INSERT ステートメントを使用すると、値セットまたは副照会の結果表からデータベース表に行を挿入できます。
始める前に
使用しているデータベース・ベンダーに応じて、構文に違いが生じます。
SQL クエリー・ビルダーを使用して INSERT ステートメントを作成する場合、ツールはご使用のデータベース・ベンダーに合った正しい構文を作成しようとします。
値の集合から行を挿入する場合、列ごとに表示されるデフォルト値は、表の作成時の列の定義内容に応じて異なります。
- デフォルト値で列を定義した場合は、セル値は DEFAULT になる。
- デフォルト値で列を定義しなかった場合に、列が NULL 可能であれば、セル値は NULL になる。
- デフォルト値で列を定義しなかった場合に、列が NULL 不可であれば、セル値は単一引用符の対になる。
INSERT ステートメントを指定する前に、SQL クエリー・ビルダーでそのステートメントを作成しておきます。
手順
SQL クエリー・ビルダーで INSERT ステートメントを指定するには、以下のようにします。
- データの挿入先の表を追加します。
- 「表」ペイン内でデータの挿入先の列のチェック・ボックスを選択します。
- 値の集合または副照会から行を挿入します。
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値の集合から行を挿入するには、 |
- 「設計」ペイン内で「値」をクリックします。
ステップ 2 で選択した列がグリッドにリストされます。
- データの挿入先にする各列の隣の「値」セルをダブルクリックし、挿入する値または式を入力します。
「式ビルダー」ウィザードを使用して、もっと複雑な式を作成することもできます。
NULL 不可の列の値は入力しなければなりません。そうしないと、実行時にエラーが発生します。
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副照会から行を挿入するには、 |
- 「設計」ペイン内で「副照会」をクリックします。
- 「照会名」リストで、使用する照会をクリックするか、リスト内で「追加」選択項目の 1 つをクリックして新しい照会の作成を選択します。
- 新しい副照会を作成した場合は、「アウトライン」ビューでステートメントを展開し、副照会をクリックしてから、SQL クエリー・ビルダーで SELECT、FULLSELECT、または WITH ステートメントをビルドします。
SQL クエリー・ビルダーで INSERT ステートメントに戻るには、「アウトライン」ビューで INSERT ステートメントをクリックします。
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- オプション: ステートメントを実行します。 「SQL の結果」ビュー内のメッセージは、ステートメントが正常に実行されたかどうかを示します。