電子署名をモジュール・ベースラインと併用すると、開発プロセスのさまざまな段階で、情報のレビューと署名を安全に処理できます。 文書をレビューして署名したユーザーの履歴 (タイム・スタンプおよびアクセス権限の詳細情報を含む) が、ベースラインとともに格納されます。 一度提出された署名については、そのいかなる部分も変更できません。
ユーザーがベースラインに署名すると、その署名とともに次の情報が保存されます。
- Rational® DOORS® のユーザー名。
- ユーザーの氏名 (ユーザー・アカウントに氏名が関連付けられている場合)。
- ユーザーがベースラインに署名した日時 (Rational DOORS クライアントではなく、Rational DOORS データベース・サーバーの日時です。)
- ラベル指定子が選択可能であった場合は、ユーザーが選択したラベル、およびその時点で指定可能であったオプションが記録されます。
- ユーザーが追加したすべてのコメント。
- ユーザーが署名したときに、ユーザー名、パスワード、またはその両方を再確認したかどうか。
- ユーザーがベースラインに署名したときに、モジュール内のすべてのデータに対するアクセス権限を持っていたかどうか。