この演習では、ダイアグラムを印刷する準備のために改ページ位置を設定するため、ダイアグラムを変更します。
また、データ・オブジェクトに割り当てられているラベルがダイアグラムに表示されるように、ダイアグラムの表示特性も変更します。
最後に、ダイアグラムを印刷します。
ダイアグラムの印刷は、ダイアグラムまたはモデル情報をその他のチーム・メンバーと共有するための 1 つの方法です。
さらに、モデルを Web に公開することによって、情報を共有するという方法もあります。これは、この後の演習で行います。
改ページ位置の設定、ラベル設定の変更、およびダイアグラムの印刷を行うには、次のようにします。
- ダイアグラムの空白の領域を右クリックして、を選択します。
ダイアグラムおよび「アウトライン」ビューに青い線が表示されます。青い線は、改ページの位置を示します。
必要ならば、オブジェクトが 2 つのページに分割されないようにダイアグラム・オブジェクトのレイアウトを変更できます。
改ページ位置は、ご使用のコンピューターにインストールされているデフォルト・プリンターを基にして計算されます。
ヒント: 追加オブジェクトをダイアグラムに追加するときに、をクリックすると、新しいオブジェクトのサイズおよびロケーションに基づいて改ページ位置をリセットすることができます。
ここで、ラベルを請求書 (Invoice) エンティティーに追加して、そのラベルが表示されるようにダイアグラム・プロパティーを設定します。
- ダイアグラムまたはデータ・プロジェクト・エクスプローラーのいずれかで請求書 (Invoice) エンティティーを選択し、「プロパティー」ビューの「ラベル」フィールドに「顧客への請求 (Customer Invoice)」と入力します。
ここで、新しいラベルが表示されるようにダイアグラムのプロパティーを変更します。
- ダイアグラムの空白の領域をクリックします。
- 「プロパティー」ビューの「フィルター」ページで、「エンティティー・オプション」の下の「ラベルを表示」を選択します。
ダイアグラムにおいて、請求書 (Invoice) オブジェクトは、入力した顧客への請求 (Customer Invoice) ラベルを表示するようになります。
- Invoice.ldm ファイルを保存します。
- 仮想改ページ位置を倍率と共に使用すると、フルサイズ以外でどのようにダイアグラムが印刷されるか確認することができます。
- ダイアグラムの空白の領域をクリックします。
- 「プロパティー」ビューの「印刷」ページで、「仮想改ページ位置の表示」チェック・ボックスを選択します。
ステップ 1 で設定した改ページ位置は、ダイアグラムから削除され、仮想改ページ位置と置き換えられます。チェック・ボックスの右側にあるボタンのラインの色は、仮想改ページ位置のラインの現在の色を示しています。
ヒント: このボタンをクリックし、パレットから新規の色を選択することで、仮想改ページ位置のラインの色を変更することができます。
- 「通常サイズに対する倍率」の値を 75 に設定します。 ダイアグラムのサイズはそのままで、倍率に調整するために仮想改ページ位置のラインが移動します。
- オプション: 異なる調整数値を指定するか、「適用するサイズ」オプションを使用して印刷されるページのページ数を変更し、ダイアグラムで仮想改ページ位置を確認します。
これで、ダイアグラムを印刷できます。
- 「印刷」ページで「印刷」をクリックします。 オープンするウィンドウでは、「現在のダイアグラム」 オプションが選択され、現在のダイアグラムを印刷する設定になっています。
- 必要に応じてその他の印刷オプションを指定し、「OK」をクリックします。
ダイアグラムが印刷されるので、ワークベンチをインストールしていない可能性のあるその他のチーム・メンバーと情報を共有できます。