XDC ファイルには、Rational DOORS データベースを指す Reporting Service URL が含まれていますが、データベース内のすべてのコンテンツをレポート作成データウェアハウスに追加するのは、時間がかかり非生産的です。 作業セットおよび報告可能な形式を使用すれば、特定のプロジェクト、フォルダー、モジュール、属性、およびリンク・タイプのレポート作成データに集中するのに役立ちます。
Rational DOORS は、データベース全体に対する集中型テープ・システムをサポートしません。 属性およびリンク・タイプは、データベース内の各モジュールで固有 ID を持ちます。 ただし、複数のモジュールに対してレポートを作成する場合、多くのモジュールで同じ名前を持つ属性およびリンク・タイプについてレポートしたい場合があります。 例えば、複数のモジュールで "status" 属性および "elaborated by" リンク・タイプについてレポートする場合などです。 各モジュール内で固有の属性 ID およびリンク・タイプ ID は、複数のモジュールを通じて一貫したレポート作成を行うのに妨げとなります。 各属性およびリンク・タイプを、すべてのモジュールを通じてレポート作成機能がこれらのタイプを表すのに使用できる、一貫した URI にマップできます。
作業セット、報告可能な形式、および属性とリンク・タイプのマッピングを作成する手順については、関連トピックを参照してください。