Rational DOORS システムを管理するための Rational DOORS クライアントのインストール

Rational® DOORS® クライアントは、Windows システム上でのみ稼働します。Rational DOORS をインストールするために、Rational DOORS 管理者はまず、Rational DOORS システムの管理に使用するクライアントをインストールします。 次いで、管理者はデータベース・サーバーをインストールし、クライアントの管理者アカウントとデータベース管理者アカウントをセットアップします。 この時点で、管理者ではないチーム・メンバーは、各自のコンピューターにクライアントをインストールできます。

始める前に

このタスクについて

Windows システム用の Rational DOORS クライアントは large address aware になりました。 これは、クライアントがより多くの仮想アドレス・スペースを持つことを意味します。 クライアントは、64 ビット版の Windows では 4 GB までメモリーのアドレッシングが可能です。 large address aware 機能を利用するためにオペレーティング・システムに変更を加える必要はありません。

手順

  1. Rational DOORS クライアント・インストーラーを開き、プロンプトに従ってソフトウェアの標準セットアップをインストールします。
    ヒント : インストーラー・プログラムの進行時には、以下の情報に留意してください。
    • 日本語版のクライアントをインストールする場合、フォルダーを選択するようにプロンプトが出されたときは、デフォルトのフォルダーを受け入れてください。
    • セットアップを選択するときは、必ず「標準」を選択してください。
    • データベース・ポートは、Rational DOORS データベース・サーバーが使用することになるポート番号です。
    • データベース・ホストは、Rational DOORS データベース・サーバーが置かれるコンピューターの名前です。
    • ライセンス情報を入力するようにプロンプトが出された場合は、その情報を必ず以下のように正しい形式で入力します。
      • ライセンス・サーバーを使用する場合は、ライセンス・サーバーのロケーションを port@host という形式で入力します (例えば 27000@licenseserver)。
      • ローカル・ライセンスを使用する場合、ファイルのパス (例: C:DOORS_License¥license.dat) を入力します。
    • 「ライセンス情報を後で指定します」を選択した場合、クライアントの開始時にライセンス情報を入力する必要があります。
  2. 情報を確認してから、「インストール」をクリックします。 プロンプトが出されたら、「完了」をクリックします。

次のタスク

Rational DOORS データベース・サーバーをインストールし、それから Rational DOORS クライアントを始動します。 このクライアントを初めて始動するときには、管理者ユーザーの新規パスワードを入力して、データベース管理者アカウントを作成する必要があります。

クライアントをインストールし、Rational DOORS データベース・サーバーに初めてログインすると、ユーザー索引が作成され、サーバーに保管されている間、クライアントは表示されません。 クライアント接続はサーバー上および Windows タスク マネージャーに表示されますが、画面上には表示されません。 ユーザー索引の作成が完了すると、クライアントは再表示され、ログイン操作は完了します。 この遅延は、以降のログイン操作では発生しません。


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