未修飾オブジェクト、SQL ID、またはその両方に使用するためのスキーマの設定

SQL ステートメントが未修飾オブジェクトを参照する場合、これらのオブジェクトはデフォルトのスキーマによって修飾されます。 使用するデフォルト・スキーマは、複数の場所で指定できます。 また、DB2 for z/OS 上でステートメントを実行する場合、使用する SQL ID も複数の場所で指定できます。

DB2 for Linux, UNIX, and Windows で実行される SQL ステートメント内の未修飾オブジェクト用のスキーマの設定

DB2 for Linux, UNIX, and Windows で実行される SQL ステートメント内の未修飾オブジェクトに使用するスキーマは、2 つの場所で指定できます。以下に、それらの場所を優先順に示します。

「呼び出し」セクションの「単一照会アドバイザーおよびツールの実行」ページ
「データベース接続」フィールドのすぐ下にある「スキーマ」フィールドで、スキーマを指定します。
この場所でスキーマを指定した場合、グローバル設定は無視されます。
グローバル設定
要確認: この設定を行う前に、ワークフロー・アシスタントの開いているインスタンスを閉じてください。
グローバル設定でデフォルトのスキーマを設定するには、以下の手順を実行します。
  1. メインメニューで、「ウィンドウ」 > 「設定」を選択します。
  2. 「設定」ウィンドウで、「データ管理」 > 「Visual Explain」を展開します。
  3. 「EXPLAIN オプション」ページで、「DB2 (Linux、UNIX、および Windows)」というラベルが付いたタブをクリックします。
  4. 「現行スキーマ」フィールドで、値を入力するか、選択します。
  5. 「適用」をクリックし、次に「OK」をクリックします。

DB2 for z/OS で実行される SQL ステートメント内の未修飾オブジェクトに使用するスキーマの設定および SQL ID の設定

これらの値の設定は、3 つの場所で行えます。それらの場所を以下に優先順に示します。

「呼び出し」セクションの「単一照会アドバイザーおよびツールの実行」ページ
「データベース接続」フィールドのすぐ下にある、「スキーマ」フィールドと「SQL ID」フィールドで値を指定します。
この場所で値を指定した場合、その他の場所での設定は無視されます。
データ・ソース・エクスプローラー
現行接続内で、サブシステムを右クリックして、「分析およびチューニング (Analyze and Tune)」 > 「デフォルト SQL ID およびスキーマの変更」を選択します。
この場所で値を指定した場合、グローバル設定内の設定値は無視されます。ただし、アドバイザーを実行する前に値を指定した場合には、この場所の値は無視されます。
グローバル設定
要確認: この設定を行う前に、ワークフロー・アシスタントの開いているインスタンスを閉じてください。
グローバル設定でこれらの値を設定するには、以下の手順を実行します。
  1. メインメニューで、「ウィンドウ」 > 「設定」を選択します。
  2. 「設定」ウィンドウで、「データ管理」 > 「Query Tuner」を展開します。
  3. 「EXPLAIN オプション」ページで、「DB2 for z/OS」というラベルの付いたタブをクリックします。
  4. 個々の接続用のデフォルト・スキーマと SQL ID を指定します。
  5. 「適用」をクリックし、次に「OK」をクリックします。

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