Rational® DOORS® は、情報に対する変更のキャプチャー、トレース、分析、および管理を容易にする、優れた要件管理ツールです。
要件の制御は、コストの削減、効率の向上、および製品の品質向上のために重要です。
DOORS は、Dynamic Object-Oriented Requirements System の頭字語です。Rational DOORS 製品ファミリーを使用すれば、お客様の組織全体で、またサプライ・チェーン全体で、要件のコミュニケーション、コラボレーション、および検証を最適化することができます。
Rational DOORS はファミリーの中心となるアプリケーションで、Windows、Linux、および Solaris の各システムで稼働します。Rational DOORS は独自のビルトイン・データベースを備えており、要件の取り込みと管理に役立つ多数の機能を提供します。
Rational DOORS は、組織全体のすべてのメンバーが、要件管理プロセスに参加および貢献することを容易にします。
- ブラウザーを使用すれば、Rational DOORS Web Access を通じて要件データベースにアクセスできます。
- 事前定義された簡単なチェンジ・プロポーザル・システム、またはより完全でカスタマイズ可能な変更制御ワークフローにより、Rational 変更管理ソリューションへの統合を通じて、要件に対する変更を管理できます。
- Requirements Interchange Format を使用して、サプライヤーおよび開発パートナーを、開発プロセスに直接関与させることができます。
- 要件を設計項目、テスト計画、テスト・ケース、およびその他の要件にリンクさせ、容易かつ強力なトレーサビリティーを実現します。
- ビジネス・ユーザー、マーケティング、サプライヤー、システム・エンジニア、およびビジネス・アナリストは、要件ディスカッションを通じて直接コラボレーションを行うことができます。
- テスターは、手動テスト環境用の Test Tracking Toolkit を使用して、要件をテスト・ケースにリンクさせることができます。
- 要件管理、変更管理、および品質管理のための Open Services for Lifecycle Collaboration (OSLC) 規格を使用して、システムおよびソフトウェア・ライフサイクル・ツールとの統合を行うことができます。
- 他の Rational ツール (Rational Requirements Composer、Rational Rhapsody®、Rational Quality Manager、Rational Focal Point™、Rational System Architect など)、および数多くのサード・パーティー・ツールとも統合を行い、総合的なトレーサビリティー・ソリューションを提供します。
Rational DOORS に関するビデオについては、YouTube 再生リストIBM® Rational DOORS Essentials」を参照してください。