Windows での Rational DOORS クライアントのインストール

IBM® Rational® DOORS® クライアントを Windows にインストールする際には、「標準」 Rational DOORS クライアントまたは「カスタム」クライアントを選択することができます。 このトピックでは、「標準」オプションを選択して Rational DOORS クライアントをインストールする手順について説明します。

始める前に

インストールする前に』の手順に従います。

手順

  1. Rational DOORS クライアント・インストーラーを開き、「次へ」をクリックします。
  2. ライセンス合意の諸条件を受け入れ、「次へ」をクリックします。
  3. Rational DOORS のインストール先のフォルダーを入力します。 この画面は、データベース・サーバーをまだマシンにインストールしていない場合にのみ表示されます。 既にマシンにデータベース・サーバーがある場合は、クライアント・ファイルは同じ場所にインストールされます。
    Rational DOORS クライアントを日本でインストールする場合は、デフォルトの場所を受け入れてください。
  4. 「標準」をクリックし、「次へ」をクリックします。
  5. 「データベース・ポート」フィールドには Rational DOORS データベース・サーバーが使用しているポート番号を、「データベース・ホスト」フィールドには Rational DOORS データベース・サーバーのコンピューター名をそれぞれ入力します。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. ライセンス情報を入力するか、「ライセンス情報を後で指定します。」を選択してから、「次へ」をクリックします。
    • ライセンス・サーバー

      ライセンス・サーバーを使用する場合は、port@host の形式で、例えば、19353@licenseserver のようにライセンス・サーバーの場所を入力します。

    • ローカル・ライセンス・ファイル

      ローカル・ライセンス・ファイルを使用する場合は、ファイルのパスを、例えば、C:DOORS_License¥license.dat のように入力します。

    • ライセンス情報を後で指定します」を選択した場合は、Rational DOORS クライアントの開始時にライセンス情報を入力する必要があります。
    注: 管理者権限のないユーザーとしてインストールする場合には、この画面でライセンス情報を入力する必要があります。
  8. 表示された情報を検討して、必要な変更あれば、それを行うために「戻る」をクリックします。 確認後、「インストール」をクリックします。
  9. すべてのファイルがインストールされたら「完了」をクリックして、インストールを終了します。

次のタスク

Windows 版の Rational DOORS クライアントは Large Address Aware となりました。 これは、使用可能な仮想アドレス・スペースが増加させるものです。 これにより、Rational DOORS は、64 ビット版の Windows ではメモリーの 4 GB まで、32 ビット版ではメモリーの 3 GB までアドレッシングが可能になります。 64 ビット版の Windows では、Large Address Aware 機能を利用するためにオペレーティング・システムに対する変更は不要です。 32 ビット版では、ユーザー・メモリー割り振りを増やす必要があります。

32 ビット版の Windows でユーザー・メモリー割り振りを増やすには、C:¥boot.ini ファイルを編集して、/fastdetect スイッチを含む開始行の末尾にテキスト /3GB を追加します。 変更を有効にするために、コンピューターを再始動してください。

/3GB スイッチは、4 GB 仮想アドレス・スペースの分割方法を変更します。 2 GB のユーザー・モード仮想アドレス・スペースと 2 GB のカーネル・モード (オペレーティング・システム) 仮想アドレス・スペースに分割する代わりに、3 GB のユーザー・モード仮想アドレス・スペースと 1 GB のカーネル・モード仮想アドレス・スペースに分割します。 サーバー上でこのスイッチを有効にする場合は、このような割り振りを考慮してください。


フィードバック