マイグレーションするモデルのストリームが 1 つのみの場合は、モデル調整ツールを使用する必要はありません。
モデル調整ツールは、全体的な構造が同じモデルのみを調整します。 後続のストリームでモデルのリファクタリングを頻繁に行った場合、それらのモデルは調整できなくなります。 モデルのマイグレーションと調整を実行するには、事前にすべてのリファクタリングと分割化を、関連するすべてのストリームに伝搬しておく必要があります。
モデル調整ツールには、ID のデータベースを作成し、 続いてデータベースを継続的に更新するという、複数の実行段階があります。 マイグレーション後に、ストリームの後継世代の階層を調整できます。 例えば、企業のストリームを、基幹業務とプロジェクトを表す子ストリームに合わせて調整することができます。
また、ID のデータベースをソース・コントロール下に置いて、 後続のマイグレーションで使用することもできます。 ソース・コントロール下にあるモデルを調整するときは、 ID データベースの作成に使用する、マイグレーションされたモデルの初期セットもチェックアウトする必要があります。 これは、調整ツールが、それらのモデルのモデル要素も調整するためです。