データ・パーティション

別の Rational® DOORS® データベースのユーザーにデータを送信して、表示または編集したのちに返してもらう場合は、パーティションを作成します。 他のデータベースのユーザーによって編集されるデータを含める場合、そのデータは、返されて再結合されるまで、あるいはリカバリーされるまで、送信元のデータベースでロックされます。
3 つの異なるファイルを使用してデータのパーティション、同期、およびリターンを行います。 これら 3 つのファイルはすべて「.par」という拡張子を持っています。
注: データは、 同じメジャー・バージョン番号を持つ Rational DOORS データベースにのみ 送信できます。 例えば、データをバージョン 9.5 のデータベースからバージョン 9.2.0.1 のデータベースに送信することはできますが、 バージョン 8.3 のデータベースには送信できません。
表 1. パーティション・ファイル
ファイル 説明
パーティション・ファイル パーティション定義に含まれているデータを、別の Rational DOORS データベースに送信して表示または編集できるようにするために使用します。
同期ファイル 編集可能なデータに対して行った更新を、送信元のデータベースに送り返すために使用します。
リターン・ファイル 送信元のデータベースへ最終的な更新ファイルを転送するために使用します。 送信元のデータベースで設定されていた読み取り専用ロックはすべて解除されます。

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