演習 5: 上位ルート・ダイアグラムへのダイアグラム・ショートカットの追加

始める前に、演習 4: 改ページ位置の設定とラベル設定の変更を完了する必要があります。

この演習では、Invoice.ldm モデルにある既存のダイアグラムからのダイアグラム・ショートカットを、新規ブランク・ダイアグラムに作成します。この機能を使用すると、関連ダイアグラムをグループ化したり、ルート・ダイアグラムに注釈を付けて関係を記述したり、ダイアグラムからダイアグラムに移動したりすることが簡単にできるように、複数のダイアグラムをリンクすることができます。

上位ルート・ダイアグラムにダイアグラム・ショートカットを追加するには、以下のようにします。

最初に、新規ブランク・ダイアグラムを作成します。

  1. Invoice.ldm 論理データ・モデルの請求書および商品発送 (Invoice and Shipment) パッケージの下にある「ダイアグラム」フォルダーを右クリックします。このパッケージは、モデルのルート・パッケージです。
  2. 「新規ブランク・ダイアグラム」を選択します。
  3. データ・プロジェクト・エクスプローラーで新規ダイアグラムを選択し、「プロパティー」ビューの「ダイアグラム名」フィールドに「myOverview」と入力します。
  4. データ・プロジェクト・エクスプローラーで、請求書 (Invoice) パッケージの下にある「ダイアグラム」フォルダーから、請求書 (Invoice) 図をクリックします。
  5. 請求書 (Invoice) 図を、新規 myOverview 図にドラッグします。

    楕円形のダイアグラム・オブジェクトが myOverview 図に表示されます。

    説明されている、請求書 (Invoice) 新規埋め込み図オブジェクトを示す画面。

    ここで、別の埋め込み図を myOverview 図に追加し、注釈オブジェクトを使用して 2 つの図の間の関係を文書化します。

  6. 商品発送 (Shipment) パッケージの下の「ダイアグラム」フォルダーで、商品発送 (Shipment) 図をクリックして myOverview 図サーフェスにドラッグします。

    説明されている、請求書および商品発送 (Invoice and Shipment) 埋め込み図オブジェクトを示す画面。

    線およびテキスト・ボックスを使用して、ダイアグラムに、これらのダイアグラムがどのように関係するかについての情報の注釈を付けることができます。

  7. ダイアグラム・パレットから「線」オブジェクトをクリックしてから、商品発送 (Shipment) 図オブジェクトと請求書 (Invoice) 図オブジェクトの間で、クリックしてドラッグします。

    説明されている、埋め込み図オブジェクトおよび新しい線オブジェクトを示す画面。

  8. ダイアグラム・パレットから「テキスト」オブジェクトをクリックしてから、線オブジェクトの近くにテキスト・オブジェクトをクリックしてドラッグします。
  9. 新規テキスト・オブジェクトに、必要である可能性あり (Might require) と入力します。

    説明されている、ダイアグラム、線、および新規テキスト・オブジェクトを示す画面。

  10. Invoice.ldm ファイルを保存します。
  11. オプション: データ・プロジェクト・エクスプローラーにある商品 (Product) パッケージの下の「ダイアグラム」フォルダーで、商品 (Product) 図をオープンして表示します。商品 (Product) 図は、異なるタイプの表記を使用してタイプ・システムを表示します。

これで、新規ダイアグラム・オブジェクトをダブルクリックすることにより、myOverview ダイアグラムから請求書 (Invoice) および商品発送 (Shipment) ダイアグラムをオープンできるようになります。

これで、演習 6: Web へのモデルの公開を開始する準備ができました。

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