以下の手順は、Installation Manager 「インストール」ウィザードを使用して InfoSphere® Data Architect をインストールする場合に使用します。
始める前に
必要なすべての
インストール前のタスクを実行します。
Linux オペレーティング・システムにおいて、コンピューター上に 32 ビットの製品がインストールされている場合には、64 ビット・バージョンの IBM Installation Manager はインストールもアップグレードもできません。
Installation Manager を使用して以前にインストールされた 32 ビット製品では、64 ビット・バージョンの Installation Manager がサポートされません。
32 ビット・バージョンの Installation Manager が入った 32 ビット・バージョンの製品をダウンロードする必要があります。
32 ビット・バージョンの Installation Manager は、32 ビットと 64 ビットのどちらのバージョンの製品のインストールにも使用できます。
このタスクについて
この情報は、標準インストールで製品パッケージのインストールを開始する方法について説明したものです。
通常は、インストール・ランチパッドおよび Installation Manager 「インストール」ウィザードを使用して製品パッケージをインストールします。
製品パッケージをサイレント・インストールする方法については、サイレント・インストールに関する情報を参照してください。
IBM Installation Manager を使用してインストールする製品の場合は、インストール・プロセスを開始すると、IBM Installation Manager がまだインストールされていない場合でも開始されます。
Installation Manager は、製品パッケージのインストール処理中にご使用のコンピューターにインストールまたは更新されます。インストール・ウィザードは、製品パッケージが含まれているリポジトリーの場所を使用して事前に構成されています。
手順
Installation Manager の「インストール」ウィザードを使用して IBM® InfoSphere Data Architect をインストールするには、以下のようにします。
- 製品 DVD を DVD ドライブに挿入します。 Linux の場合は、DVD ドライブをマウントしておく必要があります。
詳しくは、ドライブのマウントを参照してください。
自動実行がコンピューターで使用可能になっている場合は、ランチパッドが自動的に開きます。
ご使用のシステムで自動実行が使用可能になっていない場合は、次の手順に従って手動でインストールを開始してください。
- オプション: 手動でインストールを開始するには、以下のいずれかのステップを実行します。
- ランチパッドを使用してインストールを開始します。
- 製品 DVD のルート・ディレクトリーからランチパッドを以下のようにして開きます。
- Windows オペレーティング・システムの場合、setup.exe を実行します。
注: Windows Vista または Windows 7 オペレーティング・システムの場合は、次のようにします。
- 管理インストールを実行する場合は、このファイルを管理者として実行する必要があります。
- 64 ビットの Windows 7 を使用している、管理者以外のユーザーは、setup.exe ファイルではなく setup_win7_nonadmin64.exe ファイルを実行する必要があります。
- Linux オペレーティング・システムの場合、setup を実行します。
- 言語を選択します。
- 製品情報を読みます。
- 「製品のインストール」を展開し、「管理インストール」または「非管理インストール」をクリックして Installation Manager を開きます。
- Installation Manager を使用してインストールを開始します。
Installation Manager が既にインストールされている場合は、以下の手順でインストール・プロセスを開始できます。
- Installation Manager を開始します。
にある「設定」ダイアログ・ボックスで「Installation Manager の更新を検索」オプションを選択すると、Installation Manager を開始する際、Installation Manager の新しいバージョンを自動チェックできます。
- Installation Manager のリポジトリー設定を構成します。
- Installation Manager の「インストール」ウィザードを実行して、製品パッケージをインストールします。
- Installation Manager の「インストール」ウィザードで、「IBM InfoSphere Data Architect」 が選択されていることを確認します。
- 使用可能な更新は、製品パッケージのインストールと同時にインストールできます。パッケージの更新情報を検索するには、「他のバージョンおよび拡張機能を確認する (Check for Other Versions and Extensions」をクリックします。 Installation Manager は、製品パッケージの定義済み IBM 更新リポジトリーで更新を検索します。
また、Installation Manager の「設定」ウィンドウで手動設定したすべてのリポジトリー・ロケーションも検索します。
リポジトリーの追加について詳しくは、リポジトリーの指定を参照してください。
- インストールできるパッケージに関する詳細を知りたい場合は、パッケージ名をクリックします。
「詳細」ペインにパッケージの説明が表示されます。
