論理データ・モデル

論理データ・モデルとは、データベースに特定されないモデルのことで、組織がデータを収集する対象とするものと、それらの関係について記述します。

論理モデルには、エンティティーおよび属性、関係、固有 ID、サブタイプおよびスーパータイプ、関係の間の制約の表現が入っています。 論理モデルにはドメイン・モデル・オブジェクトが入ることもあり、1 つ以上のドメインまたは用語集モデルを参照することもあります。 論理データ・モデルで論理オブジェクトおよび関係が定義された後、ワークベンチを使用して、論理モデルを物理データ・モデルの形式でデータベース固有の物理表現に変換することができます。

論理モデル・オブジェクトは、常にルート・パッケージ・オブジェクト内に入っています。 ルート・パッケージは常に 1 つありますが、ルート・パッケージの下にさらにパッケージを追加して、似通ったオブジェクトをまとめてグループにすることができます。

ワークベンチを使って、テンプレートから論理データ・モデルを作成できます。 XML スキーマ定義ファイル (.xsd) からの単純データ・タイプを、ドメイン・タイプとして論理データ・モデルにインポートすることもできます。

関連概念
論理データ・モデルから物理データ・モデルへの変換
論理データ・モデルの視覚化と編集
データ・オブジェクトの比較
ドメイン・モデル
関連タスク
別のツールへのデータ・モデルのエクスポート
別のツールからのデータ・モデルのインポート
DDL スクリプトの生成
データ・モデルの分析
データ・モデルの発行
影響および依存関係の分析

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