ディメンション・モデルのライフサイクルには、設計、テスト、変換、および実動の各フェーズが含まれます。
ディメンション・モデルのライフサイクル
ディメンション・モデルのライフサイクルには、4 つの重要なフェーズがあります。
- 設計: ワークベンチを使用して、ディメンション・モデルを作成できます。
- テスト: ワークベンチと他の照会ツールを使用して、データベース (通常はテスト・データベース) に対するディメンション・モデルの分析およびテストを行うことができます。
- 変換: データ・モデルを変換して、他の照会ツールで動作するようにしたり、データ・モデルとアプリケーションの開発を続けたりできます。
- 実動: ディメンション・モデルを実装し、ユーザーがデータベースを照会できるようになります。
ワークベンチを使用したディメンション・モデルの作成
ワークベンチは、ディメンション・モデリングのライフサイクルのさまざまなフェーズをサポートするように設計されています。新しいディメンション・モデルを初めから作成したり、既存のディメンション・モデルを変更して既存の設計の詳細化を進めたりできます。ワークベンチでは、モデルを分析して、モデルがディメンション・モデリングの標準に準拠していることを確認できます。その後、必要に応じてデータ・モデルを変換したり、モデルを実稼働環境に移動したりできます。
ワークベンチでは、ディメンション・モデルのメタデータはディメンション表記 と呼ばれます。オブジェクトのディメンション表記は、プロパティーを変更することで変更できます。また、データ・モデルでのディメンション表記を有効または無効にできます。