- 「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」ページで、選択したパッケージのご使用条件を読みます。 各パッケージ・バージョンをクリックすると、その使用条件を表示できます。
- すべての使用条件の条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意する (I accept the terms of the license agreements)」をクリックします。
- 「次へ」を
クリックして先に進みます。
- オプション: Installation Manager を初めてインストールする場合、「ロケーション」ページで、共用リソース・ディレクトリーのパスと Installation Manager のインストール・ディレクトリーを指定します。
- 「共用リソース・ディレクトリー」フィールドに共用リソース・ディレクトリーのパスを指定するか、デフォルト・パスを受け入れます。Linux 上にインストールする場合は、ディレクトリー・パスにスペースを含めないようにしてください。
共用リソース・ディレクトリーには、1 つ以上のパッケージ・グループが
共用できるリソースが含まれています。
重要: 共用リソース・ディレクトリーを指定できるのは、Installation Manager をインストールするときのみです。
将来のパッケージの共用リソースに十分なスペースを確保するために、これには
一番大きいディスクを使用してください。すべてのパッケージをアンインストールしない限り、ディレクトリー・ロケーションを
変更することはできません。
- 「Installation Manager ディレクトリー」フィールドに Installation Manager のインストール・ディレクトリーを指定するか、デフォルト・パスを受け入れます。
「次へ」を
クリックして先に進みます。
- 「ロケーション」ページで、製品パッケージのインストール先であるパッケージ・グループを指定します。 新しい製品パッケージを作成することもできますし、既存のパッケージ・グループを選択することも可能です。
パッケージ・グループは、パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。
パッケージ・グループの共用は、「シェル共用」と呼ばれることもあります。新規パッケージ・グループを作成するには、次のようにします。
- 「新規パッケージ・グループの作成 (Create a new package group)」をクリックします。
- パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーのパスを入力します。(Linux 上にインストールする場合は、ディレクトリー・パスにスペースを含めないようにしてください。) パッケージ・グループの名前が自動的に作成されます。
- 「アーキテクチャーの選択 (Architecture Selection)」で、「32 ビット」または「64 ビット」を選択します。
「次へ」を
クリックして先に進みます。
- オプション: 製品を新しいパッケージ・グループにインストールする場合、「フィーチャー」ページの「言語」で、パッケージ・グループの言語を選択します。これに応じて、製品パッケージのユーザー・インターフェースとドキュメンテーションが各国語に翻訳されたものがインストールされることになります。
- 次の「フィーチャー」ページで、インストールするパッケージ・フィーチャーを選択します。
- オプション: フィーチャー間の依存関係を表示するには、「依存関係の表示 (Show Dependencies)」を選択します。
- オプション: フィーチャーをクリックすると、その要旨が「詳細」項目に表示されます。
- パッケージのフィーチャーを選択するかクリアします。Installation Manager
は他のフィーチャーとの依存関係を自動的に適用し、ダウンロード・サイズおよびインストールに必要なディスク・スペース所要量を更新して表示します。
- フィーチャーの選択を完了したら、「次へ」をクリックして続行します。
- 「共通構成」ページで、希望するヘルプへのアクセス方法を指定します。
ヘルプをローカル側でダウンロードおよびインストールするように選択した場合は、製品を最初に開始した際に、この操作を行うようにプロンプトが出されます。
ここで選択した内容は、設定ページで変更を行うことにより、後から変更できます。
- 製品パッケージをインストールする前に、「要約」ページで選択内容を確認します。これまでのページで選択した内容を変更する場合は、「戻る (Back)」をクリックし、変更を行います。インストールの選択内容に問題がなければ、「インストール (Install)」をクリックしてパッケージをインストールします。 進行状況表示にインストールの完了パーセンテージが示されます。
- インストール・プロセスが完了すると、プロセスの成功を示す確認メッセージが表示されます。
- 「ログ・ファイルの表示 (View log file)」をクリックすると、新しいウィンドウに現行セッションのインストール・ログ・ファイルが開きます。
続行するには「インストール・ログ (Installation Log)」ウィンドウを閉じる必要があります。
- 「パッケージのインストール」ウィザードで、終了後に製品を起動するかどうかを選択します。
- 「完了」をクリックすると、選択したパッケージが起動します。
「パッケージのインストール」ウィザードが閉じて、Installation Manager の「開始」ページに戻ります。
- Installation Manager を閉じます。
- ランチパッドからインストールを開始した場合は、ランチパッドを閉じます。
次のタスク
必要な
インストール後の作業をすべて実行します。