既存の接続の複写を作成することによっても、新規の接続を作成できます。 この方式は、既存の接続に似ているものの、プロパティーが異なる接続を作成する場合に役立ちます。既存の接続の複写を作成するには、データ・ソース・エクスプローラーで接続を右クリックして、「複写 (Duplicate)」を選択します。その後、必要に応じて複写の接続のプロパティーを編集します。
ウィザードを使用してデータベースに接続するには、以下のようにします。
データベースへの接続に使用する JDBC ドライバーを指定します。 リストに表示されている JDBC ドライバーは完全にサポートされています。 使用したいドライバーがリストにはないがデータベース・マネージャーによりサポートされている場合は、 「その他のドライバー・デフォルト (Other Driver Default)」を選択して、詳細を入力します。
「JAR リストの編集 (Edit JAR List)」をクリックしてウィンドウを開き、 特定の JDBC ドライバーに使用している JAR ファイル へのパスを変更できるようにします。 また、このウィンドウを使用して、リストされている各ドライバーの JDBC JAR ファイルの名前と代表的な場所を表示することもできます。
グローバル・ドライバー・プロパティーは、「設定」ウィンドウの「ドライバー定義 (Driver Definitions)」ページで設定されます。
IBM® Data Server Driver for JDBC and SQLJ は、 ワークベンチ製品と一緒に組み込まれており、デフォルトで、ウィザードはこの組み込まれているバージョンのドライバーを使用します。 このバージョンは徹底的にテストされているので、これを使用することをお勧めします。 このドライバーの別のバージョンを使用する場合は、「JAR リストの編集 (Edit JAR List)」をクリックして、 必要な JAR ファイルへのパスを変更することができます。 ご使用のワークベンチ製品によっては、IBM データ・サーバー向けのその他の JDBC ドライバーが組み込まれている場合もあります。
JDBC ドライバーの制限: ドライバーによっては、パス・コードまたはライセンス・ファイルを必要とするものがあります。 ライセンス情報は現行の環境では設定可能または入手可能ですが、Web サーバーなどのその他の環境では情報を入手できない場合もあります。 パス・コードまたはライセンスを入手できない場合、ドライバーは機能しません。
パフォーマンスを最適にするために、大規模なデータベースに接続するときはフィルターを使用してください。
ウィザードでフィルター・オプションを指定しない場合は、 接続プロパティーを変更するか、またはデータ・オブジェクトのフィルター・オプションを指定することで、 後でそれらのフィルター・オプションを変更できます。 接続プロパティーを変更するには、データ・ソース・エクスプローラーで接続を右クリックして、 「プロパティー」を選択します。
ウィザードのページでは、フィルターはデフォルトで使用可能に設定されません。 接続をフィルターに掛けるには、「フィルターを無効にする」チェック・ボックスをクリアして、 式を使用するか、または接続ビューに組み込むまたは組み込まない特定のオブジェクトを選択することで、 フィルター・オプションを指定します。