OLE オブジェクトのプロパティーの編集

OLE オブジェクトのプロパティーを変更できます。使用できるオプションは、OLE オブジェクトが挿入されたものか、またはリンクされたものかによって異なります。

手順

  1. モジュール・ウィンドウで、 プロパティーを編集する OLE オブジェクトを含む Rational® DOORS® オブジェクトを選択し、 ダブルクリックしてインプレース編集モードに入ります。
  2. OLE オブジェクトを選択し、「編集」>「OLE オブジェクト・プロパティー」をクリックします。 「一般」タブに OLE オブジェクトのファイル情報が表示されます。「変換」ボタンは使用できません。
  3. 「表示」タブを使用して、OLE オブジェクトの外観を変更します。
    表 1. OLE オブジェクト・プロパティー・シートの「ビュー」タブ
    フィールド 説明
    編集可能な情報として表示 アイコンとしてモジュールに表示されている OLE オブジェクトを編集可能な情報として表示するには、このボタンを選択します。 これにより、モジュールに表示されているファイルのコンテンツを確認できます。 OLE オブジェクトをアクティブにするには、ファイルのコンテンツをダブルクリックします。
    アイコンで表示 編集可能な情報としてモジュールに表示されている OLE オブジェクトをアイコンとして表示するには、このボタンを選択します。 OLE オブジェクトを編集するにはアイコンをダブルクリックします。
    アイコンの変更 OLE オブジェクトがアイコンとして表示されている場合は、 このボタンをクリックすることによりアイコンまたはアイコンのラベルを変更できます。
    スケール このフィールドは使用できません。 OLE オブジェクトのサイズを変更するには、対象となる OLE オブジェクトを選択してサイズ調整ハンドルで変更します。
    元の大きさと相対的にする このフィールドは使用できません。
  4. 「リンク」タブを使用して、リンクされた OLE オブジェクトの取り扱い方法を制御します。
    注: このタブは、OLE オブジェクトがモジュール内に組み込まれている場合は表示されません。
    「リンク」タブには次の情報が表示されます。
    • システム内のリンク・ファイルへのパス。
    • ソース・ファイルが最終更新された日時。
    以下のオプションも使用できます。
    表 2. OLE オブジェクト・プロパティー・シートの「リンク」タブ
    ボタン 実行すること
    自動 表示されるリンクされたオブジェクトのバージョンを最新にしたい場合は、「自動」を選択します。
    手動 表示されるリンクされたオブジェクトのバージョンを最新にしたくない場合は、「手動」を選択します。 「今すぐ更新 (Update Now)」ボタンを使用すれば、いつでも最新バージョンに更新できます。
    リンク元の変更 移動したファイルへのパスを手動で更新します。 既存の OLE オブジェクトを置き換える場合にも、このボタンを使用できます。

    ボタンをクリックして新しいファイルの場所を特定します。ファイルを選択して「OK」をクリックします。 パスが更新されます。

    リンク元を開く ソース・ファイルを開きます。
    今すぐ更新 OLE オブジェクトの最新バージョンを表示します。
    リンクの解除 この機能は、現在では Rational DOORS に実装されていません。 「リンクの解除」をクリックしても、OLE オブジェクトとソース・オブジェクトの間のリンクは削除されません。 OLE オブジェクトからリンクを削除するには、一度 OLE オブジェクトを削除し、リンクを適用せずに再度同じオブジェクトを挿入します。

フィードバック