チェンジ・プロポーザル・システムを使用することの利点

チェンジ・プロポーザル・システム (CPS) は、ユーザーがフィードバックを送り、データに対する変更を提案するための管理環境です。フィードバックは、データの所有者とその他の関係者がレビューし、適宜適用または却下します。
ユーザーには、チェンジ・プロポーザル・システムで異なるロールが割り当てられます。 ロールに応じて、ユーザーは以下を実施することができます。

チェンジ・プロポーザル・システムを作成したユーザーは、自動的にチェンジ・プロポーザル管理者になります。チェンジ・プロポーザル管理者は、 レビュー用に構成されたモジュールと属性、アクセス権のあるユーザー、ユーザーのロール内容を制御します。 チェンジ・プロポーザル・システムへのアクセス権限を持つユーザーは、情報を参照し、それについてコメントを出すことができますが、情報を編集することはできません。

ユーザーは、2 種類のコメントを出すことができます。どちらのコメントもプロポーザルと呼ばれます。

表 1. チェンジ・プロポーザルのタイプについて
プロポーザル 説明
サジェスチョン 概略コメント。例: プロジェクトの試験計画に関する提案など。
チェンジ・プロポーザル 特定のモジュールの特定のオブジェクトに関する詳細なコメント。例えば、特定のオブジェクトの「見積期間」属性の値を 20 日から 30 日に変更する必要があるというプロポーザルなどです。

チェンジ・プロポーザル・レビューアー・チーム (変更管理委員会または CCB ともいう) は、各プロポーザルを検討し、適切な処置を決定します。プロポーザルを承認するか、拒否するか、または保留するかを決定します。

例えば、発行したプロポーザルが承認された場合など、Rational® DOORS® は発行したプロポーザルのステータスが変わると、自動的に電子メールを送信します。


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