマ
表
列
対象のファイルが Inventory_levelsData タブ内に開かれ、pureQuery は SELECT ステートメントがある行にカーソルを置きます。
「SQL アウトライン」ビューでは、表示したいステートメントのみを表示できるフィルターが用意されています。
ユーザー ID は Java プロジェクトのデフォルト・スキーマですが、「SQL アウトライン」ビューには、パッケージ・エクスプローラーがリストするすべての Java プロジェクト内の SQL ステートメントが表示されます。 そのため、フィルターでスキーマを指定する必要があります。
「OK」をクリックすると、「SQL アウトライン」ビューには、指定した基準に従って 4 つの SELECT ステートメントのみを表示します。
オプション | 説明 |
---|---|
ソース内で検索 | このオプションは、ステートメントが表示される Java ファイルを編集するために開きます。ステートメントが配置されている行の先頭に、カーソルが置かれます。 |
SQL の実行 | このオプションは、ステートメントを実行し、「SQL の結果」ビューに結果を表示します。 |
SQL エディターで表示 | このオプションは、SQL エディターで編集するためにステートメントを開きます。 |
SQL のファイルへのエクスポート | このオプションは、ファイルにステートメントを保存します。 |
比較 | 2 つのステートメントを選択した場合、このオプションはそれらのステートメントを比較エディターで開き、互いにどのように異なるかを確認することができます。 |
EXPLAIN データの取得 | このオプションは、EXPLAIN ユーティリティーを実行します。EXPLAIN は、Visual Explain のモニター・ツールであり、SQL SELECT、INSERT、UPDATE、または DELETE ステートメントの実行に伴う推定コストに関する情報を生成します。 |
Visual Explain を開く | このオプションは、「Explain データの収集 (Collect Explain Data)」ウィザードを開き、ステートメントに対するアクセス・プランのダイアグラムを表示するのに Visual Explain が必要とする情報を収集します。 「Explain データの収集 (Collect Explain Data)」ウィザードが完了した後、「アクセス・プラン図 (Access Plan Diagram)」ビューを開き、ステートメントに対するアクセス・プランのダイアグラムを表示します。 Visual Explain について詳しくは、『Visual Explain を使ったアクセス・プランのダイアグラミング』を参照してください。 |
Query Tuner レポートの取得 | システムに Optim™ Query Tuner がインストールされている場合、ステートメントのチューニングに関する推奨事項を生成します。 |
Query Tuner を開く | システムに Optim Query Tuner がインストールされている場合、Optim Query Tuner にステートメントを開きます。 |
pureQuery コードの生成 | SELECT ステートメントに関して、このオプションは、ステートメントを実行するメソッドが入ったインターフェースを生成します。
また、インターフェースのインプリメンテーションも生成します。
さらに、照会結果を保持する Bean を生成するか、既存の Bean を使用するか選択できます。
DELETE、INSERT、および UPDATE ステートメントに関して、このオプションは、ステートメントを実行するメソッドが入っているインターフェース、およびそのインターフェースのインプリメンテーションを生成します。 |
pureQueryXML で検索 | pureQuery のクライアントの最適化と共にこのオプションを使用できますが、このチュートリアルでは扱われません。 |
フィルター | 表示したい SQL ステートメントのみを表示できる「フィルター」ウィンドウを開きます。 |
表で SQL を表示またはツリーで SQL を表示 | SQL ステートメントの表示を表またはツリーに切り替えます。 |
データの表示 | このオプションは、ステートメントのパフォーマンス・データまたは EXPLAIN データを表示します。 次の演習では、「SQL アウトライン」ビューを使用してプロジェクト内の SQL ステートメントのパフォーマンスに関するデータを収集する方法について学習します。 |