ディスクリプティブ・モジュールのプロパティーの表示および権限の変更

DXL を使用してディスクリプティブ・モジュールを作成し、そのプロパティーを表示し、アクセス権を変更することができます。

始める前に

ディスクリプティブ・モジュールへのアクセス権を変更するには、そのモジュールに対する管理者権限が必要です。

データベース・エクスプローラーで、ディスクリプティブ・モジュールが表示されていることを確認します。必要に応じて、 「表示」>「ディスクリプティブ・モジュールの表示」の順にクリックします。

このタスクについて

ディスクリプティブ・モジュールを作成するときに、インポートするデータを含むファイルを指定します。ファイルをインポートすると、Rational® DOORS® は現在のアクティブ・コード・ページ (Latin-1 など) を使用してそのファイルをインポートします。ただし、ファイルの先頭に Unicode の Byte Order Marker (BOM) が検出された場合は、BOM が使用されます。ファイルに BOM が含まれている場合は、このマーカーからエンコードが判読されます。

ディスクリプティブ・モジュールの内容は編集することができません。しかし、そのテキストのセクションをフォーマル・モジュールに抽出 (コピー) することはできます。抽出プロセスは、ディスクリプティブ・モジュールのオリジナル・テキストとフォーマル・モジュールのコピーの間に自動的にリンクを作成します。

例えば、メール・メッセージ内に、Rational DOORS へインポートするいくつかの要件が含まれているとします。ディスクリプティブ・モジュールへこのメール・メッセージをインポートします。

その後、抽出するディスクリプティブ・モジュールのテキストをマークアップします。マークアップされた要件は、ディスクリプティブ・モジュールのオブジェクトになります。

最後に、マークアップされたオブジェクトを抽出します。Rational DOORS は、ディスクリプティブ・モジュール内のマークアップされたオブジェクトと、フォーマル・モジュールにコピーしたオブジェクトの間に自動的にリンクを作成します。

ディスクリプティブ・モジュールのテキストは、編集できません。しかし、フォーマル・モジュールへコピーしたテキストは編集できます。オリジナル・テキストと 2 つのモジュール間のリンクを持つディスクリプティブ・モジュールをそのまま持っています。

手順

  1. モジュール・ウィンドウで、 「ファイル」>「モジュール・プロパティー」をクリックします。
  2. モジュール・プロパティーを表示するには、「一般」タブを選択します。
  3. アクセス権を変更するには、「アクセス」タブを選択します。

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