モジュール検証用のチェックサム・パッケージの作成

モジュールをエクスポートまたはアーカイブする前に、そのモジュールのチェックサム検証パッケージを作成することができます。後でそのモジュールをインポートまたは復元する場合は、チェックサム検証レコードをインポートまたは復元後のモジュールと比較できます。この比較は、選択したビュー内のテキストやその他の属性値に加えられた変更を確認するのに役立ちます。

このタスクについて

チェックサム機能は XML ファイルを生成し、.zip 拡張子を付けてそれらのファイルを圧縮パッケージに格納します。このチェックサム・パッケージでは、モジュール名、説明、およびロケーションが識別されます。また、このパッケージには、当該モジュールに対して選択されたビューと、それらのビューで使用されるオブジェクト属性もリストされます。

生成された出力では、リンク、OLE オブジェクト、イメージ、ベースラインは参照されません。検証ではテキスト・コンテンツが比較されますが、リッチ・テキスト・フォーマットは比較されません。

注: チェックサム検証用にアーカイブを作成する場合は、アーカイブ・ファイルの名前に特殊文字や英語以外の文字を使用しないでください。ファイル名に特殊文字が含まれたアーカイブから復元されたモジュールは、チェックサム機能では比較できません。

手順

  1. IBM® Rational® DOORS® デスクトップ・クライアントで、モジュールを選択します。
  2. 「ツール」 > 「チェックサム」 > 「チェックサムの作成」をクリックします。
  3. 「チェックサムの作成」ウィンドウで、検証に使用できるようにしたいビューを選択します。
  4. 「ファイル名」フィールドに、チェックサム圧縮ファイルの絶対パスとファイル名を入力します。このファイルの拡張子は .zip でなければなりません。
    重要: チェックサム・ファイル名に、 英語で使用されない文字、拡張 ASCII 文字、特殊文字 (アンパーサンドや感嘆符など) は含めないでください。
  5. 「作成」をクリックします。ファイルが作成されたら、「閉じる」をクリックします。

次のタスク

チェックサム・パッケージとインポート済み/復元済みモジュールの比較

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