汎化セットを作成するには、ワークベンチのダイアグラム・エディターを使用します。
始める前に
汎化セットを作成する前に、新規ダイアグラムを作成するか、または既存のダイアグラムを開く必要があります。ダイアグラムには、汎化セットの定義に使用するエンティティーが少なくとも 1 つ含まれていなければなりません。
このタスクについて
デフォルトでは、汎化を作成すると、その汎化はスーパータイプ・エンティティーの下の汎化セットに追加されます。描画する汎化がエンティティーの最初の汎化である場合、そのエンティティーに新規汎化セットが追加されます。
注: この汎化を別の汎化に割り当てる場合は、「設定」ウィンドウの「論理データ・モデル」ページで「汎化セット・プロンプトを使用可能にする」オプションが選択されていることを確認する必要があります。
汎化セットと汎化を理解するのに一番良い方法は、ダイアグラム・エディターを使うことです。ダイアグラム・エディターを使用すると、汎化セットと汎化の作成および定義を行うことができます。
手順
汎化セットを作成するには、次のようにします。
- ダイアグラム・エディターで、パレットの「データ」セクションを展開します。
- 新規汎化を既存のエンティティーに追加します。
- 「汎化」オブジェクトを選択します。 パレットで「汎化」オブジェクトが強調表示され、アイコンが次の図に示されているように変わります。
図 1. ダイアグラム・エディターでブランクのダイアグラム領域または非エンティティー・オブジェクトの上にマウス・ポインターを移動すると、この機能は使用不可になります。
- ダイアグラムで汎化セットのサブタイプ・エンティティーを選択してから、ダイアグラムのブランク・スペースにカーソルをドラッグして、新しいスーパータイプ・エンティティーを作成します。 スーパータイプ・エンティティーにする既存のエンティティーにカーソルをドラッグすることもできます。 エンティティーの上にマウス・ポインターを移動すると、矢印は次の図に示されている形に変わります。
図 2. マウス・ポインターをエンティティーの上に移動すると、機能が使用可能になります。
タスクの結果
スーパータイプ・エンティティーが作成されるか、または既存のエンティティーが更新されたスーパータイプ・エンティティーと見なされるようになります。
データ・プロジェクト・エクスプローラーで、スーパータイプ・エンティティーの下に汎化セットが作成されます。
データ・プロジェクト・エクスプローラーで、サブタイプ・エンティティーの下に汎化が作成されます。