Rational Directory Server、Rational DOORS データベース、および UUID

Rational® Directory Server を使用する場合、Rational DOORS® データベースと汎用固有 ID (UUID) とを関連付ける 2 つのファイルが、インストール中に自動的に作成されます。

Rational DOORS がインストールされた後、データ・サブフォルダーの場所は C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOOORS¥9.5¥ となります。 Rational Directory Server を使用する場合、データ・サブフォルダーに tds_valid_id.txt および tds_registered.txt という 2 つのファイルが作成されます。 これらのファイルによって、データベースが UUID に関連付けられます。

tds_valid_id.txt ファイル

tds_valid_id.txt ファイルは、データベースに格納されているリポジトリー ID が、ディレクトリー・サーバーから取得された有効な UUID であることを示します。 このファイルがあれば、別の UUID でデータベースを登録することはできません。

データベースのコピーに別の UUID を付けて新規のデータベースとしてデプロイするには、このファイルを削除します。 このファイルを削除すると、 現在の UUID は使用できなくなります。

tds_registered.txt ファイル

tds_registered.txt ファイルは、データベースに格納されているリポジトリー ID が、現在構成されているディレクトリー・サーバーに認識される有効な UUID であることを示します。 このファイルがある場合、Rational Directory Server レジストリーに UUID がないとデータベース・サーバーは稼働しません。

新しいディレクトリー・サーバー上で既存の UUID を使用してデータベースを再デプロイするには、このファイルを削除します。 tds_valid_id.txt ファイルは削除しないでください。


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