追加の OSLC 統合サービスおよび要件

ルート・サービスは、OSLC サービス・ディスカバリー文書への入り口点を提供します。OSLC 認証には OAuth セキュリティーが必要です。

ルート・サービス

ルート・サービス文書は OSLC の仕様に含まれていませんが、ルート・サービス文書は、OSLC サービス・ディスカバリー文書の入り口点や、OSLC サービスを使用するために必要な構成 URL を提供します。

ルート・サービス文書は、Rational DOORS Web Access サーバーのサーバー・ロケーションに基づいた URL により位置指定されます。例えば、Rational DOORS Web Access サーバーが http://doors.example.com/ にインストールされている場合、ルート・サービス文書は次の場所にあります。
  • Rational DOORS Web Access バージョン 1.4.0.1 以降の場合の場所は、http://doors.example.com/rm/discovery/rootservices です。
  • Rational DOORS Web Access バージョン 1.4.0.2 以降の場合の場所は、http://doors.example.com/public/rootservices です。

セキュア認証

OSLC にはセキュリティーが必要とされ、OAuth 1.0a により提供されます。OAuth は、デスクトップや Web アプリケーションから簡単で標準的な方式を使用してセキュアな API 許可を与えるオープン・プロトコルです。サービス・ディスカバリー、要求、要求コレクションの URI など、ほとんどの OSLC URI にアクセスするには、認証ユーザーである必要があります。OAuth 認証は、ルート・サービス URI には不要です。詳しくは、「OAuth Core 1.0 Revision A」を 参照してください。

OSLC DXL サービスを使用した Rational DOORS の拡張

Rational DOORS を拡張するための OSLC DXL サービスについては、『Rational DOORS の OSLC DXL サービス』を参照してください。また、『DXL (Rational DOORS Extension Language) の使用』)も参照してください。


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