特権の変更

「プロパティー」ビューを使用して、表やビューなどのデータ・オブジェクトに対する特権や、ユーザー、グループ、役割などの許可 ID に対する特権を変更します。

始める前に

特権を変更するには、適切な権限を持っている必要があります。 データベースへの接続もなければなりません。 特権を変更するプロセスは、データベース・オブジェクトの変更のプロセスと同じであり、以下のようにします。

手順

  1. 以下のいずれかの方法を用いて、変更するオブジェクトまたは許可 ID を検索します。
    • 管理エクスプローラー」で、データベースを展開し、オブジェクト・タイプ・フォルダーをクリックして、「オブジェクト・リスト」にオブジェクトを表示します。 オブジェクトを右クリックして、「特権の管理」をクリックします。
    • データ・ソース・エクスプローラー」で、オブジェクトを右クリックして、「変更」をクリックします。
    オブジェクトが「プロパティー」ビューに表示されます。
  2. 特権」タブを使用して、特権を変更します。 オブジェクトの検索に「データ・ソース・エクスプローラー」を使用した場合は、「プロパティー」ビューのツールバー上にある「編集」アイコンの画像 (編集) をクリックします。 特権の追加、変更、または取り消しを実行するには、グリッドとツールバー・ボタンを使用します。データベース・オブジェクトの場合は、チェック・ボックスを使用して、リストされている 1 つ以上の許可 ID に特権を付与したり、その特権を取り消したりします。
    • 空のチェック・ボックスの画像特権はオフ
    • 1 つのチェック・マークが付けられているチェック・ボックスの画像特権はオンですが、特権を他者に付与できる GRANT 特権はありません。
    • 2 つのチェック・マークが付けられているチェック・ボックスの画像特権はオンであり、特権を他者に付与できる GRANT 特権があります。
  3. オプション: DB2® for Linux, UNIX, and Windows データベースで、オブジェクトに対する特権を変更する場合は、データベースに加えたい他のすべての変更を追加します。 変更プランが DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベースの変更に使用されるため、複数のオブジェクトを変更できます。
  4. DDL を生成します。
    • DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベースの場合:オブジェクト・リスト」の変更プラン・ツールバーの変更のレビューとデプロイ・アイコンの画像 (変更のレビューとデプロイ (Review and deploy changes)) アイコンをクリックします。
    • DB2 for Linux, UNIX, and Windows 以外のデータベースの場合:プロパティー」ビューのツールバーにある変更のレビューとデプロイ・アイコンの画像 (変更のレビューとデプロイ (Review and deploy changes)) アイコンをクリックします。
    レビューとデプロイ (Review and Deploy)」ダイアログが開きます。
  5. 実行」をクリックし、次いで「終了」をクリックして、変更をデータベースにデプロイします。
    要確認: 生成された DDL が期待どおりのものでなかった場合は、SQL および XQuery エディターを開き、生成された DDL を変更できます。 DDL を変更し、次いで DDL スクリプトをエディターから実行できます。 さらに、エディターを使用して Job Manager を開始し、そこからスクリプトを実行する時間をスケジュールすることもできます。

タスクの結果

生成された DDL スクリプトがデータベースに対して実行されます。 コマンドの実行状況は、「SQL の結果 (SQL Results)」ビューに表示されます。 「オブジェクト・リスト」または「データ・ソース・エクスプローラー」でオブジェクトを選択し、「プロパティー」ビューで特権を表示することにより、変更内容を表示することができます。

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