現行バージョンのモジュール内のデータとモジュール履歴を比較することができます。 作成されるレポートには、検出された不整合の詳細が含まれます。 失われたデータが識別されれば、そのリカバリーが可能です。
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このタスクについて
以下のような不整合を識別して修正することができます。
注: このツールを実行した後、変更を保存しておくため、モジュールを保存する必要があります。
- オブジェクトが履歴では削除されているが、現行データには存在している。
- オブジェクトが履歴では削除されていないが、現行データでは削除されている。
- オブジェクトが履歴ではパージされているが、現行データには存在している。
- リンクが履歴では作成されているが、現行データには存在していない。
- リンクが履歴では削除されているが、現行データには存在している。
- 属性値で、現行データと履歴の間に相違がある。 テキスト、ストリング、列挙型、整数、実数、日付、およびユーザー名値が比較されます。 デフォルト値、継承された値、およびモジュール属性値に相違がある場合も含まれます。
以下のような不整合を識別できますが、修正することはできません。
- オブジェクトが履歴には存在するが、現行データには存在していない。
- 値が履歴には記録されるが、属性には有効でなくなっている。 例えば、列挙型属性に関連付けられた値を変更すると、履歴のデータが有効でなくなることがあります。
以下のような不整合は識別できません。
- モジュール履歴に記録されなかった属性とオブジェクトに対する変更。
- OLE データが履歴レコードに含まれていなかった場合は、更新後の属性値には含まれません。
- OLE オブジェクトがテキストを含まないテキスト属性に追加された場合と、
そのオブジェクトに現行バージョンでのテキストが含まれない場合。
手順
- 不整合があるかどうかを確認するモジュールを排他編集モードで開きます。
- の順にクリックします。
- 使用するオプションを選択して「OK」をクリックします。 使用できるオプションについて詳しくは、「ヘルプ」をクリックしてください。