報告可能な形式を構成し、どの属性とリンク・タイプを、Rational Insight などの外部レポート作成アプリケーションで使用できるかを指定できます。
始める前に
報告可能な形式を構成するには、
「属性およびリンク・マッピング (Attribute and Link Mapping)」ウィンドウの
「属性」タブと
「リンク」タブで、属性およびリンク・タイプをマップする必要があります。
注: 属性 DXL は、属性マッピングでは使用できず、報告可能な形式には含まれません。
このタスクについて
IBM® Rational® DOORS® には、大量のデータを含めることができ、その中にはアクティブなデータもアクティブでないデータもあります。
Rational Insight などの外部レポート作成アプリケーションは、現在のアクティビティーに適用できないデータで多重定義される可能性があります。 適切なレポート作成範囲およびシステム・パフォーマンスを保証するため、作業セットを使用して、使用可能なプロジェクト、フォルダー、およびモジュールを制限できます。
報告可能な形式を使用して、どの属性とリンク・タイプをレポートに使用できるかを指定できます。
報告可能な形式に対し、以下の 2 つのタイプの Uniform Resource Identifier (URI) を属性に指定できます。
- モジュール内のオブジェクトに関連付けられた要件属性の URI。
- モジュール・レベルで要件コレクションに関連付けられた属性の URI。
リンク・モジュールの URI を選択することにより、レポートで使用可能なリンク・タイプを指定できます。 これらのリンク・モジュールは、使用可能なモジュール内にあるオブジェクトのリンク関係データを提供します。
手順
報告可能な形式を構成するには、次のようにします。
- IBM Rational DOORS クライアントで、をクリックします。 「属性およびリンク・マッピング (Attribute and Linking Mapping)」ウィンドウが開きます。
- 「報告可能な形式」タブをクリックします。
- 「報告可能な形式」ページの「要件」タブで、属性およびリンク・タイプを選択し、レポート作成アプリケーションで使用できるようにします。
- 「報告可能な形式」ページの「要件コレクション (Requirement Collections)」タブで、モジュール属性を選択し、レポート作成アプリケーションで使用できるようにします。
- 「OK」をクリックし、報告可能な形式を保存します。
次のタスク
報告可能な形式を編集する場合、形状に変更を反映するには、Rational Insight で増分 (デルタ) ロードではなくフル・ロード ETL パッケージを実行する必要があります。