ORDER BY 文節は、SQL ステートメントの結果表の行の順序を指定します。
始める前に
複数のソート指定が識別された場合は、行は最初に指示されたソート指定の値で配列されてから、次に 2 番目に指示されたソート指定の値で配列され、以後も同様です。
FULLSELECT ステートメント内の SELECT ステートメントでは、ORDER BY 文節を使用できません。
ORDER BY 文節は、FULLSELECT ステートメントからの最終結果セットに適用されます。
単一の列、または複数列のどちらに基づくソートも可能です。
FULLSELECT ステートメント内の列で、別々の従属 SELECT ステートメントにある、序数値が同じ列をソートするには、列の名前が同じでなければなりません。
対応する従属 SELECT ステートメント内で列の名前が違う場合は、個々の列に同じ別名を割り当てなければなりません。
ORDER BY 文節を作成する前に、以下の要件が満たされていることを確認してください。
- SQL 照会ビルダーで FULLSELECT ステートメントが開かれていなければなりません。
- FULLSELECT ステートメントの表が指定されていなければならない。
手順
SQL 照会ビルダーで、FULLSELECT ステートメント内の複数の列をソートする ORDER BY 文節を作成するには、以下のようにします。
- 複数の SELECT ステートメント内でソートする列の名前が違う場合は、列の別名を指定する。
列ごとに同じ別名を使用します。
- 「概要」ビューで、ソートする列を含む従属 SELECT ステートメントをクリックする。
- SQL 照会ビルダーの「表」ペインで、ステートメントで使用する列のチェック・ボックスを選択する。
- SQL 照会ビルダーの「設計」ペイン内の「列」ページで、ソートする列を選択してから、その「別名」セルをダブルクリックする。
- 列の別名を入力してから、Enter キーを押す。
- 「概要」ビューで、ルート・ノード SELECT ステートメントか、従属 FULLSELECT ステートメントを表す UNION ノードを選択する。
- SQL 照会ビルダーの「設計」ペイン内の「列」ページで、「列」見出しの下の最初のセルをダブルクリックして、使用可能な列のリストを開く。
- ソートする 1 列目を選択する。 これは、別名を追加した 1 列目です。
- 「ソート・タイプ」セルをダブルクリックし、「昇順」、「降順」、または「デフォルト」を選択してから、Enter キーを押す。 「デフォルト」オプションは、ソートは必須であるが、ソート・タイプに SQL ソースが表示されないことを示します。
ご使用のデータベース製品のデフォルト・ソート・タイプが使用されます。
- 「ソート順序」見出しの下のセルをダブルクリックする。
- 結果をソートする順序に対応する数値を選択してから、Enter キーを押す。
- 他の列について、上記のステップを繰り返す。