XML データ構成ファイルの構成

IBM® Rational® Insight との統合を構成するには、IBM Rational DOORS® の XML データ構成 (XDC) ファイルを編集する必要があります。

始める前に

この手順に必要なコンポーネントについては、『Rational DOORS と Rational Insight の統合』を参照してください。

手順

  1. 「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「IBM Rational Reporting Development Tools (IBM Rational Reporting Development Tools)」 > 「XML データ構成 (XML Data Configuration)」をクリックして、IBM Rational Insight XML データ構成ツールを開きます。
  2. XML データ構成ツールで doors.xdc 構成ファイルを開きます。このファイルは、Rational DOORS クライアント・インストーラーにより DOORS¥9.5¥lib¥reporting フォルダーにインストールされています。 このファイルには、構成用のプレースホルダー項目が含まれています。 これらの項目を実際の構成データで更新する必要があります。
  3. Rational DOORS のクライアント・プロパティー・ウィンドウまたは Rational DOORS の Web Access クライアントのいずれかで、モジュールの URL をコピーします。URL のスプリット・サーバー・アドレス部分とその他の部分をコピーします。 この表に、これらの要素の例を示します。
    表 1. URL 要素の例
    要素
    モジュールの URL http://dwaserver.in.ibm.com:8080/dwa/rm/urn:rational::1-50618b265ae12e9a-M-00000020
    Rational DOORS Web Access サーバー名 http://dwaserver.in.ibm.com:8080
    モジュールのロケーション (その他の部分) /dwa/rm/urn:rational::1-50618b265ae12e9a-M-00000020
    照会部分 (固定) ?oslc.properties=*,dcterms:creator{*},dcterms:contributor{*},oslc_rm:uses{*,dcterms:creator{*},dcterms:contributor{*}}&useEnumLabel=true
  4. モジュール・リソース形状を取得します。
    1. モジュールの URL に対する REST GET 呼び出しを行います。application/rdf+xml として Accept ヘッダーを指定します。
      ヒント: REST 呼び出しを使用して Rational DOORS Web Access データを取得できない場合は、festival.xml を開きます。このファイルは、Rational install directory/DOORS Web Access/1.5.0.0/server/festival/config/festival.xml にあります。次の項目が存在することを確認します。
      <f:property name="disable.oauth" value="true" />
    2. <oslc:instanceShape> を検索します。この例に示すように、要素にはリソース形状の URL が入っています。
      <:ResourceShape rdf:about= 
      "http://dwaserver.in.ibm.com:8080/dwa/rm/oslc/shape/requirement/urn:rational:: 
      1-50618b265ae12e9a-M-00000020">
    3. この要素をコピーします。Rational DOORS Web Access サーバーの URL アドレス部分が入っているセクションを削除し、次の例に示すように、URL の残りの部分を形状の URL 部分として使用します。
      /dwa/rm/oslc/shape/requirement/urn:rational::1-50618b265ae12e9a-M-00000020
    4. festival.xml ファイルを保存して閉じます。変更を反映させるには、Rational DOORS Web Access サーバーを再起動する必要があります。
  5. XML データ構成ツールで、ノードを展開して DOORS リソース・グループを検索します。DOORS ノードを展開してから、これらのノードおよびフィールドを更新します。
    重要: DOORS リソース・グループ名は必須です。この名前は変更しないでください。
    1. 「データ」ノードに、次の情報を入力します。例えば、次の画像を参照してください。
      • 「URL タイプ (URL type)」で、「汎用 XML (Generic XML)」を選択します。
      • 「要求ヘッダーに「Accepted: application/xml」を追加する (Add "Accepted: application/xml" to the request header)」チェック・ボックスをオンにします。
      • 表 1 のように、「URL」Rational DOORS Web Access サーバーの URL を入力します。
      • 「認証タイプ (Authentication type)」で、「フォーム (Form)」を選択します。
      • 「ユーザー名」に、Rational DOORS のユーザー名を入力します。
      • 「パスワード」に、Rational DOORS のユーザー・パスワードを入力します。
      • 「フォーム・セキュリティー相対 URL (Form security relative URL)」に、j_acegi_security_check と入力します。
      • 「テスト相対パス (Test relative path)」フィールドに、テスト相対パスとしてモジュールの URL (その他の部分) を入力します。
      次の画像は「DOORS データ・リソース・グループ (DOORS Data Resource Group)」ウィンドウを示しています。
    2. 相対パスの場合、「リソース (Resource)」ノードには、表 1 に示すようにモジュールのロケーション(その他の部分) + 照会部分 (固定 を入力します。
    3. 相対パスの場合、「形状 (Shape)」ノードには、ステップ 4c に示すように 形状の URL 部分 を入力します。
    4. 「テスト接続」をクリックします。
  6. オプション: 複数の DOORS データ・モジュールを構成します。インストールされた XDC ファイルには、2 つの DOORS モジュールを表す 2 つのデータ・ノードが含まれています。その他のモジュールをサポートするには、次の例に示すように 「データ」 ノードをコピーして貼り付け、モジュールの URL を更新します。
    次の画像は、複数のデータ・ノードが含まれている「DOORS データ・リソース・グループ (DOORS Data Resource Group)」ウィンドウを示しています。

次のタスク

これで、モジュールの属性の事前定義 URL を指定できます。


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