演習 3: Design プロジェクトのプロパティーでのドメイン・モデル参照の表示

始める前に、『演習 2: 必要なリソースのインポート』を完了する必要があります。

この演習では、Design プロジェクトのプロパティーでサンプル・ドメイン・モデル (Domain Model.ddm) への参照を表示します。 データ設計プロジェクトのプロパティーでドメイン・モデル参照を追加する場合、このプロジェクトで論理データ・モデルまたは物理データ・モデルを作成するときにドメイン・タイプを選択することができます。 この場合、ドメイン・モデルもそのプロジェクトに保管されますが、他のプロジェクトに保管されたドメイン・モデルを参照することもできます。 プロジェクト間を相互参照することにより、チーム・メンバーは複数のプロジェクトで同じドメイン・モデルを参照できます。

Design プロジェクトのプロパティーでドメイン・モデル参照を表示するには、以下のようにします。

  1. データ・プロジェクト・エクスプローラーで、Design プロジェクトを選択します。
  2. 「プロパティー」ビューで、「ドメイン参照」タブをクリックします。

    「ドメイン・モデル・ファイル」リストに /Design/Domain Model.ddm が表示されるはずです。 オプションで、さらに多くのドメイン参照をプロジェクトのプロパティーに追加できます。それには、「追加」をクリックして、他のドメイン・モデル・ファイルを参照します。

    説明されている、Design プロジェクトの「プロパティー」ビューに表示されたドメイン・モデルを示す画面

    このドメイン参照が指定されているため、このプロジェクトで新規の論理データ・モデル・オブジェクトまたは物理データ・モデル・オブジェクトを作成するときに、このドメイン・モデルにあるアトミック・ドメインを選択できます。 「プロパティー」ビューで使用可能なドメイン・モデル・オブジェクトを表示できます。

  3. データ・プロジェクト・エクスプローラーで、HR.ldm ノードおよび DEPT エンティティー・ノードを展開します。
  4. DEPT_NAME 属性オブジェクトを選択し、「プロパティー」ビューの「タイプ」タブをクリックします。
  5. 「データ・タイプ」リストを開き、使用可能なデータ・タイプのリストに Domain Model.ddm ファイルにあるアトミック・ドメインが含まれていることに注目します。

これで、『 演習 4: 論理データ・モデルの物理データ・モデルへのトランスフォーム』を始める準備ができました。