データウェアハウスからスター・スキーマを発行して、IBM® Rational® DOORS® データをレポート形式で表示できます。
スター・スキーマの設計は、分析レポート作成用に最適化されているディメンション・モデルです。
トランザクション・データは中央ファセット・テーブルに保管され、関連するディメンション・テーブルはそのファセット・テーブルから広げられていきます。
始める前に
データウェアハウスに
IBM Rational Insight を使用する場合、スター・スキーマを発行する前に
Rational DOORS 発行ジョブを完了してください。
Rational solution for
Collaborative Lifecycle Management (CLM) をデータウェアハウスに使用する場合は、
Rational DOORS の発行ジョブを完了してから CLM 発行ジョブを実行してください。
CLM ETL にはスター・ジョブが組み込まれているため、この場合にはこのトピックで説明されている手順を実行する必要はありません。
手順
- IBM Cognos Data Manager を、をクリックして開きます。
- 「ようこそ」ページで「新規カタログの作成 (Create a new catalog)」をクリックするか、または Data Manager でをクリックします。
- 次のロケーションで、Rational Insight にインストールされているカタログを復元します。Rational Insight installation directory¥datamgr¥insight_catalog¥OOTBDMCatalog.ctg
- 「アクション」メニューから、「データ移動タスクの発行 (Publish data movement tasks)」をクリックします。
- を展開し、Build_Star を選択して、「OK」をクリックします。
- Cognos Data Manager ナビゲーション・ペインで、「接続 (Connections)」ノードを展開し、「Rational データウェアハウス (Rational Data Warehouse)」を選択します。
- 接続が正しく構成されていることを確認します。
必要な場合には、データベースの適切な RIDW 別名、ユーザー名、およびパスワードを復元します。
- Rational Insight が開かれているブラウザーで、「DataMovementTasks」フォルダーにナビゲートします。
- 発行されたスター・ジョブを選択し、それを実行します。
注: スター・スキーマ・ジョブはエンタープライズ・レベルのジョブであるので、このジョブは通常のジョブより実行に時間がかかる場合があります。
- スター・スキーマ・ジョブの実行後に、をクリックします。
- 任意のレポートを実行して、Rational DOORS データを表示します。