Windows サービスに対してサーバー・セキュリティーを有効にする

Rational® DOORS® データベース・サーバーは インストールされると、Windows サービスとして登録されます。 デフォルトで、セキュア・モードおよびサーバー・セキュリティー・オプションは無効になっています。このデータベース・サーバーを Windows サービスとして 稼働させる場合にサーバー・セキュリティーを使用するには、セキュア・モードおよびサーバー・セキュリティー・オプションを有効にする必要があります。

このタスクについて

Rational DOORS データベース・サービスの構成パラメーターが保管されるレジストリー・キーのロケーションは、ご使用のオペレーティング・システムのバージョンによって異なります。 サーバー・セキュリティーを有効にするときは、以下の構成パラメーターを設定します。

BrokerHost は、ActiveMQ ブローカーをホストしているサーバーのサーバー名または IP アドレスです。 BrokerPort は、Active MQ ブローカー接続用のポートです。

使用する証明書によっては、以下のパラメーターも設定しなければならない場合があります。

手順

  1. Rational DOORS データベース・サーバーを停止します。
  2. Windows 管理コンソールを 使用して、Rational DOORS データベース・サーバー・サービスの プロパティーを編集します。
  3. 「開始パラメーター」フィールドに以下のパラメーターを入力します。

    -secure ON -serverSecurityBrokerHost BROKER_HOST -serverSecurityBrokerPort 61616

    説明:
    スイッチ パラメーターの例 説明
    -secure ON

    セキュリティーを有効にするためにオンに設定しなければならないスイッチ

    -serverSecurityBrokerHost BROKER_HOST

    Active MQ ブローカーをホストしているサーバーの名前または IP アドレス

    -serverSecurityBrokerPort 61616

    ActiveMQ ブローカーに接続するポート番号

    使用する証明書によっては、以下のパラメーターも追加できます。
    スイッチ パラメーターの例 説明
    -serverhostname IBMEDSERV

    証明書で指定されている Rational DOORS データベース・サーバーの名前。

    -certName DBM1

    セキュア接続に使用される証明書の名前。

    -keyDB C:¥path¥to¥key¥db.kdb

    証明書鍵ストアのパス

  4. 「プロパティ」ウィンドウで「開始」をクリックしてサービスを実行します。
  5. 「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
    注: サービスを再始動する場合は、開始パラメーターを再度入力する必要があります。
    または、以下の Windows レジストリー・キーにパラメーター値を設定できます。
    • serverhostname
    • secure
    • certName
    • keyDB
    他のパラメーター値を、 サービスの「開始パラメーター」フィールドに追加する必要があります。 以下の設定ではレジストリーは使用されませんが、これらの設定にはデフォルト値があります。
    • serverSecurityBrokerHost: 127.0.0.1
    • serverSecurityBrokerPort: 61616
    注: デフォルト・ポートを使用する ActiveMQ ブローカーが Rational DOORS データベース・サービスと 同じコンピューター上で実行されている場合に、そのサービスを開始するときは、これらの設定は指定しなくてもかまいません。

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