ディスクのバックアップには一般的なファイル・システムのバックアップ・ツールを使用します。
偶発的なデータ損失から保護する目的で特定のモジュールまたはプロジェクトのバックアップを作成する場合は、IBM® Rational® DOORS®
アーカイブを使用します。
例えば、ユーザーがプロジェクトを削除し、抹消してしまっても、アーカイブから戻すことができます。
Rational DOORS データベースの
データを保存先のディスクの障害から保護するため、ディスクを定期的にバックアップしてください。ディスク障害が起きた場合、バックアップからすべてのデータを戻すことができます。 ディスクのバックアップを取得する際
- 差分バックアップの場合、少なくとも週に 1 回は全体のバックアップを取得します。
- バックアップを開始する前に、すべてのユーザーが
Rational DOORS からログアウトしていることを確認します。
多くのバックアップ・ツールは、開いたファイルのバックアップを行いません。 ユーザーがデータベースにアクセスしているためファイルがスキップされた場合、データの不整合が生じる可能性があります。
- Rational DOORS Web Access を Rational Insight とともに、または
IBM Rational Engineering Lifecycle Manager などの TRS コンシューマー・アプリケーションとともに使用している場合、
Rational DOORS データベースをバックアップする際に、
統合して使用している Derby データベースもバックアップしてください。
Derby データベースのデフォルト・ロケーションは C:¥Program
Files (x86)¥IBM¥Rational¥DOORS Web Access¥9.version¥server¥festival¥derby¥ です。
Rational DOORS データベースをリストアする必要がある場合には、Derby データベースを
同時にリストアして、データの整合性を確保してください。
Rational DOORS アーカイブは、プロジェクト全体、個々のモジュール、およびユーザーとグループのリストを対象として作成できます。