プロジェクトまたはモジュールのアーカイブ

モジュールまたはプロジェクトのアーカイブを作成して、同じ Rational® DOORS® データベースに復元することができます。アーカイブを別のデータベースに復元するとアクセス権限が失われます。これはアクセス権限が元のデータベースのユーザーやグループに対して設定されているためです。 Rational DOORS のデータベース間でデータを転送する場合は、 パーティションまたは Requirement Interchange Format (RIF) を使用します。

始める前に

モジュールが、共有編集モードまたは排他的編集モードで開かれていた場合、モジュールのアーカイブを取得できません。また、プロジェクトやその配下のモジュールなどが開かれていた場合、プロジェクトのアーカイブを取得できません。ファイル名およびパス名が含むことができるのは ASCII 文字のみです。

データベース・エクスプローラーでは、左ペインで選択されたフォルダーまたはプロジェクトが開いた状態になり、開いたフォルダーのアイコン 開かれているフォルダーのアイコン または開いたプロジェクトのアイコン 開かれているプロジェクトのアイコン が表示されています。また、選択している項目のすべての上位のフォルダーまたはプロジェクトも開いた状態です (アイコンは通常のアイコンのままです)。モジュールが開いている場合には、データベース・ツリー上でそのモジュールの上位のフォルダーやプロジェクトもまた開いた状態になります。

アーカイブを作成する前に、アーカイブ対象モジュールを含んでいるベースライン・セットをすべて閉じてください。

このタスクについて

データベース・エクスプローラーにモジュールやプロジェクトを表示するには、読み取り権限が必要です。ただし、アーカイブには、表示できないデータも含めて、すべてのモジュールまたはプロジェクトのデータが含まれています。データベース管理者がサーバー・アーカイブが可能なように Rational DOORS を設定している場合は、ユーザーはサーバー・マシンにのみアーカイブ・ファイルを作成することができます。

手順

  1. プロジェクト管理者、データベース管理者、またはデータをアーカイブする権限を持っているカスタム・ユーザーとして Rational DOORS にログインします。
  2. データベース・エクスプローラーの右ペインで、アーカイブするモジュールまたはプロジェクトを選択します。
  3. 「ファイル」>「アーカイブ」の順にクリックし、アーカイブに対して指定するオプションを選択します。
  4. 「OK」をクリックしてアーカイブを作成します。
    注: アーカイブ・ファイルは、データベースとは別のディスクに保存して、データベースのディスクで障害が発生した場合でもアクセスできるようにしてください。

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