サーバー・セキュリティーを有効にする

サーバー・セキュリティーを有効にするには、セキュア接続を使用するように Rational® DOORS® データベース・サーバーを構成する必要があります。

始める前に

以下のコンポーネントがインストールされていない場合はインストールしてください。

証明書が有効であり、その有効期限が切れていないことを確認してください。 ご使用の構成を検証するためにサンプル証明書セットを使用できますが、サンプル証明書セットは実動には使用しないでください。

Rational DOORS クライアント、 相互協調処理サーバー、およびデータベース・サーバーで正しいサーバー・ホスト名が使用されていなければなりません。 例えば、サンプル証明書を使用する場合は、サーバー・ホスト名として IBMEDSERV を指定する必要がありますし、 クライアントは、そのホスト名を使用してサーバーに接続しなければなりません。

注: Rational DOORS に付属する サンプル証明書を使用する必要はありません。 ただし、別の証明書を使用する場合は、クライアント、相互協調処理サーバー、および データベース・サーバーに対して -keyDB パラメーターおよび -certName パラメーターを使用する必要があります。

このタスクについて

ご使用のサーバーがインストールされているプラットフォームに対してサーバー・セキュリティーを有効にするには、以下の手順に従います。 Rational DOORS データベース・サーバーを 始動し、その際に -serverSecurityEnable スイッチを使用した場合、 このオプションは永続的であるため、再始動時にもサーバー・セキュリティーが有効になります。 その場合は、その後の再始動でも、このスイッチを省略してかまいません。

手順

次のタスク

サーバー・セキュリティーを有効にする場合、デフォルト認証方式ではユーザー名とパスワードを入力します。 dbadmin コマンド行スイッチ -sssAuthenticationMode を使用すれば、認証方式を変更できます。 認証方式を変更したしても、Rational DOORS データベース・サーバーを再始動する必要はありません。詳しくは、『認証方式の変更』を参照してください。

サーバー・セキュリティーを無効にする場合は、-serverSecurityDisable スイッチを使用します。 例えば、doorsd.exe -debug -s "C:¥example¥data" -p 36700 -serverSecurityDisable のように入力します。


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