OSLC 仕様を使用するツールは、さまざまなベンダーから提供されるツール統合をより容易に保守でき、またツール間で情報をより効率的に共有することができます。 例えば、品質管理ツールは、ソフトウェア障害を記録および追跡するために、変更管理システムとのより優れた統合を行うことができます。
OSLC は、他の統合で必要になることがある複雑なインストールや構成を不要にし、データ・アクセスを容易にします。 また、ツールの非互換性を軽減し、ユーザーが特定の製品または製品バージョンに限定されないようにします。 OSLC プロトコルにより、製品およびアプリケーションのライフサイクルにおけるツール間の障壁を解消することができ、ライフサイクル・ツールを簡単に組み合わせて使用できます。
OSLC 仕様は、OSLC コミュニティーのワークグループによって開発されました。 このグループの構成およびガバナンスについては、open-services.net を参照してください。
図 x は、OSLC がライフサイクル・ツール間で情報とタスクの統合をどのようにサポートしているかを示しています。 プラットフォーム統合サービスは、レポート作成、プロジェクト管理、ダッシュボードによる情報の集中管理などの分野でのその他の機能を備えています。