リモート・サービスの構成エラー

Rational® DOORS® (Rational DOORS Web Access ではない) は、始動すると、データベース・プロパティーの「リモート・サーバー (Remote Server)」タブで構成されている各リモート・サーバーに接続し、各リモート・サーバーの rootservices ドキュメントを要求します。 リモート・サーバーが使用できなかったり、Rational DOORS に構成されている情報が正しくなかったりすると、リモート・リソースへのアクセスを試みたときに、Rational DOORS Web Access にエラー・メッセージが表示されます。

Rational DOORS Web Access がリモート・サービスにナビゲートする場合に必要な詳細情報は、ファイル /server/festival/config/friendsconfig.rdf に保存されています。

このファイルは、ユーザーが Rational DOORS Web Access にログインするたびに自動的に更新されます。 このファイルが空であるか、リモート・サービスがないと、Rational DOORS Web Access はリモート・リソースに接続できません。

簡単な確認方法は、Rational DOORS Web Access にログインして、ファイルを開き、リモート・サーバーがあることを確認することです。 リモート・サーバーごとに、次の形式の項目が存在する必要があります。
<jd:Friend>
<dc:title>some title</dc:title>
<jd:rootServices rdf:resource="a rootservices url"/>
<jfs:oauthDomain rdf:resource="some value"/>
<jfs:oauthConsumerKey>my key</jfs:oauthConsumerKey>
<jfs:oauthConsumerSecret>my secret</jfs:oauthConsumerSecret>
</jd:Friend>
リモート・サービスに対応する項目があるのに、エラーが引き続き表示される場合は、oauthDomain 属性に値が設定され、ブランクの値ではないことを確認してください。 ブランクの値の場合、Rational DOORS はリモート・サーバーに接続していますが、rootservices ドキュメントを正しく読み取れません。

このファイルは Rational DOORS Web Access に固有です。 Rational DOORS では別の接続メカニズムが使用されています。 Rational DOORS Web Access の構成が無効であっても、Rational DOORS はリモート・リソースにアクセスできることがあります。


フィードバック