アーカイブは、ローカル・マシンに保存する代わりに、Rational® DOORS® データベースのサーバー・マシンに保存することができます。この場合、アーカイブはデータ・フォルダー内のフォルダーに保存されます。 これは、データベースに接続しているどの Rational DOORS クライアントからもアクセスできることを意味します。
このタスクについて
このトピックでは、Windows マシンでサーバー・アーカイブを有効化する方法について説明します。
UNIX マシンで
サーバー・アーカイブを有効化するには、Rational DOORS データベース・サーバーを
稼働させるユーザーのプロファイル/スタートアップ・スクリプトの一部として
環境変数 DOORS_ARCHIVE_LOCATION=<directoryname> を組み込みます。 ディレクトリー <directoryname> が、$SERVERDATA を基準として作成されます。
手順
- Rational DOORS データベース・サーバー・マシン上のデータ・フォルダーに移動します。 このデータ・フォルダーにサーバー・アーカイブ用のフォルダーを作成します。
- レジストリー・エディターを開いて、HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Telelogic¥DOORS_Server¥9.version¥Config に移動します。
- 「DOORS_Archive_Location」という文字列を作成します。
- この文字列を右クリックし、「修正」を選択します。先ほど作成したフォルダーの名前を「値のデータ」フィールドに入力します。 例えば、「serverarchive」のように入力します。
- Rational DOORS データベース・サーバーを停止し、再起動します。
次のタスク
サーバー・アーカイブが有効になっていることを確認します。
- Rational DOORS を起動し、アーカイブと復元を実行する権限を持つユーザーとしてログインします。
- データベース・エクスプローラーの右ペインでプロジェクトを選択し、の順に選択します。
サーバー・アーカイブが有効になっている場合は、「アーカイブ・プロジェクト」ウィンドウに「サーバー上でアーカイブ」フィールドが表示されます。 このフィールドは、「アーカイブ・モジュール」ウィンドウにも表示されます。
「プロジェクトの復元」ウィンドウと「モジュールの復元」ウィンドウには、「サーバーからの復元」フィールドが表示されます。