これらの用語および規則を理解すると、インストール情報および使用する製品を十分に活用する上で役立ちます。
これらの用語は、インストールについてのトピックで使用されます。
- 管理者ユーザー
- 書き込み管理特権を持つユーザー。インストールの説明において、書き込み管理特権を持つとは、ユーザーがデフォルトの共通インストール・ロケーションに書き込めることを意味します。
Linux® オペレーティング・システムでは、これは「root」ユーザー、または「sudo」を使用して Installation Manager を開始しているすべてのユーザーです。
Microsoft® Windows® XP オペレーティング・システムでは、書き込み管理特権を持つユーザーは、「Administrators」グループのメンバーであるすべてのユーザーです。
Microsoft Windows Vista オペレーティング・システムでは、これは、「管理者として実行」を使用して Installation Manager を開始しているユーザーです。
- 拡張機能
- 別の製品パッケージに追加機能を提供する一種の製品パッケージ。
拡張対象となるパッケージもインストールしなければ、拡張機能はインストールできません。
- インストール・ディレクトリー
- パッケージのインストール後の製品作成物の場所。
- 非管理者ユーザー
- 書き込み管理特権を持たないユーザー。インストールの説明において、これは、このユーザーがホーム・ディレクトリーのみにインストールできることを意味します。
- パッケージ
- インストール可能なソフトウェア製品の単位。ソフトウェア製品パッケージは、そのソフトウェア製品の他のパッケージとは独立して作動可能な、別個にインストール可能な単位です。
- パッケージ・グループ
- パッケージ・グループは、
異なる製品パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。
Installation Manager を使用してパッケージをインストールする場合は、
新規パッケージ・グループを作成するか、またはパッケージを既存のパッケージ・グループにインストールできます。(一部のパッケージは、パッケージ・グループを共用できません。その場合、既存パッケージ・グループを使用するオプションが使用不可になります。)パッケージ・グループの共用は、「シェル共用」と呼ばれることもあります。
- リポジトリー
- ダウンロード用パッケージを入手できる永続的ストレージ域。
リポジトリーとして、ディスク・メディア、ローカル・ハード・ディスク上のフォルダー、またはサーバーや Web 上のロケーションが使用されます。
- 共用リソース・ディレクトリー
- 場合によっては、製品パッケージはリソースを共用できます。これらのリソースは、パッケージが共用するディレクトリーに置かれます。