インストールを計画し、システムを管理するために使用する Rational® DOORS® クライアントをインストールしたら、Rational DOORS データベース・サーバーをインストールできます。
始める前に
- クライアントとデータベース・サーバーを同じコンピューターにインストールし、そのクライアントを使用して Rational DOORS を管理する場合は、クライアントを最初にインストールします。
- システム要件、ライセンス管理要件、および他の要件を満たしていることを確認します。
インストールの前提条件のチェックリストを表示するには、『Rational DOORS のインストールの準備』を参照してください。
- Windows Vista、Windows 2008、または Windows 7 システムにインストールする場合には、管理者アカウントにログインするか、管理者として実行する必要があります。
管理者として実行するには、インストーラー・ファイルを右クリックして、「管理者として実行」をクリックします。
手順
- Rational DOORS データベース・サーバー・インストーラーを開き、プロンプトに従ってソフトウェアの標準セットアップをインストールします。
ヒント : インストーラー・プログラムの進行時には、以下の情報に留意してください。
- クライアントがインストールされていない場合は、Rational DOORS をインストールするフォルダーを入力してセットアップの種類を選択するよう求めるプロンプトが出されます。
日本語版のクライアントをインストールする場合は、デフォルトのフォルダーを受け入れてください。
セットアップのタイプには、「通常」を選択します。
- ポート番号を入力するようにプロンプトが出された場合は、クライアントのインストール時に入力した番号を入力してください。
ポート番号は 1023 より大きい番号にしてください。
デフォルトのポート番号は 36677 です。
- Rational DOORS データベース・サーバーに使用しているコンピューター名とポート番号を書き留めます。
他の Rational DOORS ユーザーがクライアントを各自のコンピューターにインストールするときには、インストールを完了するためにこのコンピューター名とポート番号が必要です。
- 新規データ・ディレクトリーの参照が必要になる場合があります。
このディレクトリーは、データとユーザー情報の保管先です。
Rational DOORS は、データ・ドライブのマッピングに対応していません。
クライアントがインストール済みであれば、データ・ディレクトリーは自動的に入力されます。
- Rational DOORS データは、Network Attached Storage (NAS) 装置に保管しないでください。
データを Rational DOORS データベース・サーバー・コンピューターとは異なる場所に保管しなければならない場合、ブロック・レベル・ストレージを使用する SAN 装置を使用できます。
- 情報を確認してから、「インストール」をクリックします。
プロンプトが出されたら、「完了」をクリックします。
次のタスク
システムの管理に使用する Rational DOORS クライアントを始動し、管理者パスワードとデータベース管理者をセットアップします。
詳しくは、『
Rational DOORS の管理者ユーザー資格情報のセットアップおよびデータベース管理者の作成』を参照してください。