EMF および UML モデル情報レポート用のレポート設計の作成

拡張子 RPTDESIGN を持つレポート設計ファイルにより、EMF および UML モデルのレポートのコンテンツおよびフォーマットがコントロールされます。 これらのレポート設計ファイルでは、ビジネス・インテリジェンスおよびレポート作成ツール (BIRT) のレポート作成機能がサポートされます。
このタスクについて
注: ユーザーがレポート設計者である場合、組織で必要とされるレポート設計を作成し、レポート使用に関する説明と共に、レポートをレポートのユーザーに提供します。 ユーザーがレポートの使用者である場合、レポート設計プロセスを理解することなくレポートを生成することができます。 『モデル情報レポートの生成』のトピックを参照してください。

RPTDESIGN レポート設計ファイルを作成する場合は、通常、空の RPTDESIGN ファイルから始めて、これを変更し、ユーザー自身のレポート設計を作成します。設計プロセスの一部として、関連した EMF または UML データ・ソースおよびデータ・セットを定義します。データ・ソースは、インスタンス・モデル、メタモデル、またはそれらの両方から構成されます。データ・セットにより、要素は、データ・ソースから、BIRT が使用できるテーブルに編成されます。 レポートの設計方法についての段階的なデモンストレーションについては、チュートリアルの『UML モデルの BIRT レポート設計の作成』を参照してください。

レポート設計を完了するには、BIRT を使用して、レポート・コンテンツを定義し、フォーマット設定を適用して、生成されたレポートの読取可能度および使用可能度 (readability) を高めます。 BIRT の使用について詳しくは、「BIRT へのフィールド・ガイド (Field Guide to BIRT)」を参照してください。

タスクの結果

BIRT に基づくレポートの設計に関する追加のヒントおよびトラブルシューティング情報については、『モデル・レポートの設計のヒント』のトピックおよび「IBM® Rational® Technotes」を参照してください。

注: 現行製品のリリースでは、引き続き XSLT レポート・テンプレートがサポートされています。提供されたテンプレートを、要件を満たすようにカスタマイズすることができます。XSLT テンプレートのカスタマイズについて詳しくは、IBM developerWorks® の項目『Understanding and Customizing Model Publishing in IBM Rational Software Modeler/Architect』を参照してください。 日本語や中国語などの 2 バイト文字を使用する言語でレポートを生成する場合、『シンボリック文字セットを使用する PDF レポートの取り扱い (Dealing with PDF reports that use symbolic character sets)』のセクションを参照してください。 現行リリースで使用するレポートを登録する必要があります。詳しくは、『現行リリースの XSLT レポート・テンプレートの登録』のトピックを参照してください。
注: Eclipse 資料または開発者ガイドへのリンクなどの一部の情報は、製品ヘルプのトピックからのみ参照できます。

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