左側のペインには、階層ツリー・ビュー内のソース・データ・モデルが置かれます。 ルート・ノードは、データ設計プロジェクト内の .dbm ファイルを表します。 ドラッグ・アンド・ドロップ機能を使用するか、または「スキーマの追加」メニュー・オプションを使用して、ソース・スキーマを次々に追加していくことができます。
右側のペインには、ターゲットのデータ・モデルまたはスキーマが置かれます。 ターゲットは、1 つのデータベースまたは 1 つの XML スキーマに限定されます。
センター・ペインには、マッピング線とマッピング・ハブが示されています。
大規模なソースまたはターゲット・ツリーを収めたマッピング・エディター内でのマップ済みエレメントの表示は、困難な場合があります。 マッピング・エディターには、マップ済みまたは非マップのツリー・オブジェクトを非表示にするために選択できるフィルター・オプションが備えられています。 フィルター・オプションは、ソースおよびターゲットのビュー内および「マッピング」ビュー内のドロップダウン・メニューから使用することができます。 「マッピング」ビューでフィルター・オプションを選択すると、そのフィルター・オプションは、ソースおよびターゲットの両方のツリーに適用されます。 マップ済みの子をもたない表および XSD 複合エレメントを非表示にするには、「非マップ・オブジェクトの非表示」を選択します。 すべてマップ済みの子をもつ表および XSD 複合エレメントを非表示にするには、「マップ・オブジェクトの非表示」を選択します。 すべてのツリー・オブジェクトを表示するには、「すべて表示」を選択します。 個々のツリー・オブジェクトを非表示にするには、ソースおよびターゲットのペイン上のコンテキスト・メニュー・オプションから、「選択済みの非表示」または「未選択の非表示」を選択します。
概要ビューは、現在アクティブなマッピング・モデルの要約情報を取り込みます。 概要ビューには、階層ツリーでファイルが示されます。 このビューを変更することはできません。 概要ビューとマッピング・エディターは接続されています。 マッピングを更新すると、概要も更新されます。 マッピング・エディターと概要ビューは常に同期されています。
検索関数を使用して、概要ビュー内のテキスト・ストリングを検索することができます。 この関数が特に便利なのは、マップ済みの関係が多数あって、しかもグラフィカル表現内に多数の線が入っている場合です。
マッピング・モデルの名前は、階層の親ノードになります。 その下位ノードは、ソース、ターゲット、およびマッピング・グループです。 列のトランスフォーメーションは、概要内のマッピング項目内に示されます。 フィルター、結合、およびソートは、マッピング・グループ内に示されます。 マッピング・ノード別に概要ビューを展開および縮小表示することができます。
「プロパティー」ビューは、マッピング・エディターとは別個のものですが、列および表メタデータの詳細を示します。 「プロパティー」ビューには、アクティブなエディター内で選択されているオブジェクトに関する詳細が表示されます。 以下の例は、図 1 に示されているマッピング・ビューを選択したときの「プロパティー」ビューを示しています。