ウィザードを使用すれば、同じプロパティーを持つ複数の表に対して新しい表スペースを、物理データ・モデル内のテンプレート表スペースとして作成できます。
さらに、1 つの表スペースを複数の表に適用することもできます。
多数の表が含まれる大きな物理データ・モデルを操作するときには、時間を節約するために、データ・プロジェクト・エクスプローラー、「プロパティー」ビュー、または物理データ・モデル・ダイアグラムの代わりにウィザードを使用してください。
前提条件: テンプレートとして使用する表スペースを 1 つ作成する必要があります。
以下のいずれかの方法で、新しい表スペースを物理データ・モデル内に作成することができます。
- データ・プロジェクト・エクスプローラーで、物理データ・モデルのデータベース・オブジェクトを右クリックして、をクリックします。サブメニューから、表スペースを 1 つ選択します。
- 既存の表スペースを、データ・ソース・エクスプローラー内のデータベース接続から物理データ・モデルにドラッグ・アンド・ドロップします。
制約事項: 「表スペースの適用」ウィザードは、以下のデータベースをターゲットとする物理データ・モデルに対してのみサポートされます。
- DB2® データベース (Linux®、UNIX®、および Windows® 用)
- DB2 データベース (z/OS® 用)
- Oracle
ウィザードを使って物理データ・モデル内で表スペースを表に適用するには
- データ・プロジェクト・エクスプローラー内の物理データ・モデルの表スペース・オブジェクトを右クリックして、「表スペースの適用」を選択します。 ウィザードが開きます。
- ウィザードの各ステップを完了します。
- ウィザードの最初のページでは、別の表スペースを選んでテンプレートとして使用できます。
- ウィザードの 2 番目のページでは、表を選択して、表スペース適用のオプションを指定します。
データ・モデルのターゲットが DB2 for Linux, UNIX, and Windows の場合には、リスト内の表には MQT が含まれます。データ・モデルのターゲットが Oracle の場合には、マテリアライズ・ビューが含まれます。
- 「終了」をクリックします。
ウィザードでの指定内容に応じて、以下のいずれかのアクションがウィザードによって実行されます。
- 指定された表に、テンプレート表スペースが適用される。
- 同じプロパティーを持つそれぞれの表に対して、新しい表スペースがテンプレート表スペースとして作成される。
表スペースの名前は、次のような情報に基づいて決定されます
- 「表スペース接頭部 (Table Space Prefix)」フィールドで接頭部を指定した場合、新しい表スペースは接頭部に基づいて命名され、数値 ID が付加されます。
- 「表スペース接頭部 (Table Space Prefix)」フィールドで接頭部を指定しなかった場合、新しい表スペースは、適用対象の表の名前の最初の 3 文字に基づいて命名され、数値 ID が付加されます。
新しいオブジェクトまたはプロパティーは、データ・プロジェクト・エクスプローラーまたは「プロパティー」ビューに表示されます。