スマート・カードを使用する Rational DOORS Web Access の構成

Rational® DOORS® Web Access は、Public Key Infrastructure (PKI) カード、Common Access Card (CAC)、または Windows ユーザー認証を使用して、ユーザーが Rational DOORS Web Access の実行許可を得ていることを確認します。

始める前に

Rational DOORS Web Access でスマート・カード認証を使用するには、Rational DOORS に対してスマート・カード認証を実装する必要があります。 『スマート・カードおよび証明書の構成』を参照してください。

このタスクについて

Rational DOORS Web Access でユーザーがスマート・カードを使用してログインできるように構成するには、server.xml ファイルを編集する必要があります。このファイルは、server/conf/ フォルダーにあります。 server.xml ファイルは Apache Tomcat ファイルです。server.xml ファイルの構成手順については、Apache Tomcat の資料で、SSL コネクターの clientAuth および関連属性を使用したクライアント認証の有効化の項目を参照してください。

スマート・カードを使用することにより暗号化をサポートするには、 Secure Sockets Layer (SSL) 用の鍵ストアと証明書、および Rational DOORS Web Access 用のトラストストア証明書を保有している必要があります。server.xml ファイルで、鍵ストアと証明書への参照を追加します。

手順

  1. エディターで server.xml ファイルを開きます。
  2. 以下のように、SSL 鍵ストアへの参照を追加します。
    keystoreFile="path_file"
    keystorePass="password" 
  3. 以下のように、トラストストア証明書への参照を追加します。
    truststoreFile="other_path_file"
    truststorePass="other_password"  
  4. server.xml ファイルを保存して閉じます。

次のタスク

『スマート・カードおよび証明書の構成』の説明に従って、Rational DOORS Database Server および Client を構成します。

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