リリース情報 - IBM Rational DOORS バージョン 9.4

IBM® Rational® DOORS® バージョン 9.4 が使用可能になりました。 重要な互換性、インストール、アップグレード、その他の基本操作に関する問題点に対処しています。

目次

Rational DOORS に関する最新ニュースおよび情報に関しては、Rational Software Support Web サイトを参照してください。


システム要件

Rational DOORS データベース・サーバーをインストールする前に、ご使用のシステムが以下の要件を満たしている必要があります。

Rational DOORS クライアントをインストールする前に、ご使用のシステムが以下の要件を満たしている必要があります。

ご使用のシステムについて、以下の要件を検討する必要もあります。

本 README 執筆時点では、以下の各製品について Rational DOORS によるテストが済んでいます。

システム要件に関する現行情報については、サポート Web サイトで「System Requirements」ページを参照してください。

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Rational DOORS 9.4 でサポートされるオペレーティング・システムのロケール

すべての Windows ロケール。

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互換性のある Rational 製品

以下の統合機能が Rational DOORS クライアント・インストーラーに組み込まれています。

Collaborative Lifecycle Management 用の Rational ソリューションを適用することによって、以下の Rational 製品が互換性を持ちます。

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Rational DOORS 9.4 のインストール

既に Rational DOORS をお持ちであっても、そのバージョンが Rational DOORS 9.4 をインストールする方法に影響するわけではありません。 いずれの場合でも、Rational DOORS 9.4 はデフォルトで、Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.4 という名前の新規ディレクトリーにインストールされます。 インストールが正常に完了した後、ご使用の Rational DOORS の現行バージョンが 9.0 以降である場合、そのバージョンはシステムから除去されます。 現行バージョンがバージョン 9.0 より前の場合、そのバージョンはシステムに残ります。

重要: addins.idx ファイルをカスタマイズした場合は、アップグレードの前にそれをバックアップします。 Rational DOORS 9.4 にアップグレードすると、現行バージョンの addins.idx は上書きされます。

注: 日本語版のオペレーティング・システムに Rational DOORS クライアントをインストールする場合、デフォルトの場所を受け入れる必要があります。

9.0、9.1、9.2、または 9.3 からアップグレードする場合、現在の Rational DOORS インストール済み環境と同じディレクトリーに Rational DOORS 9.4 をインストールすることはできません。 これを試みると、インストールは失敗します。

統合機能のアップグレード

バージョン 9.0、9.1、9.2、または 9.2 からアップグレードして、統合機能を Rational DOORS 9.4 と一緒に使用する場合、それらをアンインストールしてから再インストールしなければなりません。 プロセスにいくつかの変更が加えられ、それらに従う必要があります。

Rational DOORS 9.4 のインストールおよびアップグレードについては、Rational DOORS インフォメーション・センターでインストールに関する情報を調べてください。

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Rational DOORS サンプル・データのインストール

前のバージョンの Rational DOORS 用に、既に Rational DOORS サンプル・データをマシンにインストールしている場合は、Rational DOORS 9.4 サンプル・データをインストールする前に、前のバージョン用のデータを除去してください。

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Rational Directory Server のインストール

Rational Directory Server のインストールについては、Rational Directory Server インストール情報を調べてください。

注: Rational Directory Server と Rational DOORS クライアントを同じマシンにインストールすると、Rational Directory Server をセキュア・モードで使用できなくなります。

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Rational DOORS のライセンスの取得

Rational DOORS を初めてインストールするときは、IBM からライセンスを取得する必要があります。 また、バージョン 8.1.2 の Rational License Key Server をインストールしなければなりません。

ライセンスを IBM から取得する方法、および Rational License Server TL のインストール方法については、Rational License Server TL インフォメーション・センターで「Rational License Server TL Licensing Guide」を参照してください。 Rational License Key Server については、Rational Common Licensing 情報を参照してください。

Rational DOORS を既に実行している場合は、実行している Rational DOORS のバージョンによって、および有効な保守契約を結んでいるかどうかによって、必要な作業は異なります。

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9.4 における新機能

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9.4 で修正された問題

Rational DOORS 9.4 で修正された問題について詳しくは、「Fix List for IBM Rational DOORS 9.4」を参照してください。

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9.4 における既知の問題

この更新における既知の問題、および有効な回避策について調べるには、「Known problems in Rational DOORS 9.4」を参照してください。

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制限

スペル・チェッカー

一部の言語はスペル・チェッカー付きで提供されることがありますが、例えばロシア語では、スペル・チェックの実行中にエラーが検出された場合、代替テキストは提供されません。

特定の言語でスペルをチェックするためのオプションを設定すると、「オプション」ダイアログ・ボックスに「モード」パネルが表示されます。一部の言語では、表示されるモードは意味を成しません。例えば、ロシア語を選択した場合、Je および Jo のモードが表示されます。

これらの問題は、スペル・チェッカー機能を提供するために Rational DOORS で使用されるサード・パーティー・ソフトウェアにおける制限が原因で生じます。

隠し文字

Rational DOORS では、隠し文字はサポートされません。例えば、隠し文字を含むテキストを Microsoft Word からコピーし、それを Rational DOORS モジュールに貼り付けると、モジュール・エクスプローラーで表示されるテキストとオブジェクトで表示されるテキストは異なります。

リッチ・テキスト・テーブル

Word 文書のリッチ・テキスト・テーブルを Rational DOORS 属性にコピーすることはできません。

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サポートへの問い合わせ

Rational ソフトウェア・サポート Web サイトの Telelogic のサポート概要 (http://www.ibm.com/software/rational/support/telelogic/) にアクセスしてください。
お客様の地域での最適なサポート問い合わせ方法について、1 ページにまとめたリファレンス・ガイドがあります。

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特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

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5 Technology Park Drive
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U.S.A.

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本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資 料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、 またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で 決定されたものです。 そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、 あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、 名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

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商標

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