Rational Directory Server、Rational DOORS® データベース、および UUID

このトピックは、Rational® Directory Server を実行している場合にのみ読んでください。このトピックには、データベースを Universally Unique Identifier に関連付けるために使用されるファイルに関する情報が記載されています。

Rational Directory Server を使用するときは、データ・サブフォルダー (たとえば、C:\Program Files\IBM\Rational\DOOORS\9.3\data\) に 2 つのファイル、tds_valid_id.txt と tds_registered.txt が作成されます。これらのファイルは、データベースと Universally Unique Identifier(UUID)を関連付けるために使用されます。

tds_valid_id.txt

tds_valid_id.txt ファイルは、データベースに格納されているリポジトリー ID が、ディレクトリー・サーバーから取得された有効な UUID であることを示します。このファイルがある限り、別の UUID でデータベースを登録できません。

データベースのコピーに別の UUID を付けて新規のデータベースとしてデプロイするには、このファイルを削除します。現在の UUID を保持する場合は、このファイルを削除しないでください。

tds_registered.txt

tds_registered.txt ファイルは、データベースに格納されているリポジトリー ID が、現在構成されているディレクトリー・サーバーに認識される有効な UUID であることを示します。このファイルがある場合、Rational Directory Server レジストリーに UUID がないとデータベース・サーバーは稼動しません。

新しいディレクトリー・サーバー上で既存の UUID を使用してデータベースを再デプロイするには、このファイルを削除します。tds_valid_id.txt ファイルが削除されないように注意してください。


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